契約延長交渉について、マスチェラーノとラファがコメントをしています。
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●マスチェラーノ
(タイムズ紙)「状況はわからないよ。彼らは僕たちに契約延長の話し合いを持ち掛けて来て、これから数日以内に僕の代理人がクラブの代理人と会合を持つことになっている。
現実としては、僕はリバプールでとても幸せだということ、そしてクラブのプランはどうなっているのか知りたいと思っている。現時点では、僕が契約更新できるかどうかを確認するつもりだ。
去年の夏よりも今の方が僕の気持ちが落ち着いている、というようなことはないよ。僕はいつでもリバプールをホームだと感じて来たし、クラブの誰もが僕にとても良くしてくれている。今の段階では、これ以上言えることはないね。」
●ラファ
(ESPN)「先日彼と彼の代理人と話をしましたが、ハビエルが前より満足しているのは事実です。会話は非常にポジティブなものでした。ハビエルと話せば、彼が非常に落ち着いて満足しているのがわかります。一部のクラブが彼に興味を持っているというのは周知の事実ですが、私たちと話した時の彼は申し分ありませんでした。
(シーズン終了前に契約延長が決まるか、と問われて)そう思います。
(レイナについて)ぺぺはキープレーヤーの1人であり、彼が私たちの元でプレーを続けるというのは100%確かです。全てが完了間近です。レイナとマスチェラーノに関して、間もなくニュースをお伝えできると思っています。
(負傷者などについて、公式HPより)我々に現時点でそれほど問題はありません。怪我人はすでに負傷していたシュクルテルとアウレリオだけです。他の選手たちは、代表戦から元気に戻って来ています。ジョンソンはチームと共に練習を続けており、彼がメンバー入りするかどうかはこれから決断する必要があるでしょう。
シュクルテルに関しては経過を見守らなくてはなりませんが、少なくとも4、5週間はかかるでしょう。ファビオは2、3週間でしょう。
(トーレスは完全にフィットしているか、と聞かれて)いえ、そうでもありません。1週間前に彼は完全にフィットしていませんでしたから、たった1週間でというのは奇跡でもない限りはね。彼は懸命な努力を続ける必要があり、ずっとジムでトレーニングに取り組んで来ました。まだある程度の時間が必要ですが、週ごとに調子は上がっていくはずです。
彼は良くなっていますが、あとは試合の中の問題ですね。単にマッチフィットネスを上げるというだけでなく、もしプレーし、そこで良いポジションにいて得点できれば、それで全てが変わります。単にフィジカル面というだけではありません。
(4位争いについて)いつもよりプレッシャーがあるわけではありませんよ。トップチームならば受け入れなくてはならないものです。昨年は首位をめぐって、あるいはカップ戦の勝ち上がりをめぐって闘いましたから、今もプレッシャーは多かれ少なかれ同じです。唯一の違いは、3つ以上のチームと競い合っているということですね。勝つ可能性はどこにもありますから、そのぶん難しさが増します。最後までもつれるでしょう。私たちは前進を続け、できることなら試合に勝ち続けなくてはなりません。トッテナム、アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティはいずれも好調ですから、私たちはしっかりと、いかなるミスも犯せません。おそらくは最後の試合まで気を抜くことはできないでしょう。
ハードワークを続ける、それが私たちに必要なことです。良いプレーができている時もあれば、あまり試合に勝てていない時には、団結して強固なディフェンスをしなくてはなりません。私たちは一つのチームとして、ディフェンスを改善して来ました。それは、もっとフィジカルにという意味ではありません・・・より強固に、特に気持ちの強さを見せることです。選手たちはこれをやりました。
ディフェンスは強くなり、失点が減っています。これは、勝てるということを意味します。攻撃の能力がある選手たちがいれば、チャンスを作ることができます。そのチャンスをものにしなくてはなりません。
(順位表の下位のチームは、トップチームに過剰にフィジカルなゲームを仕掛けてくると感じているか、と問われて)プレミアリーグは常にフィジカルですし、そういうやり方を続けたければ、最終的にはレフェリー次第ということになります。
慎重な分析が必要です。私たちに重傷者が多すぎるというのは事実です。トップの人間たちが、この競技にとって何がベストかを精査し、決断をしなければなりません。
私たちはもっとフットボールをやりたいと思っています。時にはあまりにもフィジカルであり、大勢の負傷者が出すぎています。しかしそれは私が決めることではありません。
(ウィガンがサム・アラダイスのブラックバーンのようなアプローチをして来たらどう思うかと問われて)ブラックバーンは、驚くべきファンたちがいるすばらしいクラブです。彼らに対して私は何も含むところはありませんよ。
ウィガンはフットボールをしようとしています。彼らは混合したスタイルを使っています。フィジカルで強い選手たちがおり、ボールを持ってプレーすることが好きな選手たちもいます。難しい試合になるでしょう。
そういう(魅力的なフットボールを)やろうとする監督たちもいますが、フットボールは勝たねばなりません。良いフットボールをするだけでは不可能な時もあれば、フィジカルなだけでは不可能な時もあります。そのバランスを見出すことが肝心です。
(マルティネス監督は)良くやっています。監督が変わり、順位表の下位で競い合い、潤沢な資金がないというのは簡単なことではありません。私はスペインでそういう状況を経験しています。
大事なことは、前進を続け、最後まで自分の仕事をやり続けることです。何をすべきかという自分の考えをしっかりと持っていれば、望むものを成し遂げるのはより簡単になるだろうと思います。
(ウィガンは簡単な相手ではと聞かれて)プレミアリーグでは、どの試合も厳しいですよ。順位を見たら『楽勝だろう』と言うかもしれませんが、私たちにはポーツマス戦の経験がありますからね。しっかりと備え、集中し、気を締めて行かなくてはならないことをわかっています。」
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テレグラフ紙は、マスチェラーノへの契約延長オファーはおよそ週給£100,000と報じています。テベスには及びませんが、トーレス並み?彼の発言はあいまいですが、ラファは自信を持っている様子ですね。バルサに再びちょっかいをかけられないように、早いところすっきり決まってもらいたいです。マスチェラーノは「クラブのプランを知りたい」と言っていますが、それは選手もファンも、ひょっとしたらラファもみんなが感じていることじゃないでしょうか。そして、そのプランはある程度のめどが立っているのかそうではないのか、パースローが頑張ってくれていることに期待をかかけています。現地のファンたちも
こんな看板を立てたり抗議行動のプランを練ったり、何とか力になろうとしている様子です。
ウィガン戦のプレスカンファレンスでは、いまだにビッグサムがらみの質問が飛んだ模様ですね。試合後会見でのラファのいやみがあまりに強烈で、記者たちがまた面白い発言を引き出そうとしていたのかもしれません。
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