ラボトニツキ戦に向けて

マケドニア遠征のメンバーは、カバリエリ、アクイラーニ、アッガー、キルギアコス、ルーカス、ウィルソン、エンゴグ、スピーリング、ダービー、シェルベイ、ケリー、エクレストン、アジャラ、ハンセン、グラクシ、アモー、ダッラ･バッレ、インスの21名でした。試合に向けて、スコピエでのホジソンのコメントです。また、オニール監督がL･ヤングのリバプール行きに関してコメントをしています。
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●ホジソン（ガーディアン紙）
「我々は自分たちの運命を、大勢の経験不足の選手たちに委ねざるを得ない。ヨーロッパのフットボールに良く精通したチームを相手にして、彼らがやり遂げてくれることを祈るのみだ。私のリバプールでのキャリアのスタートが、これ以上困難なものになるとは思い描くことさえできなかっただろうね。10人のシニアの選手たちを欠いて、優れたチームを相手にヨーロッパでの予選を戦う。我々が勝てることを願っているが、今回の場合、自信と言うには程遠いよ。

ワールドカップの年に予選を7月29日に戦うというのは、とりわけ難しい。全員が、UEFAのほとんどが、ビーチにいた選手を3日間トレーニングし、トップクラスの試合に投入するのは不可能であるとわかっている。明日のチームがリバプールの期待を裏切らないだろうということには私は比較的自信はあるが、生き残るためには非常に良いプレーをしなければならないだろう。

（3年前、サミー･リーが監督をしていたボルトンは、UEFAカップの対戦でラボトニキと対戦して1-1の引き分けだった）サミーは私にあまり多くを伝えることはできなかったよ。彼はボルトンのことを心の中から消してしまったんだと思うが、困難を潜り抜けたことは覚えているようだ。

（ELの位置づけについて、役員会と話し合うと言っていたことについて）我々がそもそもやっていこうとしているのは、議論なんだ。これからもそれは行われると私は確信している。しかし、これは非常に重要な試合だよ。

ここでほとんどの人々は、（遠征メンバーの）選手たちのことを聞いたことがないだろう。彼らのことを知らないだろうね。しかしリバプールで一流の選手になるつもりなら、今回のような試合を扱うことができなければならない。彼らにそれができるかどうか、私たちはわかるだろう。泳ぎ出すチャンスだ。

（遠征から外れた）ジェラードや他の選手たちには、プレーできる状態に全く近づいていなかった。彼らはたった4日間トレーニングを積んだだけだ。難しいコンディションの彼らをプレーさせるようなことをしたら、完全な愚行だっただろう。

（SKY SPORTSより、ルーク･ヤングやマキシ･ロドリゲスについて聞かれて）彼らは明日はプレーしないよ。その件に関して言える情報は何もない。話題を変えるよ。マケドニアの記者たちで一杯のこの部屋で、ホームグロウン･ルールやイングランド選手といったことを話すのは、適切ではないと私は思う。私たちは試合のことを話すべきだと思うよ、それが人々が興味を抱いていることだからね。君が今持ち出した話題は、将来のプレス･カンファレンスでの話題だ。
あと残り7分間で私が答える、喜んでマケドニアの人々のために答えようとしている質問は、明日のフットボールの試合についてだ。システムや移籍市場のターゲットや、イングランドフットボールの長期的な将来のようなことではなくね。」

●オニール監督（アストンヴィラ公式HP）
「あるフットボールクラブからオファーが来ており、ルークはそれを考慮中だ。それが実現しなければ、彼はポルトガルの我々に合流するだろう。彼はすぐにもフットボールのプレーを必要としているからね。どう進展するか見守るつもりだよ。」

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L・ヤングは昨日、ポルトガルに飛んでヴィラに合流しました。状況を見ると、クラブ間は移籍金￡2.5mで合意に達したものの、個人条件で折り合わなかった模様です。バーミンガムの地元メディアはヤングがレッズでベンチに座ることに難色を示していると報じており、彼は移籍をあまり望んではいないようです。これからリバプールが条件を変更して再び提示するか、それともこのまま終わるのか、いずれにせよヴィラは彼を早速ポルトガルに合流させていますので、残留するなら受け入れる用意があるんでしょう。状況はインスーアのケースと同じと言えば同じですが、番号も取り上げて退路を断っている感のあるリバプールとはちょっと違いますね。そもそも、クラブ間が合意に達しただけで選手本人の意思に関係なく早々に公式に「合意した」と発表したのは、現状を見ると勇み足だったんじゃないでしょうか。

さて！今日はリバプールのシーズンスタートです！ホジソンはプレシーズンから最終ラインにてこ入れをしました。「交代で出すだけなら連れて行かない」と言っていた言葉通りだとすると、スターティングメンバーはこんな感じになりそうです。

　　　　　カバリエリ
ケリー　キルギアコス　シュクルテル　アッガー
　　　スピーリング　ルーカス
アモー　アクイラーニ　ヨバノビッチ
　　　　　エンゴグ

右サイドが若手コンビでやや不安か？この試合で一番興味があるのは、昨シーズンまでのシステムを継承して4-2-3-1で行くのか、それともここでホジソン色を出して4-4-2にするかどうかです。個人的にはこの試合は、勝てればもうけもん、引き分けならプランどおり、1-0の敗戦でもまずまずではと思っています。
LFC.tvのeチケで見られるだろうとワクワクしていたんですが、どうやらこの試合はラボトニツキが放映権を持っており、英国でもペイ･パー･ビューでしか見られないようです･･･残念。