プレシーズン始動は来週の月曜からですが、各紙がその時にはサミー・リーはクラブにいないだろうと報じています。
エコー紙によれば、クラブは取材に対してコメントを拒否したそうですが、サミー・リーはもうスタッフの一員ではないと思われるそうです。彼の行き先は、ウェストハムの指揮を執るサム・アラダイスのところにスタッフ入りするとうわさされています。
確かにクラークが加入して以来、すっかりサミー・リーの影は薄くなってしまいましたから、これは仕方のないところか。クラブの公式HPの記事でも、クラークがいつもケニーと並んで報じられていて、まるで彼がアシスタント・マネージャーのような感じでした。おそらくは彼が正式に昇格すると思います。でも寂しいな・・・ラファの時代、そしてホジソン時代、チームが不調の時に、小柄な体でクラブへの愛情と熱意を爆発させていた彼の姿はいつも一つの救いでした。今後の活躍を心から祈ります。ビッグ・サムなんて蹴り出して、リトル・サミーがまた監督の座を乗っ取っちまえ!
それから、リバプールのターゲットだったコナー・ウィッカムは、サンダーランド移籍が正式に決まりましたね。彼はレッズに来るのを望んでいたようなので決まるかと期待していたんですが、残念。これは数年後にユナイテッド行きというコースか?
なんにせよ、彼のプレーをちゃんと見たことがないので、これからプレミアで見られるのが楽しみです。リバプールは£13mという価格に手を引いたようですが、その決断が正解だったのかどうか、これから答えが出るでしょう。
ヘンダーソンに続く獲得がなかなか決まらずレッズファンはやきもきしていますが、それに答えるように、めったにつぶやかないヘンリーオーナーが久しぶりに
ツイッターでつぶやきました。そして、ファンからの質問にもいくつか答えてくれました。その内容を訳してみました。
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●ヘンリーの最初のつぶやき
ヘンリー:獲得の憶測の中に、一定年齢の選手を入れるべきではありません。ただ短期間のニーズを満たすだけでは、我々はLFCで成功は望めないでしょう。
レッドソックスがシーズンインしているこの時期に、JWHがLFCの問題に注意を払っているのかどうか疑問。もしそうなら、彼は自分が何をしていいのかわからないのでは。
ヘンリー:この全てに関わることを、私はとても幸福に、とても名誉に感じています。舞台裏で何が起こっているかを確かめないでおくのは、私にとって難しいことです。
リバプールのやり方(the Liverpool way)で物事を進めてください!
ヘンリー:そう努めています。
これ(最初のつぶやき)の意味は、僕たちは長期的なことのみを考えており、成功まで忍耐を覚悟すべきということですか?YNWA
ヘンリー:そうは思っていません、Luke。昨シーズンの後半には、我々は非常に競争力がありました。
JWHがある種のイライラを鎮めて、怒る人々の口を閉じてくれることを僕は願っている。
ヘンリー:怒る人々というのが大勢いるのか、私には疑問です。LFCがトップにいることを強く渇望しているだけでしょう。私たちには統制が必要で、それを行っています。
良いニュースです。願わくは、そのポリシーが異常な高値の英国人選手たちにも適用されて欲しい。あなたがこのクラブにしてくれていること全てに感謝しています。
ヘンリー:Dave、現在はスポーツにおける全てが異常な高値です。勝利のためのコストは特に。しかし、選択は計画に沿って行われます。
僕たちのオーナー、ジョン・W・ヘンリーの価値観が本当に好きだ。この移籍市場で僕たちが求めるのは、このシャツのためにプレーして勝ちたいと強く願う、若くハングリーな才能だ。
ヘンリー:それは非常に大きな部分です、Michael。
LFC_newsnow:ジョン、チームの成功の鍵は、若手とベテランのバランスではないですか?一定年齢以上の選手たちを獲得から除外しているんですか?
ヘンリー:new snowとは誰でしょうか?我々はすでに、クラブの中にかなりのベテランを有しています。良いバランスになるはずです。
僕の友人は、JWHは合衆国に試合を売り込むためにアメリカ人選手を探しているんだと強硬に主張しています。どうなんですか?もしそうなら誰がいますか?
ヘンリー:Steve、合衆国はまだ売り込むのが厳しい場所で、答えはNOです。しかしガーバー等が成し遂げたことは高く評価しなければなりません。
プレスは僕たちがターゲットを逃していると過剰に騒ぎ立てて、ファンたちのオーナーシップへの疑問を煽ろうとしているとは思いませんか?
ヘンリー:David、このスポーツの移籍市場の混沌の中で何が実際に起きているかを判読しようとする、フットボール・ジャーナリストよりも難しい仕事をしている人間は他に誰かいるでしょうか!
何が起きているんでしょうか・・・プランどおりに物事は進んでいません。あなたは早い時期での獲得を約束しています。何も起こっていません。マンUはもう3人獲得しています。
ヘンリー:Abuh、早い時期に起きることもあれば、遅い時期に起きることもあります。重要なのはしっかりと獲得をすることです。時には、何を回避するかも重要です。
新スタジアムの計画は進んでいますか?
ヘンリー:Simon、この件に関しては信じがたいほどの仕事量をこなしています。ファンが公式の最新情報を得るのは助けになるでしょうね。
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ヘンダーソン獲得以来、うわさばかりが先行して新たなニュースがなく、ファンは待ち焦がれています。その時期にオーナーがこういうつぶやきをしてファンとダイレクトに接触できるというのは、ネット時代のすごさですね。一つ一つファンの名前を言いながら答えているところに、ヘンリーの手腕を感じました。
ヤング、ジョーンズ、そして今回ウィッカム、メインターゲットと言われる選手たちを逃して、確かにファンとしては心配にもなります。それに一番の補強ポイントであるLSB、CBに関してはうわさがぱったり途絶えています。しかしどうやら、ヘンリーは補強に自信を持っているようですね。でなければこんなつぶやきはできないでしょう。情報を統制して水面下でひっそり物事を進める「the Liverpool way」でやってくれというファンの声に、「Trying」という一言の答えはかっこええ!個人的には、「頼むぞヘンリー!」というクラブへの信頼の気持ちが一段と強くなりました。
一定年齢以上の選手は獲らない、と彼はきっぱり言い切っていますが、その線引きは具体的にどこなんでしょう、非常に気にかかるところです。もうすぐ27歳になるダウニングは果たしてその範疇に入るのか?そしてまた、多少値段を払い過ぎてもプランに沿う選手なら獲る、ということも明言しています。
オーナーも選手もこの夏は勝利に向けて補強すると言い切っている以上、ファンとしてはワクワクしながら、うわさに踊らされ、期待と妄想をムクムク膨らませて、ニヤニヤしながら楽しんでいるのが正解ではないかと思います。別にファンが焦ったって話が早く進むわけじゃなし、クラブが馬車馬のように頑張って、良い仕事をしてくれることを信じましょう。でもやっぱり、良いニュースはなるべく早く聞きたいなあ・・・(笑)。
アダムは個人的にはもう決まりだろうと思っているんですが、これも良いニュースが出ませんね。
ブラックプール・ガゼッタでは、ブラックプールは£8mの移籍金に加えて3人の選手の1年ローンを望んでおり、そのうちの1人はウィルソンと言っています。他の2人はこの記事では言及していませんが、他の報道によればシェルベイとダービー。シェルベイはできればPLのクラブにローンが決まって欲しいんですが、ブラックプールは面白いチームなので、彼には向いているかも。ダービーは契約が残り1年で、延長しないと帰る時にはフリーになってしまいます。
BBCによると、ブラックプールはBojan Djordjicという攻撃的ミッドフィールダーを獲得したそうです。これはアダムの補充か?
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無題
何となく今シーズンは、twitterとかああいうインタラクティブなツールが本格的に普及して最初の移籍シーズンなんでねえ。ガセリたがるのもわかるというか、行き過ぎというかねえ。どうなんでしょう?しかし、噂に上るのが、ほぼ英国人というのは、何なんでしょうね?そんなに私達って英国人を欲しているように見えます??って聞きたいくらいです。本当に狙ってんのかなあ?実際メイレレスも、アクイラーニも獲得直前にいきなり出てきた名前だしね。でもアダムはマジなんでしょうね。これで来なかったら笑います。(別に僕的には来なくてもまあいいんだけど 笑)
後、別に米国での成功を成し遂げる為に米国人を取る必要はサラサラないと思いますよね、実際、日本じゃないんだから。(笑)最近見たんですけど、なんと!アンジェリーナ=ジョリーはレッズファンらしいです、はい。彼女はトゥームをレイディングしていない時は、レッズを応援しているらしいです。(というより、おそらく養子縁組をしているアジア系の子供がレッズファンで、アンジーもおそろいのレッズの帽子をかぶっていただけです、多分 笑)
話がずれましたが、フニクラさんメイレレスって実は、コールより、ポールセンより、ヨバより、コンチェスキーよりサラリー安いって本当ですか???どっかに書いてあったんだけどなあ。
そんで、サラリーアップを要求してると。契約書にもあるんでね。ていうかねえ、そりゃそうだろ(笑)
Re:無題
英国人報道に関しては、プレスの「獲るんだろ?自国で獲るんだろ?獲るんだろおおお!?」という圧力を感じます。それだけ、自国メディアはラファ時代に不満を感じていたのかなあなんて・・・リバプールは特別なクラブなんだと感じている英国人記者たちは、きっと多いんじゃないでしょうか。
アンジェリーナ・ジョリーの写真は私も見ました。レッズのキャップをかぶった子供を連れていたやつ。私が一番感動した有名人は、レッズのジャケットを着て堂々と東レの記者会見に出てきたウォズニアッキ。スポンサー契約しているのかと思いました(笑)。
年俸はそこそこで書いている数字が違ってよくわからないんですが、メイレレスは今週給£30,000で、今年60,000に上がるっていう話は読みました。それくらい上げてもいいですよね、ホントそう思います。
無題
でも、この寂しさはシーズン中からずっと感じてました。何かにつけフォーカスされるのはケニー&クラークでしたから。
フニクラさんがおっしゃるように、チームが不調な時に小柄な体をいっぱいに使ってチームを鼓舞する姿に、いつも勇気付けられてきました。
どんな理由があったかなんて分からないですけど、とても大きなものを失った気分です。
ありがとう。サミー!!
Re:無題
無題
補強に関しては、信じて待つしかないですね。締め切られたときに誰がいるか、楽しみに待ちたいと思います。
それにしてもケニーはダービーを使わないのかな。アーウィンもいなくなり、このまま行くとダービーもいなくなります。そうならないことを願います。
Re:無題
ダービーは後ろが控えているだけに厳しい・・・地元出身でユースのキャプテンを勤めてカップを掲げた彼にはすごく思い入れがあるだけに、心中非常に複雑です。
無題
ウィッカムは残念ですがレッズに来なかった選手ですから、何時までもガッカリしてられません。それに彼がプレミアで活躍していつかレッズに来るかもしれませんし、エンゴーやモーガンといった選手が彼以上になるかもしれませんしね。
サミー退団は残念ですがクラークが来ましたししょうがないことでしたね。ただ彼はどこに行ってもレッズのレジェンドであることには変わりないですし、頑張って欲しいですね。ホジソン時代なんかホジソンよりサミーの方が監督に見えましたよ。苦しい時を共に過ごした彼のためにもリヴァプールは復活しなければなりませんね。今までありがとう!!サミー!!
アダムはなかなか決まりませんね。ちょっとマンUとかに横取りされないか心配です。シェルベイのローンは良いと思います、ホロウェイなら彼を上手く育ててくれると思いますし、シェルベイは化けたらすごい選手になると思っているので頑張って欲しいですね。ウィルソンはプレミアのチームにローンで出して欲しいです。ダービーはケリー、フラナガンと居るのでちょっと厳しいですかね・・・。
余剰戦力の整理が上手くいっていないことも心配です、早くメイレレスの年俸上げて欲しい。
Re:無題
サミー・リーは、スソやコーディがファーストチームの練習に初めて入った時に、「くっついてると罰金だぞー」と声をかけたり、クラブの中でやっぱり大切な存在だったと思うので、とてもとても残念です。でも彼もいつかPLの監督を再びやりたいでしょうし、新しい場所で頑張ってもらいたいです。
余剰戦力の整理は、水面下できっと仕事しているんじゃないでしょうか。ここをヘンリーが放っておくとは思えませんからね~。
無題
今日朝、ニュースサイトを見ていたら、(ウィッカム獲得失敗がどうの、、)とかいう記事を見つけたので、どの新聞かなーと思ったら、やはり
MIRRORで、やはり、ふさふさ君でした(笑)
お前、まだ居たんだねえ(笑)。この前も
(ジェラード、アダムとの競争を歓迎)とかいう捏造記事を書いていて、(お前まだそんなことして給料もらってんのか!)とか突っ込まれてました。lol.
Re:無題
そういえばミラーにリバプールの練習風景が載ってましたね。これはいい仕事です。キャロルって休暇だけでなく、練習でも満面の笑顔で楽しそうです。今年は頼むぞっ!
無題
ちょっとガッカリな気持ちでした。
でも、ここでフニクラさんのコメントを拝見していてちょっと安心しました。
そんなに表に出せない取引だってありますよね。
こんどは信じてていいんだ!
そんなに他の移籍ニュースに振り回されず、ワクワク待っていたらいいんですよね。
ありがとうございます。
そして、ありがとうサミー!ですね。
Re:無題