公式HPより、リヨン戦前のラファのコメントです。今回フランス入りしているメンバーは、レイナ、カバリエリ、キャラ、キルギアコス、アジャラ、アッガー、インスーア、ダービー、マスチェラーノ、ルーカス、スピーリング、プレシ、アクイラーニ、カイト、ベナユン、バベル、エンゴグ、ボロニン、トーレス、以上19人です。ジョンソンとアウレリオは間に合いませんでした。
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ラファは、フェルナンド・トーレスが手術を避けられるという自信を持っている。水曜のリヨンとの対戦に、ボスは彼をプランの中に入れて準備をしている。
このスペイン代表選手は鼠径部の負傷から回復を続けており、徐々に戦闘に戻りつつある・・・そしてベニテスは、レッズの9番を安全第一で起用し続けると主張する。
「フェルナンドが問題を抱えていることをわかっており、私たちはそれをなんとかやりくりしなくてはなりません。」ボスはフランスでの試合前会見で語った。
「彼が回復しているというのはポジティブなことで、プレーごとに、練習ごとに、痛みは軽減しています。彼を適切に起用し続ければ、上手く行けば手術は不要になるでしょう・・・それが私たちの考え方です。今は、彼がどう感じるか、そして彼がプレーして何が起きるかが問題です。
トレーニングセッションが終わるたび、そして試合が終わるたびに、私は選手たちと話をしています。ユナイテッド戦の後は、彼が再びプレーできるようになるまで4日間が必要でした。フルハム戦後には彼は私に、ずっと良くなったがまだ違和感があると言っていました。昨日は彼は良い感じで、上手く行けば明日はさらに良くなるでしょう。」
トーレスは、火曜の午後にリヨンに到着した19人の選手団の中に入り、ダニエル・アッガー、アルベルト・アクイラーニ、ダビド・エンゴグも共にジョン・レノン空港を飛び立った。
しかし、レッズはリヨン戦に向けて、スティーブン・ジェラード、グレン・ジョンソン、マルティン・シュクルテル、ファビオ・アウレリオを欠いている。そしてベニテスは、現在の負傷状況がチームの調子を妨げていることを認める。
彼は語った。「我々には優秀な選手たちがいますが、負傷者が多すぎます。世界中のどんなトップチームでも、スタートできる3人の選手とベンチに入る4、5人の選手を失えば、簡単ではないでしょう。」
ジェラードのフィットネスの最新状況を尋ねられ、ベニテスは答えた。「ジェラードはフィジオとフィットネスコーチと共に治療を続けています。彼は回復中ですが、まだ早すぎます。私たちは彼の回復具合を2、3日待たなくてはなりませんが、彼は良くやっていますよ。」
ボスは、スタッド・ジェルランでアルベルト・アクイラーニがレッズの初スタメンに入れそうかという質問を受けた。
「彼の練習の状態を見て、それから決断することになるでしょう。」彼は答えた。「私たちは、トレーニングセッションごとにそれぞれの選手の状態を確認し、それからミーティングを行います。しかし今はまだ早すぎますね。」
スペイン人監督は、レッズは明日のトレーニング後にアッガーの状態を査定することも認めた。一方でベニテスは、フランスでまた一つ名高い勝利を求めに行くにあたって、レッズは過去のヨーロッパ戦の勝利からインスピレーションを得られると確信する。
水曜のスタッド・ジェルランでの対戦に向うにあたり、リバプールはグループEの3戦で3ポイントしか積み重ねていない一方、リヨンは大会中100%の勝利を収めている。しかしながらベニテスは、彼に託されたヨーロッパの野望がまだ終わりには程遠いことの証明として、レッズの2007-08シーズンのチャンピオンズリーグを引用した。リバプールは2年前の大会でのこの段階で1ポイントしか獲得できていなかったが、ベシクタシュ、ポルト、マルセイユに連勝することでベスト16のトーナメントに進出した。
「私たちはそのことを話しています。私たちには経験があり、難しいことはわかっています。しかし、やれるんだという信念を常に持っていなくてはなりません。過去に私たちはそれをやったんですからね。」彼は語った。
「リヨンは優れたチームですから、私たちは彼らに大きな敬意を持っています。しかし、自分たちの仕事をして勝利を掴みに行かなくてはなりません。トップチームでは、全ての試合が重要です。私たちは最大の力を発揮しに行くつもりですが、準備をしておく以外に出来ることは何もありません。
私たちには、ここフランスにすばらしい思い出がたくさんあります。勝利できれば、それは私たちにとって非常に大きな成果になるでしょう。
私たちには、必要とされた時に残り試合を勝利した経験があります。ですから、そのスピリットを持って自分たちはやれるんだという信念を持ち、そういう良い記憶から自信を得ることが重要です。」
彼はこう続けた。「私たちのファンは非常に賢いですよ。悪い時はあるものですが、私たちが懸命に努力をして事態を変えようとしていることを、彼らはわかっています。
私たちは勝ちに行きます。嵐の中を進む時は、しっかりと前を見て歩まなくてはならないことを私たちは知っています・・・そして、しっかりと前を向いて挑むつもりです。」
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ラファの最後のセリフは、"We know that when you walk through a storm, hold your head up high - and we will try to hold our heads up high."です。ここでYNWAの歌詞を出してくるか~!かつてないぐらいの暴風雨が吹いているこの時ですが、レッズ魂を見せるまさにその時でもあります。選手も監督も、そしてファンも一体となった試合を再び見せて欲しい!
ここで締めくくりたいところですが、ちょっと蛇足を。ベナユンはキャプテンの代わりになれる、という面白いデータがありましたので、ご紹介します。
ITVより、昨シーズンからの二人を比較したデータです。
ベナユン |
Liverpool in PL(08/09から) |
ジェラード |
43 |
出場 |
39 |
2,637分 |
出場時間(分) |
3,326分 |
|
ゴール |
|
11 |
ゴール数(PK除く) |
13 |
240分 |
出場時間/ゴール(PK除く) |
238分 |
53 |
総シュート数(PK除く) |
119 |
26 |
総枠内シュート数(PK除く) |
50 |
49% |
枠内シュート率(PK除く) |
42% |
21% |
シュート決定率(PK除く) |
12% |
|
パス |
|
8 |
アシスト数(オープンプレー) |
8 |
67 |
チャンスを作った数(オープンプレー) |
69 |
39分 |
出場時間/作ったチャンス |
48分 |
これによると、ベナユンがフル出場すれば2.3回はチャンスを作ってくれるということですね。数字はあくまで数字ですが、このデータに敬意を表して、今日のメンバーをこう予想します。
レイナ
ダービー キャラ アッガー インスーア
ルーカス マスチェラーノ
カイト ベナユン バベル
トーレス
問題は右サイド。アッガーが大丈夫なら、キルギアコスを入れてキャラ右という選択肢もあるでしょう。しかしスピードある相手にキルギアコスはどうも不安です。アッガーとキルギアコスはまだ組んだことがないし、連携を考えてこのメンバーで。右SBはスピーリングもやれなくはないですが、やはりここは本職のダービーでしょう。
左SBはインスーア以外バックアップもいません。いざとなればダービーがやれるか?インスーアにはとにかく死ぬ気でゴブを抑えろ、抑えてくださいお願いいたします。ゴブはローヌダービー前に夜遊びしてピュエル監督にキャプテン剥奪されたと思ったら、そのハーフタイムでは監督にキレたトゥラランを羽交い絞めして止めたとか、なかなか面白い選手ですね。
とにかく今日の試合は、全員が120%を出してファイトして欲しい、望むのはそれだけです。でも監督にファイトしちゃだめですよ。
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無題
予想フォメは今の限界でしょうね。満身創痍が何人かいますがインスアは完全に左サイドを閉じていっそのことバベルは自由にやらせてやりたい…てか、ここで出場できなかったらかなりやんばいですよね(汗)
レッズの箱舟となる選手はいったいだれなのか!?アクィラーニ期待してます◎
Re:無題
予想フォーメーションは、ほとんど使える人間を並べたらって感じです。バベルはヨーロッパ戦の経験を買いました。アクイラーニは箱舟かあ、いいですね~。彼がオリーブの葉っぱを運んでくれるところを想像してしまいました。
無題
想像してみました。。
1、誰かも書かれていた通りイスタンブール組
2人もいなくなって、管理職が足りない
2、ホームグローンルールへの不安
3、しきりに入ってくるmaschへの横槍
4、昨シーズン終盤の完成されすぎたシステム
あれでも優勝できないのか!!
5、地球温暖化(笑)
はああ、わかりません、どのチームも一緒ですね
僕はただがんばるみんなと,
カイトの笑顔が見たい!! YNWA
Re:無題
なるほど管理職が足りないか~。キャラがキレた時に仲裁する人ですね(笑)。2のルールについては問題ないでしょう。3はねえ、そろそろ吹っ切れてくれないと困りますね。4は、昨シーズンの終盤のイメージが強烈すぎて戸惑いがあるというのはその通りかもしれません。
5は、北海道は昨日はすごく寒かったです。温暖化で雪が少なくなると、北国の民としては嬉しい面もあるのです。
今日はとにかく、選手たちのメンタルの強さが見たいです!カイトはきっとやってくれるはず、そう信じます。忘れられない一戦になって欲しいですね。