トーレスは代表に合流

ストーク戦でのトーレスの負傷について、公式HPから情報が出ています。（※最後のホジソンのコメントを、少しだけ追記しました）
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リバプールは、フェルナンド･トーレスが土曜のストーク戦で足首の靭帯を負傷したことをお知らせします。しかしこのストライカーは、ポルトガルとの国際親善試合に向けて、スペイン代表に合流する予定です。

レッズのメディカルチームは、この26歳の選手の最新のコンディションを常に確認しておくために、スペイン担当者と連絡を取り合っています。水曜のリスボンでの親善試合前に、トーレスはスペインのメディカルスタッフによってさらに負傷の状態を確認される予定です。

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トーレスはスペイン代表に合流するんですね。ということは、それほど深刻な負傷ではなかったんでしょう、何よりです。スペイン代表は今回新しいシャツのお披露目やセレモニーを予定しているそうで、そこへの参加もあって合流したという話もあります。試合の方はベンチで休んでくれるといいんですけどね。代表に行くのは、彼にとって良い気分転換になるんじゃないでしょうか。周りの誘惑は気にすんなよ！同窓会での会社自慢は、半分くらいは見栄入ってるから。シルバは「シティいいよ！」なんて絶対に言わないように。「変なヤツばっかりで大変っすよ、俺トーレスさんとこ行きたかったっすマジで」と言って彼を元気づけてやって、頼んだよ。

それから、アクイラーニがめでたくアッズーリに復帰しました！これはうれしい。今度はデ･ロッシと同じシャツを着られますね。本当は、赤いシャツを着ているうちに代表復帰を果たして欲しかったですが･･･。イタリアに帰って来て良かったと思っているんだろうな、と思うとちょっとせつない。それはそうと、何でみんな打ち合わせたようにクラブで14番を着ているんでしょうね？欧州中の14番を引きずり戻したい。

レッズから今回代表に行くのは、トーレスの他にはレイナ、キャプテン、カイト、メイレレス、ルーカス、シュクルテル、ウィルソンです。その他、ケリーもU-21 イングランド代表のドイツとの親善試合に召集されています。マイカ･リチャーズやマンシエンなどの88年組もメンバー入りしているので、彼の出番はあるかな？CBでの起用をピアースお願い。

負傷で代表から漏れたのは、アッガー、ジョンソン、ジョーの3人でした。そろそろ復帰と言われていたジョンソンは、少々早く練習に戻し過ぎたようで、ストーク戦は間に合いませんでした。彼のことで試合前会見からホジソンの発言やらなんだかんだあったんですが、今回ホジソンがそれを訂正するコメントをしています。発端からおさらいしてみると、まずはストーク戦のプレマッチカンファレンスでの、ホジソンのこの発言でした。
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●ホジソン（テレグラフ紙）
「彼はイングランド代表の右サイドバックだ。彼がそういうプレーをするなら、戻って来て期待通りのプレーと言えるだろう。しかし、彼がイングランド代表右サイドバックのようなプレーをしなければならないその時、率直に言うが、そういうパフォーマンスをしていない･･･少なくとも頻繁には･･･私が期待しているレベルにはなかった。
彼にこう問わなければならない。『君は自分がトップフォームのプレーをしていると思っているか？この国最高の右サイドバックのようなプレーを、自分のクラブでやっているか？』とね。彼がイエスと答えれば、我々はそれは違うと言わなければならない。そして彼がノーと答えれば、その時は、なぜなんだと理由を問わなければならない。」

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ホジソンのコメントの内容自体は、ジョンソンのパフォーマンスを考えると納得できる部分はあります。ただ、こういうことはクラブの内部で話し合うべき問題であるのに、なぜ公の場で発言したのかは納得しがたいものでした。しかもジョンソンは負傷中で、パフォーマンスがどうこう言われても、プレーできないコンディションにあります。

おかしな話だなと思っていたら、Daily Mailから記事が出ました。内容は、グレン･ジョンソンとホジソンとの関係が完全に壊れており、彼は1月に移籍したがっているというものです。『情報筋』の話として、「彼は今のフットボールスタイルを退屈だと感じており、監督が公に自分を批判したやり方は不要なものだったと感じている。鼠径部の負傷から早過ぎる復帰をさせられ、本来よりも長く離脱することになってしまった。」というコメントを紹介しました。

Daily Mailの『情報筋』と言うとこれぐらいあてにならないものはないんですが、ホジソンは昨日、この報道についてこんなコメントを出しました。
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●ホジソン（SKY SPORTS）
「我々全員が、グレン･ジョンソンにイングランド代表の調子を取り戻してもらいたいと思っている。しかし現時点では彼は負傷していて、それについてできることは何もない。あれ（ジョンソンについての発言）は、私には言う資格があると思う、単なる一般的なコメントだった。
我々は1人の能力ある選手を保有しており、彼がその能力をこのチームで発揮してくれることを願っているんだ。試合に勝利するために、それを使いたいと思っているからね。すばらしい能力を持つ選手がそれをフィールドの上で発揮してくれていなければ、それはうれしいことではない。

我々は、グレンにできること、グレンがやってくれるであろうことを知っている。しかし何よりもまず、グレンは体調を戻さなければならない。来週の日曜（ホームのウェストハム戦）でそうなってくれることを私は願っているんだ。彼は順調な回復を見せているからね。
私と同じく彼も、今シーズンはあまり本来の調子に達していないことを認識している･･･ああいう誰の目にも明らかなことを発言した時に、貪欲な人間たちがそこからヘッドラインを作り出すやり方には、私は驚かされるよ。私が言っていることは、誰もが言っている。私は自分が正直であることを望んでいるし、選手たちも正直であることを望んでいる。

私は、自分が彼を批判したことで責められるとは思わなかった。私は普通自分の選手を批判したりはしないし、もしそう取られたのなら謝罪するよ。」

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アッガーやレイナの時のように、公式からすぐさま「自分はレッズに完全にコミットしている、ここでがんばるつもり」というジョンソンのコメントが出されるかなと思っていたんですが、今回出てきたのはホジソンからでした。彼が発端ですから当然と言えば当然なんですが、わざわざこういうことを監督が発言するということは、Daily Mailの記事もあながち全て虚構というわけでもないんだろうか、と、逆に気になります。ホジソンの言うように、正直な選手たちの意見を一度聞いてみたいです。全員がしっかり一丸となって一つの方向を向いているとは、このごろはどうも感じられません。私の単なる勘繰りだといいんですが･･･。

ストーク戦についても、ホジソンは改めてコメントをしています。
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●ホジソン（Sporting Life）
「我々がやっていることへの疑問、我々ができることに対する疑問に、なぜ大量の理由づけをしなくてはならないのか、それが私にはわからない。他の悪い結果、あるいは良い流れが終わって自信を損なう以上に、今回の結果が自信を損なうとは思わない。
我々は1シーズンの中の2、3試合のことを話している。試合に勝てばそのたびに物事が急激に前進し、悪い結果が一つ出れば急激に後退する、それを説明するなど私にはできそうもない。私は1シーズンに38～55試合をする人間で、その期間を通して判断を下す。チェルシーを相手に良いプレーをしたからといって浮かれたりはしないし、1試合を落とした時は、現実的になって次のステップに決然と進む、それ以外の何者でもない。

引き出されようとしている結論は、大きすぎる結論だ。我々は現実的だ。まだ取り組むべき仕事があるとわかっている。一部の選手たちのフィットネスを取り戻し、我々のプレーに取り組むという仕事だ。できるのは仕事に取り組むことだけだが、残念ながら何人かの選手たちは代表チームで出ており、仕事に取り組むチャンスはそれほどないだろう。我々が長く一緒に仕事をすればするほど、選手たちは我々が望んでいることに順応できるようになる。6試合の中のたった一つの挫折が、我々を悪い状況に投げ込むと恐れる必要はないと思うよ。

（ストーク戦で）長い時間創造性が欠けていたことには落胆したが、それをするためには、前線の選手たちがもう少しやってくれることが必要だった。ほとんどの場合、創造性というのは、ボールを持ってフットボールをプレーしている時にやって来る。しかしあの試合では長い時間、ボールは空中にあるか、または蹴り出され、続いてのリスタートに備えなければならなかった。
我々は何度か良いパフォーマンスをして来ている。ここ6試合で初めて落とした試合なのだから、かなり安定していると思う。

（SKY SPORTS）クラブが誰か他の人物にこの仕事を任せたいと決断するのなら、その時は、私はそれを受け入れなければならないだろう。もしその日が来るのならばね。
我々は選手が不足している。それは誰もが知っていることで、我々には選択肢がそうたくさんはないんだ。ファンは誰でも彼らの望む名前をチャントできるのだし、クラブは彼らのやりたいことをやれる。私はファンが誰かの名前をチャントするたびに、毎回動転しているわけにはいかない。その上、我々には何百万人もファンがいる。おそらくあのアウェイにやって来たファンたちは、フラストレーションを示していたんだろう。我々は負けていたのだし、彼らにはそれをする資格がある。ファンは我々が負けるたびに、毎回フラストレーションを感じるんだ。しかし残念なことに、彼らはもう何回かそれを感じなければならないかもしれない。我々が1シーズンを通して全試合を勝つなど、私には思えないからね。」

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確かに安定していると言えばしている･･･だから心配なのですが。あの試合運びの中で創造性を生み出すのは至難の技だと思いますが、それをするためには、基本的に後ろから飛んでくるロングボールを前線の選手たちがなんとかかんとかキープし、周りの上がりを促すしかないでしょう。