BBCに、デロイトリサーチによる2006/07シーズンのフットボールクラブの収入についてのレポートが紹介されています。
世界の収入ランキングトップ10は・・・
1) レアル・マドリー:£236.2m
2) マンチェスター・ユナイテッド:£212.1m
3) バルセロナ:£195.3m
4) チェルシー:£190.5m
5) アーセナル:£177.6m
6) ACミラン:£153m
7) バイエルン・ミュンヘン:£150.3m
8) リバプール:£133.9m
9) インテル:£131.3m
10) ASローマ:£106.1m
記事によると、マドリーは前年の£202mから£236.2mにアップ、マンチェスター・ユナイテッドは£167.8mから£212mのアップだそうです。ちなみにリバプールの前年は£119.5mでした。トップ20のクラブの総収入は11%上昇しているそうですので、リバプールはちょうどその平均というところです。
●Dan Jones(デロイトスポーツビジネスグループ)
「2007/08のプレミアリーグにおけるTV放映権の新規契約により、マンチェスター・ユナイテッドはレアルとの差を埋める大きなチャンスを得ています。チャンピオンズリーグでの彼らの快進撃を見れば、彼らが再びナンバーワンの位置に挑戦する可能性はあるかもしれません。」
●Harry Philp(エルメススポーツパートナーズディレクター)
「レアル・マドリーは非常に利益の上がるTV契約と、彼らのスタジアムの全ての試合でチケットがほとんど売り切れるという事実によって支えられています。マンチェスター・ユナイテッドは彼らのフィールド上での成功が大きいですが、チケットの高騰にも支えられています。彼らはさらに、その財源の多くを再交渉して来ました。アーセナルは明らかに、エミレーツへの移転で収益を上げています。」
この収入には、選手の移籍金に伴うものは含まれてはいません。チェルシーやインテルのような特別なポケットを持っているクラブもありますから、この収入ランキングがすなわちチームの経済力を現しているわけではありません。
なお、記事で言われている2007/08シーズンのプレミアTV放映権料はリーグ総額£650mで、優勝チームには£50m、最下位でも£27mの分配金が入ることになっています。
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