スアレスとキャロルが加入し、トーレスが出て行き、これからリバプールの基本の並びはどうなるのか?テレグラフ紙が
予想記事を書いていますので訳してみました。記者はロリー・スミス(通称良いフサフサ)です。
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ケニー・ダルグリッシュは移籍以上のデッドライン・デイに£57.8mの大金を費やし、同時にフェルナンド・トーレスが去った。このスペイン人選手がいなくなった後のリバプールは、果たしてどのような形になるだろうか。
●オプション1:4-4-2
カイト、ジェラード、メイレレス、マキシ
キャロル、スアレス
デッドライン・デイにリバプールが選手獲得をしたその狙いの多くは、彼らのパートナーシップがどれほど上手くはまるかだった。スアレスは確実に、キャロルのようなタイプの選手と上手く連携できそうに見え、伝統的な4-4-2はこの2人に、大きい選手と小さい選手のコンビ形成という基盤を提供するだろう。
しかしながら、それはミッドフィールドでの問題を引き起こすかもしれない。リバプールには生粋のウィンガーが存在しない。ディルク・カイトはストライカーからのコンバートで、他方のマキシ・ロドリゲスもジョーコールも左サイドの選手ではない。そして、真ん中がラウル・メイレレスとスティーブン・ジェラードでは、ディフェンスの十分なカバーは望めない。もっと堅いディフェンスができるルーカスを入れるために、ダルグリッシュは2人のどちらか1人を外さなければならないだろう。
●オプション2:4-3-3
ジェラード、ルーカス、メイレレス
カイト、キャロル、スアレス
この形は、トーレスが出て行く前のフルハム戦とウルブズ戦で、ダルグリッシュが少しずつ近づいて行っているように見えたフォーメーションだ。ジェラード、ルーカス、メイレレスのトライアングルは恐るべき中盤で、必要なところをしっかりとカバーし、ポルトガル人選手のベストを引き出し、キャプテンは自由に動き回ることを許される。そしてカイトは、もっと前に位置することではるかに機能する。
一方でスアレスは、アヤックスとウルグアイ代表においてこの3トップの左サイドでのプレーを経験しており、彼の利き足は左ではないが、インサイドに切れ込む彼の脅威は、ターゲットマンの役割をしているキャロルのマークを外すだろう。それは元ニューカッスルのストライカーにも合うかもしれない。彼は同時にゴールを背負ってのプレーにも適応し、ボックス内の空中戦では脅威になる。
●オプション3:4-2-3-1
ルーカス、ジェラード
カイト、メイレレス、スアレス
キャロル
このクラブのラファエル・ベニテス時代から今でも、このシステムはリバプールのチームが最もやりやすそうだ。キャロルはトーレスの代役としてそのまま、効果的に機能するだろう。スアレスとカイトが4-3-3よりもわずかに低い位置でプレーし、メイレレスはもっと攻撃的な役割に加わり、ルーカスとジェラードが深く守る。
このシステムでのダルグリッシュの唯一の懸念は、最もありそうなのがサイドのスピード不足だ。これはリバプールを何年もの間ずっと悩ませて来た問題である。マキシとジョー・コールはカイトよりもわずかに狡猾さを持っているが、スピードとは決して増すものではない。スアレスはインサイドへ切れ込もうとし、キャロルへのボール供給は分断されるかもしれない。スアレスとカイトがもう少し前でプレーする方が、この病気(※スピード不足)は完治しないまでも、和らぐだろう。
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ロリー君のおすすめは、オプション2の4-3-3のようです。私もケニー就任以来、最終的にはそこに行き着くだろう、その形が一番良いと思っていたんですが、ストーク戦を見てキングは何をやって来るかわからんぞと思うようになりました。あくまでストークという非常に特殊なチームが相手なので、3バックはそんなにいつも見られる形ではないと思いますが、有効なオプションになりそうです。
ストーク戦では、ルーカス、アウレリオ、キャプテン、メイレレスの4センターでした。ルーカスとアウレリオがアンカーでしたが、常に後ろに残っているわけではなく、この4人が盛んにポジションを入れ替えながらパスを繋いで動き回り、特にアウレリオはかなり高い位置を取っている場面もありました。
この4人のストーク戦でのパス記録を見てみると、こうになっています。
キャプテン(90分) メイレレス(74分)
アウレリオ(63分) ルーカス(90分)
全員がかなり広く動き、ショートパスを使っているのがわかります。メイレレスが思いのほか出したパスの数が少ないのが面白いですね。彼は出し手より受け手の役割をより担っていたということかもしれません。
キャプテンが誰より広い場所を走り回り、時にボックス内に進入しているのがわかります。私は個人的に、彼にはこういうプレーをしてもらいたいんですよね。オプション3の4-2-3-1も悪くはないですが、ケニーは基本的にこの並びだとキャプテンをアンカーに考えているようなので、彼の良さが完全には生かせないと思います。3センターだと、メイレレスは周りを見てバランスが取れる選手なので、もっとキャプテンが自由になれます。
フォーメーションは試合の中でもフレキシブルに変わりますし、見る人によって捉え方も違うので、4-3-3だ、いや、4-1-4-1だろうとこだわりすぎでも意味がないんですが、でもこういう話題であれこれ想像できるのは、すごく楽しいです。これもフットボールファンの楽しみの一つですね!キャロルがピッチに立てるまでもう少し時間がかかりそうですが、彼が出てきた時果たして選手たちがどんな風に並び、どんなプランを立てて、どう連携を見せてくれるでしょうか。さらには、ここがやっぱり足りない、夏に必要な選手は彼だろう!などなど、面白いことがいろいろと見えて来そうですね。こう書いているだけでこれからが楽しみで仕方なく、怪しくニマニマしてしまいます。
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無題
わずか3試合で!!!
アウレリオセンターは、今も思い出すあの苦しいヴィオラ戦でラファがやってましたよね。ケニーに親しみを感じるのはこういう所なんですよ。
あれも、ボロカスに言われたけど、可能性があるのも確かなんでね。。
ごめん、トーレス、僕もう吹っ切れちゃったわ(笑)明るかったよね。おそらくドレッシングルームも。チェルシー戦は別に落としてもかまわないよ、うん。俺別に気にしてないからね。。
話は変わりますが、やはり!トーレスシャツ売れてるらしいっすよーー!やっぱりプレミア随一の2枚目を失った事は、コマーシャル的にも、考えなければなりません!まあでもねえ、もう27だしね。だんだんゴツゴツしてきたし、まあよく見りゃセルヒオ=ラモスに似てるしねえ(笑)
僕的には、代替案として、ヴォルフスビンケル君を勧めます。いかがでしょうか?(笑)
もちろん我らがハンサムボーイ、ホンディこと本田圭祐大先生も候補です。
Re:無題
にわかファンさん、吹っ切れるの早いです、早すぎです(笑)。私はまだね、ストーク戦のスアレスを見て、カイトとのコンビもいいけどトーレスとのコンビが見たかったよなあ、と思っちゃいました。それがクラブの当初意図した形で・・・あー、もうこういうこと言うのやめよう、私も早く吹っ切ろう!
>あれも、ボロカスに言われたけど、可能性があるのも確かなんでね。。
そうそう、アウレリオは監督が真ん中で使いたくなる選手なんですね。貴重な鷹の目の視野とそれを生かせるパスレンジを持っているので、使いたくなるんだと思います。でもSKYに「筋肉不足」とばっさりやられたのも面白かった(笑)。アロンソもそれでずっと苦労していたんですよね。そして彼が最も輝いた年には、カードクリエイターという最終兵器をマスターしました。
商業収入のために2枚目アイドルは確かに必要かもしれません!チェルシーはそういう選手いなかったですからね~、喜んでるんだろうなあ。ゴツゴツして来たというのは、リバプールの町に長く暮らすと、あのもっさりが伝染するんじゃないですか?
ヴォルフスヴィンケル君はデコの広さがオーウェンテイストで、なかなかいいと思います!ホンディはちょっとその点では役者不足・・・甘さが足りない。夏にやたらイケメンのFWがうわさに上がってましたよね?名前は忘れてしまいましたが、彼なんかいい候補じゃないでしょうか。
でも私は、スアレスの愛くるしさに勝てる選手はなかなかいないと思います(笑)。
無題
特にカイトは今までかなり遠慮してトーレスに繋いでいた様に見えるくらい、一番積極的に狙っていたと思いますから、攻撃がシュートで完結出来る様になったのも脱トーレス効果、スアレス効果なのかも知れません。
442はサイドの貧弱さをアピールするだけになりそうなので、採用する場合はボックス型にして中盤に厚みを持たせる配置なら…あまり薦められませんけど。
Re:無題
>442はサイドの貧弱さをアピールするだけになりそうなので
ですねえ。中盤ボックスで縦に長ーく伸びる形は今季よく見た・・・黒歴史です。
無題
このパスの図はおもしろいですね!昼間に試合の再放送をやっていたのですが、この図を見るとメイレレスとルーカスの関係と言うか距離感みたいなものがよくわかります。メイレレスのパス数が少ないのは意外ですが、ルーカスの成長が伺えます。縦にいいパスを何本も入れていましたし、長い距離のパスも何本かありましたね。ルーカスは今まさに大きく成長していると思います。なので、オプション1にして彼を外すのには反対ですね。
>この2人は母国語が一緒だし、なんだか気が合いそうな気がしません?
確かに、そうですね!スアレスには、南米の選手ですし噛みついたなんて話も聞きましたから気性が激しかったりもするんじゃないかと思っていましたが、レイナのようなタイプの方なのかもしれないですね!入ったばかりの時は少し緊張しているようでしたが、ゴールを決めてからはいいプレーも見れましたし再放送を見ていて「本当に練習してなかったの?」と思いましたよ 笑
Re:無題
この試合のルーカスはすごく良かったですね!この図を見ると、ケリーをすごく意識してボールを配給していたんだなということもわかりました。後ろに控えている守備専門って感じではなく、お互いが連動してバランスを取りながら、ボールを動かし選手も動く、そういうシステムに合っている選手ですよね。
スアレスの練習の写真を見たら、イングランド選手たちのボスグループに入ってバランスボールやってましたね。言葉大丈夫なのかな?彼を早く溶け込ませてやろうという、チームメートたちの気配りを感じました^^。
無題
試合のパス画像ってどこから
持ってきた物ですか?
ぜひ見たいです。
Re:無題
http://www.guardian.co.uk/football/chalkboards
↑ここの「Create a chalkboard now」というオレンジのボタンをクリックすると別窓が開いて、後はシーズン、チーム、試合を選ぶと、選手個々のパスデータだけでなく、タックルやシュートやインターセプトなど、いろんなデータが見られます。すごく面白いですよ!PLファンにはお勧めです。
もしわからなかったら、またいつでも聞いてくださいね。
無題
連日の書き込み失礼します。このフサフサ記者は以前から僕がコメントしてきたように生粋のサイドプレーヤーがいないことを指摘していますね。2シーズンくらい前にもここで冗談交じりに「ベッカムが欲しい」と書きましたがサイドのクロッサーとサイドのドリブラーが欲しいですね。ベッカムは冗談だとしても彼のように視野が広いクロッサーはキャロルが来た今、クロスやサイドチェンジにと有効だと思います。フニクラさんがおっしゃるようにフォーメーションというのは表現に過ぎないですがワントップとツートップの違いは大きいですよね。相手によって、又は試合展開によってこれらを選択出来ることはこの先必須だと思うんですよねぇ。ドリブラーはジョーやヨバに期待してクロッサーが欲しい。アウレリオのクロスも悪くは無いと思うんですが生粋のサイドハーフが欲しいです。誰かいますか?ダウニング?ペデルセン?右で誰かめぼしい人いましたっけ?トーレスは大好きでしたが彼のツートップの適性には疑問でしたからね。幅は間違いなく広がったように思います。はぁ~色々思い巡らすのは贅沢ですねぇ。ちなみにやっぱり監督がケニーになったことが大きいんだなとつくづく思います。ホジソン擁護派でしたけど。彼には申し訳ないがケニーになって間違いなく楽しい!うれしい!それが一番ですね!
Re:無題
オーナーはケニー続投に好意的な発言をしていますね!さてどうなるか。これからの成績次第でしょう、頑張れキング!
無題
早くキャロルとスアレスを同時に見たい!
Re:無題
>なるべくルーカス、メイレレス、ジェラードの3人は一緒に出して欲しいです。
私もそう思います!そうなるとこのポジションの選手層がやや不安なんですよね。シェルベイが頻繁に起用されるのは、それを想定して彼に成長して欲しいと思っているのかな。
無題
ニマニマしちゃいますねぇ~。
ポジティブにチームのことをいろいろ
考えられるって幸せだなぁって、
今はつくづく感じてしまいます~。
現地のハイライトでスアレスがゴールした時に、実況が「ルイィ~ススアレェス発進~!!」って
言ってたのにはウケました(笑)
アムロいきまぁ~すって感じで。
やっとベニがコメントしましたね。
リバポに復帰したいって嬉しいコメントも。
トーレスが7000万ポンドって話だったっていうのも、ビックリでしたが…。
あー日曜日が待ちきれないです!
どんなメンツで討ち入るのかっ。
今から太鼓叩いて準備万端です(笑)
Re:無題
ニマニマしちゃいますよ~、嬉しいですね~。ここにキャロルが入るのかと考えただけで、ゾクゾクして来ます。
>アムロいきまぁ~すって感じで。
聞きたかったです(笑)。そんな感じでしたね!チェルシー戦の討ち入りはスタメンで出るでしょうか。ストーク戦で発進して、スタンフォード・ブリッジでは大爆撃して欲しいです^^。
ラファの解任もいろいろありましたが、彼の心は今も赤のままですね。それがとにかく嬉しいです。トーレス7000万ポンドは、その時彼を売っていたらたぶん全部前オーナーのふところに入ったんだろうと考えると冷や汗でした。
それから、昨日の返信でキャプテンGさんを呼び捨てにしてしまい、大変失礼いたしました!モジモジ君にアゴ割られて来ます。
無題
私も433がベストだと思います。すでに結果を残しており、メイレレス、スティービー、ルーカスがそれぞれ一番生きるフォーメーションだと思います。
ルーカスが底からサイドへのロングパスや縦パスを出せるようになったことによって、スティービーが底に縛られなくなりましたね。
まだアロンソほどの精度はありませんが、それでもルーカスは著しい成長を見せていると思います。2シーズン前、彼を批判をしていた私をぶん殴ってやりたいくらいです! 笑
メイレレスについては・・・言うまでもなくこの数試合が示してますよね?
キャロル、カイト、スアレスといった運動量豊富な3トップも非常に魅力的ですよね。前線からのハイプレス・・・楽しみです!
しかしまずはチェルシー戦!またスアレスの笑顔が見られることを祈っています!そしてトーレスにクラブを出たことを後悔させてあげましょう!!
Re:無題
>キャロル、カイト、スアレスといった運動量豊富な3トップも非常に魅力的ですよね。
はい!この3人がどう連動するか、そこにキャプテンがどう絡むか、すごく楽しみです!頻繁にポジションチェンジするのが見られるでしょうし、「うわー、こんなこともできるのか!」と思えるようなプレーをしてくれるんじゃないかと期待しております。
まずはチェルシー戦、楽しみですね!スアレスはデカいDFたち相手にどこまでやれるか、ミッドフィールドは主導権を取れるか、DFは彼らの強力FWを跳ね返せるか。厳しい試合になるでしょうが楽しみです!!!
無題
最終的には、ジェラード、メイレレスがフレキシブルにポジションを変えながらルーカスがバランスをとるのが良いのでしょうか。…簡単にいってますが(笑い)
今チームは、全体で押し上げる力が、格段に上がってきてると思いますし、ボールへのチェックも全員が早くなっているので、ディフェンスも安定してくるでしょう。…と思います。
キングには、今までのような、今までのような誰か一人抜けたらパフォーマンスが落ちるようなサッカーではなく、誰が抜けても入ってもリバプールのサッカーだというチームをつくってほしいです。この選手は必要だから誰を外そうではなく、リバプールのサッカーをするために、誰を使うかってことですよね。キングなら絶対大丈夫だと思ってます。
Re:無題
>全体で押し上げる力が、格段に上がってきてると思いますし、ボールへのチェックも全員が早くなっているので、ディフェンスも安定してくるでしょう。
私もすごくそう思います!最終ライン任せではなくその前の高い位置でしっかりプレスをかけられれば、きっと安定しますよね。
誰が抜けてもリバプールのサッカーができるというのは大切ですね。本当にそうなってもらいたいです。