トラブゾンスポル戦に向けて

トルコ遠征メンバーは、レイナ、グラクシ、ハンセン、ジョンソン、ケリー、シュクルテル、キャラ、キルギアコス、アウレリオ、ジョー、スピーリング、ポウルセン、ルーカス、パチェコ、シェルベイ、バベル、カイト、エンゴグ、エクレストンの19名でした。ホジソンのコメント、そして移籍に関してカイトの代理人のコメントです。
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●ホジソン（公式HP）
「不運なことに、スティーブン･ジェラードは時々起こる背部痛が再発している。うまく行けば、日曜にはプレーを妨げられるようなことはないと思う。
同じことは日曜に向けてアッガーにも当てはまる。彼は月曜にプレーをしたが、それはある程度メディカルのアドバイスに反していたんだ。彼はプレーを望んでいたが、試合後に少し具合が悪くなった。主に以前の脳震盪から来たもので、木曜にリスクを冒すのは愚かだろう。
マキシは病気だ。彼は胃腸炎で、今は寝込んでいるから彼の起用は問題外だよ。
フェルナンド･トーレスについては、シーズンのこの段階で彼を3試合連続で起用するというリスクは冒したくないと決断した。これほど早く復帰するために、彼は非常に良く頑張ってくれたよ。

アンフィールドで我々は、この対戦を終わらせる絶好のチャンスを逃してしまった。今度はしっかりとそれをやり遂げなければならない。選手たちには難しい場所でのプレーが要求される、非常にタフな試合になるだろう。相手は現時点でトルコの2つか3つのベストチームのうちの一つであり、トルコ･フットボールは非常にレベルが高い。トラブゾンへ行ったことのある人間は皆、プレーするのが著しく困難な所だと私に言うよ。彼らは敵意に満ちた熱狂的な観客で、難しいピッチだ。しかしそれを乗り越えれば、我々はさらに強くなるだろう。

（タイトな日程について）ハードだね･･･疑問の余地はない。このヨーロッパリーグは、ある意味ではチャンピオンズリーグよりもチームにとってハードだよ。ヨーロッパ東部のかなり遠いチームが多く参加しているからね。それに、日曜－木曜－日曜のプレーになるから、大きな選手層が必要だ。我々のリーグ戦にダメージを与えない最良の方法は、試合に勝つことだよ。

（ヨバノビッチについて）月曜の試合後、彼は非常に、非常に疲れていた。彼にとっては全てがちょっとした新しい経験だ。今まで全試合でプレーしており、我々の選手たちの誰よりもプレー時間が長い。フェルナンド同様、明日の夜の試合に彼を入れるのは少々リスクがあっただろう。

（SKY SPORTSより、カイトの代理人の「カイトはインテル移籍を望んでおり、両クラブは交渉中」という発言について）ディルクからは、そういう感情は何も聞いていない。ラファエル･ベニテスがクラブを去る際に、彼はリバプールから選手を引き抜くことはしないという合意書にサインしている。我々はいかなるクラブからもオファーは受け取っておらず、これは明らかに水面下で進んでいる何かだ。代理人はもしかしたら、インテルの監督と話をしているのかもしれない。

我々はいかなるオファーも歓迎しないし、オファーを受け取ってもいない。移籍市場が終了間際というこの段階で、我々が出したいと思っていない選手に、我々が必要としていない金のオファーを受けるというのは、極めて珍しいことだろう。

ディルクは、自分は去りたいと私には言っていない。私は敬意を持って提案するが、もし彼の代理人が彼をどこかのクラブに移籍させようと真剣に計画していたなら、この残り数日という時ではなく、4、5週間前には動いているべきだった。我々が本気で歓迎するようなオファーを、他のクラブから受ける可能性はほとんどありそうにないね。

（公式HPより、マスチェラーノに関して）私が知る限り、前回私がプレスに話してから、それ以上の進展は何もないよ。彼がここにいないというのは事実で、それは私が思うに、クラブ間で交渉中だからだ。もし彼がここで明日プレーしたら、移籍を不利にするかもしれない。私は選手にそういうことはしたくない。彼を無理やり試合のフィールドに送り出せば彼の移籍を難しくする恐れがあり、私は移籍を不利にすることを望んではいない。
しかし、どうにかして今後2日の間に物事が解決することを、私は真剣に願っている。日曜の試合（ウェストブロム戦）に挑むにあたって、もし彼がその時もリバプールの選手であるのなら、私には彼を選択できる権利があると思う。明日の夜に関しては疑問の余地はないが、日曜は大いに疑問だよ。彼が今シーズンはリバプールでプレーするのかあるいはバルセロナでか、日曜までには私は知るべきだと思っている。

（トレゼゲ、マリオ･ゴメス、カールトン･コールの獲得の可能性について聞かれて）いや。今は選手の名前が話題になり、いろんなクラブと結び付けられる時期だ。ドイツやスペインのような国々で、同じ名前がそこの国のクラブと結び付けられて報じられているのは間違いないと思う。そういうシステムになっているんだよ。その選手たちの誰も、今シーズンはリバプールでプレーはしそうにないね。

（ガラタサライのアルダ･トゥランに興味は？と聞かれて）いや。トルコには興味深い選手たちが大勢いるが、ここの選手たちは良い年俸を稼いでいるし、トルコでキャリアを開始してそのまま終えるケースがかなり多く、外国に移籍する必要がないんだよ。」

●Rob Jansen　カイト代理人（SKY SPORTS）
「この両クラブは話し合いを続けていますが、物事はゆっくりと進んでいます。要求とオファーの差は重要です。クラブ間でその差はありますが、ディルクはリバプールに、これは彼のキャリアと人生に関することで、自分はもういたくないと伝えています。
彼は何が何でも去りたいと思ってるわけではありませんが、インテルのようなクラブが来れば、さらに詳しく検討したいと思うのは当然です。」

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先日から、カイト側とホジソンの発言はどうも食い違います。ホジソンの頭越しに話が進行中なのか、それとも代理人のフライングに過ぎないのか？でもこの時期に代理人が根も葉もないことをここまで発言するとはちょっと考えにくいので、何らかの動きはあるんでしょうね。ホジソンは闇でのラファの暗躍を示唆しています。合意書に拘束力は果たしてどれくらいあるのか、謎です。報じられている移籍金は￡13～15ｍですが、この移籍市場終了まであと数日という時に、資金を手にしたとしてどれだけ有効に使えるか、そもそも使わせてもらえるのかも大きな疑問です。

公式HPでは、カバリエリ、ネメトの完全移籍と、アクイラーニのローン移籍がそれぞれ発表されました。アクイラーニはローン後に￡13.1mの3年分割払いという買取オプション付きだそうです･･･安すぎだろ！！！20くらいふっかけて欲しかったわ。マスチェラーノとカイトに関してはどうなるか不透明で、その他にも動向がわからない選手たちが大勢います。エル･ザール、イタンジュ、プレシ、ブラウワーに、そして誰よりインスーアはいったいどうなるのか？？？移籍市場はもう閉めて、明日から9月になって欲しいと真剣に思います。

さて、今日の試合です！本当に体調の優れない選手もいるんでしょうが、それにしてもホジソンは思い切ってメンバーを落としました。彼のプライオリティは明らかにリーグ戦にあり、それに影響するような無理はさせない方針なんでしょう。とは言え、ELがあれば入場料やTV放映権が入るし、若手たちのいいチャンスにもなるし、ここで敗退するわけには行きません。メンバーをこう予想してみました。

　　　　　レイナ
ジョンソン　キャラ　シュクルテル　アウレリオ
　　　　ポウルセン　ルーカス
（カイト）　ジョー　バベル
　　　　　エンゴグ

問題はカイトですね。クラブが彼を売る意思があるのならカップタイドを避けてここで起用はしないでしょうし、ホジソンが言うように断じて売るつもりがないのなら、起用すると思います。敗退したら関係ないですが･･･いや、そんなことは絶対ありません！！！