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FIFA.comに、現在エジプトでU-20FIFAワールドカップを戦っているケリーについての記事が出ています。
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イングランドU-20の若手スター、マーティン・ケリーは、2007年にリバプールとプロ契約を交わして以来、順調に成長を続けている。チームはウルグアイとガーナに連敗し、早い段階での敗退が決まるという不本意な出来ではあるが、この19歳の選手はエジプトで強い印象を与えている。その好調は彼のクラブでも同様で、この若いディフェンダーはプレシーズンにはリバプールの試合の大部分に出場し、それを勢いにして最近はラファエル・ベニテスのファーストチームに割って入りつつある。
ケリーはビートルズの町の南地区にあるウィストン病院で誕生したが、実は育ったのはボルトンで、少年の時は父親と共にワンダラーズの試合を見に行っていた。しかしながら、それから彼は自分の忠節を変え、今はリバプールに全ての試合に勝って欲しいと思っていることを力説する。「僕はもう長いことリバプールにいるから、もう1ファンになっていると言っていいと思うし、彼らに全ての試合に勝って欲しいと思っているよ。」彼はFIFA.comに語った。

リバプールのリザーブチームが2008年にタイトルを獲得する戦力となった後、ケリーは翌シーズンにはファーストチームに召集されると予想された。実際に呼び出しが来たのはその年の12月、UEFAチャンピオンズリーグのPSVアイントホーフェン戦で、彼はジェイミー・キャラガーの交代で出場した。キャラガーの後を追いかける次のチャンスは、金曜にイングランドがスエズでウズベキスタンと対戦する時にやって来る。キャラガーがFIFA U-20ワールドカップでゴールを決めた最後のイングランド代表選手となってから、実に8試合、761分、12年が経過している。

「あと少しというのはあったんだけど、ゴールまでは行けなかった。」ケリーは悔やむ。「僕たちにはあと1試合が残されていて、僕の名前をスコアシートに刻むあと一度のチャンスだ。セットプレーからチャンスがあるかもしれないと思っているよ。ボールに競り合えば、それを決めるのに十分な高さが僕にはあるんじゃないかと思うし、僕たちにはセットプレーで良いボールを蹴れるキッカーが大勢いる。これは僕たちのこの大会でのラストゲームだから、勝利で終わって2つの敗戦を過去のものにしたい。僕たちは、1つも勝利をものにせずに家に帰るようなことはしたくないんだ。

”不屈の”姿勢、アンフィールドのキャラガーに典型的なそれは、明らかにこの若手選手に受け継がれている。彼はあのユーティリティなディフェンダーを、最も自分に影響を与えた選手の一人として挙げる。「ジェイミーは僕に対してずっとすばらしく接してくれているけど、公平に見て全ての若手に対してすばらしく接してくれるんだ。」彼はこう続けた。「彼の練習のやり方はものすごいし、いつも僕にアドバイスをくれる。いつでも彼を見ていられるというのはすばらしいことだよ。」

ケリーは昨シーズンの終盤にローンでハダーズフィールド・タウンに行き、そこでファーストチームのプレーをもっと経験した。彼はウォルソール戦の3-2の勝利で1ゴールを決めている。しかし、現在リバプールの34番は、成長を続けながらベニテスのプランにもっとレギュラーベースで割って入るという、その挑戦を喜んで味わっている。

「リバプールのトレーニングに戻って、そこから挑戦を始めるのが楽しみなんだ。」彼は語った。「ハダーズフィールドへのローンですばらしい時間を過ごして、多くのことを学んだ。選手として確実に僕をタフにしてくれたし、成長をもっと早める力になったよ。満員の熱いファンの前で毎週土曜の午後にプレーするというのは、本当にすばらしかった。」

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イングランド代表は、今日(日本時間明日早朝)に同じく2敗のウズベキスタンとグループ最終戦を戦います。グループ敗退はもう決まっているようですが、ゴールを決めて欲しいですね!この大会がワールドユースと呼ばれていた時代から、イングランドU-20はこの大会でキャラガー以来ゴールを決めていないそうです。まさかと思って大会記録を見てみたら、過去参加した2大会でのグループ合わせて6試合ノーゴール。最後に決めたのは1997年のマレーシア大会、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦でのキャラガーのゴールでした。何と言う体たらく。ちなみにその試合は1-2で敗戦、アルゼンチンはリケルメとアイマールがゴールを決めています。FAが来季からプレミアの選手登録ルールを変えて若手に門を開こうとしている理由が、なんとなくわかります。
ケリーがゴールを決めたら、まさにキャラの後継者ですね。右SBとCBがやれるところも似ているし、違うチームのサポーターとして育ったところも同じですね。生まれた病院はキャプテンと同じ、これは何かの運命か。
イングランド代表が早々と敗退したのは残念ですが、彼が戻って来てチームに合流するのは嬉しいです。早速次のCLにはベンチ入りもあるかもしれません。写真を見ると、ちょっと面構えがたくましくなったようにも見えます。それにしても、もしもアルゼンチン代表が予選突破していたら、今頃インスーアもエジプトに出かけて不在だったんですね。彼には悪いですが、良かったなあという気がしないでもありません。ネメトやシモン、グラクシがいるハンガリー代表は、3日にグループ突破をかけてUAEと対戦です。
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