忍者ブログ

   

FIELDS OF ANFIELD ROAD

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


タイムズ紙より、リバプールの次期監督に関する記事です。
-------------------------------------
ケニー・ダルグリッシュは、リバプールの監督としてラファエル・ベニテスの後を継ぐ意思がある・・・ただし、アンフィールドの役員会が彼をスペイン人監督の後任として最適だと認めた場合にのみである。
ダルグリッシュは1991年にリバプールの監督を辞任し、新しい大使の役割で昨シーズン戻って来た。今は、先週の木曜に双方合意で退任したベニテスの後任探しを手伝うよう、経営担当取締役のクリスティアン・パースローに請われている。ベニテスは昨夜、インテル・ミランの新監督就任が確定した。彼はジョゼ・モウリーニョの後を引き継ぐ。
しかしながら、ダルグリッシュは友人たちに、この仕事をやりたいと話している。とは言え、そのポジションへの自分の関心を知らせることで、クラブに譲歩を迫ろうとは思っていない。
ロイ・ホジソンが早くからアンフィールドの指揮を執る最有力候補で、リバプールはフルハムの監督へアプローチの準備をしていると理解されている。しかし、1985年から6年間の指揮を執ってリーグタイトルを3度もたらしたダルグリッシュは、2度目の指揮を執る資格と水準を自分はこのクラブの中に持っていると信じている。
そういう動きが、ダルグリッシュをレジェンドと仰いでいるサポーターに支持されることは疑いようがない。しかし、この59歳はほぼ10年間トップレベルのマネージメントから遠ざかっており、彼がダッグアウトへの感動的な復帰を果たす準備がはたして出来ているのか、それをリバプール上層部がどう考えるかが問われている。

選手として監督としてこのクラブに尽くしたダルグリッシュは、自分の興味を公言してクラブにプレッシャーをかけるつもりはないようだ。しかし、パースローと他の役員会メンバーには、要請されれば自分はこの仕事ができると伝えるつもりだ。ベニテスの後任候補たちはの中には、ほとんど、あるいは誰も、これだけ印象的な履歴は持たず、彼に匹敵するだけのリバプールへの関わりの深さを持つ人物はいない。彼はそのことに自信を持っている。

クラブに請われれば、いかなる役割であろうと自分はリバプールを助ける準備と意思を持っている、彼は常にそう発言して来た。しかし現状では、考慮されている候補者名簿の中に彼の名前がないことが事態を複雑にしている。それを変えるためには、彼は選抜委員会での自分の役割を辞さねばならないだろう。

インテルは、ベニテスがヨーロッパチャンピオンの監督に就任すると発表した。「我々は合意に達し、詳細まで全てを解決した。」マッシモ・モラッティ会長はこう語った。「明日にはプレスの前にベニテスを紹介できるだろう。」

-------------------------------------
ダルグリッシュは就任の意思があり、クラブの候補には入っていないんですね。逆ではないかと想像していました。現時点ではホジソンさんが最有力のようですが、ダルグリッシュがボードに監督就任の意思があることを伝えたら、また状況は変わるかもしれません。暫定監督としてはキング・ケニーが最適だと思いますが、ホジソンさんも経験豊かな優秀な監督で、彼ならきっちりと組織的な守備を構築しそうです。いずれにせよ、個人的に思っていた最悪の事態は避けられそうで少しほっとしました。ホジソンさんが就任するなら、ブッチマンを取り戻してはくれないでしょうか?

もうひとつ、ミラー紙に興味深い記事が掲載されていました。こちらは全文ではなく要約します。
-------------------------------------
「バークレイズ・キャピタルの情報筋」によると、ヒックスはこれまで二つの「完璧なオファー」を拒否した。どちらもクラブを前進させられる資金力を持った「エキサイティングな投資家」で、一つは中東から、もう一つは有名なアメリカのビジネスマンが率いるコンソーシアムである。しかしヒックス側の提示した価格がほぼ£800mという常識外れの金額で、そのため合意には至っていない。

バークレイズ・キャピタルでクラブ売却に関わっている情報筋はこう語っている。「我々は、資金力を備えて数百万億ポンドの投資を行える適切な投資家を一つならず見つけて来た。しかし、彼らは法外な要求には屈しないだろう。要求された価格が不合理であることを彼らはわかっており、彼らがどれほど金持ちであろうと乗せられはしないと思っているからだ。」

バークレイズ・キャピタルは不満をつのらせている。ジョージ・ジレットの方は、適切な価格で売却に合意し、怒れるサポーターたちから逃れようとする意思を持っている。しかしヒックスの方が大きな障害になっている。

RBSは4月に、£237mの負債を12ヶ月延長するという約束をした。しかしバークレイズ・キャピタルからの報告を受けて、銀行はヒックスとジレットに最後通牒をつきつけることを考えている。「数ヶ月以内に」買い手を見つけるか、さもなければローンを打ち切るという可能性だ。

-------------------------------------
「ミラー紙」だし出所の確かではない「情報筋」だしで怪しげな話ですが、記事を書いているのが先日にも少し触れたフサフサのDavid Maddockなので、これがパースロー経由で来ている情報ということが推察できます。別の記事では「RBSは12ヶ月のローン延長に正式にサインしたわけではないと私は思っている」という、大変微妙な表現ではありますが、彼らがオーナーたちに返済を強要する可能性を示唆しています。これが事実ならぜひともやっていただきたい!上手く行けば、状況が一気に劇的に変わる可能性があります。
パースローはヒックスの売り渋りに相当腹を立てていて、彼らによりプレッシャーをかけようという意図でリークしたんでしょう。今度の敵はあっちか、リーク好きですね。ヒックスはサポーターからクラブ上層部から銀行から共同オーナーから、見回すありとあらゆるところが敵のようですが、それでもこれだけしぶといというのはすごいというか凄まじいです。

ラファはインテル監督就任が決定しましたが、火曜はイタリアにはいなかったそうで、お披露目は水曜の早い時間になるとのことです。ヨーロッパチャンピオンの監督か・・・ファンに挨拶することのかなわなかった彼が、一日も早くアンフィールドに凱旋できることを祈っています。前任者に負けるな!
PR
COMMENT
Name
Title
Mail
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧

無題

RBSがローン延長にサインしなければ、クラブ売却は早まるということですね。いや~、うれしい。
 監督候補は、ホジソンが有力なんですね。昨シーズンのフルハムの躍進は彼の手腕によるものだし、彼の優しそうな顔つきからして素晴らしい人格者であると思います。多分、ラファより選手とのコミュニケーションがうまいと思います。

 でも、どのサッカーニュース読んでみてもエリクソンみたいにホジソンがレッズでやりたいというコメントがないんであんまり期待しないようにしたます。


 フニクラさんは、ホジソンが来るとお考えですか??

Re:無題

ホジソンさんになりそうだなあと思っています。彼は賢い人なので、この微妙な時期に沈黙を保っているんでしょう。第一希望はダルグリッシュですが、ホジソンさんが火中の栗を拾ってくれる気持ちがあるなら、喜んで歓迎します。確かにラファよりコミュニケーションは上手そうですね!

無題

ラファは、厳しい道を選択しましたね。まあ、彼の趣味なんでしょう。何連覇すればファンは満足するのかわからんけど。若返りの陣頭指揮でもとるんだったら、いいですけどね。彼には、いずれマドリーで強権をふるって欲しいですよ。俺はずっと見てるぞー!!

 パースローって、一気に問題を解決しようとしてて、ラファを追い出すのもそのプロセスなんでしょうかね。ラファがいない方が、投資家を見つけやすいのか、ビジネスマン的な責任の取らせ方を重んじたのか、ただ嫌いなだけか。
よくわからんなあ。マッシュの売却を持ちかけて、ラファがキレたのかもってのも、勝手に想像してんですけどね。

 何か今度は、株屋VSゴロツキみたいに成ってきましたね。あの意味不明なチェルシーファンも早いトコ変えないとね。
ああ、フニクラさん返信どうもありがとう。
多少スッキリ、、、しねえ。。(笑)

Re:無題

>まあ、彼の趣味なんでしょう。
なるほど(笑)。喧嘩と挑戦が趣味か・・・熱いなあ。本当はインテルよりはユーベに行きたかったんじゃないかと思うんですが、タイミングがね、悪かったですね。

>株屋VSゴロツキ
ホントですよ。巨額の資金が動く世界では、「フットボール大好き、リバプール大好き」なんていうアザラシの赤ちゃんのような瞳をうるうるさせた人たちは、こういう海千山千のヤカラの手玉にされてしまうのか、なんて切ないことを考えたりしています。ホジソンさんが来るにせよ、彼らのイエスマンだけにはなってもらいたくないですね。
クラブがラファと長期契約を結んだのは、政権を安定させることでクラブを売りやすくするためでした。それを逆手に取ったラファが厳しい要求をつきつけ、権限を勝ち取ったんです。でも最終的には、それが邪魔くさくなったんだろうなあと私は想像しています。

無題

>売却話
私も今朝yahoo UK のトピックで見つけてナニー?!と思いました。
この話がマジだとしたら、私とフニクラさんが石油採掘に向かうまでもなく(笑)
オファーがあるってことですよね、でもヒックスはそれでも売らないってもう憤死しそうです。

「別の記事」も読んでみました。
フサフサめ、今度は銀行がターゲットかと思いつつ、この内容には共感です。
銀行が無責任に金貸した挙句、返済期限もチンタラ伸ばしてるから、本来なら
その器じゃないヒックスたちがオーナーにもなれ、挙句いつまでも
しがみついていられると思います。 
とっとと兵糧攻めにして、なにもかも一気にカタつけさせろと言いたい。

それにしても不思議なのは、YNKSが売却に同意した以上、売却に関しては
ブロートンのが立場が上で、彼が主導して仕切れるんじゃないんですかね?
もしもこの 「完璧な売却オファー」 が真実ならば、ブロートンは一体全体何してるんでしょう???

Re:無題

つるはしを用意して庭をポチポチ掘っていたのに(笑)。ヒックスは何を考えているんだか自分も生死を賭けて必死なのか、まるわかりのうそはつきまくるし、えらい強情だし、何なんでしょうねこの人。アメリカ人皆が嫌いになりそうです。

フサフサもこういうネガキャンならどんどんやってもらいたいですね。おっしゃるように、RBSがもっと早く強行に出ていればここまでこじれることはなかっただろうに、ずるずる期限を延ばして今更フラストレーションをつのらせているって、こっちはもう限界寸前です!こんなアマアマなことをしているから、破綻して国のお世話にならなきゃならないんですよねえ。

売却の権限に関しては、私も当初はブロートンに権限を与えられたのではと思っていたんですが、どうもそうではなかったようですね。彼はトーレスをさらうための回し者???ではないと思いますが・・・。

無題

ダルグリッシュに頑張ってほしいなあ。他のレジェンドの方たちもみんな推薦してくれてますよね。
サミー・リーのアシスタントで、ストックポートからアブレットを連れ戻してDFコーチを任せて(GKコーチはグロベラーとか笑)OBで固めて戦ってほしいです。
アブレットが戻ってきたらリザーブの選手のモチベーションも上がると思うんですけどね。
フロントにとってもダルグリッシュなら安いだろうし、すぐに結果が出なくてもサポーターは我慢できるし、お金に集中出来るでしょう

RBSは早く強攻策をお願いします!
バークレイズ・キャピタルも金の亡者の酷さをRBSにバンバン報告してください

ラファはモウリーニョの成功の後を継ぐという、何とも言えない新しい挑戦選びましたね。凱旋をしてもらうためにも、まずはレッズがCL復帰しなくては!

Re:無題

サミー・リーとキング・ケニーが並んでベンチにいるところを想像したら、それだけでニヤけてきます。ホジソンさんに£2.5m使うなら、その分ウィルソンのオファーに上乗せしてかっさらってもらいたいですが、今となっては彼の気持ちも変わったかなあ。でも同国の人が監督になったらそれもまた変わるかも!
アブレットはストックポートにいるんですね、それは知りませんでした。懐かしいなあ・・・。

>凱旋をしてもらうためにも、まずはレッズがCL復帰しなくては!
その通りです!来季の第一目標はそこになるでしょうね。厳しいタスクですが、なんとか達成してもらいたい。
TRACKBACK
Trackback URL:
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
(05/20)
100
(04/16)
(04/15)
(03/01)
NAO
(02/28)
プロフィール
HN:
フニクラ
性別:
非公開
趣味:
サッカーを見ること。
自己紹介:
リバプールを応援しています。
ブログ内検索
携帯はこちらから
<<パパはやる気  | HOME |  「火曜かなあ」byモラッティ会長>>
Copyright ©  -- FIELDS OF ANFIELD ROAD --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Photo by Melonenmann / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ