マレーシアで

レッズ御一行様は水曜のうちにマレーシアに到着。早速トレーニングを披露し、コメントをしています。
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●ケニー（公式HP）
「我々は選手（ダウニング）と話し合いをする許可を得た。今は彼と個人条件について合意しようとしているところだ。しかし、すべてはメディカルチェック次第ということになるだろうね。それは現在進行中で、どうなるかを確認し、情報を逐一お伝えするよ。

（広東戦は）我々にとって、良いトレーニングエクササイズとなった。帯同している全員が試合に出場した。この試合はとにかくプレシーズンのトレーニングの一環であるということが、非常に大事だよ。選手たちがピッチ上での時間を得るというのが非常に大事だ。
プレシーズンの選手たちは、ミスをすることもあるだろう。そして我々はいくつかミスをしたが、それを受け入れて前に進むつもりだ。選手たち皆、非常に懸命に頑張ってくれた。

チャンピオンズリーグの外にいるよりも、その中にいた方がずっとうれしいだろうね。今シーズンは、我々がヨーロッパの大会の外にいる、長い年月で初めての年だ。しかしおそらく、そのことは我々にとって有利にもなるだろう。試合が減り、選手たちには休む時間が増えるからね。
とにかく我々が言えるのは、このフットボールクラブのために全力を尽くすということだ。試合に勝てば勝つほど、成功を収めることができる。このフットボールクラブのために全力を出し尽くすと、我々は皆さんに約束できる。私たちがやれるのはとにかくベストを尽くすことで、それで結果を出せれば成功できるだろう。

（新シーズンへの期待は重圧にはならないかという問いに）このクラブを監督するというのは、重圧というよりも名誉だよ。期待はあるが、私たちはそれに応えなければならない。そしてサポーターたちもそれに応えなければならない。
私たちのファンが私たちに敬意を払い、このフットボールクラブに献身していることを、我々は知っている。彼らのために結果を出したいと願っている。」

●アダム（公式HP）
「リバプールのデビューを果たせてうれしかったね。気温と湿度は厳しかったが、僕たちにとって良いトレーニングになったと思う。僕自身、45分間プレーできたのは良かったね。
出たくてウズウズしていたよ。試合の後半から入るというのは難しいものなんだが、僕たちは何度かすばらしいプレーを見せたと思う。パスを上手く回し、今回が僕たちが集まって初めての試合だということを考えれば、良くやれたと思うよ。

初めての試合で赤いシャツを着られたことは、僕にとってうれしい瞬間だった。このクラブに加入するチャンスが自分に来たと知った時は、すぐに喜びを感じた。このクラブに入りたくてたまらなかったからね。
僕をここに連れて来てくれた監督とダミアン･コモリには、本当に感謝している。今はとにかく、頑張ってシーズンスタートに向けてしっかりとフィットしたいと思う。
いい感じだよ。シーズンが始まるまでちょうど1ヶ月、フィットするための時間はたっぷりある。

リバプールのようなビッグクラブに加入したら、大勢のサポーターたちがいるのは予想できることだ。僕たちには世界中にそういうサポーターがいる。世界中のどこに行っても、自分がリバプールFCの代表だ。このクラブに在籍しているというのは、僕にとってはまさしく名誉だね。今は次の試合が待ちきれないよ。」

●コーディ（公式HP）
「すばらしい感覚だった。リバプールのためにゴールを決めるというのはいつだって特別なものだけど、それがファーストチームでのゴールというのは、もっと特別だよ。
地元出身者にとって、ファーストチームでプレーすることは何より最高なんだ。だからデビュー戦でのゴールは夢のようで、僕の記憶に長い間残るだろう。
家族は見ていたと思うよ。パパはまだたぶん厳しい意見を言うだろうけど、家族みんなが僕のことを誇りに思っている。

このチームの一人残らず、そして監督とコーチ全員が、僕や他の若手選手たちをとても暖かく受け入れてくれているんだ。そのことに僕たちは感謝を言いたいと思っているよ。彼ら全員がすばらしいんだ。

地元出身選手として待ちに待った日々で、空港に到着して僕たちを出迎えるファンの姿を見た時には、自分の目が信じられなかったよ。あんな光景は今まで見たことがなかった。彼らはすばらしいね。」

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アダムは本当にリバプール加入を願っていたんですね～。そういう選手が加入してくれるのは、ファンにとってとてもうれしいことです。そして、コーディのような地元選手が上がって来て活躍してくれることも。彼のインタビューの受け答えは、嬉しそうでもありますが落ち着いていて、ファンについてもしっかり言及しているあたり、さすがキャプテン・コーディだなあと思います。

公式HPにはエングーがU20ワールドカップの合宿に旅立ったことが報じられており、FAのサイトでニュースを確認してみたら、6月の末にアナウンスされた代表からロビンソンとウィズダムは「クラブの都合で辞退」となっていました。ほお！ということは、これからもプレシーズンで彼らのプレーがたっぷり見られそうですね。アンダーのワールドカップを辞退させてプレシーズンに参加させるということは、クラブの彼らへの強い期待が感じられます。LSBとCB、まさに補強ポイントですねえ。

チームのマレーシアでの練習風景を見ると、メイレレスはもう復帰しています。土曜にプレーできる状態になっていて欲しいですね。アジャラの姿は見つけられませんでした。

移籍に関して、ドニの代理人とポウルセンの代理人がそれぞれコメントをしています。
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●ドニの代理人Ovidio Colucci（SETANTA SPORTS）
「リバプールとは全てがOKです。私たちは、最終文書にサインするためにローマに戻っているところです。取引は最終的に金曜に完了するでしょう。ドニは日曜にはリバプールに戻り、ダルグリッシュのチーム入りします。」

●ポウルセンの代理人Jorn Bonnesen（SKY SPORTS）
「（コペンハーゲン移籍のうわさについて聞かれて）いいえ、クリスティアン･ポウルセンはFCコペンハーゲンには行きません。彼は彼らと話し合いをしていません。クリスティアン･ポウルセンの未来はリバプールにあります。」

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ドニの代理人はオオカミおじさんみたいにいろいろ発言する人ですが、さすがにここまで言うなら加入は決まりなんでしょう。お披露目はケニーが帰って来る日曜か月曜あたり、ダウニングと一緒になるかもしれません。セカンドキーパーはジョーンズやグラクシではだめなんでしょうか。クラブは最初はフリーデルを獲りに行っていたし、実力あるセカンドキーパーが欲しいということは、レイナの両側鼠径ヘルニアの状態が意外に深刻なんだろうか、と、良からぬ想像をしてしまいます･･･開幕にしっかり間に合ってくれるといいんですが。

ポウルセンの代理人の「彼の未来はリバプールある」というのは、この中盤密集の状況では少々考えにくいです。彼の去就についてはそのうち動きがあるのではないかと思います。