マスチェラーノはどこへ行く

火曜のプレスカンファレンスで、グラウディオラがマスチェラーノ獲得についてコメントしました。
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●グラウディオラ（ESPN）
「彼がここに来た時に、私は彼のことを話すよ･･･もし彼が来たならばね。しかし君たちが尋ねるべき相手は（スポーツディレクターの）スビサレッタだ。もし守備的ミッドフィールダーを1人獲得できれば、チームの必要は解決するだろう。その1人来れば私は満足だよ。
我々は、フレブとカセレス、ビクトール・サンチェス（マタ）の行き先を見つけなければならないだろう。彼らが残っても、あまり出場機会を得られないだろうからね。」

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別のESPNの記事では、バルサの最初のオファーは￡12mプラスフレブと報じられているが、ESPN Soccernetは￡18mと理解していると書いています。そしてリバプールの言い値は￡25mだそうです。さらに「詳しい情報筋」のコメントとして、「バルセロナのオファーは25mユーロでリバプールの言い値は30mユーロ。私は落としどころは28mユーロ（￡23m）あたりだと思っている」というコメントを紹介しています。マスチェラーノは個人条件に関しては既にバルサと合意しており、週給は￡30,000から一気に￡85,000まで跳ね上がるとも書いています。
いろんな報道を見てみると、マスチェラーノがシティ戦の出場を拒否したというのは、どうやら事実のようですね。アーセナル戦の彼のプレーに感銘を受けたし、彼がレッズにいる限りは全力を尽くしてくれるだろうと信じていたので、この拒否には大きく落胆しています。あのプレーは、バルサやインテルに対する猛烈アピールだったのかなあ･･･。給料大幅アップで現在世界最強と言われるクラブに行き、嫁大喜び、となれば気持ちもわからないでもないですが、でも悲しいよマッシュ。

彼がいなくなるとすれば、誰か代わりの選手は絶対必要でしょうが、獲れるのか？時間と金はあるのか？役員会が水面下できっちり手を打ってくれていることを願うのみです。日曜にキング･ケニーが視察に言ったトイボネンに関しては、PSVのスポークスマンの短いコメントをエコー紙が紹介しています。
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●PSVスポークスマン（Liverpool Echo）
「リバプールは我々にコンタクトを取っており、我々の考えを彼らは知っています。」

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PSVの言い値は￡13mだがリバプールが用意できる額は￡10m、と報じられており、うまくまとまるかどうか。彼は既にELに出場していますが、今季からレギュレーションが少し緩和され、PSVがグループリーグに進出できなければ、カップタイドにはならず移籍先クラブで出場可能なんだそうです。これは対戦相手のシビル・ノヴォシビルスクにぜひ頑張ってもらって！と言ったらPSVファンに怒られそうですね。というわけで、話が進展を見るのは木曜の結果が出てからかもしれません。

もうひとつ、気になるコメントがあります。ユーロU19で優勝を果たしたマヴィンガが、現在のクラブでの状況について、フランスのメディアFranceFootballに不満を語りました。
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クリス、ユーロU-19チャンピオンシップフランス大会から3週間が過ぎて、あなたの状況はどうですか？

すごくがっかりしているんだ。今回の成功と僕がピッチの上でやって来たことで、僕はファーストチームと一緒に練習をして、少しは試合にも出られるチャンスをもらえると思っていた。でも新監督がやって来た。ラファ･ベニテスの後任になったロイ･ホジソンは、クラブの組織を変更している。彼は前任監督とは違って、イングランド人選手をひいきして外国人をないがしろにしている。彼はリバプールをイングランドのクラブに作り変えたいと、はっきりと言ったよ。僕はリザーブチームの中で、既にそれを感じているんだ。それは監督の選択で、尊重しなければならないことだ。

その件について、彼と話すことはできましたか？

うん、すぐにね。彼はあまりたくさんのことは話さなかった。問題は、ファーストチームと一緒に練習している選手が、あまりにも多すぎることなんだ。28人だよ！だから、ラファエル･ベニテスは昨シーズンの後半は僕をファーストチームの練習に加えてくれたけど、今はリザーブに逆戻りさ。はっきり言って、僕はそれをうれしくは思っていない。がっかりしているし苛立っている。だから僕はクラブを出たいんだ、ローンでも構わない。僕はこのクラブが好きだけど、この状況では出ざるを得ないし、そうするつもりだ。別に、シーズン全部をファーストチームでプレーさせてくれと言っているわけじゃない。僕は彼らの練習に加わって、その結果少しでもプレー時間をもらえる、その可能性が欲しいだけなんだ。昨シーズン僕は間違いなく成長したし、もし僕がこのままリザーブにとどまったら、その成長はスローダウンしてしまうだろう。僕はクラブを見つけるチャンスが欲しい。

何かオファーはありましたか？

フランスとイングランドから。でもマーケットの状況があるから難しいんだ。それに加えて、リバプールは僕をローンに出すことをあまり望んではいない。もし僕がこの夏にクラブを出られないんなら、1月にはそれができることを願っているよ。僕の状況が今のまま変わらないならね。確かなのは、僕は決してあきらめないということだ。リザーブに留まることになっても、僕は努力は決してやめないよ。高いレベルに到達したいし、そのために全力を尽くすつもりだ。

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レギュレーションの問題がありますからクラブが「英国化」されなければならないのは必然ですが、外国籍でも若いうちからクラブに来てホームグロウンになれる選手は、英国籍の選手と同じように扱ってもらいたいと思います。彼の場合は、ケリーがいて、さらに今季はウィルソンも獲得しましたから、若手でも3、4番手という難しい立場にいるのかもしれません。クラブはローンに出すつもりはないようですし、ホジソンと良く話し合って、納得して気持ちよく頑張れる状況になってもらいたいです。