前半と後半、これほど違うチームになるとは!前半は中盤でしっかりとプレスをかけて相手の攻撃を分断し、ボールを奪ってそこからすばやい切り替えで攻め上がるレッズ得意の形がきっちりとできていました。プレッシャーとテンポ、それがこのチームの要なんだよなあと改めて思いました。本当に久しぶりにチームが上手く流れている、そう感じさせる前半でした。中盤の2人が特に良かったと思います。
後半開始からアーセナルはがっつり前に出て来ましたね。ハーフタイムに相当ベンゲル監督にねじを巻かれたんだな、そう思わせる立ち上がりでした。押し込まれる展開になり、60分ぐらいまでなんとか堪えて落ち着きたいと思って見ていたら、その時間までにまさか2失点するとは(泣)。1点目はアウレリオのところでディフレクトして不運と言えば不運でしたが、あの位置にいるジョンソンが軽率でもあったと思います。2点目はアルシャビンを誉めるべきか?しかしジョンソンにはなんとか阻止して欲しかったですね。またいいところに飛んだもんで、あれは世界のどんなスーパーキーパーでも止められません。
この試合のラインナップを見てまず感じたのは、先発にはようやくベストメンバーが揃ったものの、ベンチにディフェンダーが多いなということでした。リードされて引かれた時に流れを変えられる選手が不在で、それが響いたと思います。アクイラーニはまだまだあのスピードの中で違いを生み出せるほど馴染んでいないし、エンゴグも2トップでほとんど仕事ができませんでした。そして最後のカードはデゲンでした。彼が交代で入った時のなんともいえないスタジアムのどよめきが、ファンの気持ちを表していたと感じます。しかし彼は2度ほどいい攻め上がりを見せてくれましたね。彼が入って落胆してしまった自分に反省しました。
前半と後半で選手は変わっていないのに、なぜあれほどチームが変わってしまったのか?理由を考えると、「自信」ぐらいしか思いつきません。前半の出来を見て、ファンもおそらく選手たちも、やっと本来のレッズが戻って来たと感じたはずです。それがOGひとつでもろくも崩れてしまったのは、勝ち切れないチームの自信の欠如の表れではなかったか?そう思います。しっかりとパスを繋いで行こうという姿勢は影をひそめ、前線にむやみにボールを蹴り込むシーンが、終盤になればなるほど目につきました。そういう時にチームに勇気と落ち着きを与える選手が、今日はピッチにいませんでしたね。キャプテンには、ファウルを貰うんではなくもっと相手をふっ飛ばしに行く姿勢を見せて欲しかったです。トーレスは大きな違いを見せてくれていたものの、まだ90分フルにやれるだけのコンディションではなかったようです。そして復帰したての彼にはよくあるんですが、自分1人でなんとかしようとし過ぎるきらいがありました。ストライカーなんだから、あれぐらいの気持ちを見せてくれていいんですけどね。前半の決定機を外したことで、余計にその気持ちが強くなっていたのかもしれません。
アーセナルも決して本来のプレーではありませんでした。勝てると思ったんだけどなあ・・・。これでアンフィールドでは10月25日以来1ヶ月半勝ち星なしで、ファンには元気出せって方が無理でしょうか?しかし!リーグ16試合目にしてようやく、ベストと言える布陣が組めるようになりました!選手たちには気持ちを立て直し、ミッドウィークにもやもやを吹き飛ばすような快勝を見せて欲しいです。今日の前半のような試合ができれば、必ずそれをやれるはずです。
●SKY SPORTSのレーティングレイナ:6 ゴールについて非はない
アウレリオ:6 セットプレーで脅威
アッガー:7 確実
キャラガー:6 まずまず
ジョンソン:4 実にお粗末
キャプテン:6 靴下が脱げてしまうほど走った
ルーカス:6 戦った
マスチェラーノ:7 闘争的
カイト:7 良くゴールを決めた
トーレス:6 鋭さを欠く
ベナユン:5 期待はずれ
(SUB)デゲン:6 動力を加えた
(SUB)アクイラーニ:6 ひらめきをもたらせず
(SUB)エンゴグ:6 精力的
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無題
そのあとアクイラーニにスイッチングしてましたw
前半は攻守の切り換えが早く素晴らしい試合だったんですけど・・・。ラファも言っていましたがオウンゴールから完全にチームは失速してしまいました。
故障者が戻ってきつつもまだ相変わらずヤキモキさせられる感じです。でもきっと・・・信じてます。
Re:無題
オウンゴール自体よりも、それで失速したメンタリティの方がかなり深刻だなと感じました。ここはなんとか、選手と監督の力、さらにファンの後押しの力で跳ね返してもらうしかありません。頼むよレッズ!
これからに期待
今日の仕事を午前中休んで見ました。前半は行ける!って感じでしたが、後半は書いてくださったようにボールを前線に投げ込むっていう感じが多くなりましたね。出しどころがなくなって、放り込むっていう感じがしたのですが、疲れちゃったのかなあ。
オウンゴールは仕方ないと思うし、ジョンソン、次も頑張って欲しいです。2失点目はアルジャビンを褒めるしかないですよね。しかし、よくもあんないいところに飛んだよなあ。ツキもちょっと足りなかった。
いや、でもとりあえずはいい動きを見せてくれたし、次に期待です。このところ、ドキドキする、今からの動きで期待できる、というサッカーでなかったような気がしていたので、今日のは良しとしたいです。
Re:これからに期待
ジョンソンにはこれから気持ちの強さを見せて欲しいですね。彼の守備は加入の頃に比べるとずっと成長していると思いますから、期待しています。おっしゃるようにちょっと気の毒なところもありました。どうもまだ、チーム全体にツキが戻ってないのかもしれませんね~。
無題
前半は中盤から早いプレスと早いパス回し・・最近の中ではベストでしたね。疲労が心配だったカイトは生き生きとしてましたし、キャプテンもトーレス復帰で前にと出ていく姿勢が良かったです。ただ、ラストパスとフィニッシュだけが足りなかったですね(枠内3本?)後半は不運と疲れが重なった感じで攻守に頑張った相手のガナーズを褒めるべきかな。レッズの勝利へのメンタリティーの無さや自信の欠如も感じましたしね^^;
試合後はきっとラファもベンゲル監督同様に渇を入れているかもしれないですね。ただ落胆している暇なくウィガン戦があるので、流れを掴んで12月残り4試合連勝して1月に折り返して欲しいですね^^
そして2月のエミレーツではリベンジを!です。
Re:無題
ですね!その頃にはチームも見違えるような絶好調でいてもらいたいです。この試合は久々に、キャプテンとトーレスのいいコンビネーションも見られました。なんだか懐かしく感じるぐらい(笑)。あれは決めて欲しかった!
すぐにウィガン戦があるのはありがたいですね。おっしゃるように、流れを掴んで連勝して欲しいです。そのための兆しはアーセナル戦で見えたし、期待します!
無題
記事で読みましたが、ガナーズはハーフタイムに今までに無い位ヴェンゲルに檄を飛ばされたらしいです、ですので厳しく解釈すれば前半REDSが良かったよりもそれ以上にガナーズが駄目だったと考えます、悲しいですがそれが今のREDSの現状です。
ここまで駄目だと何か変化が必要な気がします、このままコンディションが上向けばとか連係が良くなればとか言っている間にシーズン後半もズルズルと行ってしまう気がして本気で4位を確保するのが厳しく思えてきました、でも頑固ラファはいじらないんでしょうね。
あーぁ、せっかくアロンソが観に来ていたのに気不味い再会になっちゃったじゃないかな…(泣)。
Re:無題
セスクいわく「これまでないぐらいの激怒」だったらしいですね。一見穏やかそうに見えますが、結構面白いリアクションしてくれる楽しい人です。ドレッシングルームを覗き見してみたい・・・。確かにセスクもウォルコットも今いちだったしアルムニアは不安定だったし、私もカツさん同様浮かれておりました。
何か変化が必要というのは私も感じます。それは何か、と考えるのもまた楽しいです。こういうのをファン同士で集まって話したら、一晩でも語り合えそうですね。頑固なラファがそれをやるかどうかは別として。