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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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ダルグリッシュの息子、ポール・ダルグリッシュは現在USSF(USAフットボールリーグの2部に相当)のタンパベイ・ローディーズのヘッドコーチをしています。彼がTampabay.comでファンのチャットに答え、その中で父親の件についても語りました。
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あなたのお父さんが(うわさされている)リバプールの監督になったら、あなたはアシスタントをオファーされるんじゃないですか?

いや、彼は僕の能力はわかっているからね。まあ冗談はさておき、僕は願わくは彼にその仕事についてもらいたいと、それだけを考えているよ。どれくらいやりたがっているか、僕は知っているからね。率直に言って、カムバックするというのは僕の父にとって信じられないような話なんだ。一部の人たちは、上手く行かなかったらどうするんだと言う。彼はこの競技から10年間遠ざかっている。僕が聞きたいのは、では上手く行ったら?ということなんだ。僕の父よりもリバプールを愛している人間は、誰がいるだろう?リバプールのファンがその成功を見たいと思っている、父以上の人物がいるだろうか?僕の家族がこれ以上誇りに思うことはないよ。そうなって欲しいと強く願っている。
アシスタントの質問に戻るけど、彼らにはすでにサミー・リーという人物がいる。すばらしいコーチであり、リバプールに対して強い情熱を持った人がね。彼はその仕事に最適の人だ。彼らは、成功を収めるまで夜も寝ないんじゃないかと思うよ。それに、僕はこの太陽の光があふれる場所にとても満足している。僕はここで、すばらしい旅の中の役割を担いたい。

リバプールの信仰者として、ベニテスが去る時だったと感じていましたか?後任はロイ・ホジソンになると思いますか?

僕はベニテスの大ファンだった。彼は信じられないような監督だと思っていたし、彼がヨーロッパフットボールの中でどれくらい高く評価されているかは、すぐにヨーロッパチャンピオンの仕事を得たことからも明らかだ。個人的には、彼がACミランを相手に奇跡の逆転を演じた時、僕はイスタンブールにいたんだ。僕の人生で最高の夜の一つだったよ。あの喜びを与えてくれたことに、僕は彼に感謝している。

ロイ・ホジソンについて言えば、彼はとても良い人で、フルハムをUEFAカップ決勝に導くというとてもすばらしい仕事をした。チャンスを与えられたら、彼は間違いなくとてつもない仕事をするだろう。でも僕の意見は偏っているからね。僕は父にやってもらいたい。僕の父があの仕事に最適の人物だと思っているし、彼があの仕事を望んでいることを僕は知っている。僕の父の過去の記録を見れば、監督としては悪い年が1度あり、それはニューカッスルでの2年目だった。自分がいくつかミスをしたことを、彼は認めるだろう。あのひどい年でさえ、それでもニューカッスルはFAカップ決勝まで勝ち進んだ。彼は生まれついての勝者だ。リバプール・フットボールクラブに関わる全員を鼓舞する人間だよ。ああいう困難な時に、クラブ全体を鼓舞できる人物は、父のほかにはいない。

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ポール・ダルグリッシュは今アメリカでフットボールに関わる仕事をしているんですね、全く知りませんでした。彼のレッズでのリザーブ時代のことも知らないんですが、子供の時にキャラと一緒で父親同士が喧嘩した話は知っています。
タイムズ紙によると、クラブは依然としてホジソンさんが第一候補のようです。特にパースローが強く推しており、フルハムへの違約金£2.5mを支払う意思もあるそうです。ただ、まだ正式にアプローチをしているわけではなく、状況は流動的です。

キング・ケニーの就任に関しては元選手たちやファンの間では推す声が大勢である一方、「正気じゃない」という反対の声もまた強くあります。理由はやはり、10年間のブランクを危ぶんでです。彼の監督としての実績は申し分ありませんが、あの頃とは時代が違いますから、一概にそれを信頼することはできません。
ヒディンクやファン・ハールやライカールト、リッピなどなどの夢物語は別として、現状ではホジソンさんとキング・ケニーの二択に絞られている感じです。個人的には、ダルグリッシュにやってもらいたいと思っています。経験と実績を重んじるならホジソンさんでしょうが、今のリバプールは浸水してアワワの状態ですから、舵取りの技術やなんやらとは言っていられません、とにかくひたすら水をくみ出さなくては。誰よりも必死に陣頭指揮を取り、選手たちが「この人のためなら全力で水を掻き出そう」と思ってくれるような人物が必要ではないでしょうか。それに、クラブ上層部のイエスマンになる恐れのある監督ではなく、選手やクラブのためには闘う覚悟のある、情熱を持った人に指揮を執ってもらいたい。さらには、CLもリーグタイトル争いもおそらくは望めなくなる来季に、せめて彼というアイドルが入ることで、ファンにワクワクするような気持ちを少しでももたらして欲しい気持ちもあります。もちろん彼の起用はある種のギャンブルですから、どんな結果であろうと受け止める覚悟がファンにも必要でしょう。

タイムズ紙の記事では、リエラのコメントも紹介しています。
「僕にとって、そしてリバプールにとって、困難な1年だった。もしできるならリバプールに残りたい、僕は心からそう思っている。このクラブはトップクラブだからだ。
ボルドーに関しては、あそこに戻りたいと強く思うよ。前回の時には、自分の力を全て発揮できなかったとずっと感じているからね。」

うーん、本当は何を望んでいるのかわからない・・・。

話題を変えて、ワールドカップがいよいよ開幕です。レッズキャプテンはスリーライオンズのキャプテンも勤めることとなり、抱負を語っています。
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●キャプテン(ガーティアン紙)
「ゴールを決めることとしっかりしたパフォーマンスをすることで、僕は自分がこのレベルでやれるのを証明して来た。しかし僕にとって今回はチャレンジだ。自分はこの選手のグループを決勝まで率いて行けるか?そして、大舞台の全ての試合で安定したパフォーマンスを自分が出せるか?それが僕がやろうとしていることだ。今は好調だよ。フィジカル的にはとてもシャープな状態だ。精神的には元気だよ。うずうずしていて、大会に入るのが待ちきれない気分だ。

僕たち全員が感じているのは、「本物の偉大な」選手だと認められるためには、この舞台でそれを証明しなければならないということだ。全員が、自分たちがワールドカップで輝けるところを見せたいと思っている。それをやってこそのトップレーヤーだ。僕より前にワールドカップでイングランド代表キャプテンを勤めた選手は、9人しかいない、それは僕に特別のモチベーションを、特別のエネルギーを与えてくれる。そして僕は成功したキャプテンになりたい。もちろん、ここにリオがいて仲間たちを率いてくれていた方が良かったと思う。しかし彼はいない。この仕事が肩に降りて来て、僕は本当に興奮しているんだ。この期待とプレッシャーを、自分を駆り立てるエネルギーにするつもりだ。

この部隊のリーダーだというのは、信じられないような気持ちであり、すばらしい名誉だ。願わくは、それが自分のパフォーマンスを上げる力になって欲しい。僕たち全員が、良い仕事をしたいと思っているからね。僕たちはこの大会で成果を出したいと思っているし、早い段階で家に帰りたくはない。僕の周囲の人たちは、アームバンドが負担になることを許さないだろうね。それは負担よりもむしろモチベーションになるだろう。

EURO2008に出場できなかった傷を、ここで結果を出すための勢いに使わなければならない。自分たちが優れたチームであることを、人々に証明しなければならないんだ。僕たちは毎日懸命な努力を続けて来て、鋭さを増して良くなっている。ルーニーのような選手を見ればそれがわかるよ。ここ2日間のトレーニングでの彼は、信じられないくらいだ。ビッグプレーヤーたちがこのワールドカップで良いパフォーマンスを出せれば、僕たちは成功できると僕は信じている。

彼(ルーニー)は、このワールドカップを自分のものにできる所にいる。フィジカル的にすばらしく切れていて、彼のための舞台となるお膳立てはできている・・・イングランドの主役になる準備がね。
彼はそれに気づいているよ。そして彼の周りの選手たちが、彼にそれを気づかせているんだ。信じられないようなシーズン、おそらく彼のベストのシーズンを送って彼は大会に入る。世間は彼をクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシと同じように見ている。彼が英国人でとにかく嬉しいよ。僕たちは彼を支えるつもりだ。この間のイエローカード(Platinum Stars戦で異議をとなえて受けた)についていろいろと言われているけど、それがルーニーなんだ。彼は常に目いっぱいで、腹の中にそういう熱い炎を抱えている。ウェインがそういうフラストレーションを正しい方に向ければ、この大会の主役の1人になれるだろう。」

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キャプテン頑張れ。リオは気の毒でしたが、私としては、キャプテンがおそらく彼の最後のワールドカップになるだろうこの大会でチームキャプテンを勤めることになったのは嬉しいです。できればクラブでの心配事などない状態で送り出したかったですが、それはしょうがないですね。クラブの監督問題や移籍問題の質問は彼は一切シャットアウトして、今は代表にのみ没頭する構えのようです。彼には悔いのない大会を送ってもらいたいので、プレスはどうかその点に関してはそっとしておいてあげるよう、強くお願いしたいです。

ラファのインテル就任正式発表は予定より1日遅れましたが、無事木曜に公式発表となりました。2年契約だそうです。おめでとうございます。リバプールを離れる際、彼はヒルズボロの遺族支援団体に£96,000を寄付しました。くそぅ、最後まで泣かせてくれるオヤジだ・・・彼はアンフィールドの一部だったんだなあ、改めてそう思います。
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無題

フニクラさんマズイ大泣きです。

ラファヒルズボロの団体に寄付していったんですか、そんな事されたらラファに飽きてしまっていた自分ですが泣いちゃうじゃないですか。

こないだ書かれていましたが奥さんと娘さんは英国市民権を取得したばかりなんですよね?
確か奥さんは前にラファがレアル行きを考えた時に「行くなら一人で行きなさい私と娘達はマージーサイドに残る」って言った話があったと思いますがそこまでくクラブと街を愛してくれた人達にこの様な終わり方はやっぱり忍びないですね。
ただプレミアというか英国のフットボール文化は他の国には無い物だと思いますから、次のサイクルが何時かは分りませんが何時の日にかラファはUKの地に帰って来る様な気がします(そのうちモウリーニョもチェルでCLを取る為に帰ってきそうな気がします)

ちなみに新しいユニフォームのアウェイタイプは縦じまが入るんですね、個人的には何となくクラシカルな感じで80年代ぽく思えます、新スポンサーStandard charteredの右にあるウネウネが何かに似ているなぁと考えた結果ボルトンFCのマークでした(笑)。

Re:無題

ラファは支援団体に、「このことは公にしないで欲しい」と言って寄付していったそうです。しかしヒルズボロの団体の方々は、ファンは知るべきだと思って公表したと言っています。おやじぃぃぃ。

>奥さんと娘さんは英国市民権を取得したばかりなんですよね?
そうです。ちょっと前にバレット記者がウェブチャットで言っていたんです。だからラファが出て行きたいと言っても嫁が止めるはずだ!と思っていたんですが、クラブ側から追い出されてはどうしようもありませんでした。
カツさんのおっしゃるように、いつかUKに戻ってきてくれるといいですね!モウリーニョもきっとプレミアのフットボールが一番好きなんだろうと勝手に想像しています。でもユナイテッドはやめて。

ボルトン、ありますね!あのひらひらテープみたいなの、どういう意味があるんでしょう。私はあのウネウネはヘルメスの杖に似てるなあと思ってました。商業の神様なので、お金いっぱい持ってきてー、なんて(笑)。

無題

いつも思うのですが、フニクラさんは写真の選択が絶妙です!去年のヒルズブラの写真ですよね、今の気持ちを非常によくあらわしていて素晴らしいです。

先シーズンの初めごろだったか、ラファとモンシー(が近い発音らしい?)のラジオインタビューがありましたね。今となっては涙なくしては聞けません…

何でここまでパースロウはダルグリッシュにさせたくないのでしょう? イエスマンが欲しいから? 誰がやってもお金が沸いて出てくるわけではないし、ギャンブルなのはホジソンがやっても同じですよね。
勝手なかんぐりですが、なんだかんだ言って上層部はスター選手を売りたいのかなと思いました。
身分不相応なトーレスやジェラードは現金化してしまいたいのかな~と。

ジェラードの件、頭ではわかってはいるのですが、何よりもまずリバプールのキャプテンなのだからラファに関するコメントだけでも聞きたいと思ってしまいます。すみません。それだけでは済まさないのがUKメディアだからでしょうが…
トーレスはポーランド先のあとに二度はスペインメディアにコメントしています。
自分の将来についてはまだノーコメントですが、正直者なのでハンパなことは口にできないのでしょうね。

寄付のことを聞いて、私も号泣しました!
でも£96000ってハンパやなぁ、としばらくピンと来なかった自分はファン失格です…

Re:無題

そうです去年のヒルズボロの写真です、良くおわかりになりましたね!ラジオインタビュー、ありましたね~。内容は聞いていないんですが、ちょっと話題になったのは覚えています。モンテさんと呼んでいたんですが、モンシーさんが近いんですね。家でのラファはクラブでの彼とは違って、嫁さんに頭が上がらず娘さんに甘いダンナなんだと想像していました。

>何よりもまずリバプールのキャプテンなのだからラファに関するコメントだけでも聞きたいと思ってしまいます。
はい、全く私も同じことを思っています。取り方によっては、クラブのファンに対して無責任とさえ言えるかもしれません。でもまあ、いろいろと考えていることがあるんだろうし、ナイーブな奴だし重責が振ってきたし、というわけで、「いいよいいよ南アで頑張って来いよ」と大目に見ることにしました。

ラファの寄付の金額、私も最初わからなかったです。「96,000って量販店の値札みたい、さすが主婦感覚のラファ・・・」なんてとんでもない馬鹿みたいなことを思っていました(笑)。

無題

キング・ケニーは私が自分がリバプールファンであると自覚し始めた頃、リバプールの監督になりました。(年がバレますね・・・。)確か、選手兼監督だったと記憶しています。当時は今のようにテレビ中継も無く、雑誌などで見るくらいでしたが、それでもあの赤いユニフォームに憧れたものでした。
ので、私もフニクラさんと同じく、次期監督にはキング・ケニーを推す一人です。ホジソンさんも良いですが、今必要なのは本当にリバプールFCを愛している人だと思います。そういう意味では彼は最適ですね。

それにしてもラファは泣かせる事をしてくれますね。こういう話を聞くと本当に彼の退任は残念でなりません。スペシャル・ワンの去った後のインテルは大変でしょうが頑張って欲しいですね。

Re:無題

puripuriさんはキング・ケニーが現役の頃からのファンですか!すごい、大先輩と呼ばせてください!その頃からチームを知っているというのはすごくうらやましいです。応援する方も、いろんなご経験をされたことと思います。

>今必要なのは本当にリバプールFCを愛している人だと思います。
はい、そうですよね!そのキング・ケニーがやる気満々でいてくれるんですから、これはオファーしない手はないと思います。クラブはぜひその方向で動いてもらいたい。これからどうなるか心配でもあり、楽しみでもあります。

無題

クラブを去るときにヒルズボロの遺族のことを考えられるのはすばらしいです。下部組織上がりの選手でも、なかなかできないことだと思います。

ケニーが監督になった場合、奥さんはだいじょうぶなんでしょうか。それとも、もう全快されてるのかな。

Re:無題

そうでした、奥さんは大病を患ったんでしたね。でも今はガン撲滅の活動を精力的にしているという話を聞いたので、きっとお元気なんじゃないでしょうか。
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