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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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ベンフィカ戦に向けて、ラファのコメントです。いろんなことを語っているのをまとめて訳したので、長くなってしまいました。また、ESPNのインタビューでのキャラのコメントもご紹介します。
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●ラファ(公式HP)
「何の大会であろうと関係ありません。リバプールはトップチームであり、全ての大会に勝利を目指します。ヨーロッパリーグは、私たちがリバプールに優勝杯を持ち帰ることのできるチャンスです。ですから全力を尽くすつもりです。しかし、特定の大会にプレッシャーが強いということはありません。我々はリバプール・フットボールクラブですからね。

私たちはこの大会で勝ち進みたいと思っており、トップ4でのフィニッシュも望んでいます。両方ともがターゲットで、今はこの試合が最も重要です。しかしその後は日曜にバーミンガム戦が待っており、それが最も重要となるでしょう。
ベンフィカはバランスが取れた、優れた強力なチームです。タフな試合になるでしょう。彼らが試合を落としておらず自信を持っていることを知っていますが、私たちもまた自信を持っていますから、上手く行けば私たちが良いプレーをして勝てるでしょう。

(ベンフィカがリーグ首位で、リーグカップも獲得していることについて)それは驚きではありません。彼らが良くやっていることの証明です。私たちは、ハビエル・ガルシア、アイマール、サビオラのことを知っています・・・彼らはスペインでプレーしていた選手たちです。アイマールとはバレンシアで一緒にやっていましたし、過去の対戦からルイゾンのことも知っています。
昨シーズンには彼らはチャンピオンズリーグ出場権を得られず、それは彼らにとって困難な時でしたが、そこから全てを変えました。ポルトガルではポルトが良く知られていますが、現在はベンフィカが好調で、大きな変化が見られます。

アイマールは非常に優れた人間であり、選手であると思います。彼は良い若者で、彼がポルトガルリーグでいくつもゴールを決めるのを見られたら、私は本当に嬉しいでしょうね。(相手のキープレーヤーについては)あまり言わないほうがいいでしょう。何か言ったらそれが現実になるかもしれませんし、彼は最も危険な選手です。願わくは、彼らのキーパーが目立つといいですね。それは私たちの方が攻めているということですからね。

(リバプールは2006年の対戦の時よりも強くなっていると思うか、と聞かれて)そう思います。しかしベンフィカも強くなっています。明日どうなるか、それを断言するのは難しいでしょう。

(カイトとバベルについて聞かれて)私は彼らにとても満足しています。バベルはあまり出場機会がありませんでしたが、それに対する彼の反応は優れたものでした。彼は精神力を見せ、成長を望んでいます。カイトはシーズンの初めから終わりまで、全ての試合で非常にハードワークをしてくれている選手です。

(前回の対戦では)私たちはベンフィカの使うフリーキックに関して選手たちに話し、そのことを警戒していました。87分に私たちは失点したんですが、その時にサミは眠り込んでおり、彼らは終了間際のゴールを決めたんです。
セカンドレグは彼らにとっては楽な試合でした。我々はリーセとヒーピアを2人とも国際親善試合の怪我で欠いており、守備に変更を強いられていましたからね。私たちはトラオレとウォーノックを起用しました。ベンフィカはカウンターアタックだけを狙ったプレーができましたから、彼らにとって楽なゲームでした。

いつもどおり、私たちは守備と攻撃に適正なバランスを取らなければなりません。私たちは前回彼らと対戦した時よりも強くなっていると思いますが、彼らもまた強くなっています。彼らには今も前回の対戦で得点したルイゾンがおり、私が良く知っているアイマールもいます。彼らはリーグではポルトを上回って首位におり、そのポルトはチャンピオンズリーグにいました。それは、ベンフィカがどれだけ強力かを証明しています。
私たちは、すばらしい雰囲気のすばらしいスタジアムで戦うことになるでしょう。そして、難しい対戦となることを理解しています。ヨーロッパの好ゲームになるでしょう。

(キャプテンについて)マンチェスター・ユナイテッド戦の翌日の月曜に、私たちは話をしました。今後の試合にどうアプローチして行くかについて、話し合ったんです。非常に良い話し合いができ、その後のサンダーランド戦で変化が見られたと思います。私たちは攻撃し、ゴールを決めました。
キャプテンというのは常にキープレーヤーであり、スティーブンは私たちの鍵です。彼が前に出て懸命なハードワークをしていれば、全員が彼に続きます。重要な選手たちが前に突き進んでいれば、他の選手たちは『よし、続け!』と思うものです。彼は旗を掲げて前に進むキャプテンであり、他の全員が彼に従えばやりやすくなります。

スティーブン、フェルナンド・トーレス、ダニエル・アッガー、ハビエル・マスチェラーノ、ぺぺ・レイナ、ジェイミー・キャラガー、私たちには、前進し良いプレーをしているビッグプレーヤーたちがいます。他の選手たちはそれに続かなくてはなりません。

先週私は、彼は真ん中でも、中盤の左でも右でもプレーできると言いました。彼はあらゆるポジションでプレーできます。それは、すべきことをわかっているからです。
私たちは、異なる選手たちを起用して異なるシステムを使って来ています。試合に応じて、適切なシステムの中で適切な選手を起用しています。サンダーランド戦では彼は中盤でプレーし、私たちが前に出てゴールを決めたのを皆さんごらんになったでしょう。

(ガーディアン紙より、キャプテンについて)イングランド代表で、ジェラードとフランク・ランパードは中盤で一緒にプレーできないという議論があったことを、私は覚えています。しかし彼らにはできます。彼はどこでもプレーできます。それは、彼がどのポジションで何をやるべきかを知っているからです。彼はチームのために最善を尽くすことを願っており、先日のチームにとっての最善は、彼がハビエル・マスチェラーノと組んでその役割(中盤)でプレーすることでした。

私にとってはどの選手とかどのシステムということではなく、その全体なんです。昨シーズンの私たちは同じシステムを使って非常に攻撃的であり、今シーズンの私たちは同じシステムを使い、特にアンフィールドで多くのゴールを決めています。ルーカスとマスチェラーノ、ルーカスとアクイラーニ、ルーカスとジェラード、マスチェラーノとアクイラーニ・・・いろんな組み合わせが可能です。それはより多くのオプションをもたらします。

(アッガーについて)ダニエルはもっと成長を目指し、練習ではいつも懸命に努力をしていますから、これからさらに伸びる選手です。先日の試合では、彼がボールを持ってプレーするのが好きなディフェンダーであるところを見せました。彼は将来、私たちにとって非常に重要な選手になるでしょう。
チームとして良いプレーを目指す時には、ディフェンダーからのビルドアップが重要です。それをするためには、守るだけでなく確実にボールを持てる選手が必要なんです。このクラブが進歩するためには、彼のような重要な選手が必要です。

彼はショートパスを出せ、ロングパスを出せ、プレーを切り替えることができ、ゴールを決められます。彼は非常に好調ですよ。彼のフィットネスに関しては、私たちは彼と共に取り組んでいく必要があります。今年は何度か問題を抱え、ウィルスにも罹りました。先月は彼は非常に多くの試合でプレーしたので、難しかったですね。

誰もが攻撃的なフットボールが見られることを望んでいます・・・監督でさえね!私たちがヨーロッパリーグで勝ち進み続けてプレミアリーグでも良いフィニッシュができれば、将来について話すことはもっと簡単になるでしょう。リバプールは巨大なクラブであり、大勢の選手たちがここに来ることを考えています。現在の私たちのパフォーマンスが将来に向けて重要である理由はそこです。
今までの努力は良いものでしたが、私たちはそれを続けなくてはなりません。今シーズンの自分たちが良くなかったことはわかっていますし、それは自信に影響を及ぼしました。しかし過ぎてしまったことは変えられません。私たちのやれることは、前進を続け、シーズンの最後まで全力を尽くすことのみです・・・それがメッセージです。

(アクイラーニについて)彼はこの試合には起用できません。今日(水曜)午前のトレーニングで足首に問題を抱え、私たちは治療をしなければなりません。あまり深刻なものではなさそうですが、以前と同じ足首なので、慎重に症状を見極めなければなりません。

(リエラについて)彼はスパルタクと話し合いをしており、成り行きを見守らなくてはなりません。私たちは、今ここにいる選手たちと共に頑張っています。」

●キャラガー(ESPN)
「もちろん、俺たちはこれまでの物事の成り行きに落胆している。しかしシーズンはまだ終わっちゃいない。俺たちはトップ4の順位に入るように、努力しなければならない・・・それは、シーズンの初めには俺たちの心にはないことだった・・・俺たちはリーグ優勝を、リーグタイトルを戦うことを望んでいた。
見ての通りそうはならなかったが、俺たちにはまだヨーロッパリーグがある。俺たちは、何らかの優勝カップを手に入れたくてたまらないんだ・・・もう数年間それを達成していない。それはものすごく重要なことで、あの大会に勝つことで今シーズンの様相も変わるだろう・・・これからの数週間で全てががらりと変わるかもしれない。

(4位争いについて)他のチームはおそらく期待通りのことをやっているんだと思うが、俺たちは期待通りのことをやっているとは思わない。世間は、ヴィラやトッテナムのようなチームがトップ4に挑戦すると考えていたと思う。しかし俺たちに関しては、リーグタイトルに挑戦していると考えていたと思う。俺たち自身が、少しばかり失望しているんだ。
俺はそれを不運のせいにはしない・・・それがフットボールなんだ。俺たちみんながどこかここかに負傷者を抱え、それもフットボールの一部でその中でやって行くんだ。シーズンのスタートを俺たちはあまり上手く切れず、そして、全員が待ち望んでいたタイトルレースから脱落したことを思い知らされた。
早い段階で俺たちは落胆し、一方で他のチームはトップ4に割って入る期待に色めきたった。おそらく、もうリーグタイトル争いに加われないという事実を俺たちが受け入れるのに、しばらくかかったんだろう。しかし今は来シーズンのためにトップ4でフィニッシュすることは必須で、それは俺たちが確実にやれることだ。

(批判について)上手く行っていない時は、そういう批判は予想していなければならない・・・監督はそれを知っているし、俺たちはそれを知っている。もう長い間ここにいて、俺は他の監督たちが激しく批判されるところも見て来た・・・ロイ・エバンス、ジェラール・ウリエ・・・それもリバプールの一部なんだ。リバプールが、大きく期待されるビッグクラブであることの証明さ・・・物事が上手く行かない時には選手たちも叩かれる、それがリバプールで、ビッグクラブはどこも同じだよ・・・そういうプレッシャーに耐えられなければならない。

(ユナイテッドにリーグ優勝回数を抜かれる可能性について)俺たちは自分たちの記録を誇りに思っているが、もし彼らがそれを奪うなら、それは彼らの手柄だ。永遠に記録を保持することなんかできないさ。俺はマンチェスター・ユナイテッドに大きな尊敬を抱いているよ。彼らはすばらしいチームであり、俺たちはユナイテッドが全く優勝しないことを待てないし、期待もできない。俺たち自身がきっちりと優勝しなければならないんだ。自分たちの記録を守るためには俺たち自身が優勝することで、他のチームの失敗を期待してはだめだ。彼らはやるならやるだろう・・・それはすばらしい偉業だが、俺たちに文句は言えない。俺たち自身に十分な力がなかったということだからな。

(夏のワールドカップについて)俺は見るつもりだよ。当然ワールドカップでプレーしたいと思うさ。見ながら『俺はこのチームに入れたかな?』と考えるんだよ。しかし俺は引退の決断をしたんだし、わずか数週間で衝動的に決めたわけじゃない。そのことで俺のキャリアは伸びた、そう思っている。
俺はリバプールを離れたくはない。これからのキャリアをここで過ごしたいと思っている。上手く行けば代表引退の自分の決断が、それを成し遂げる助けになってくれるだろう。」

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ラファはキャプテンの話をずいぶんしていますが、「サンダーランド戦のように彼を真ん中で使うのか?」ということに関して、いろいろと質問が飛んだんでしょう。あいまいに長々説明していますが、「試合に応じて決めるから」ということのようですね。アクイラーニが負傷離脱なので、中盤はマスチェラーノとルーカスのコンビが濃厚だと思います。アクイラーニは、古傷の足首というところが非常に気になります。本当にたいしたことがなければいいですが・・・。

アウレリオの復帰はまだのようで、今日も左サイドはインスーアが勤めることになるでしょう。彼は電池を切らすことなく、よくここまで頑張っていますね。ラファのコメントでは、アッガーもちょっとオーバーワーク気味の様子です。あと1ヶ月と少し、疲労がたまっている選手たちはいるでしょうが、気力を振り絞って頑張ってもらいたいところです。利口な鷲に負けるなREDMEN!
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