バベル、オランダ誌に語る

バベルがオランダのフットボール誌にインタビューを受け、その内容の一部がエコー紙に紹介されています。
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ライアン･バベルはラファ･ベニテス監督とチームメートたちに対して驚くべき攻撃を開始し、アンフィールドからの出口に近づきつつある。今日のチャンピオンズリーグのデブレツェニ戦を負傷のために欠場するこのオランダ人選手は、彼がプレミアリーグで成功できないでいるのは、一部はベニテスに責任があると主張する。そしてこの22歳の選手は、彼の進歩が一部のレッズのスターたちの「利己的な」態度によって妨害されて来たと主張する。

バベルのコメントは、ベニテスの元での彼のリバプールのキャリアに終わりを告げ、1月の移籍市場で期待はずれのウィンガーという荷を降ろすように受け止められる。

「僕は監督と話をしようとして来たけど、それは何の役にも立っていない。ベニテスが僕にくれた意見に対して、僕は実際何もできなかった。彼の哲学はシンプルなんだ･･･トレーニングで力いっぱい努力すれば、チャンスは来る。でも時々僕は、自分はどれだけそれを続けられるだろうかと考えるんだ。
大勢の選手たちが悪い試合をして、それでも信頼をキープできる･･･でも僕はそうじゃない。ベニテスはすぐに信頼を与えてくれる人じゃないんだ。状況によっては、自分が期待したのと全く正反対のことが返って来る監督なんだよ。

僕や僕の代理人が彼と話をする時には毎回、彼は、僕は出て行くことは無い、彼は僕を信頼していると強調する。僕たちは、彼が真実を言っているんだと信じなくてはならない。言っていることと実際とが違うんだ。僕たちは、ウィンターブレークの間に僕の状況を見てみようということで合意している。もし何の改善も見られないならその時は、正直に言うけど僕はどこか他の所へ行きたい。

僕は今も変わらずリバプールに留まりたい。多くの人々のために、自分自身を証明しなくてはならない、そういう気持ちでいるんだ。
不当だし、残念だと思っている。僕は何回も何回も、自分がやれることを証明して来た。キャリアの中で自分はまだまだやれるということはわかっているけど、誰も力になってくれないんだ。周りがやりやすくしてくれなければ、難しいよ。2年半リバプールにいて、僕はまだ3試合続けてスタメンに入ったことがない。」

バベルはリバプールで105試合出場した中の58試合がベンチからで、彼はアンフィールドのチームメートたちのことも批判する。

「まず何より、彼らは自分の成功のことしか考えていない。生まれつき利己的ではない人間が、利己的に振舞うのはきついんだ。僕のチームメートたちが僕の新しい性格にショックを受けたかどうかはわからないけど、彼らがたまに混乱していることには気がついているよ。
いつもなら僕はボールをパスする･･･でも今はもっと自分でシュートを打っているんだ。僕は、彼らが僕をどう見ているか表情でわかるよ。『おい、俺はフリーだぞ！』でも僕は何も説明するつもりはない。僕がボールを欲しがっている時に、彼らは何の説明もしてくれないからね。

僕たちには文化の異なる選手たちが大勢いて、ピッチの上では僕たちは固いグループだ。でもその外では、全員がそれぞれ我が道を行っているよ。スペイン語を話す奴らはとても親しい。若手はまとまって仲がいい。そして僕はベナユンやルーカスと一緒にいるよ。
ディルク･カイト？僕は彼とはあんまり一緒にいないんだ。ディルクはスペイン語を話す選手たちのグループに受け入れられている。彼は彼らとすごく仲が良くて、彼らのジョークまで理解しているように見えるよ。」

バベルは2007年の夏にアヤックスから￡11.5mで移籍し、最初のシーズンはリバプールの年間最優秀若手選手に選ばれて前途洋々だったが、それからは強い印象を与えることに失敗を続けている。

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インタビューが掲載された雑誌はVoetbal Internationalという、オランダで最もメジャーなフットボール誌だそうです。全文がわかってから掲載しようと思ったんですが、サイトには通常インタビュー記事は掲載されないとのことなので、エコー紙の抜粋を載せました。もしももっと詳しい内容がわかったら差し替えます。
CL敗退でがっくりしている時に、気のめいるものを紹介して申し訳ないです。でも聞き捨てならない内容だったもので･･･。ラファのところはまだともかく、チームメートたちについて「あいつらがパスをくれないから、俺だって出さないことにしたもん」ってお前いくつだ！以前からずっと君が一番周りが見えていないんですよ（泣）。スポーツマンは強い自負心が必要です。一流になればなるほどなおのことです。でも彼の場合、どうしてそれが斜めに行ってしまうんだろう･･･カイトだってきっと、バベルのことをすごく心配しているはずだと思うんですけどね。ベナユン、仲良しならどうか彼に説教してやって。
彼にはどうか大きく成長して欲しいと願って来ましたが、このままのメンタルならどれだけポテンシャルがあろうとチームには必要ないでしょう。CL敗退で財政的にもますます厳しくなるし、彼が出て行くのもやむなしなのか･･･。でも素直な人ですから、何か心に響くことがあったらころっと気持ちが変わるような気もするんですよね。「リバプールにはいたい」と言ってくれているし。バベルの身体能力にカイトのメンタルがあったらなあ･･･ああああもったいない！