リバプールの現状について、
アイリッシュ・インディペンデントのDion Fanningの5月9日付の記事です。出た直後から現地フォーラムで話題になっており、「おおむねフェア」というのが大方のファンの評価です。これは訳していいものかどうか考えていましたが、Guillem Balagueが彼のブログで取り上げて「全てのリバプールファンに読むことを薦める、リバプールの現状と将来の可能性を明瞭に表現したすばらしい記事」と言っているので、紹介することにしました。難しい言い回しで、読みにくい文章になってしまいましたがご容赦ください。
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もしもリバプールが今シーズンを悪かったと考えるなら、この夏には、彼らはそのシーズンを物欲しげに振り返ることになるかもしれない。最近発表された彼らの最新の財務状況は、ラファエル・ベニテスが去ることで物事が良くなるだろうと考えている人々から、そういう気持ちをふるい落としたかもしれない。その数字が示してしているように、リバプールは非常に大きな危機に瀕している。6ヶ月のうちには、ベニテス時代が黄金期だったように思えるだろう。
ジョゼ・モウリーニョがクラブを救いに舞い降りてくるという考えは、数字の現実で打ち砕かれたはずだ。2シーズン連続しての成功について、監査法人KPMGは、リバプールがこの成功を継続して行く能力に関して「資質は不安定」と表現した。
リバプールが来シーズンも日程をしっかりと履行できることを保証するために(ポーツマス戦でのリバプールのパフォーマンスを見た人は、そういう保証が昨シーズンにはあったのかと疑問を感じたかもしれない)、新会長マーティン・ブロートンはプレミアリーグの前に姿を現さなければならなかった。そこには銀行の支援が必要だった。それでも一部の人々は、リバプールは単純に1人サイドバックが必要なんだという考えに固執している。リバプールには簡単な治療法はない。時間をかけた治療法すらないかもしれない。
今週末は、ベニテスの移籍は不可避ではないように見える。崩壊はあまりにも深く彼に影響を与えて来て、去るのは彼にとって悪いことではないように思える。少なくとも彼が去れば、彼のマネージメントを批判して来た人々は、彼がどんな困難に直面していたかを徐々に理解することになるだろう。アラン・カービッシュリーはもっと上手くはやれないだろう。
金曜日にリバプールのフォーラムからインターネットでのキャンペーンが行われ、その結果としてジャーナリストたちは、ベニテスを支持するサポーターたちから数百件ものEメールを受け取ることになった。いつものように、彼らの忠誠心は、この時点ではいささか上から目線の賞賛を受け、やがて他のどんなクラブで監督がこんな風に支持を受けることがあるかと問いかけてくる。
ベニテスはそういう彼らの忠誠心を、リバプールのファンが経験してきた魔法の夜を生み出すことで勝ち取った。イスタンブール、準決勝でのチェルシー戦、昨シーズンのタイトルへの挑戦。彼は彼らの忠誠心を、正しく評価されないこと、リバプールの人々が自分たちがそうだと感じているのと同じ扱いを受けることで勝ち取った。そして彼は、彼らの献身を、トム・ヒックスとジョージ・ジレットに不満を言うことで勝ち取った。
つまり、彼らがベニテスの名前をチャントしたりEメールを送ったりすること、それは彼らが盲目的な支持を表明しているわけではない。物事が変わらない限り未来はないクラブをマネージメントすることの複雑さを彼らは知っており、ベニテスが、不十分ではあるにせよ、今シーズンまでリバプールをなんとか競争させ続けてきたことを認めているのだ。
いったんリバプールの選手たちが4位争いの方へ話を向け始め、ベニテスが自分がアンフィールドに来てからクラブの価値がどれだけ増したかを語り始めた時から、内情が明らかになるのは避けられない運命だった。それはベニテスが起こした騒ぎではなかった。彼のベストの時期には、自分の記録を言い立てる必要を彼は感じていなかった。彼はそういうことをあれこれ言う人々を尊敬してはいなかったからである。
そういう人々は、全てにおいて間違えていた。彼の移籍市場での記録を間違え、ローテンションについて間違え、彼がトーレスを休ませる頻度について間違えていた。それでも彼らは決して口を閉じず、ベニテスを消耗させた。ラファエル・ベニテスがもはやリバプールにとって適切な監督ではないというその理由は、彼がリバプールでこれほど成功を収めて来た理由と完全に同じである。彼はその頑固で、マイケル・オーウェンを獲得すべきだという声や、スティーブン・ジェラードを彼の「好きな」セントラルミッドフィールドの位置でプレーさせるべきだという声を無視した。
それから彼は、財政状況とクラブを掌握することに取り乱し狂ったようになった。シャビ・アロンソを売却しようとしたことは悲劇だった・・・彼が予想外の絶好調になったからではない・・・彼が復調した理由が、彼から好調を引き出したのではなく、憤慨の気持ちを持たせたことで生まれたものだったからである。それは彼の移籍を避けられないものした。
ベニテスの哲学で鍵となる主義の一つは、選手たちと親しくならないということである。それは何も悪いことではない。しかし、もし選手たちが、アロンソがそうしたようにそういう距離に反応しても、監督が憤りをいだかないのであれば、それはベストに働く。一時は「ラファの息子」とさえ称された2人の関係が壊れたのは悲しむべきことで、リバプールでのキャリアの中で最大のリスクを犯しながら、ベニテスはかろうじていくばくかの移籍金を手にした。
その代わりとして、彼はアルベルト・アクイラーニのようなもろい選手へのギャンブルを強いられた。そして大勢が期待していたリーグタイトルの見込みがなくなったことが明らかになると同時に、プレッシャーがのしかかった。ベニテスは、彼が戦わなくてはならなかったバトルによって疲れ切った。彼は尽きることのないでっち上げによって汚され、選手たちはもう十分だというように見える。
彼の成功が彼の雇用主である執行部の機能障害を覆い隠したのと全く同じように、彼の失敗もまたそれを覆い隠している。ベニテスはヒックスとジレットと仕事をして、その代償を払った。彼の仕事を失うのではなく、チームがこうあるべきであるという彼のビジョンを失ったのである。あらゆる強迫観念に取り付かれた人と同じように、彼もまた常に現実との接点を失う危険にある。
リバプールはトップ4の位置を失い、彼らの最も卓越したフットボーラーであるフェルナンド・トーレスは、自分の将来のことで苦しんでいる。リバプールは、来シーズンにチャンピオンズリーグの出場権を奪還するより、さらに落ち込む可能性の方が大きい。
トーレスはクラブよりも大きな存在ではない、それは古い決まり文句で、今年の夏に(彼が売却されて)バランスシートを大きく変えた時に会計士がその文句を使うかもしれない。しかし今現在は、彼と共に生きるか死ぬかだという強硬な意見がある。様々な理由から、彼は普通のフットボーラーではない。彼は自分の周囲の環境に、忠誠心と好奇心を持つ。彼がその才能でリバプールの人気者になるのは確実だったが、彼の心はあっという間にアンフィールドと強く結び付けられた。彼の幻滅、昨シーズンの結果についてではなく、将来についての幻滅が、この夏には彼を去らせることになりそうに見える。銀行がリバプールに代わりの選手獲得を許したとしても、彼の代わりになる選手はいない。
ブロートンはリバプールは負債を補うために彼を売る必要はないと言い続けているが、2007年から利息だけで£85mを支払い、金が切実に必要になる時が来るかもしれない。
トーレスは選択権を持つだろう。彼は決断をするかもしれない。チャンピオンズリーグ出場権を逃したものの、マンチェスター・シティはベストの選択肢だ。間違いなく、彼らはこれからリバプールには出来ないチャレンジを彼に提供できる。もしも彼らがトーレスを説得できたとしたら、その時には、チャンピオンズリーグ出場権よりもさらに華々しく彼らの野望を公表することになるだろう。
リバプールは、発展することを許されているチーム、悪い運営がされていないクラブによって押しつぶされつつある。トッテナムの成長は、リバプールがうらやむしかない賢い投資と選手の獲得によってなされて来た。ピーター・クラウチは、ベンチに座っていても受け入れられるような内容の契約を提示されていれば、リバプールに残っていたかもしれない。しかし彼はスパーズに行き、ロビー・キーンと共にプレーすることになった。キーンはトッテナムではリバプールよりもさらにプレー時間が減ったが、彼がグラスゴーへ行くことになるまで、誰もそれには気がついていないようだった。
シティとスパーズは、リバプールに取って代わる用意ができている。彼らにはエネルギー、野望、そして新しいアイディアがある。リバプールはなんとか夜を切り抜けようともがくのみだ。デイビッド・ムーアがクラブをヒックスとジレットに売却すると決めたために、彼らは自分たちのコミュニティから引き剥がされた。クラブが彼らの理解できるオーナーの手に戻って欲しいというサポーターの願いは、彼らを救うことのできる誰かを見つけなくてはならないという切迫した緊急問題に今は変わっている。
ムーアとリック・パリー(最新の財務諸表によると、彼は£3mの退職金を受け取っている)は、世界中から投資者を探していた時期もあった。ムーアは、クラブを買うために借金が必要なアメリカ人に売却するのではなく、自分が金を借りて新スタジアムを建設することもできた。そうすればリバプールは今はもっと良い位置にいただろう。そうするのではなく彼は早まった決断をし、彼とリバプールにとってお粗末なビジネスをした。
ヒックスやジレットのような人間を信用できると世界が感じていた、そういう良い時期がかつてはあった。そういう人々は大勢いたのだから、彼らは何とか上手くやっているのだろう。
先週のリバプールの財務諸表によれば、彼らは2008年の£40.1mという数字から赤字をさらに34%増やしている。それは、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)とワコビアからの£351.4mの負債の利払いのためだ。この借金はクラブが売却されて以来増え続けているが、KPMGによればクラブは現在「短期の融資延長に依存」している。彼らは自転車操業をしている。しかしそれでも彼らは、トーレスを放出する必要はないと主張する。彼らが売る必要がないというのは、アルコール依存者が夜にベッドを必要としないのと同じだ。
その財務諸表はリバプールが良い年を送った2009年のものであり、チャンピオンズリーグで勝ち進み、リーグでは2位で終えた年だった。翌年は、もし翌年があるのなら、数字はさらに悪化しているだろう。
しかし、それでも人は監督を非難している。彼が去ることについて、ベニテスは板ばさみになっていると言われている。シニアの選手たちの一部は彼らが去ることを喜び、一部は彼に残って欲しいと思っているだろう。彼のマネージメントスタイルが選手を苛立たせているのは疑いようがないが、リバプールにはあまり多くの代役候補がいない。
依然として現在のオーナーが居座り、金がないクラブに来たいと思う監督は、この夏にはほとんどいないだろう。マーティン・オニールがただ1人アピールしている候補者で、アストンヴィラで自分はもうやり尽くしたと感じているのならば特にである。リバプールはリーズのようにはならないかもしれないが、ニューカッスルのようになる公算は大きい。リバプールと違い、ニューカッスルには競い合えるだけの収入を得られるスタジアムがある。リバプールには何もない。自由さえない。負債がそれを許さないのだ。
深い穴の端に立っている日々は終わり、リバプールはその端から転落した。ベニテスは、彼らと共に落ちるのを回避することにためらっているようだ。彼はこのクラブに自分の評判を賭け、それが急落している時でさえ、それでもあきらめたくはない自分に気がついた。
彼はユベントスで富と資金を約束されているが、それでもなお躊躇している。彼は多くのものに縛られている。彼は欠点を持つヒーローだが、歴史が彼のマネージメントを評価するだろう。運が尽きたという現実が、彼の英雄度を損なうわけではない。
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この記事をブログで紹介しているジャーナリストGuillem Balagueは、「記事に全て賛成というわけではない」と言って、こう
意見を述べています。要約すると、
○マーティン・オニールはリバプールに適した監督だとは思わない、なぜなら彼の獲得した選手たちを見ると、彼のフットボールのスタイルにはプランBというものがないから。限られた予算の中でやりくりできる監督ならラファは最適。もしもラファが出て行くなら、ロイ・ホジソンか、若手監督ならキケ・サンチェス・フローレスはどうか?
○マンチェスター・シティがトーレスのベストの選択肢だというのにも異論。彼は自分の将来について真剣に考えており、バルサのビジャ獲得が決まりそうな今、チェルシーは興味深い選択肢だ。しかしシティを除いて、かつてリバプールが彼に示したような真剣な興味を示しているクラブは他にない。何でも起こり得る。
以上です。それから、Dion Fanningの記事で触れているサポーターからのEメールキャンペーンについて、彼も大量のEメールを受けてWEBのメールシステムがダウンしてしまったそうです。復旧させるまでブログのコメントが受けられなくなってごめんなさいと書いています。実は私もこのキャンペーンに加担してEメールを送った1人で、すまないことをしてしまいました。でもまたこういうことがあったら・・・やると・・・思います。
トーレスに関しては心配の種は尽きませんね。ベナユンがシーズン終了後に「自分の去就はどうなるかわからない。」と言っていましたが、ファン以上に選手たちは先の見えない、不安な気持ちで過ごしているんだろうと想像します。クラブ側から彼を放出することはないと思いますが、彼が自分からクラブを出て行くことを選ぶなら、この現状ではそれも仕方がないですし七転八倒しながら受け入れます。キャプテンはだめですよ。
現実問題としてトーレスの行き先を考えるならば、プレミアはきっと彼が望まないだろうと思うし(願望込み)、スペインならバルサしかありませんがビジャが決まりそうだし、となるとイタリアだろうと思います。彼を買えそうなところは、強力なシュガーダディがいるインテルくらいでしょうか。うーん、やっぱりあの色のユニフォームは似合わないと思うのでやめておいた方が・・・(大願望込み)。
とにかく現状では、クラブを救う救世主が現れるかその前にクラブが瓦解するか、時間との競争のような様相を呈しています。負債額を見ると、よくここまで持ったもんだと改めて思いますけどね。Eメールを送るぐらいのちっぽけなことしかできない自分がとてももどかしいですが、とにかく早く全てがすっきりと解決することを祈るのみです。最近こんなことばっかり言っているなあ・・・。
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無題
私は英語が出来ないので、中々現状を知る機会もなく、いつも拝見させて頂いてます。
スポーツニュースなどですと、信じても仕方ない内容も多いので、管理人さんが訳してくださることはとても助かります。
先日のチェルシー戦、私はメインスタンドで観戦してました。
この試合の観戦を決めた去年、チェルシー戦と言うことで期待に胸を膨らませてたことを思い出しながらの応援でした。
管理人さんもお疲れさまでした。
この記事の内容はじっくり拝見させて頂きますね。
印刷もさせて頂いたので、これからもう一度、じっくり読ませて頂きます。
W杯の間に現状はどうなってるんだろう・・・
Re:無題
リバプールどうでしたか?出発直前までアトレティコ戦を見られていたんですよね。チェルシー戦は残念な結果になってしまいましたが、それでもアンフィールドの雰囲気を堪能されたことと思います。
W杯の間に何か進展があるといいですね・・・もう切実に願っています。
無題
僕がファンになると決めた時、トーレスはいませんでしたが、異様にドリブルの上手いイスラエル人や、どうみてもヤクザのCB、コソ泥みたいなアルゼンチン人(失礼)、全てこの監督のセレクションかと思うと、尊敬さえ感じました。まあ僕が変わってるのかもしれませんが。。
わざわざバークレイズ子会社が交渉役をやるんだから、悪いようにはしないと楽観的に考えてます。そもそも、既にトーレスって、金銭やキャリアを超えたクラスの選手になりかけてると思うんですがねえ。そういう選手をとっかえてしまうのはプレミアリーグにとっても損失じゃないのかなあ。。
Re:無題
私も全くそう思います、出来杉君だって(笑)。リバプールという街がそういう彼にしたんですよね、そしてラファがいたから、その通りだと思います。
>異様にドリブルの上手いイスラエル人や、どうみてもヤクザのCB、コソ泥みたいなアルゼンチン人(失礼)
(爆笑)上手い!ウナギのようなヌルヌルドリブルや、相手をなぎ倒して居直ったコソ泥のような表情を見るとそりゃもう、幸せになります^^。変わり者仲間?
そうですね、バークレイズの子会社がやってるんですよねえ。ついでに低金利の融資もお願い。トーレスは今やリバプールのみならずプレミアの顔ですから、もちろんリーグは出て行って欲しくないでしょう。だからってチェルシーとかは絶対お願い勘弁してです。
無題
かなり重い内容ですね、自分も「単純に1人サイドバックが必要なんだという考え」に近い考え、というかそう思いたい一人です。
でも正直に言えばプレミアとCLを逃したとは言え決して大失敗のシーズンを送った訳ではないUのルーニーが更にワールドクラスが2人必要と言っている事を考えれば、以前トーレスが言っていたREDSには5、6人必要と言う発言があながち大袈裟な発言ではない等と思ってしまいます。
ただそれだと「結局サッカーも金かよ!」になってしまうので頭で理解しても気持ちで同意したくありません。
前にも書きましたが自分はキャプテンが移籍しかけた時にキャプテンが居なくなるのならREDSを応援するのを止めようかなって思った時期もありましたでも今となっては(無いと信じていますが)キャプテンがいなくなろうが、崩壊してノッティンガムフォレストみたいに下に落ちようがREDSしか応援出来ません、もうREDS中毒です(笑)。
今後何があろうが毒食わば皿まで REDS、開き直ります。
Re:無題
>今後何があろうが毒食わば皿まで REDS、開き直ります。
うおー、頼もしい!私もぜひそれに乗らせてください!こういうすばらしいコメントをいただけるからブログをやめられないんですよー。
PS:カツさん、いろいろとお疲れ様でした。優しい飼い主さんにめぐり合えて、幸せに旅立って行ったんだろうと思います。今もきっと喜んでいますよ。
無題
擁護か批判かではなく、バランスよく分析されていて、よくぞ訳してくれた、と思いました。苦労してくださった、その価値がありますよね。とくに、この記事の最後にはまったく同感です。
ただ私には、ここで挙げられたベニテス監督の欠点は、この段階では致命的に思えるので、フニクラさんと違ってキャンペーンに参加する気持ちになれませんでした。
記事にもあるように、ベニテス監督の頑固な性格、突き放すメソッドにくわえ、強迫的に追い詰められて自分を見失っている状況を変えることはできません。新しいオーナーが来ても同じです。いま上層部はもちろん、選手やスタッフとの関係も良好と信じる人はもういないでしょう。
これまで退団した多くの選手が認めているように、冷たい関係でも、成長をつづけ、信頼と尊敬を保っているうちはいいですが、もし、クラブの人間の大半(あるいは重要なメンバー)がベニテスと仕事をつづけることに憤りや不満や不安、疑問を感じているのであれば、正直もう潮時かな、と思っています。
私は、選手が気持ちよくプレーしているところを見たいです。互いの尊敬のうちに、解決してくれればいいのですが。
追伸:
「2年目の成功のシーズン」ではなく、「2シーズン連続で」かと。
あと、ちょっと気になったところは、私なら次のようにする思います。わかりにくいのは変わりませんけど。
「いつものように、彼らの忠誠心は、この時点ではいささか上から目線の賞賛を受け、やがて他のどんなクラブで監督がこんな風に支持を受けることがあるかと問いかけてくる。」
「もし、選手たちが、アロンソがそうしたように、そういう距離に反応しても、監督が憤りをいだかないのであれば。」
Re:無題
NKさんのおっしゃることは、すごく良くわかります。私も「もっと上手くやれんのか」と思うことがありますからね。追いつめられてテンぱるとたまーに切れるし(笑)。それでも私がラファを支持したいと思うのは、ここまで来るとあのポヨポヨの腹がなんか好きという個人的な趣味・・・ではなく、ここまでひどい状況の中でもそれでもリバプールでやって行こうとしている、その気持ちです。カペッロと手法が似ていると良く言われますが、その部分が決定的に違うと思います。結果が出なければおっしゃるように選手の気持ちが離れてしまうこともあるでしょうし、彼自身ものすごく苦しんで来たでしょう。私はそれが生みの苦しみとなることを願っているんですが、いくら力んでも彼ではどうにもならないことが今あるので、何よりそれが早く解決してもらいたいです。リバプールができるだけ早く順風に乗れることを願って、これからも一緒に応援して行きましょう!
無題
コメントは書いていませんでしたが、ずっと読ませていただいてました。
今回も長い記事を訳していただき本当にありがとうございます!
この記事はすごく考えさせられる記事ですね。
私もある程度選手を獲得し、整理すればまだまだいけると安易に考えていました・・・
しかし、想像以上に現実は甘くないみたいですね。来シーズンは今後のリバプールを左右する重要なシーズンになるでしょう。うまくかみ合えば、好転するかもしれませんが・・・もしもの時の覚悟は必要ですね。
私はラファに今後も頑張ってほしいと今シーズン中ずっと思ってました。ラファの采配に関しては?もありましたが、だれが前半戦の出来を見て今シーズンの失点数三位を予想できたのだろうか・・・・?しっかり立て直すとこは立て直し、与えられた戦力、お金で頑張っているとおもいます。
アロンソの放出も昨シーズンを見ると非常にもったいないですが、一昨シーズンまでの成績を見ると理解できないわけではないです。今のリエラの状態も自分が出れないだけで駄々をこねてるようにしか私には見えません。バベルといういい例があるのだから、腐らずに頑張ればチャンスがあったと思います。
ちなみにいまはラファの決断待ちなんですかね??
もし、ラファが辞めたらラファのことをしたっていた選手たちも抜けてチームが崩壊するってこともありえない話ではないですよね。
オフシーズンも不安がつきそうにありません・・・・
Re:無題
アロンソについては大変難しい話ですね。私もT=さん同様、一昨シーズンまでの彼を見ていて放出という選択肢はあったと思います。個人的には大反対でしたが。そして昨シーズンの彼の絶好調が、その放出話があったからこそというのも悲しい話です・・・。彼が出て行ったことはチームに少なからず影響を与えましたが、それは戦力としてはもちろんですが、彼が出て行ったにもかかわらずそれを補えるだけの補強を許されなかったことが、開幕からどこか選手たちの気持ちを挫いていたのではないかと思います。この話を語らせたら私は何時間でもしゃべれそうなので、この辺にしときます^^。
ラファは今、クラブの上層部と駆け引きをしている真っ最中なんじゃないでしょうか。ご存知のようにものすごい頑固者ですから、とことん粘って最低限の約束を引き出すか、それが出来なければ去ることも考えているのかなあ・・・と想像しています。
訳ありがとうございます
echoの記事等をかたっぱしから読んでいたら、やれ、SOSがリーグに直談判に行くやら、
来期もキャプテンとトーレスが居てくれるよう祈りましょう、みたいな事が
書いてある記事もあって、 「???!!!!」 と悶々としていた矢先のこの記事でした。
おかげで今ではなんだか妙にスッキリしてしまいました。
なまじっかラファも選手もファンもみんな我慢強かったから、問題が先送りされて
ここまできてしまったような気もします・・・。
そんなところもなんともリバプールらしいといいましょうか?
トーレスに関しては、リバプールにこなければここまでの選手にはなって
いなかっただろうと私は勝手に思い込んでいますが、生まれ育ったクラブでもないし、
いろいろなキャリアを諦めたり、短い選手生命の中で夢を先送りにしてまでも
来るかこないかわからん救助(お金)を待って、一緒に遭難していてくれよとも思えません。
彼が決めればいいことです。
ただし、キャプテンにはもう二度とツー・カーで息があうストライカーを失うという
経験はしほしくないのが本音です。(っていうか自分がしたくない~!)
Re:訳ありがとうございます
それから、yumiさんのところでアッガーの写真拝見しました!この緑のボールっ子たちは何だろ?と思っていたんですが、デンマークにはそういう門を作る習慣があるんですね。それをフットボールの子供たちに作ってもらったというのがいいですね。それから着ているいいかげんな白いスーツも彼らしくて笑ってしまいました。丸刈りは個人的に好きなので、私は期待です(笑)。
こんにちは
長く思い話を丁寧に訳して下さって本当にありがとうございます。最近のクラブに関するニュースを必死で読みながら状況は自分が思っているよりもずっと深刻な感じはしてました;
一晩いろいろ考えましたが(考え過ぎですね;)なるようにしかならない・なんて言葉しか残りませんでした。。
トーレスに関しては、もし出ていく事を選んだとしても多くのリバプールファンはきっと、3年間本当にありがとうと言って感謝して見送るでしょうね。みんな本当にお人よしだから(苦笑)
しかし、にわかファンさんの仰る通りトーレスは、漫画を地でいってますよね。私はまだまだ漫画は続くんじゃないかなんて思ってますが(苦笑)トーレスに対する淡い期待です;
キャプテンをずっと応援してきた私は、キャプテンが残りのキャリアを「深い穴」の中で過ごして終わるとは思いたくないです。。これも運命なのかと思ったりもしますが、「運命は自分で作るもの」と言っていたキャプテンが今どう思っているのか。。
わけのわからないコメントですみません;
金曜のキャンペーン、フニクラさん参加したんですね。私は様子をうかがうだけでした;今度あったら、私もやります。
Re:こんにちは
キャプテンはクラブのキャプテンですから、おそらく他の選手よりも状況のことはある程度わかっていただろうと思います。今季の彼の不調はそんなところからも来ていたのかとも想像できますが、それでも「運命は自分で作る」と言っていた彼は、どういう決意で今季のピッチに立っていたんでしょうか。彼はもっともっと栄光を手にしていていい選手だと思うので、考えると本当にきついです。
>金曜のキャンペーン、フニクラさん参加したんですね。
お調子もんなんで、こういうの好きなんです(笑)。ビーチボールをユナイテッド戦で自分たちで大量に投げ込んじゃうKOPが大好きな変わり者です。
無題
そして翻訳ありがとうございます!
シーズン中は色々な記事に対して、「ああ、また言ってるよ」「くだらない事ばっかり書きやがって」とか鼻で笑い飛ばす事も出来たんですけど、最近は黒いものが色々と出てきていたと思ったらもうやっぱり‘何でも起こり得る’なんですね…
トーレスは本当にただゴールを決めてくれるスペイン人じゃなくて、もう完全にREDMANですからね。みなさんの仰る通り!
彼やベナユンを筆頭に、こういう本人も監督もサポーターも残留を希望しているのに心配したり悩んだりしなきゃいけない状況というのが悔しいです。
みんなが純粋に笑顔で喜べる日が早く来てほしいですね。
>時間との競争
そこがもう全てになっちゃってますよね…
0になる前に誰かがカウントダウンタイマーのストップボタンを押してくれるのを毎日祈ります。
それと、フニクラさんが旅行中に撮った写真で個人情報に関わらないようなのがもしあったら載せていただきたいな~♪と思ったりします。
Re:無題
写真はすごくヘッタクソですよ、でもリクエストにお答えして少し載せてみます。チェルシー戦のピッチにもカササギ君は来ていたようで、本当に自分の化身のように思えて来ました(笑)。
無題
わたしは英語がサッパリなので、このようなニュースに関しては、ファンの方々のブログを通してのみ情報を得ているので、あまり振り回されずにいます。
やはりビジネスなのでいろいろあるとは思いますが、わたしはリバプールフットボールクラブが無くなることなく、愛のあるクラブでいてくれればそれでいいかなあ。
なんだかんだ楽しいことや嬉しいこともいっぱいあります!
七転び八起きでいきましょう!!
Re:無題
お疲れさまです。
今シーズンからはスウォージーで頑張っていたようで、彼の未来が閉ざされてしまった事は非常に残念でなりません。
R.I.P Besian YNWA
Re:お疲れさまです。
R.I.P. YNWA
無題
ゆっくり読ませて頂きました。
私は常々、欧州サッカーを見て、記事を読んでいるうちに
「私が好きなのは、リヴァプールFC・・・と言うよりリヴァプールサポーター!」
そんな風にさえ思うようになってました。
使えなくなると白いハンカチを振るある国のサポーター、
勝てないと批判ばかりするある国のサポーター、
そういう風景を別の国では見かけます。
今回のことで益々リヴァプールの人たちが大好きになりました。
監督を信じ、選手をサポートする人たち。
私もいつもそういう気持ちでいます。
それにしても、ラファの去就、トーレスやジェラードの移籍、色々な記事が出てくるたびにドキドキです。
オーナーの問題、早く落ち着いて来期に心から期待で胸膨らむ日が訪れてほしい。
管理人さんがそんな素敵な記事を訳してくださる日が待ち遠しいです。
Re:無題
私もそう思います!選手たちもだからリバプールというクラブを愛するんでしょう。彼らは本当にすごいです、尊敬します。
>オーナーの問題、早く落ち着いて来期に心から期待で胸膨らむ日が訪れてほしい。
そうですね、明日か明日かと思いながら1年経っちゃった、なんてことにならないようにお願いしたいです。そのために選手も監督も、そしてサポーターたちも、彼らのやれる限りの力で上にプレッシャーをかけていると思います。それが早く実って、朗報が聞きたいですね!