クラブと持ち株会社Kop Football(Hoidings)Limitedの2008/09シーズンの決算書が発表されました。オフィシャルに公開はされていませんが、その内容がプレスで大きく報じられてます。日本語で書かれた財務諸表でさえ読んでいるといやになってくるのに、英語で書かれているとなるとほとんどお手上げ状態ですが、報道と照らし合わせてざっくりと確認してみると、内容はこんな感じです。
売上高 ・・・£185m
売上総利益・・・£166m
費用 ・・・£184m
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営業損失 ・・・
-£18m選手売却益・・・ £3m
支払利息 ・・・
-£40m---------------------
税引前損失・・・
-£55m税引後損失・・・
-£53m
つまり、リバプールは昨シーズンは£53mの赤字で、うち負債の支払利息額が£40mでした。借金の利払いだけでアクイラーニ2人買えましたね・・・って言ってもなあ(ため息)。現在の負債総額は銀行からの借入金や未払金やらもろもろ含んで£473mで、銀行からの借金はパースローの説明どおり£237mでした。£144mを同じオーナーの会社Kop Football(Cayman)Limitedから借り入れており、これは催促なしの借金だそうですが、利息は当然支払っています。これで彼らは銀行からの借入を減額したんでしょうが、この分もクラブの売却で取り戻したいと思っているでしょう。
タイムズ紙によれば現在のクラブの市場価格は£350mだそうですが、それでは彼らは損をしてしまうことになります。
この財務諸表の中では、リック・パリーとアカデミーのコーチングスタッフたちの退職金で、合わせて£4.3mを支払ったとも書いています。パリー本人に支払ったのは£3mくらいと見られています。ふーん。現オーナーにクラブ売却した時も£1mのボーナスを貰っているし、得したね・・・。少しくれ・・・ってか返して。
話を変えて日曜のハル戦です。なんだかもう順位確定みたいに思っていましたが、考えてみればまだ6位の可能性は残っているんですね。7日のリザーブのスペインでの親善試合ではパチェコとアジャラは帯同していませんので、彼らはベンチ入りするでしょう。できれば2人ともスタメンで起用してもらいたいところです。アモーやマヴィンガにもチャンスはあるかなと思っていたんですが、彼らは2人ともリザーブでフル出場しています。ダッラ・バッレも最近ファーストチームの練習に加わっていたので「もしや?」と期待していましたが、彼もリザーブ戦に出場しました。40分で交代しているのが少し気になります。
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無題
ダッラ・バッレもやっとファーストチームの練習に加わったんですね。来シーズンは出場のチャンスがありますね。来シーズンは若手にも期待ですね。ダービー、ケリー、スピアリング、パチェコ、アジャラ、エクレストン、アモー、マヴィンガ、ダッラ・バッレあたりはチャンスありかな?ジョンジョ君も期待してます。
Re:無題