公式HPでは、ユトレヒト遠征メンバーを下記の通りと発表しています。
レイナ、ジョーンズ、ジョンソン、ケリー、キルギアコス、シュクルテル、キャラ、
シェルベイ、ポウルセン、ルーカス、マキシ、スピーリング、バベル、メイレレス、ヨバ、ジョー、
カイト、エクレストン、エンゴグ、トーレス
キャプテンとアッガーは遠征メンバーに入りませんでした。それから、ホジソンは選手たちとは行動を別にし、オランダで合流したとも発表しています。そのホジソンと、カイト、そしてユトレヒトの若干21歳、若きエースストライカーのコメントです。
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●ホジソン
(公式HP)「スティーブン・ジェラードは温存した。彼には多くの試合があり、1週間に3試合もプレーしていたら、彼を長期に渡って失うことになるかもしれないという心配を我々は常に抱いているからね。幸運なことに、我々の中盤のオプションはかなりたくさんあ
る。
プレーすべきかそうでないか、我々が議論をしたファーストチームの唯一の選手がジェラードだった。彼は背部に痛みを抱えているという事実から、そうしなければならない。私にはフィットしていて選択可能な選手が23人おり、私は残しておく選手を選んだ。もし我々が上手く行けば、これから40以上の試合をすることになる。彼は我々の非常に重要な選手だからね。
今の時点で、スティーブン・ジェラードはフィットしている。もし今回がグループステージの決定的な試合で我々にポジティブな結果が必要だったら、彼はプレーしていただろう。しかし試合は6つあり、今回はまだその2戦目だ。
(ジェラードの長期に渡るフィットネスを懸念しているのか、と聞かれて)いや。ジェラードに関して懸念はないよ。
(アッガーについて)最初はグローインを傷めたと思ったんだが、彼は今日のランチタイムにMRI検査を受けている。私はその結果をまだ受け取っていないんだ。この負傷は、我々が望んでいたようには回復しなかった。当初、月曜に彼がトレーニングに入って来た時には、彼はこの試合に間に合うと我々は考えていた。しかしそうはならず、従って今の時点では、日曜の試合にも疑問符だ。
(トーレスに関して)負傷の問題は、もう過去のものになったと思う。この怪我の問題を、いつもいつも取り上げているわけにはいかないと思うよ。彼をグループから外して温存する理由はもうない。
昨シーズンの終盤に離脱し、ワールドカップが始まる時からずっと抱えていた負傷から、彼は回復した。決勝で負った怪我は軽い負傷で、彼は遅れて戻って来たが、そのプレシーズンにトレーニングに復帰した時点ですでに完治していた。私たちは、彼からずっと目を離さずにいた。彼の回復具合をモニターし、急ぎ過ぎて彼を難しい状況に追いやることのないよう、努めて来たんだ。
率直に言って、もし彼が日曜にもプレーできると私が考えなかったら、木曜にプレーさせるなど夢にも思わなかっただろう。しかし、まだ彼を木曜のメンバーに選んだわけではないがね!
(プレッシャーの少ない試合でプレーさせることは、トーレスの手助けになるかと問われて)私は水晶玉は持っていないんだよ、申し訳ないね。もし彼がハットトリックを決めたら手助けになるだろうし、3度のゴールチャンスにミスをしてお粗末なプレーをしたら、それは手助けにならないだろう。しかし、彼はどんどん復調している。我々は最近のリーグ2戦で4ゴールし、彼はその4つ全てに絡んでいる。
(ほぼベストメンバーを帯同したことについて)ノーサンプトン戦を戦っていて1-1になり、あまり良いプレーができておらず、試合の流れを変えたいと思ったとしよう。そして周りを見回して、ファーストチームの選手たちを全員休ませていたことに気がつく・・・おそらく、そのことが私の考えに影響を与えたね。私は先週、多くのことを学んだよ!
(オーナーシップ問題がプレーに影響を及ぼしているかと聞かれて)いや、私はそうは思っていない。選手たちは信じがたいほど良く対応していると思う。我々全員がだ。リバプール・フットボールクラブに関わる人間全員が、オーナーシップ問題の解決を望んでいる。それが解決しない間は、我々は時おり起こる抗議行動を受け入れなければならない。
私は、それが我々に影響しているとは思っていない。トレーニング中は確実に影響していない。試合中は・・・私たちは厳しいスタートを切っている。6試合で6ポイントというのは望んでいたものではない。しかし我々は難しいチームと対戦して来た。クラブにいる、私と選手全員が、これからもっと良くなってポイントを獲得し始めると自信を持っているよ。」
●カイト
(公式HP)「あそこに戻ることは大きな意味がある。彼らは、僕にプロのフットボールをやるチャンスをくれたクラブなんだ。あそこで5年間を過ごし、本当に楽しかったよ。彼らが僕にチャンスを与えてくれて、本当に幸せだった。
今は、知り合いの選手はあまり大勢いないんだ。今もあのチームでプレーしている選手は、ほんの2、3人だよ。でもクラブで働いている人たちの中にも何人か知り合いがいるから、戻って彼らに会えるのはきっと楽しいだろうね。
僕たちは結果が欲しい。もしユトレヒトでユトレヒトを破ることができれば、すばらしいだろう。そうなれば僕たちは6ポイントを獲得し、次のラウンド進出をほぼ手中にできる。
僕たちはこのチームの中で毎日努力しているし、自分たちの能力はわかっている。結果を得るのは単に時間の問題だ。
僕はオランダのフットボールをチェックして、オランダのチームの戦いぶりを、特にヨーロッパでの戦いぶりを見るのが好きなんだ。僕たちが予選ラウンドを勝ち抜いた時、彼らがセルティックを相手にすばらしい結果を出したのを見たよ。僕はチームメートたちに、あそこでプレーしたくてたまらないと言ったんだ。古巣に戻るというのは、いつでも特別なものだからね。
彼らは大勢の能力ある選手を抱えるチームだ。若いチームだけど、波に乗った時は本当に良いプレーができる・・・ホームでは特にね。セルティックを4-0で破ったように、彼らはあそこで何度かすばらしい結果を出している。グループ初戦の対ナポリ戦での結果も、しっかりしたものだった。
彼らはビッグチーム相手にとても強いようだね。アヤックスの選手にユトレヒトへ行くのは好きかと聞いたら、皆が『NO』と答えるよ。あそこで良い結果を得るのはすごく難しいんだ。
僕たちにとって、あそこでプレーするのはすばらしい試合になるだろうし、とても良い雰囲気を味わえることを期待しているよ。
(フィットネスに関して)僕にはまだちょっと時間が必要なんだ。こういう怪我は、4から6週間を必要とする。僕はすごく早く回復したけど、まだ本来の調子に戻るまでには2、3試合必要だ。
また得点できてチームの力になれたことは、もちろんすばらしい気持ちだったよ。残念ながらあの試合には勝てなかったけど、同じように努力を続けて行けば結果はついてくると、僕は確信している。僕たちは、できる限り早く進歩したいと思っている。上手くいけばユトレヒト戦からスタートし、ブラックプール戦で3ポイントを獲得してそれを継続できるだろう。そうすれば、良い気分のままインターナショナル・ブレークに向かえるね。」
●リッキー・ファン・ウォルフスウィンケル
(BBC)「皆は時々、僕(Van Wolfswinkel)のことをVan Wolfsshopと呼ぶんだ。winkelは英語でshopの意味なんだって・・・面白いだろ?
もっと高いレベルのディフェンダーを相手にプレーするというチャレンジを、僕は楽しみにしているんだ。3ポイントを取りに行くつもりだし、そこで学んだものをオランダリーグに持ち帰りたい。もちろん、自分がリバプールを相手にゴールを決めることも目指しているよ。
僕たちは一つのチームとして自信を持っている。長い道のりを戦い、グループステージにたどり着くまでだけで6試合も戦わなければならなかったんだ。
(英国圏のチームの)スピードは速い。僕はそれをキックアンドラッシュと呼びたくはないけど、あそこのチームは速いテンポでプレーする。僕たちのスタイルとは違うね。
僕は、自分は英国スタイルのプレーに適応できると思う。いつかはリバプールのようなクラブでプレーしたいけど、僕にとってはその道はまだずっと先だよ。リバプールの選手のレベルになれるように、成長を続けたい。
FCユトレヒトとそのファンたちは、カイトが古巣のクラブに戻って来るのをワクワクして待っているんだ。彼はフェイエノールトへ行き、そこからリバプールに行って、大きな成功を収めた。僕のヒーローの一人はマルコ・ファン・バステンで、現役の選手で尊敬しているのは、シャルケのクラース・ヤン・フンテラールだよ。他のストライカーでは、ルート・ファン・ニステルローイ、彼はオランダチームに戻って来たね・・・代表チームでプレーしているこういう人たちから、僕はたくさんのことを学べるんだ。
今シーズンのここまで僕は13ゴール・・・今のところは良いと思ってるよ。」
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ファン・ウォルフスウィンケル君(オランダ人はどうしてこう名前が長いんだ)は現在14ゴール。PKも含んでですが、リーグ戦7試合で7ゴール、欧州戦では6試合で7ゴール、チーム内ダントツの得点王であるばかりでなく、エールディビジでも首位を併走しています。長身ながら素早さと抜群の得点感覚を持つそうで、要注意です。BBCに語ったコメントがとてもさわやかでめんこかったので、ご紹介してみました。レッズの若手もこういう挑戦者の気持ちを常に持って思い切ったプレーをしてもらいたいし、シニアの選手たちも同じように、どこでやろうと常にチャレンジャーの気持ちを忘れないでいてもらいたいですね。それがレッズの魅力です。この未来のスター候補に、「僕なんかまだまだっす、勉強になりました!」と言わせるようなプレーを、カイト先輩とレッズディフェンダー陣に今日は見せてもらいたいです。万一狼店君にちんちんにされたら、そのまま彼をレッズにお持ち帰りということで。
遠征に際してホジソンがチームと別行動を取ったというのがすごく不思議でしたが、どうやら火曜のアヤックス対ACミランの試合を見て、そのままオランダに滞在していた模様。試合前のこの時にチームを離れてわざわざ足を運んだのは、もしかして重要なスカウティングが?・・・フラ・・・デゼ・・・と妄想が膨らみましたが、真相は霧の中です。
今回の帯同メンバーには、左サイドバックが誰もいません。そこにはケリーが入りそうで、オルドリッジの提案はどうやら今回はおあずけとなりそうです。トーレスに関してはホジソンは「スタメンで起用するかはわからんよ?」と言ってますが、ここはスタメンを予想。今回はどれだけメンバーを落としてくるかわからないですが、できればスピーリングにもチャンスを与えて欲しい。パチェコがメンバーに入っていないのが、ものすごーーーーく残念です。
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無題
Re:無題
今度はプールダービーですか、そこでトレスさん待望のゴールを期待しましょう!
無題
トーレスを本調子に戻すために試合に出したいのですが、ヨバ、バベル、エンゴクの3トップなんかも面白いのではと密かに思っています!!
けれども、
カイトは必ず出るでしょうし、中盤のオプションの多さから考えると僕の希望通りにはなりませんね(笑)
パチェコ、ダービー、アッガーが居ないのは少々悲しいです。
Re:無題
カイトは暖かい拍手をもらってましたね!ユトレヒトのファン、良い人たちですね~。俺はこんなに成長したぜ、ってところを彼らに見せられず、彼も残念だったと思います。
無題
パチェコの名前が無くショックでした・・元気なら選ばれないってことは無いと思うので、リザーブ戦で怪我?体調不良?代表合宿?かな?・・スペイン凸凹コンビ観たかった・・残念です。
ファン・・ケル君は夏に噂になりましたよね?全く知らない選手でしたが、確かにめんこいです(笑
)もう少し体がガッチリしたらレッズにおいで^^
あと、フラミニは感覚が鈍ってますね;色んなポディションさせられてマルチな選手になってますが、ミランの戦術に合わないような・・勿体ないなぁ~・・PL復帰しないかなぁ・・。
今日の試合は、若手君らが出れるような試合になればいいですね・・でも侮れない;あと、カイトのキャプテンが見たいです^^
Re:無題
ユトレヒトは侮れなかった・・・というか、レッズがあまりにもふがいなかったと言った方がいいですね。彼らもガンガン前に出てきたわけじゃないし、プレスが厳しかったわけでもないのに、なんだかお付き合いしたような試合になってしまいました。トーレスのゴールが不発だったのが、非常に残念です!
アヤックスの試合は見てないんですが、フラミニはいまいちでしたか~。おっしゃるとおりもったいない・・・。