デッドライン・デイ

長かった移籍市場も、とうとう残すところ24時間を切りました。市場は日本時間で明日の午前7時にクローズされます。
公式HPには、コアテスの正式加入が報じられました。公式アナウンスと、コアテスのコメントです。
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●獲得アナウンス（公式HP）
「リバプールは、ウルグアイ代表セバスティアン・コアテスと長期契約を結んだことをお知らせします。
この20歳の選手は、メディカルをバスしたのち、本日（火曜）ワークパーミットを取得し、ナシオナルからの移籍を完了しました。コアテスは現在、金曜の夜のキエフでの親善試合のために、代表チームに合流するところです。」

●コアテス（公式HP）
「ルイスは僕にリバプールのことをいろいろ話してくれた･･･でも他の何より、ファンのことを一番話していたよ。彼は僕に、彼らがどれだけこのクラブに情熱を傾け、どれだけサポートしてくれるかを話してくれた。
僕はそれを土曜にじかに見た。ボルトン戦で、ファンたちは自分たちのチームを本当に支えていた。それは見ていてすばらしかったよ。

ルイスは僕に、このクラブの歴史と伝統についても話してくれた。ここに来られて、僕は本当に幸せで興奮している。僕はナシオナルという一つの偉大なクラブを離れ、すばらしい歴史を持つもう一つの偉大なクラブに加入した。
こういうビッグクラブに来て、同国の仲間がいるというのは僕にとってとても大事なことだ。ルイスがなじむ助けになってくれると、僕は知っている。僕たちは文化や習慣が同じだから、彼が近くにいてくれるのはとても力になるよ。

選手なら、全てに勝ちたいと思うものだ。でも僕の場合は、一歩一歩進んで行かなければならないことはわかっている。まずは練習で頑張って、ピッチに出て行ってプレーするための準備をしなければならないね。
僕はリバプールのシャツを着て、できる限り勝利を手にしたい。それはリーグタイトルであり、僕たちが参加するあらゆるカップ戦だ。僕たちは高い目標を設定しなければならない。

（土曜のアンフィールドでは）まだ正式にサインもしていないのに、それでもあそこに出て行ってプレーしたかったよ。スタンドに腰を下ろしたその瞬間から、ピッチに出たいと思った。
プレーするチャンスを得られたら、その時には自分の能力を振り絞った最高のパフォーマンスをしなければならないことはわかっているよ。ここに来られて本当に幸せだ。土曜にスタジアムに到着した時は、みんなからとても良くしてもらった。その暖かい好意に、これから自分が応えられることを願っているよ。」

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無事ワークパーミットがおり、コアテスはめでたくレッズの一員になりました。ようこそセバ！個人的には、ケーヒルよりもダンよりも彼に決まって喜んでおります。移籍金は￡7mと報じられており、コモリがいい仕事をしてくれました。写真のしてやったりの笑顔がまぶしいです。
この獲得にはスアレスの存在が非常に大きかったですね。彼にニコニコ顔で「おいでおいで」と言われたら、行きたくなる気持ちはなんとなくわかる･･･。スアレスは今朝早く、公式HPの発表に先立ってフェイスブックとツイッターで「ウルグアイ代表のパートナー、友人ですばらしい選手であるコアテスが今リバプールと契約して、僕は歓迎を言いたい。ようこそ！」とつぶやきました。どこからか怒られたのかその後すぐに削除しましたが、今は再び戻してつぶやいています。でも文面を少し変えて、「やっとコアテスにようこそと言える」になっています。やっぱりかわいいなあスアレス（笑）。

公式HPには、出て行く選手もアナウンスされています。ポウルセンの、フランスリーグ1のエヴィアンへの完全移籍を両クラブ間が合意に達したことが、正式にアナウンスされました。移籍金は報じられていませんが、おそらくフリーではないかと思います。決まって安心しました。彼は昨シーズンのプレーでいろいろと批判を受けてきましたが、彼が悪いのではなく獲得したLFCが悪かったと思っています。昨年の夏は、彼を獲得してクラブはルーカスの移籍を容認しました。とんでもねー話です。フットボールのど素人が補強の権限を握ると、倹約しているつもりで資金を無駄に浪費してしまうことになるというのは、この1年で良くわかりました。あの牛乳野郎･･･って、もう過ぎたことでした（謝）。

エンゴグの移籍についてはエコー紙が報じています。記事によると、彼のボルトンへの移籍が今日（火曜）に決まるはずだと書いています。移籍金は￡4m。彼は現在ボルトンへ向かっており、個人条件を話し合ってメディカルチェックに入り、明日（水曜）の移籍市場が閉じる前に正式アナウンスされる見込みだと言っています。

BBCは、ジョー・コールの移籍について報じています。QPRやトテナムが彼に興味を示していましたが、現在リールとの1シーズンローンで合意が近いと言っています。記事では、リールはモナコからのパク・チュヨンの獲得、チェルシーからのベナユンの獲得を失敗しており、ジョーを欲しがっているそうです。もうユーロスターでフランスに向かったなんていう報道もありますが、デッドラインまでに正式アナウンスはあるでしょうか。

この夏の補強はこれ以上ないほど順調に進みましたが、リバプールはどうやら最終日まで活発に動いている様子です。昨夜はラツィオのサラテにローンのオファーを出したらしいということがファンの間で大きな話題になっており、ラツィオは完全移籍か強制買取オプションをつけろと言って拒否した模様。彼に動いたということは、ベラミーの獲得は頓挫したんでしょうか？現在の報道では、どうやらシティ残留が濃厚と言われています。しかし最終日は状況が目まぐるしく変わるので、どうなるかはわかりません。クラブはどうやら、獲れるものならもう一人ストライカーを獲得したいようですね。さてうまく行くか。

それから、チェルシーがメイレレスを獲得に動いており、ベナユンプラス￡8mでオファーを出して断られ、現在は金額を上げて￡11.5mで再オファーを出す（出した？）と言われています。うっとうしいクラブだな･･･。再オファーにはベナユンが含まれているのかどうか不明ですが、彼はツイッターで「水曜の午前にロンドンに飛んでチェルシーと話し合い、うわさされているチームの一つとの契約を試みると思う」と言っています。