来季に向けて

コメントをいただいたみなさま、本当にありがとうございます！なんだかとてもご心配をおかけしていたようで、すみませんでした！申し訳ないです。
ネットのすみっこでアホなことばかり書いている私に、こんなに暖かい言葉を寄せていただいたことにただただ驚き感激しています。リバプールファンはすごいです、すばらしいです。こういう方たちを惹きつけるクラブなんだなあと、リバプールを好きになった幸せを改めてかみしめています、改めてありがとうございました。

波乱万丈だった2009-10シーズンもとうとう終わりました。絶好調から最後2連敗というのも、ふさわしい幕引きと言えなくもなかったような（笑）。来季ヨーロッパは逃してしまいましたが、個人的には希望がムクムクと、空に飛び上がるぐらい膨らんでいます。キャプテンとアウレリオの、来季に向けてのコメントです。
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●キャプテン（インディペンデント紙・LFCウィークリーより）
「（来週の月曜には31歳を迎え、身体に負担のかかるプレースタイルを変えて行くつもりはという問いに）たぶんいつかはね、しかし今じゃない。僕はまだそういう段階には来ていない。これまでずっとそうだった選手として、以前のレベルのパフォーマンスで復帰したいと思っているよ。

手術をして、過去2、3年間で最高の状態にいると感じている。強さが増し、身体が軽くなり、自分の身体に大きな自信を感じているんだ。プレースタイルの変更は考えていないよ。
チームの全員が自分自身を証明しなければならないだろうし、それは僕にも違いはない。リバプールでは、誰もが自分を証明し続けなければならないんだ･･･それは決して止むことはない。それがリバプールのやり方だからね。誰を選ぶかは監督が決めることだ。
今の時点で僕にやれるのは、リハビリをやり遂げ、身体を作り、ハングリーで、休んで来季に向けてしっかりと備えて復帰することだけだ。
そういうチャレンジは、他の選手たちにとっては僕をチームから外し続けることだね･･･僕はチャレンジが大好きなんだ。」

●アウレリオ（Liverpool Echo）
「リバプールは常にスカッドを出来る限り強力にしようとしているし、競争があるのはいいことだ。チームにとっていいことなら、僕は誰が加入しようと歓迎だよ。僕の心配は自分自身のことで、しっかりとフィットしてプレー可能であることだ。僕は、自分がこのチームの中でポジション争いができるだけの力があると信じている。
来シーズンは、今シーズンよりももっとプレー可能な状態になれると期待しているんだ。そうすれば、もっと長い時間プレーできるチャンスが得られるだろう。ヴィラ戦で90分間プレーして終えられたのは良かったよ。自信をもたらしてくれる。僕は、まだ良い仕事ができる力が自分にはあると信じている。

僕の妻が来月出産を控えているので、僕たちは（オフは）ここに残るだろう。夏の間はハードワークをして、プレシーズンに向けて身体を作るつもりだ。いつも何か特別なプログラムをこなすんだ。クラブが選手全員に課している通常のトレーニングだけでなく、もっとやってしっかりと準備をするつもりだ。プレー時間とパフォーマンスに関して、来シーズンはもっと改善したいと思っているよ。

シーズンの終わり方はがっかりだったけど、シーズンの後半を見てみれば、そこには大きな進歩があった。ケニーが指揮を執ってから、僕たちはすばらしい挽回を見せた。今、僕たちは次のシーズンに向けて新たな目標を抱いてスタートする。ヨーロッパ戦はないから、リーグに集中しなければならない。それが僕たちの最重要目標であり、希望は高まるだろう。」

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今シーズンは怪我に泣かされた二人ですが、来季に向けてすでに意欲満々です。レッズのシャツを着てピッチに立つチームの中に、キャプテンが不在ではやはり話になりません！彼は持ち味であるボックスtoボックスのプレースタイルを変えるつもりはないと言っており、それでいいしそうしてもらいたいですが、その彼をどうチームにフィットさせるか？というのは来季の課題の一つになるでしょう。ケニーのお手並み拝見です。

アウレリオはね～･･･オフに南米に戻らずに身体を作るという彼の姿勢に、並々ならぬ意気込みを感じますが、それを信用できるかっていうとちょっと･･･。せっかく復帰しても、試合中に、しかも前半のうちに負傷交代っていうのが続くと、怖くておいそれと起用できないです。年齢が年齢だけに、体質改善も難しいだろうし。

アーセナルファンの方がプレミアリーグのクラブの負傷ランキングをつけており、面白かったのでご紹介しようと思います。一人の選手が1週間負傷で出場できないのを1ポイントとして積算し、ポイントが高いほど負傷者が多かったということです。これを見るとリバプールはかなり成績がいい方で、126÷41週で1週間平均3.1人の負傷者が出ていた計算になります。しかしその負傷者が大きな痛手になっていたように感じるのは、やはり、誰もが思っているように選手層の薄さが原因でしょう。

で！その問題を解決すべく、これまた誰もが期待している、夏の移籍マーケットです。一部のメディアでは「LSB1人、CB1人、CMF1人、ウィンガー2人、計5人」の補強を予定しているなどと報じられており、ヘンリーとケニー、コモリ揃って本格的なチーム作りに着手する初めての夏ですから、これを期待するなと言う方が酷というものでございます。

個人的には、最優先の補強ポイントはLSBだと思っています。ニューカッスルのエンリケがかなり前からうわさに上がっており、クラブは獲得に動いていると思われます。ここは絶対にファーストチョイス候補の即戦力が欲しいので、プレミア経験があって若い彼はなかなか良い補強だと思います。エンリケは攻撃力が魅力ですが守備にはちと不安があるので、反対側がジョンソンでバランス大丈夫か？という気がしないでもないですが･･･アリ･シソコとかは夢かなあ。後続にはスピードあってポジショニングのうまいロビンソンが控えてますから、3年後の彼の台頭に期待しますか。

CBにはギャリー･ケイヒルやフィル･ジョーンズの名前が上がっています。個人的には「フィル･ジョーンズ行っとけ！」と思うんですが、かなり競争率が高そうな。足元うまくて中盤の底もやれる、将来がすごく楽しみな選手です。フメルスが￡8mのバイアウト条項を持っているなんていう話もあり、こちらも激しい争奪戦になるか。CBは期待できる若手が大勢いて、一方でここが補強ポイントのクラブも山ほどあり、誰かを獲得するにしても時間がかかるかもしれません。

CMFのところは、冬からずっとうわさになっているアダムがいます。彼は契約が残り1年でクラブも降格してしまいましたので、冬よりも値段は下がるでしょう。いい選手ですから来てくれればうれしいですが、中盤の補強ポイントは彼よりも、ルーカスのところを競い合えるアンカーが必要という気がしています。

ウィンガーはいろんな名前が出てますね～。マルボー、ヤング、ダウニング、マタ（！）、ここは本当に楽しみなところです。マタなら￡20mくらいはするのかな？ヤングは契約延長していないので、￡12～15mあたりといううわさです。

とまあ長々書かせていただきましたが、妄想をいろいろ膨らませるのは楽しいです（笑）。移籍市場はご存知の通り魑魅魍魎の跋扈するカオスですので、あまりうわさに振り回されずに適度に楽しんでおくのがいいですね。ケニーが来季に向けてどういうチームを作ろうとしているのが、どんな構想を抱いているのか、それが見えて来るのが今から本当に楽しみです。それから、「ひょっとしてアグエロ獲ったりして！」なんていう過度な期待もコッソリ心に抱いておくことにします。

フリーデル復帰なんていううわさも、ミラー紙経由で出てますね。レイナのバックアップを納得して来てくれるのならば、経験豊かな大変心強いセカンドキーパーになってくれるでしょう。古巣だし、なんたってフリーだし。

それから最後におまけ。スペインのTV番組でレイナがマイ･ウェイをスペイン語で披露しています。

「ア･ミ･マネ～～ラ～～～♪」スペイン語だとまた趣が違って、いい味が出てますね～。この番組では楽しそうにいろんなことを語っているようですが（パート１，２，３，４）、残念ながらスペイン語なので全くわかりません。番組の最後の方ではなぜか、トランポリンでポンポン弾まされたりもしています。小さいトランポリンだし回りに鉄柵があるしで見ていて少々怖かったですが、本人はいたって楽しそうでした。