プールダービーに向けて

ブラックプール戦を前に、ホジソンのコメントです。今回は公式サイトには今のところ何も出ていませんので、他のメディアからです。
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●ホジソン（SKY SPORTS）
「彼ら（ブラックプール）は非常に奔放なプレーしている･･･慎重さを忘れたようなプレーをするが、あらゆるボールをチェイスする。
彼らはアンフィールドへやって来ていちかばちかのプレーをするだろう。それは彼らにとってすばらしい瞬間になるだろうし、我々は彼らにどんなチャンスも与えず、どんな励みも与えないためにハードワークをしなければならない。

ユトレヒト戦では1度か2度、我々に問題が起きた状況の一つか二つは、ユトレヒトのクリアランスからだった。プレッシャーをかけられた相手選手が前方にボールを蹴り出し、すると突然彼らはコーナーや危険な位置でのフリーキックを勝ち取っていた。

ブラックプール戦でも、かなりそういうことがあるだろう。我々はそれに備え、それぞれのポジションがしっかりと正しく、沈着なプレーをしなければならない。そうすれば、相手に簡単に作られるようなゴールチャンスを与えることはなくなる。

テレビで見たダイジェストから、彼らが粘り強さとエネルギーを持っていることは知っている。それは二つのすばらしい特質だ。高いエネルギーを見せ、情熱を維持し、粘り強さと決意を見せることのできるチームならどこでも、何が起ころうとわずかでもチャンスは得られるんだ。

（Daily Mailより、リバプールで成功するためにはマネージメントスタイルを変えなければならないのでは、と聞かれて）そういう提案は侮辱だ。なぜなら、新しいクラブにやって来て、新しいメソッドが突然機能するわけではないんだ。そのメソッドはそれまで35年間上手く機能し続け、自分をヨーロッパで最も尊敬される監督の一人に作り上げた。信じがたい提案だ。

私は（フルハムで）すばらしい2年半を過ごし、そこでは私と私のチームについて、ネガティブなことは一切言われなかった。何も変わらないよ。私は昨年やったのと同じやり方で仕事をする。
私のメソッドは、ハルムスタッドからマルメ、オレブロ、ヌーシャテル・ザマックス、スイス代表チーム、そして他の多くの仕事でも同じようにずっと引き継いで来たものだ。私は同じことをやっているし、私にとって最も重要なことは選手たちだ。

我々はシーズン38試合中の6試合めだ。今の時点で16位であろうと18位であろうと、私は全く気にならない。現実的になり、私の知性を侮辱しないでもらいたい。私を悩ませているものは、我々が獲得したのはわずか6ポイントで、もう少し欲しかったということだ。しかしあの時、マンチェスター･ユナイテッド戦とマンチェスター･シティ戦が厳しい試合になるだろうということは、私はわかっていた。アーセナルと10人で戦った試合が厳しい試合になるだろうといいうこともわかっていたから、おそらく6ポイントというのは少しもひど過ぎるものではない。他の3試合では、平均2ポイントを獲得している。

リバプールとフルハムでは選手のタイプが違うという疑問を、私は理解できない。今の時点でフルハムの選手とは全くタイプが違うと言われている選手たちの一人か二人はほぼ間違いなく、フルハムの選手たちよりも良いプレーをしていないのだろう。だからおそらく、人々はそのことに目を向けるべきなんだ。私が一部のジャーナリストを非難して良ければ、そういうジャーナリストたちはパフォーマンスではなく知名度を見ているんだと思う。判断は選手たちの知名度を基にしており、選手たちが実際にその日に何をしたかは必要ないんだ。」

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Daily Mailは「ホジソンは普段のナイスガイのイメージに反し、激怒して答えた」と書いていますが、何かと煽りたがる新聞なので、その辺は割り引いて捉えていただけるとありがたいです。しかし、「自分のメソッドは間違っていない、できない選手が問題」と受け止められるこのコメントには、正直「うーーーん」です。そしてSKY SPORTSの「ブラックプールはダイジェストを見た」というコメントにも「うーんうーんうーーーーん」と唸ってしまいました。記事は、ユトレヒト戦があって時間がなかったことをホジソンは認める、と書いています。そうですよね、時間がなかったんですよね･･･でもアヤックスの試合は現地で見た･･･。
そして、相手選手のクリアランスが簡単にCKやFKになるのは、中盤に空いた広大なスペースがあるから、相手がテキトーに放り込んだボールがやすやすと拾われて簡単に前まで持って来られると思うんですが･･･そこは選手たちの超絶チェイスでなんとかせねばならんのでしょうか。むむむむぅぅ～～～～。

ともかく、ホジソンは自分のやり方を変える気持ちはなさそうです。ラファをものすごい頑固親父と繰り返し言って来ましたが、実はそうでもなかったのか･･･（汗）。ともかく！ともかくです！！リバプール･フットボールクラブは、この人を信じて指揮を任せたんですから、彼がメソッドを変えないのならば、アッガーにせよトーレスにせよ、そこに適応してもらうしかありません！！！同じことを粘り強く続けて行けば、そのうちチームに浸透してうまいこと機能し始めるかもしれないし、そうすれば結果もついてくるでしょう。待ちます！！！！！！（我ながらびっくりマーク多すぎ）

今日の試合はどうやらアッガーもケリーも間に合わない模様で左サイドバックは全滅、しかしロビンソン君を大抜擢するプランもどうやらなさそうで、左サイドバックにはキャラがコンバートする気配が濃厚です。基本的にホジソンはやり方を変えるつもりはないようですので、サンダーランド戦からアッガーOUTのキルギアコスINで、後は同じ構成になると予想します。サンダーランド戦の形をとても的確に図にしてくれた現地サポーターがいました。これです。↓


トーレスはもうちょいと近こう寄れい、キャラとシュクルテルは離れい離れーい、という感じですね。CBにはキルギアコスが入るでしょうから、今回は彼らは無事激突を避けられそうです。しかしトーレスの方はあまり下がってボールを受けに来ても困りますので、ゴールに近い位置で頑張ってもらうしかありません。カイトの超人運動量でのサポートに期待しましょう。

今日の試合は必勝です、絶対に勝たなければいけません。ですから内容は二の次、泥臭くでもあやしい判定でも何でもいいですから、とにかく勝利をもぎ取れ！･･･とは言いながら、

①全体を押し上げろ！
②プレスをかけろ！
③クロスは連携で阻止！
④プレースピード1.5倍！

このうちの一つくらいはやって欲しいなあ･･･だめ？ホジソンさん。

せっかく試合前のワクワクするひとときなのに、なんだか今回の記事はまるでホジソンに対するネガキャンめいたものになってしまい、特にホジソンを信頼している方々には本当に申し訳ありません。彼を応援する気持ち、成功して欲しいという気持ちは全く揺らいでおりませんが、信じられるかと問われると、そこは正直自信がありません、本当に申し訳ありません。とにかく今は待つつもりです。
彼はやれるんだ！というご意見をお持ちの方はぜひともお聞かせください、ヘタレな私を励ましてください、お願いします。それから誤訳があって読んだ方に誤解を招くといけませんので、そこにもしお気づきの方がいらっしゃいましたらお手数ですがお知らせください、それもお願いいたします。

それからファンの抗議行動についてですが、今日も彼らは試合中、そして試合後も残ってそれを行います。さらに今回は、試合の1時間半前の1:30にスタジアム近くに集結してデモ行進も行います。