夏の移籍市場クローズ

9月1日に夏の移籍市場が終了しました。最終日に決定した移籍です。
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◎フィナンはエスパニョールに完全移籍が決定。契約期間は2年です。
●LFCクラブ広報（公式HP）
「スティーブ･フィナンのエスパニョール移籍に関して、必要な書類手続きは完了しました。」

●エスパニョール公式サイト（SETANTA SPORTS）
「エスパニョールはリバプールから、DFスティーブ･フィナンを獲得しました。このアイルランド共和国代表と2年の契約を交わしました。
フィナンはエール（※アイルランド代表チーム）に帯同し、土曜にグルジアと、来週の水曜にモンテネグロと対戦します。ディフェンダーは未決事項を片付けるためにリバプールに行き、その後9月14日か15日にバルセロナ入りし、シーズン3戦目にはティンティン・マルケスが彼を起用できるようになるでしょう。」

◎リエラを正式に獲得。契約は4年、背番号は11に決まりました。
●ラファ（公式HP）
「リエラは私たちの求めていた能力を備えています。彼は通常左ウィングでプレーする左利きの選手で、空中戦に強く、強力で、パワフルで、良いクロスを持っています。
彼は私たちが話していたような選手です。相手選手を破り、ストライカーのために前線のエリアに良いボールを入れることが出来ます。私たちは、彼がマジョルカに在籍し、その後ボルドー、マンチェスター･シティ、エスパニョールとキャリアを移してからも、長い間彼のことを知っていました。
彼は英語が話せますし、もちろんプレミアリーグのことを知っています。それは有利な点ですね。通常だと外国人選手は新しい国に適応するために時間が必要ですが、リエラは既にこのリーグとフットボールのスタイルを知っています。
彼はイングランドの他のクラブからもオファーを受けていましたが、私たちの元に来てプレーしたいという意思を持っており、そのオファーにNOと言いました。それは彼がリバプールのためにプレーするというコミットメントの表れで、私にとって非常に大きな意味を持ちます。」

◎MTKからのローンだったGKペーテル・グラクシを完全移籍で獲得。2010年までの契約です。
●グラクシ（公式HP）
「リバプールとサインできたことをとても誇りに思う。こんな偉大なクラブで、エキスパートのトレーナーと、そして世界最高のゴールキーパーの1人であるペペ･レイナと一緒にやれるのは、僕にとってはまさに夢だよ。
1年間をローンで過ごして、完全移籍に合意することに僕は何のためらいもなかった。リバプールとサインできて、信じられない気持ちだよ。」

◎アンドリー･ボロニンは、ヘルタ･ベルリンへの1年間のローンが決定。（公式HPより）

◎ブラジル、ボタフォゴFCから18歳のストライカー、Vitor Floraをフリーで獲得、リザーブチームに加わる予定。早ければ火曜のリザーブ戦、対ミドルズブラ戦に出場の見込み。（公式HPより）

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覚悟はしていましたが、フィナンの移籍が決定しました。今年の夏の移籍は悲しいものが多かった･･･。物静かで右サイドの仕事をいつもしっかりと安定してこなし、クラブのパフォーマンスを考えて一旦は代表引退も決意した彼が、チームから去ってしまうのは非常に寂しく残念です。
Guillem Balagueによると、彼の移籍が絡んでリエラの正式決定が遅れていたそうです。この移籍はエスパニョールの方から望んだもので、オリンピックのアルゼンチン代表でもプレーしていたパブロ・サバレタがシティに移籍が決まり、その代わりとしてフィナンを欲しがっていたそうです。これからは新たな国の新たなクラブでの挑戦、新天地での活躍を心から祈ります。

グラクシ君は夏のU-19ハンガリー代表でも良いプレーを見せており、期待大です。レイナたちからいろんなことを学び、将来は彼の地位を脅かすほどのGKに成長して欲しいですね。

ペナントとイタンジュの移籍は発表されませんでした。彼らは出場機会を得られるのか、これからが非常に気になるところです。

他のクラブでは、ベルバトフがユナイテッドに、ロビーニョがなんとシティに決定しました。どちらも￡30mを超える移籍金と報道されています。シティについてはぎりぎりになってベルバトフ獲得にも名乗りを上げ、オーナーがUAEのアブダビに変わったと思ったら早速資金力を見せつけています。第2のチェルシー誕生か？などという報道もされています。