そう、いくぶんは。それはこのスペイン人選手が描いていたやり方でも、計画していたやり方でもなかった。彼はこんな風に去りたくはなかった。もし状況が違っていれば、彼は出て行きたいなどとは思わなかっただろう。しかし状況はこうなっていた。状況は良くなかった。リバプールは彼がそうあるはずだと考えたリバプールではなく、もう一度クラブのために待つという心構えはなかった。一言で言えば、それが彼がアンフィールドを去りたいと思った理由だ。最終的には、とにかく出て行きたいという願い・・・そして出来る限り早く出て行くこと・・・それが他の全てを脇に追いやった。
月曜は、乗り越えなければならない障害を伴う、ヘリコプターと、涙と、議論の一日だった。各ハードルをクリアし、フィニッシュラインは近づいていた。まず最も重要なのは価格だった。その次が、リバプールが代わりを探すまで待つことだった。アンディ・キャロルがリバプールに加わるのを、彼が受け継ぐことになる9番のシャツを着ていた男よりも喜んだ人間はほとんどいなかった。その次が、日曜の対戦についての交渉だった・・・レッズはトーレスがチェルシー戦でプレーすることを望まなかった。法的に拘束するのは不可能だが、リバプールは非公式協定を求めていた。彼らはその譲歩を得ることはできなかった。
日曜の試合でリバプールファンがどのようにトーレスを受け入れるかと彼が疑問を持っていたとしたら、その答えは、スカイスポーツで息もつけないほど流されていたライブ報道の中の映像と、あらゆる新聞各紙の追随報道の中で確認された。そこで彼らは彼のシャツを焼き、9番の番号の回りを炎が揺らめいていた。
燃えるシャツは、怒れる群集の定型としては究極のもので、飢えたカメラが喜々として飛びつく強烈なイメージだ。カメラを構えた男が、ガソリンの入ったボトルとマッチを一箱、そしてあのシャツを手渡しているところさえ想像に難くない。そしてTVはチャンス到来だ。笑顔を浮かべて、「どうするかな君たち?」。それは真実よりもはるかに強烈で、はるかに象徴的な映像である・・・わずか2、3人の人間、しかしそれが無数の人間を代弁する。
あの映像が操作された一方で、その怒りと傷は十分に本物だった。そしてスタンフォード・ブリッジに着いたトーレスが軽率にも「ビッグクラブ」というフレーズを使った時に、リバプールサポーターはこれ以上ないほど憤り、彼らの誇りは傷つけられた。彼らがトーレスをヒーローとして崇めて来たからだけではない。いつでも、愛する人間が自分を最も傷つける。幻想は毎日打ち砕かれるにも関わらず、バッジにキスをして不滅の愛を唱える選手が移籍するにも関わらず、フットボールファンは選手たちが自分たちと同じ忠誠心を持っていると信じたがる。わずかの例外を除いて、それは不可能だ。そして、それは受け入れるのが困難でもある。
それでもやはり、その点でトーレスは真実の言葉を実際に発していた。確かに彼の真実ではあるが、しかし真実だ。この移籍は金や裏切りではなかった。実際、彼自身が裏切られたと感じていた。それは誤解だったのかもしれないが、失望の感覚は本物だった。フラストレーションと怒りが、彼を長い間蝕んで行った。楽園は最初に姿を現したのとは違っていた。彼は望んだ移籍を手に入れたが、広告戦では敗れたと感じている。彼はこの移籍で、確実に悪者にされた。
トーレスにとって、この移籍は野心と絶望から来たものだった。彼の言葉で言う「ビッグクラブ」、チェルシーがそこにいた・・・現時点ではビッグクラブだ。リバプールはそうではなかった。今はもう。そしておそらく、近い将来もそうではないだろう。トーレスの恐れは、彼のキャリアが手から滑り落ちてしまうことだった。そして実際、もしもリバプールがこれからルイス・スアレスとキャロルが来たことによって強くなるとすれば、それはトーレスの移籍が可能にしたことかもしれない。
トーレスは、チェルシーファンと彼との関係が、リバプールファンと間にあったものとは同じにならないだろうということはわかっている。アンフィールドは彼が想像していたよりもはるかに大きなインパクトがあり、逆もまた然りだった。彼は夢でしか見たことのないような歓迎を受けた。
彼の兄が今週認めたように、その点でチェルシーは違っている。彼は「アンフィールドほどは良くない」とは言わなかったが、そう言ったも同然だったかもしれない。トーレスはそれをわかっている。トーレスがリバプールの歴史のビデオを見たと言った時の言葉、あるいはあのクラブと彼の子供の頃からのチーム、アトレティコ・マドリードの共通性について語った時の言葉、そこに嘘はない。彼の自伝を「世界最高のファンたち」に捧げると言った、それは全く皮肉ではなかった・・・今はそのように見えようとも。
しかしトーレスの目からは、最終結論は非常にシンプルだ。リバプールは彼が加わった時のクラブではない。そして彼はあの時の選手ではない。彼はもはや23歳のスターの卵ではない。彼は間もなく27歳になる、ワールドカップ優勝者だ。それはリバプールのおかげでもあるが、彼は自分はもっと優れたところに値すると考えている。そして、リバプールファンもまた、自分たちはそうだと考えている。
トーレスがリバプールとサインした時は、彼は非常に大きな才能を持つストライカーだが、大きな疑問も持たれていた選手だった。リバプールはちょうど、3年間で2回チャンピオンズリーグの決勝へ勝ち上がっていた。そしてトーレスがチームに加入し、リーグは4位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグの準決勝まで勝ち上がった。その翌シーズン、リバプールはリーグで2位でフィニッシュした・・・およそ20年間でタイトルに最も近づいた。その後、事態は恐ろしいほど悪くなり始めた。
2009年12月、トーレスはすでに、クラブは大きな投資を必要としていると警告していた。
「今年は僕たちにとってターニングポイントになるはずだった。」彼は英国の雑誌4-4-2で語った。「マンチェスター・ユナイテッドはカルロス・テベスとクリスティアーノ・ロナウドを売却し、チェルシーは誰も獲得しなかった。僕たちは昨シーズン2位でフィニッシュした。今シーズンは、僕たちが偉大なことを成し遂げるチャンスだった。しかし12月まで来て、僕たちはチャンピオンズリーグから敗退し、カーリングカップで敗退し、リーグタイトルから脱落した。今は、僕たちがタイトルを獲得するチャンスは事実上ない。」
「フラストレーションを感じるよ。今はオーナーの番だ。こういうことが2度と起こらないように、彼らは選手を獲得しなければならない。僕たちにはもっと、はるかに強い競争力を持つスカッドが必要だ。本物の一流の選手たちがもっと必要で、自分たちの最高の選手たちを去らせるわけにはいかない。」
しかし彼らは去って行った。彼の警告は無視された。財政的な現実が投資を許さなかった。リバプールは大会から脱落を続け、負債は増した。スカッドへの支出は急速に減少した。レッズはもはやチャンピオンズリーに場所がなく、悲観論、降格さえ現実味を帯びた。シャビ・アロンソは去った。ハビエル・マスチェラーノも去った。ラファエル・ベニテス監督は出て行った。一部の関係はぎくしゃくしたものになった。スカッドの中の大勢の選手の目に、ジェイミー・キャラガーは、インスピレーションを与えるディフェンダーから問題ある選手へと変わった。キャプテンのスティーブン・ジェラードはフラストレーションをため負傷していた。トーレスもまた負傷した・・・その取り扱い方が摩擦を起こした負傷を。不安定さは非常に大きく、監督と役員会の間の闘争、そしてファンは憤慨して立ち上がっていた。最終的にクラブはオーナーシップで法廷闘争にまでもつれ込んだ。
去年の夏までに、状況はトーレスがサインした時とは正反対になっていた。彼は自分が世界最高のストライカーであることを証明し、チェルシーが£50mの価値があると考えるような選手になった。ヨーロッパリーグでプレーすべきではない選手に。彼の心の中では、それについての彼自身の過失は問題ではなかった。彼はヨーロッパチャンピオンシップで優勝し、ファイナルで決勝点を決め、そしてワールドカップ(南アフリカではほんのわずかしかプレーできなかったが)で優勝した。リバプールは何も勝ち取っていない。彼が入った時のヨーロッパ2位のチームはもうなかった。
単刀直入に言えば、レッズは非常に良いクラブではなかった。さらにずばりと言えば、彼らはトーレスにとって十分に良いクラブではなかった。彼がリバプールに加入した時、彼はそのクラブを見上げていた。今、彼はそのクラブを見下げ、何が起こったのだろうといぶかしがっていた。そう、彼はそのクラブ、その歴史、そのファン、その文化を愛し抱きしめていた。しかし彼は勝ちたかったのだ。なんとしても。彼は26歳(3月には27歳になる)、そしてクラブプレーヤーとしては何一つ勝ち取っていない。時間は彼から刻々と去って行く。リバプールで彼はどうやって何かを勝ち取るか、見えなくなっていた。
夏の間にすでに、トーレスへのオファーは来ていた。一つはチェルシー、そしてもう一つはマンチェスター・シティから。このストライカーは、彼はクラブから出ることはできないと告げられた。リバプールは売却過程にあり、その鍵となる財産を失うわけにいかなかった。ペペ・レイナとスティーブン・ジェラードへもオファーは来ていた。彼らもまた、出て行くことは出来ないと告げられていた。トーレスは、もし事態が改善されれば、彼は出て行くことを認められると言われた。もし必要ならば、待つことの見返りとして移籍を推進すると。しかし、その保証はチーフ・エグゼクティブのクリスティアン・パースローがしたものだった・・・その人物はもはやクラブのその役職にはない。書面での契約もなかった。
秋に高等法廷でクラブ売却が決まり、希望が生まれた。クラブの中には再出発の意識が生まれていた。しかし一部の選手は、必ずしもそれを共有しなかった。前オーナーの完全な失敗が口火となったフラストレーションは依然として存在し、ぐつぐつと煮えたぎっていた。そして新しい希望は実現されない恐れがあった。ロイ・ホジソン監督の決断をトーレスや他の選手たちは理解することができず、ピッチ上の事態は悪化の一途をたどっていた。ピッチの外では、リバプールの新オーナーはゆっくりと動いていた。賢明に、と言い変えられるかもしれない。
しかしもっと上を願う選手、すでにフラストレーションと苛立ちをつのらせ、時が過ぎ去るのをすでに見続けていた選手にとって、それは十分ではなかった。トレースは留まる理由を見出せず、彼に留まるよう説得する人間は誰もいなかった。ホジソンの解任も、十分ではなかった。トーレスは自分自身に聞いていた、投資はどこにあるんだ?彼の見方は極めて短期的になっていた。我慢できなかった。彼は聞いた、今シーズンの残りを自分は何のために戦うんだ?残留争い?自分はそのためにサインしたんじゃない。
チェルシーからのオファーは、冬の移籍の最後になって訪れた。トーレスがリバプールに交渉を求め、そしてそれが非常に遅い時期で、それによって代わりを探すのが困難になったという事実が、サポーターたちが彼に対して怒りを感じた理由の一つだ。しかしそのタイミングは、実際トーレスのせいではなかった・・・そして最終的に移籍志願書が提出されたが、それさえも言われているような単純なものではなかった。
あれほど遅くなった理由は単純だ。チェルシーは、マンチェスター・シティが参入してオークションになることを恐れたのだ。シティがエディン・ジェコを獲得し、クラブのストライカーの需要が満たされるまで、オファーを出すのを待っていた。トーレスはこのオファーが来ることを何も知らなかった、起りつつあることを全く予想もしていなかったと言い切るのは、世間知らずだろう。しかし彼はこれをコントロールはできなかった。リバプール側はオファーを拒否し、構わず処理することもできた。その代わりに、このストライカーにオファーの件を知らせた。それに対して彼は答えた、「OK、わかりました、それでは交渉をしましょう。」
その代わりに、リバプールはこれを公にした・・・公にしたのはリバプールで、トーレスでもチェルシーでもなかった・・・オファーは拒否したと。そうやって、リバプールはトーレスに行動を強いた。そしてチェルシーを退けるために戦うよりも、レッズはさらに価格を吊り上げた。
トーレスは、チェルシーのような競争力のあるクラブに移籍するチャンスが再び訪れるかどうか、確信が持てなかった。この冬にオファーがあることを、彼は当初は予想していなかった。今、彼にはチャンスが訪れていた。彼は、それを断って身動きが取れなくなるのを恐れていた。列車は再び駅を通り過ぎはしないか?もし彼が夏まで待ち、それでもリバプールに何も明るい材料が見えず、彼が二流のシーズンに耐えて、その時にどこかが彼を獲得に来るだろうか?身動きが取れなくはならないか?チャンピオンズリーグか残留争いか、答えは明白だった・・・目先を見れば。アロンソとマスチェラーノが去ったのなら、なぜ彼が去ってはいけないのか?
トーレスは交渉が始まることを願っていた。彼は、彼のシャツが燃やされる原因となったような、移籍を強制する意思はなかった。アロンソは今も人気を保っている。チェルシーに行けばトーレスにはそれは不可能だが、彼は許容され理解されることを望んでいた。
他方でリバプールのオーナーは、彼を犠牲者として去らせるべき理由を何も見出せなかった。売却は悪い考えではないかもしれない・・・ただし彼らの条件通りなら。彼らはファンの反応に敏感だった。これは選手のせいで、売却以外選択肢がほとんどなかったのだと、はっきりとさせる必要が彼らにはあった。たとえ彼らが売却を望んでいたとしても。彼らはトーレスをキープする方を望んでいただろう、それは確かだが、これは悪いオプションではなかった。移籍するチャンスがあると明かし、次にそれを奪い去り、彼らはトーレスを押し出した。彼らは彼に次の手を打つことを強制し、不利な移籍を強いた。
それは確かに、トーレスの見方である。彼は投資の約束が破られたと感じており、楽観的になれる理由がほどんどなかった。彼は、リバプールは彼に残るように説得すべきだと感じ、プランを説明して彼を感激させるべきだと思っていた。しかしそれは決してなされなかった。ルイス・スアレスの加入は確かに、クラブの野望のジェスチャー、シンボルのように見えた。しかしトーレスはそれを単に、クラブはすでに彼の売却の資金を計算に入れているとしか見なかった。実際、彼はもはやクラブへのコミットを見せておらず、リバプールは彼を移籍させる考えを気にしなかった。
間違いなくトーレスも売却を望んでおり、起きるべき道は一つしかなかった。彼は移籍志願書を手渡した。カードはテーブルの上に置かれた。
最終的には、トーレスは望んだものを手に入れた。チェルシーへの移籍を。しかしそれはリバプールのオーナーも同じだった。彼らは不満な選手を売却し、その代価として£50mを手にし、彼ら自身は悪者にできる人物を手に入れた。彼らはすばやく動き、効果的に彼の穴を埋め、サポーターたちの目に彼らのステータスを強化した。たった£8mで、彼らは勇敢で野心的に見えた。その前は野心と決断力が不足しているように見えた・・・あるいはもっと正確に言えば、経済力の不足・・・それは彼らのオーナー交代を急がせた。今回はジョージ・ジレットとトム・ヒックスの時にように、アメリカの旗が焼かれることはなかった・・・リバプール近年の歴史上の本物の悪人たち。代わりに焼かれたのはトーレスのシャツだった。
フェルナンド・トーレス、リバプールの9番。今はチェルシーの9番。それは実際、同じ響きはない。彼はああいうアイドルになり、今はその偶像は落ち、一度は愛された場所から忌み嫌われた。最終的には、全員が幸福になった。しかし深い意味では、誰も幸福にはならなかった。
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●キャロルのメール
(NUFC BLOG)1/30 14:37
Steve Wraith:お前、移籍するのか?
Andy Carroll:俺はどこにも行かないよ。
1/31 16:28
SW:リバプールが獲得に動いてるって聞いた。本当なのか?
AC:どうなっているのか俺にはわからない。じゃあな。
17:02
SW:スカイスポーツは時間の問題だって言ってるぜ。クラブは何て言ってるんだ?
AC:俺たちはお前はいらないが、俺に自分は出て行きたいと言って欲しいみたいなことを言われた。そして俺は、出たくないと答えたよ。
17:26
SW:トランスファー・リクエストを出したのか?
AC:出してない。クラブは俺に出して欲しいと言ったが、俺は断ったって意味だ。
17:27
SW:じゃあ、クラブはお前に出て行って欲しいのか?
AC:彼らはこのオファーを受けたいんだと言ったよ。
17:28
SW:じゃあお前にはもうどうしようもないってことか?
AC:そんな感じだ。
17:31
SW:お前の代理人は、ことを着々と進めてるんだろうな。いつ発つんだ?
AC:わからないよ。だががっかりだ。
17:32
SW:ファンに広めたいメッセージはあるか?お前のためなら俺は喜んでやるぜ。
AC:クラブは俺はいらないと言った。
17:37
SW:他には?
AC:ニューカッスルを離れるのはがっかりだが、俺はドアから押し出されたような感じだ。
17:41
SW:それだけか?
AC:俺が言ったそのままだよ。自分のホームクラブを出て行くのはがっかりだが、俺は出て行けと言われたも同然だった。俺は出て行きたくなかったから、5年契約にサインしたんだ。
17:47
SW:俺はこれをお前の知っている記者たちに渡すぜ。
AC:ああいいさ。
17:56
SW:取引が完了したら、記者と電話インタビューはできるか?
AC:ああそうするよ。後で話をする。今はちょっと忙しい。
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トーレスの記事についてですが、これは冒頭に触れたように、あくまでも「トーレスサイドから見た」情報を元に事実を報じたものです。事実というのは多面性を持っており、当事者が3人いれば3通りの事実があります。よくある、喧嘩した2人からそれぞれ話を聞いたら、どっちも相手の方に非があるよう感じるってやつですね。しかしこの記事から、トーレスはかなり以前からクラブを出ることを考えており、悩み苦しみ、クラブに対して不信感をつのらせていたのが感じ取れました。そしてタイトルへの強い野心も。彼が「チェルシーからリバプールと同じ愛情は得られないとわかって」移籍を決断したというのに、その気持ちの強さが伺えました。
トーレスはクラブからの引止めを期待していたがそれがなかったという記述がありますが、彼の心がこれほど強く固まっていた以上、説得に果たして効果があったかどうか、それは疑問です。そしてクラブは、彼の残留を望んではいたものの、すでに心が離れた選手を強いて引き止めるよりも、クラブの利益の方を考えて立ち回ったんだろうなと思います。彼らがトーレスを強いて悪者にしたとは思いませんし、トーレスが「許容され理解されて」チェルシーに移籍したかったというのはどう考えても無理です。しかし彼の気持ちは理解できます。リバプールは、彼が加入して3年半は前オーナーの下で不幸な時代を送って来ました。その中で大きな喜びをファンに与え、希望を見せてくれた彼には、私としては感謝の言葉しかありません。彼がレッズのためにやってくれたことを忘れはしません。
キャロルのメールは、個人的にはこれは本物だと思っています。ファンサイトから広まってメディアに流され、BBCや各紙がこれをキャロルのコメントとして報じましたが、私の知る限りではキャロルの側から否定のコメントは出されていません。このメールの文面だけが事実なのではなく、彼の気持ちのほんの一部に過ぎないと思っています。数日前にも書きましたが、移籍市場クローズまでわずか5時間で、移籍を望まないならばクラブの意向に反抗する手段はあったと思います。しかし彼は移籍を決断しました。そしてこのメールが流れたことで、ニューカッスルファンたちはキャロルを支持したままオーナーに怒りを向け、レッズファンたちは彼の心情を理解しつつ、それでも彼はステップアップを求めて望んでやって来たと思っています。人は限られた情報の中から、意識しないままに自分の望む情報を受け入れます。「広告戦」としては彼は上手くやったんじゃないでしょうか。
今さら終わったことをかき回すような記事を紹介してもなあ、と実はこれを訳すのに考え込んでいたんですが、トーレ割り切れない思いをを抱えている方に、少しは役立ってくれるだろうかと思って載せることにしました。キャロルのメールも合わせて載せたのは、かつての9番も、今の9番も、いろんなもの抱え、思いを抱えながら移籍したんだろうと感じたからです。一レッズファンとしてできることは、赤いシャツを着た選手たちの気持ちを信じて応援するのみです!見えない心の中を憶測して疑ったってつまんないですからね。だから日曜は、きっとトーレスは心を青に染めて、やる気満々でピッチに出てくるでしょう。そうでなけりゃいけません、がっつり止めて出鼻を挫いてやるわ、覚悟しとけ!アンチェロッティは必ず彼を出すように!
----ここからは私信です----
カツさんへ。コメントありがとうございました!toshiさんのところに返事するのもなんなんで、こちらで返事させていただきます。ネガでもいいですから気が向いたらコメントくださいね、すごく楽しみにしているんで。
クラブがトーレスを切ったのか、トーレスがクラブを見切ったのか?本当のことはわからないですが、この記事を読んだ限りでは、トーレスがクラブを見切ったんだと私は感じました。それも仕方がないことだったと思います。あまりビールのみ過ぎないように、レッズたちのトーレスとの戦いを見届けてやってください!
toshiさんへ。どうもありがとうございました!「相談の儀お願い申し上げ・・・」なんて袴でズサササみたいなこと書いたのに、丁寧にお答えいただいて本当にありがとうございます。チェルシー戦の結果次第なんて言っているのも眠たいなと思い直して、早速載せました!日曜の試合の後は怒り狂っているか歓喜に酔っているか、どちらにしろ平穏ではいられないだろうなあ。選手がどれだけ気合を見せて熱い試合をしてくれるか、楽しみでワクワクしています。
yumiさんへ。どうもありがとうございました!私も「オーナーやるな」とニヤッとしちゃいましたよ。彼らがやり手であるなら大変いいことで、それもこれもクラブが強くなるためを第一に考えているんでしょうから大歓迎です!監督交代もね、あの時期しかタイミングがなかったのかもしれないですし、遅かったけど・・・まあよし!これからにますます期待が膨らみました。
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無題
ある方のコラムの中に「アトレティコを去った時点で彼は、タイトルを狙えるクラブハンターの道を踏み出していた。」と書いてあったのを思い出しました。
もっと言いたいことはいっぱいあるのですが、気分を害される方もいると思いますし今書いても多分何のまとまりもない意味のわからない文章になってしまいそうなのでやめておきます。
Re:無題
無題
トーレスの事は、私の中でもまだモヤモヤとしたままです。でも、それも明日のチェルシー戦までにしたいと思います。この試合で心に整理をつけて、それからは心が真っ赤な選手達への応援に集中したいと思います。彼はただの元リバプールの選手で油断の出来ない良いストライカーだと、抑えるべき敵だと、そう思うようにしたいと思います。
Re:無題
無題
キャロルのメールは本当だと僕も思います。でもキャロルはリヴァプール以外のクラブにだったら行かなかったと思います。ノーランのおかげかな?キャロルにはトーレスが望んでいたであろう移籍先でタイトルを獲り、愛され、そして古巣で引退をして欲しいです。
アンチェロッティ!絶対トーレス出せよ!いろいろあったけどもう敵だからな!今シーズンは順位では負けるかもしれないけど、これだけは断言できる来シーズンチェルシーより上にいるのはリヴァプールだ!
よく分からなくてすいません。
Re:無題
アンチェロッティはトーレス出してきましたね~。今シーズンだってもしかしてもしかしたら、わからなくなりましたよ!状況は厳しいですが、それでもこれからが俄然楽しみになって来ましたね!
無題
このブログはずいぶん長い間見させていただいていますが、初めてのコメントになります。
今回はこの記事を載せていただきありがとうございます。
フニクラさんのブログは、いつもフェアで、面白く、何よりレッズ愛がびしびし伝わってくるので、毎回ほんとうに楽しく見させてもらっています。
私も今回の事については、様々な見解があると思いますが、前を向いて赤いシャツを着ている選手たちを応援しよう!という気持ちだけです。
今のレッズは確実に前を向いていると思いますし。
では。これからもブログ楽しみにしています!
Re:無題
暖かいお言葉をありがとうございます。なるべくフェアでありたいと思っているんですが、どうもね、そうもいきません、人間ができてないんで・・・。時々すご~~~く恥ずかしいこと書いたりしてますけど、これからもよろしくお願いいたします^^。
無題
下書きを後で見返したら、肉と骨が逆でした。
はじゅかちい・・・。
今回の件を悶々と分析したとき、一点だけ、チェルのオファーの
タイミングだけが謎だったんですが、この記事読んで納得しました。
最後の2文、せつないですね。
まあ、そんなおセンチな感傷に浸れるのも、明日のキックオフまでですが!
今まではキャロルの事まであんま気が回ってなかったんですが(酷)
彼もエグイ過程を経てきてくれたんですね。 感謝します。
Re:無題
最後の2文はせつないですよね。でもね、最後はみんな幸せになって欲しいです。移籍のタイミングはジェコが結構早く決まっていたことを考えると「?」と思うんですが、それでもシティの参入を恐れたのかもしれませんね。なんたって持っている資金がハンパじゃないし。
キャロルはとりあえず怪我を治して、それからレッズファンの愛されキャラになってもらいたいです!
無題
ずっと英語の記事を自分で読みたいと思っているのですが、すぐにフニクラさんの訳に頼ってしまいます(笑)
今後も無理せずに頑張ってください!
トーレスの移籍は仕方ないことですね。
アトレティコを離れた理由もタイトルを取りたいためなので考えも一貫してると思います。
出来ればリバプールで一緒にタイトル取りたかったんですが、正直いまのリバプールはそのスタートラインにすら立てていない状況なのでいつかはこういう日が来ると思っていました。遅くても今年の夏までには・・・
今まで本当にありがとうと言いたいですね。なんでかんだ言っても得点だけは取ってくれるエースでしたから。
そしてスペイン人激減のいま誰かレイナの相手をしてあげてほしいですね(笑)確かレイナの家とトーレスの家って近い記憶が・・・レイナの放出は考えただけでぞっとしますから絶対に絶対にそれだけはNGです。
レイナは再三残留を強調してますが、いまのチームの状況を考えると可能性は徐々に上がっている気がするので・・・カウンターに移ろうとするときのもどかしい表情なんか見てるとついつい不安になってします
Re:無題
T=さんのおっしゃるように、彼の行動は一貫していると私も思います。彼のその野心をレッズで満たしてあげたかったですが、それができなかったのが残念です・・・本当に。
レイナとトーレスはご近所さんなんですよね。今日の試合後のレイナのすごく嬉しそうな顔は、見ていてものすごく嬉しかったです。彼は大丈夫ですよ!
無題
なんかここまで複雑な記事があると結局のところ真実は当事者にしかわからない部分がありますね。クラブは表向きには"Not for Sale"でしたが、内心は売り時と考えていたのかも知れません。本当は売りたくないけどトーレスが望むから仕方なかった・・・とファンに思わせる作戦だったのかも?本当に残したかったならオファー自体を隠せばよかったんですし(卑劣かも知れませんが)。
トーレス本人のコメントによれば、退団前にジェラードの了解は得ていたようです。キャラガーも以前から「不満な選手は出ていけばいい」と言っていましたし、チームメイトもそこまで強く引き止めなかったようです。
最後に、キャロルのデビューも待ち遠しいです。
Re:無題
無題
チェルシー戦は本当に楽しみで重要な1戦ですね!トーレス出てこいよービッグクラブにステップアップするチャンスは逃せないと言ったのを後悔させてやる!でも80ゴール近く点を取ってくれたのは感謝していますよ。あと£50mの契約にはCLに出れなかった場合が含まれていたようですね。フニクラさんの言うようにトーレス側が要求したと僕も思います。彼が欲しいのはいろいろなタイトルですし。W杯の優勝はトーレスを外したことが1番の要因でしたので本人が1番苦しんだんじゃないんでしょうか?もう終わったことなので撃破のみですけど。
>私はレッズには優等生でもやんちゃ坊主でもいいんですけど、献身的な選手が集まって欲しいと思います!
たしかにそうですよね。献身的で愛してくれる選手が良いに決まってます!僕はヤンチャ小僧が好きなんですよ情熱を感じますしお巡りさんに連行されない程度が良いですけど笑
>楽しいイベントに参加されたんですね、うらやましい!
はい!本当に楽しめました^^幸いにも予想に関してはあまり当ってない気がします。某氏は戦術に関しては日本でも有名なライターさんですが予想は苦手なんですかね?しかしREDSには歴史と伝統、なによりサポーターが強いので近いうちには戻ってくると言っていました。外国資本の大きな危険性を話したり貴重な体験ができ本当に参加できてよかったです!なにより皆さんがとても気さくに参加者とフリートークをしてくれたことが嬉しかったです^^全国紙なので機会があればフニクラさんも1度読んでみてはいかかでしょうか?
Re:無題
某氏は戦術に詳しい人というと、杉・・・?西・・・?その雑誌の記事、読んでみたいです!まだ売っているなら探してみますね。そういうイベントに一度参加してみたいと思うんですが、なんせ田舎者なもので遠いからなあ。都会の人がうらやましいです!
無題
トーレスは私がリヴァプールのファンになるきっかけを与えてくれただけでなく、サッカー自体を好きになるきっかけになった選手です。
一番好きな選手の移籍が決定したときは、怒りより悲しい気持ちの方が強かったです。
きっかけはトーレスでも今はリヴァプールを愛しています。だからそのリヴァプールを好きになるきっかけをくれた選手がそのクラブを切り捨てて出て行ったのがショックでした。
しかしこの記事を読んで、トーレスが抱えていた不安や焦り、さまざまな要因が絡みあって生まれたこの騒動について以前より深く理解できたと思います。
しようがなかった、という言葉はあまり使いたくはないのですが、クラブの現状、トーレスの気持ち、双方の利益を考えると・・・進むべき方向は決まってしまっていたのかもしれませんね;
明日の試合はトーレスにとって本当に厳しいものになりますね。しかし、それだけの覚悟を持って移籍したのだからきっと全力できますよね!そうでないと困りますし。
コップたちはブーイングをするかもしれませんが、できることなら試合が終わった後、不意をついて彼のチャントを歌って泣かせてやってほしいです笑(ぁ
Re:無題
トーレスは全力できてました、もう少しで決められるところでした(汗)。彼の表情を見ていたら、レッズではあんなにいつもプリプリイライラしていたのに、全くそんなところがなくて、やっぱりこれで良かったのか・・・という気持ちになりました。寂しかったですけどね。早くこんな気持ちが薄れてくれればいいなあと、今はそう感じています。
>できることなら試合が終わった後、不意をついて彼のチャントを歌って泣かせてやってほしいです
これ、すごくいいと思いました!ないでしょうけどね・・・すごく怒っているみたいだから。やってもらいたいな~~~~。
無題
僕はトーレスの移籍を決定づけた事件として、
フニクラさんの記事と推測から3つのターニングポイントがあったと思います。
1、ジェラード頭ポリポリ事件
2、ラファ解任
3、ワールドカップ決勝で、敵陣でドリブルをして、足を痛め、グランドに手を叩き付けたシーン。ドフリーのトーレスにパスを出さなかったのは誰だっけ?(ナバス?ペドロ?)
ラファ解任は、トーレスに長期間居る事への疑問を生じさせただろうし、あのグランド叩いたシーンは、自分に対して、そしてリバプールに対しても多少きれてたかもしれないね。結局自分が犠牲になることで、リバプールは復活へのスタートを切れたっていうのもね。わかってあげようね。
いずれにしろ、ドレッシングルームも含め最悪な雰囲気だったんでしょうね。ジェラードもねえ、真っ先に(おめでとう!)って電話ってねえ。何してんだよ、おめーは(笑)まあでも、ひょっとしたら選手達にとっては、避けられない事だったのかもね。
しかし誰が最初にトーレスにファウルするか?のオッズでキャラガーが一番人気なのには笑った。(笑)あまり洒落になってないトコなんか
サイコー。。。
Re:無題
わかります、特に3番目は私も大変危うく感じてました。彼はクラブに自分のワールドカップを壊されたと思っているんじゃないかと。ドフリーのトーレスに出さなかったのは確かナバスです、あのヤロー(笑)。
キャプテンはねー、まあなんつうか、キャプテンですからね。内心はテメーコノヤローって思っているかもしれませんよ。でもルーカスやメイレレスはトンネルでニコニコあいさつしていましたね、あの2人はやっぱりいいヤツです。改めてそう思いました。それからイバノビッチとヨバがずいぶん楽しそうに話をしていて、並ぶので距離が遠ざかってからも首を伸ばして話していたのが、すごく微笑ましかったです。ヨバの出番はいつ来るのかな~。
>誰が最初にトーレスにファウルするか?
アッガーのオッズはどれくらいだったんでしょう?
よい記事でした。
トーレスはクラブを見切ったのでしょうね。昨夏の方がずっと移籍する可能性が高いと見ていたので,今シーズンの成績如何かな,と思っていましたが,ホジソンの失態でのクラブの低迷,移籍市場での遅い動きは,トーレスの気持ちに「最後の一押し」をするのに十分だったのでしょう。オーナーも「長期計画」というのを連呼していたし,どうにもならない,という感じで窒息しそうだったのではないでしょうか。
夢で見たのですが,レッズのファンが彼を迎えるときに罵声を浴びせるものがいても,「それでも君はひとりじゃない」といった形で迎える懐の深さがあったらなあ,と思います。これだけレッズに貢献した選手なんですから。まあ,そうはいかないだろうなあ,とも思うんですが。
試合は試合として割り切り,トーレスであろうと削るけれど,レッズのサポーターはサポーターとして懐の深さを見せて欲しい,というのは難しい願いですが,いつかそうなればいいな,と思っています。
Re:よい記事でした。
>もっと下位のチームのファンは自分たちのヒーローがどんどん上位のチームに引き抜かれていくのを体験するわけですから,辛いんだろうな,と思います。
これは思いますね~。私はコンサドーレという超超弱弱のチームもいちおう応援しておりますので、気持ちはわかります。しかしこれくらい弱くなってしまうと、逆に選手をJ1に引き抜かれると、寂しい反面喜んだりするんですよ。うちで育った選手がステップアップした!って。選手のために嬉しく思うし、そういう選手が育ったことを誇らしく思うし、お金も入りますしね。多かれ少なかれ、いずれ優秀な選手は出て行くとわかっているクラブのサポーターたちはそういうメンタリティがあるんじゃないでしょうか?リバプールのサポーターたちが怒っているのは、チェルシーより自分たちが下と見なされたことじゃないかと思います。野心あふれる選手たちの終着駅となる、そういうクラブになってもらいたいし、なると信じています!
>試合は試合として割り切り,トーレスであろうと削るけれど,レッズのサポーターはサポーターとして懐の深さを見せて欲しい,というのは難しい願いですが,いつかそうなればいいな,と思っています。
そうなるといいですね、本当にそう思います。夢かな・・・夢にならないで欲しいですね。
無題
実際その通りだと思います。ここ半年のトーレスにはモチベーションを全くと言っていいほど感じられず、新オーナー就任のころから、トーレス売却も十分ありだと思っていました。そこで大事なのが放出の仕方だと思っていました。放出の仕方次第でオーナーに対するファンの評価は大きく左右される。
そこで今回の移籍というのは、確かにトーレスに対するファンの評価というものは落ちましたが、ヘンリーに対し、不満を持つファンというのはごくわずかだと思います。実際、自分もヘンリーに対し、何ら不満を持っていません。
今回の移籍は、トーレス、ヘンリー、クラブの三者にとってとても有益だったのではないでしょうか?
トーレスは「ビッグクラブ」に移籍できた。
ヘンリーはわずか200万£のポケットマネーの投資にもかかわらず、ファンに対し強烈なインパクト、メッセージを与えることができた。
クラブはラファの時代を終わらせ、新時代への一歩を踏み出すことができ、その中心を担う、スアレス、キャロルという攻撃の中核を獲得し、攻撃の幅を広げることができた。
トラリクを出してすぐはトーレスに対し、大いに不満を持っていましたが、1週間がたとうとしているいまでは、トーレスに対する感情もさほど湧かなくなってきました。
ただ、チェルシー入団会見のコメントにはいまだに怒りを覚えています。
今シーズンのCL出場権を意地でもチェルシーから奪ってやりたいと強く思います。
Re:無題
>今回の移籍は、トーレス、ヘンリー、クラブの三者にとってとても有益だったのではないでしょうか?
その通りだと思います。でも、Goliさんのおっしゃるように、CL出場権をやすやすと渡すわけにはいかないですよね!今日の勝利で背中は見えて来ました。まだ遠いですが、REDMENたちはやってくれると信じて応援します!
無題
わたしは常々、トーレスが「リバプール愛」を叫ぶたびに、「一流選手」の補強を訴えるたびに、「彼の愛するリバプール」と「私の愛するリバプール」は違うな感じて残念でした。
ほとんどのサポーターはトロフィーゆえにではなく(リバプールの偉大な歴史の一部ではありますが)、リバプールがリバプールであるから愛し、多くの選手はリバプールが自分たちを必要としているかぎりで、クラブに留まることを許される存在です。チーム状況が変わったとき、サポーターや一部のチームメイト、クラブと重大な乖離が生じたみたいですね。
いまのクラブには、気持ちがはなれ自分個人のキャリアの行く末が気にかかる選手(年齢的にも)より、苦しい状況のなか「俺がこの状況から救ってやる!」ぐらい思ってそうな、若くて自信にあふれた楽観的な選手が必要なのだと、フロントは判断したのでしょう。
新加入のふたりは、まさにそんなイケイケの勢いと明るさを感じるので、クラブ全体がいい雰囲気になるといいです。
「最終的には、全員が幸福になった。しかし深い意味では、誰も幸福にはならなかった。」は、むしろ逆だ!といいたいところ。深い意味で幸福になれるかは、これからにかかっていますけどね!
Re:無題
>新加入のふたりは、まさにそんなイケイケの勢いと明るさを感じるので、クラブ全体がいい雰囲気になるといいです。
そうですね、個性の強い二人がこの時に図ったように揃ったな~って感じがしますね。
>深い意味で幸福になれるかは、これからにかかっていますけどね!
NKさんのおっしゃるとおりです、よくぞ言ってくださいました!これからに期待ですね!!!
良い記事ありがとうございます
興味深い記事ですね。。。
私は、クラブが「トランスファーリクエストを却下した」と発表した時から、クラブが彼を見切ったんだと感じていました。
本当に引き留める気があるのなら、そんなことわざわざ発表するの?と。
悪く言えば、最初からロクに引き留める気もなかったのに、放出は選手が望んだこと、彼のワガママだ、クラブのせいじゃない、そう言っているようで...(もしキャロルが獲れてなければフロントは批判されてたはずですし)
もちろん、トーレス自身、気持ちは固まってたと思いますけど、これを彼だけのせいにして責めるのは違うと思うのですが、どうですかね...?
彼にヤル気がなかったという批判も多いですが、別に彼に限らず、今シーズンはメイレレス以外、誰も毎回本気でファイトなんてしてなかった!
昨季でさえ、エースとキャプテンがいなければ気の抜けた試合になることが多かった。
なんだかトーレスがすべてのスケープゴートにされてしまったような気がするのがとても残念でなりません。
結局、サポーターから見えるクラブなんてのは氷山の一角で、ほとんどが見えてないんですよね。。。
なのにサポーターとは勝手なもので、すべてわかった気になって批判でも何でもしてしまう。そんなものだとはわかっていても、なんだか悲しいです。
ただ、私は、トーレスはこの移籍を後悔することなんて絶対にないだろう、と思っていますよ。
どんなにRedsが今後復調しようとも。
とにかくこれからは、選手に出ていきたいと思わせないようなクラブ作りをしていきたいもの、とこの記事を読んで思いました。
スパイスボーイズの時代から、オーウェンも、アロンソも、マスチェも、トーレスも、キャプテンさえも自分から出ていった、出ていこうとした。理由はなんにせよ。
クラブは超必死に引き留めようともしない、代わりはいるからと言って。そしてタイトルは獲れない...
今、やる気満々で来てくれたスアレスやキャロルだって、数年後にはそうなっているかもしれない
ですよね?
そうなればサポーターはまた彼らを批判し、彼らの功績は忘れ去られ、また同じことの繰り返し。
名門クラブがこれでは、あまりに寂しい...新オーナーの手腕に期待ですね。
では、良い記事ありがとうございました!
管理人さんが「彼がレッズのためにやってくれたことを忘れはしません。」とおっしゃってくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
私も、決して忘れはしないからです!
Re:良い記事ありがとうございます
elliさんのおっしゃるのはもっともだと思います。彼をここまで思いつめさせてしまったのは、クラブの責任でもありますよね。私はそれが今も悔しくて仕方がないです。彼のような選手がもっと幸福で、希望を見出せるようなクラブであって欲しかった。でもガタガタに揺れて負債に締め付けられていたクラブに、とてもそれはできませんでした。「どっちが悪いの?」と問われれば、どっちも悪かったし、どっちも悪くなかった、私はそんな風に思います。なんだか恋人と別れた時の話みたいですね(笑)。
>とにかくこれからは、選手に出ていきたいと思わせないようなクラブ作りをしていきたいもの、とこの記事を読んで思いました。
私もそう強く願っています!アロンソもマスチェラーノも、すごく悲しい出来事でしたが、彼らに対する不満は全くありません。オーウェンにはあります、彼は生え抜きですから私としては事情が違うのです。
これからクラブは絶対に良くなりますよ!ここ2、3年以内にはリーグタイトルを争うようになっていると信じています。そしてこれからも悲しい別れはあるかもしれないですが、今この時を赤いシャツを着た選手たちが全力でファンのために戦ってくれているのなら、それで幸せです。
無題
元9番のシャツどーしよ・・・
Re:無題
無題
お返事ありがとう御座います、そしてリクエストに答えて頂きましてありがとう御座います。 何というか…月並みですが本当の真実は…ですね。
まぁ行き先が良くないですよね行き先が国外だったら、こんなにまで悪者にされてないとと思います、今回のトーレスの件で李香蘭を思い出しました。 自分はトーレスが口にして来たREDSへの、リヴァプールという町への想いに嘘はないと思ってます。 一言で片付けるなら時期が悪かった、もっと違うタイミングでREDSと出会ってくれていればと思います。 今回この様な形で別れる事になりましたが、REDS近年の中で稀に見る最悪な時期に希望をくれたトーレスに悪感情を向ける事は出来ません。 YNWAの歌声やクラブやLiverpoolの町の事を見聞きした時トーレスは今後も遠い所で静かに思いを馳せてくれるだろうと思ってます。 まぁ出て行く選手には共に歩いてくれた事にThank you そしてGood bye です。 ※toshiさんの所で一部フニクラさんへの「さん」が抜けてました大変失礼しました。
Re:無題
>YNWAの歌声やクラブやLiverpoolの町の事を見聞きした時トーレスは今後も遠い所で静かに思いを馳せてくれるだろうと思ってます。
カツさんに泣かされた(涙)。そうですよね・・・今たとえ何を言われても、リバプールで過ごしたこの3年半は、彼にとって美しい思い出として残ってくれると思います!いろいろ言ったり言われたりしたバベルだって、こんなにクラブのことを愛してくれているし(また涙)。そういうところなんですよね・・・そういうクラブのファンになれたことが幸せです。
無題
トーレスに起こったことに思いを巡らせ悩んだりもしましたが、結局は想像できる範囲のことだったのかなと納得したりもしています。
どちらかが強要したとかそんなことではなくて、お互いが選択せざるを得なかったのだと。
最初のコメントを読んだ時はウムッて、怒りを感じたりしましたが、入団会見でぼそぼそと話す彼を見ていたら、やっぱり彼も辛かったのだろうと・・・また泣けてきました。
スアレスの移籍が決まった時に掲載して下さったアヤックスファンのあの文章を改めて読み返してみて、できることなら、トーレスにもそうやって多くのファンが愛情とその活躍を願って送り出してあげられる状況であったらどんなによかったか’それだけの夢を彼はみせてくれたはずなのにと思うと残念でなりません。
しかし事実状況は変わりました。
リヴァプールからの受けた程の愛情を得られることは決してないことをわかって彼はチェルシーへ行ったはずですから。
シュクルテルのコメントは本当にすべてを表していましたね。
今日、彼は本気でかかってくるでしょう’
レッズも魂かけて激しい戦いを挑んでくれるはず!
ただひとつ。
ゆきさんや、ハイタカさんが書かれているように、できることなら彼を迎える時はブーイングではなく拍手や気の利いたチャントであって欲しい。。
敵となって帰ってきた元選手を温かく迎えられるコップが大好きだから。
それができたら、本当の意味でレッズは新時代に向けてスタートできると思うのです。いつまでも憎みあうのは嫌だから(そんなコップみたくない)
夢ですけれど。。そう願っています。
Re:無題
ですね、そしてレッズのファンたちから背を向けられることもわかっていて、彼はこの道を選んだ。やはり勝負の世界に生きる男です。彼が移籍するにしてももっといい形で送り出してあげたかったですね、本当に。でも事情が許さなかったのはすごく残念です。
今日は選手たちはすごく良い試合をしてくれましたね!ファンの気持ちに答えようとしているようで、それがすごく嬉しかったです。ファンはトーレスに厳しい反応をしてましたね。でもいつか、拍手で彼を迎えられるようになって欲しいと私も思います。