「夢はリバプール」byトゥラン

ガラタサライのアルダ・トゥランが、UEFA.comのインタビューでリバプールにラブコールを送っています。気になるやり取りの部分を抜粋します。また、パチェコが公式HPに語ったコメントです。
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Q：今年自分のプレーで最も成長したと思う部分、そしてこれからまだ成長が必要だと感じる部分はどこですか？

アルダ：シュートのところは成長できると思う。以前は、僕は大きな努力を払っていても十分にチャンスを作れていないと感じていた。今は無駄のないプレーをしていて、より効果的に動けるようになったよ。

Q：今まで対戦してもっとも厳しかった選手は？

アルダ：クロアチアの右サイドバック、ヴェドラン･チョルルカ。今はトッテナムでプレーしている選手で、僕が今まで対戦した中で一番きつかった。EURO2008の準々決勝、クロアチア戦だった。

Q：自分を周囲の才能ある選手たちと比べて、ここが違いだという鍵となる特徴はどこだと思いますか？

アルダ：僕は自分が才能ある選手だとは、決して思ったことがないんだ。でも、自分にはすばらしいフットボール・インテリジェンスがあると思っている。フットボールをどうやればいいかわかっているよ。

Q：将来他のクラブに移籍することを考えていますか？もしそうなら、一番行きたいチームはどこですか？

アルダ：もちろん僕は海外でのプレーを希望しているけど、それは経営陣が決めることだ。いつも言っている通り、リバプールはその伝統で僕を引きつけているよ。ヨーロッパなら僕はリバプールのサポーターだから、もし自分がヨーロッパに行くなら彼らのところでプレーしたい。

Q：あなたは最近ストライカーとしてプレーしていますが、あなたのベストポジション、一番リラックスして効果的なプレーができる場所はどこでしょうか？

アルダ：以前は、僕は中盤の左サイドで良いプレーができていたけど、今はストライカーの背後でプレーしている。そこの方がチームの役に立てていると感じているよ。

Q：5年後のあなたはどこにいたいと思いますか？そして、それを達成するために今何をしていますか？

アルダ：僕の夢はずっと、ヨーロッパのトップクラブでプレーすることなんだ。でもプラン通りにはいかないこともあるから、自分の人生のプランをこれだと決めるべきじゃない。これは僕の夢だけど、今は自分のフットボールにひたすら取り組んでいるよ。

●パチェコ（公式HP）
「自分のフィジカル面を強化してこれから数年間でもっと強くなるために、ジムでがんばって取り組んでいるよ。今は我慢して、懸命な努力を続ける時だ。こういうすばらしいクラブの中でファーストチームでプレーするというのは、簡単なことじゃない。僕は毎日違うことを学び、スタッフの言うことに耳を傾け、そしてピッチでそれを実践しなきゃならない。毎日練習で集中して、チャンスが来た時にはその準備ができていないとね。

僕たちは、これからとても大事な一週間を迎える。トップ4の戦いに留まり続けてなくてはならないから、月曜にウィガンを倒すことは重要だ。それからヨーロッパリーグのリール戦が待っている。またタフな試合になるだろう。だから、監督が僕を必要とした場合にしっかりと備えていないとね。

（ウニレア戦でのエンゴグへのアシストは）リバプールのこれまでで最高の瞬間で、僕にとって本当に特別だった。ファーストチームでプレーし、KOPの前で決勝ゴールに関われたというのは、僕と僕の家族全員にとって特別だったよ。
これまでは僕にとって本当に良いシーズンで、大きな自信を与えてくれている。毎週ファーストチームでプレーしたいなら、これからまだまだ長い道のりが待っていることはわかっているよ。だから僕は懸命な努力を続けるつもりだし、上手くいけばこれからもっと試合でプレーできるだろう。

僕はいつも言っているんだけど、ファーストチームと一緒に練習すれば、選手として日々成長できる。フェルナンドやスティービーのような選手たちと毎日一緒に練習して、彼らはいつも僕に声をかけてくれるし、アドバイスをしてくれたり、すごく僕を助けてくれるんだ。」

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キアルに続いてトゥランからもラブコールが。なんだか突然モテモテクラブですか（笑）。「貧乏でもいい、愛があれば」と言ってくれればこれはうれしいことですが、現実的には彼のお値段は￡18mと言われています。バルセロナやアーセナルが興味を持っているともうわさされており、2008年にはスペインのDon Balon誌で有望な若手8位に選ばれ、現在まだ23歳。左サイドにはヨバノビッチが来る予定だし、「小柄でゲームインテリジェンスのあるセカンドストライカー」といえば次世代の期待の星であるパチェコがいるし、万一トゥランを獲得するとしたら、左ウィンガーの整理は必須でしょう。リエラ･･･？バベル･･･？彼らを放出してまで獲るべきかどうか。しかし惜しいな･･･と、またキアルと同じことを言いたくなります。
加入が決まってから「僕はリバプールサポーター」とリップサービスをする選手はたくさんいますが、本物のリバプールサポーターの選手はやっぱりファンとして嬉しいですね。そういう選手がレッズに来て必ずしも成功するわけではないってことも、よーくわかっていますが。