痛い話ばかりで申し訳ないですが、
タイムズ紙による負傷者についての記事です。ラファのコメントは下でご紹介した公式の記事と同じですが、割愛せずにそのまま全文訳しています。
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フェルナンド・トーレスは、もしプレーし過ぎたら手術が必要になるかもしれないヘルニアを抱えている、そうラファエル・ベニテスは警告されている。
クラブの重大な一戦である明晩のチャンピオンズリール・リヨン戦に向けての準備の最中に、リバプールのメディカルスタッフは憂慮すべき診断を下した。
スティーブン・ジェラードは、スタッド・ジェルランでのグループEの対戦には、鼠径部の問題のために出場できない。リバプールのキャプテンは、ベニテスの長い負傷者リスト、ファビオ・アウレリオ、アルベルト・リエラ、マルティン・シュクルテル、マーティン・ケリーの中に加わることになる。
トーレスは今日のフランス行きのメンバーの中に入っており、明日の試合は痛みを抱えながら先発することになりそうだ。その鼠径ヘルニアは、10月のはじめのスペイン代表に合流中に症状が起きて以来、ここ一ヶ月に渡ってこのストライカーに影響を及ぼしている。
リバプールは、試合の間に彼の状態を管理し、彼のフィジカルコンディションが十分だと思われる時には試合直前にのみ練習を許可することで、トーレスの厳しいコンディションをなんとか紛らわせようと試みて来た。この25歳の選手が現在の怪我を負って以来、彼が手術を必要とするかもしれない現実的な恐れが付きまとっている。
このストライカーの出場をローテーションすることと、時々トレーニングを休ませることを組み合わせて、トーレスに休む時間を与えることで手術の回避が期待されている。しかしながら、そういう警戒をしてさえ、記録となる£22mで獲得した選手を手術から逃れさせるには十分ではないかもしれないということに、ベニテスは気がついている。
トーレスは土曜のプレミアリーグ、アウェイのフルハム戦での3-1の敗戦では1時間で交代し、それは大勢のファンを困惑させ、元アンフィールドキャプテンのロニー・ウィーランは監督の解雇を要求した。しかしその交代は、このフォワードをコンディションの悪化から守りたいというラファの要望の最新例であったことは、今は明らかである。
「試合後の非難には驚きました。フェルナンドは先月の代表戦から問題を抱えています。」ベニテスは語った。「私たちは、それをなんとかしようと努力しています。彼は手術が必要な状態に近かったですからね。」
「彼は万全ではありません。以前のようなパワーがありませんから、どうにかして彼を守らなくてはなりません。プレーを強い続けても、彼は良いプレーはできません。プレーを強制したら、おそらく彼は長引く負傷を抱えることになるでしょう。
ですから、私は非難に対して本当に驚いています。有名選手に関して人が話す時には、その選手が実際にピッチに立ってどうかを見るのではなく、名前ばかりを見ます。彼は100%の状態ではありません。私たちにはあまり多くの選択肢がありませんので、フェルナンドをリヨンに連れて行かなくてはなりません。」
ベニテスは既に、イングランド代表に合流中にジェラードが抱えた負傷を治すために、彼が鼠径部の手術を受けなくてはならないという見通しに直面している。
「ジェラードはリヨンには行きません。」ベニテスはそう認めた。「彼はノー・チャンスです。回復はしていますが、まだ待たなくてはなりません。彼は注射を受けていますが、あと2、3日状況を見て、それでどうなるかを確認しなくてはなりません。
シュクルテルはノー・チャンスです。彼は筋肉に軽い問題を抱えています。ひどいものではありませんが、彼は違和感を覚えています。」
過去7試合で6敗というこれまでには決してなかった結果で、ベニテスのリバプールの監督の立場が疑問視されているこの時に、彼の負傷の懸念は増大している。
状況は非常に悲惨なものになっている。ディエゴ・カバリエリとアルベルト・アクイラーニは風邪から完全に回復していないにも関わらず遠征メンバーに加わり、一方でベニテスは、軽傷で治療中のダビド・エンゴグとダニエル・アッガーの二人も召集するのを強いられることになった。
「アッガーは良くなりつつあります・・・彼は遠征に行き、そこで私たちは決断するつもりです。」ベニテスは語った。「彼は腰に違和感がありますが、今ははるかに良くなっています。彼の具合を見守らなくてはなりません。エンゴグはとても良くなっていますので、彼は起用できそうです。」
グレン・ジョンソンが9日前のマンチェスター・ユナイテッド戦での勝利で負ったふくらはぎの故障から回復できない場合に備えて、ベニテスは、21歳の右サイドバック、まだクラブで一度も先発に入ったことのないスティーブン・ダービーを20人のメンバーの中に入れるという珍しい一手を打った。彼らの負傷クライシスの重大さのために、UEFAは18歳のセンターバック、ダニー・アジャラをBリストに入れてチームに昇格させる特別許可を出している。
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この記事によれば、アウレリオは遠征メンバーには入っていない様子ですが、どうなんでしょうね。フー。まあ明日のことは明日のことなんで、今日は楽しくのんびりアトレティコを応援します。アジャラはチャンスを貰いましたね。ダービーと共に、ピッチに立つチャンスが来たらぜひ若手らしい、思い切ったプレーを見せて欲しいと思います。
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無題
ずーーーっと前から思ってるんですが、
僕は多分にメンタルな面で、チームの不調
が起きてると思ってます。アの人じゃなくって。
みんなストレス溜まってんじゃないかなあ。
病は気からとか、根性どうの、ではないけど
体ってのは、基本のバイタル如何で、崩れる
もんだと、思ってます。出来ない時は出来ない。
ひたすら、俺達はお前らを愛してるぞって、
メッセージだけが必要ですね。。
Re:無題
>ひたすら、俺達はお前らを愛してるぞって
もうそれですね。それしかない。そして選手たちがファンの気持ちに応えて死力を尽くしてくれれば、それだけでOKです。そうすれば必ず勝てると信じます!!!
無題
ケガ人の扱い方についてラファのやり方を支持しています。なぜなら彼は完治するまで絶対にフル出場はさせないし、怪我の状態次第で徐々に試合になれさせ使うやり方、かなり選手のことを大事にしているところが選手想いでいいと思う。
それにしてもラファはついていないと思う。ケガ人をラファが大事に回復させていて、怪我が治ったと思ったら代表戦でそく試合で使われる。リバプールはこのパターン多いですよね。
そう思いませんか?
Re:無題
レッズに限らず、代表というのはクラブと違って選手が負傷すれば代わりを呼べばいいわけで、だから選手を粗末に扱うとは言いませんが、選手の方がどうしても無理をしてしまうんじゃないでしょうか。WCの前年は特に、どの選手もポジションを確保したくて必死でしょう。その点では、ほとんどの選手が既に出場を決めたのは非常に大きいと思います。ボロニンとキルギアコスは直接対決になっちゃいましたね。
無題
とはいえ、いよいよ腹を括ったはずのメンバーも、2マンチームと言われ、クラブもまたそれを肯定するような状態が続き、しかも結果もともなわないとなると、士気を維持するのは難しいでしょうね。
やはり、サポーターの愛と監督の信頼、自信が必要ですね。
怪我人が相次いでいるのは不運もありますが、ジェラードとトーレスについては、持病をだましだまし使いつづけ、根本的治療を回避してきたツケがまわってきたかもしれません。
ジェラードは、前の代表戦前に手術の話もあったようですが、アクィラーニの復帰を待ってか、様子見となったのでしょうか。
アクィラーニも戻ってきたことですし、2人を思い切って戦列から外し、若手にもっとチャンスと信頼を示してほしい。監督が期待を込めて送り出した若手主体のチームが、スパーズの主力を破ってCC決勝進出を果たしたのも、そう遠い話ではないのですから。
Re:無題
GTを思い切って休ませるというのも一つの方法かもしれませんね。リヨン戦が終わったらトーレスは手術するのでは、と思っていたんですが、前日会見のラファのコメントを読むと、そこまでしなくても済むのかなという気もします。とにかく誰が出ようと、応援するだけです。
>やはり、サポーターの愛と監督の信頼、自信が必要ですね。
ですねえ。今一番必要なのは自信でしょう。ユナイテッド戦で得たものをチームが再び発揮できるか。明朝が楽しみです。
無題
ジェラードの手術云々の話はチェルシー戦の前で、これを乗り切れば昨年同様インターナショナルブレークを休めてちょうどいい、と思った記憶が。
私も記憶があいまいで。検索しても見つからないので、ニュースではなく、現地の掲示板の情報だったかも。
いずれにしろ、groinは8月あたりから問題でしたね。ただ今回同様、手術は回避できる状態だったのでしょう。せずに回復するなら、メスは入れないに越したことはないですからね。
Re:無題