ダービーに向けて

負傷者などについて、カイト、ラファ、サミー･リーのコメントです。
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●カイト（SKY SPORTS）
「もちろん責任は感じる。チームの全員が責任を感じているし、チームの最高の選手たちが不在というのはとてもきついよ。僕たちはしばらくの間トーレスを失い、スティービーも全試合にはプレーできなかったし、グレン･ジョンソンは重傷を負っている。それでとても困難な状況になっている。
他のどこのチームでも、マンチェスター･ユナイテッド、アーセナル、マンチェスター･シティでも、こういう状況では同じように悪戦苦闘するだろう。でも、そのことを考えてはいられない。今の時点でフィットしている選手たちで、僕たちはやらなくてはならないんだ。

僕たちが本当に良くやって来ているのは、ハードワークを続けることだ。2回も負傷者が続出したのはちょっと不運だったけど、選手たちは復帰しつつあり、僕たちは強さを増しつつある。彼らが戻って来れば、僕たちは強さが増したことを実感するだろう。物事は明らかに変わりつつある。しかし安心はできない。前を見て、ゴールを決めなければならない。」

●ラファ（Liverpool Echo）
「（チームの進歩は）大きな視点で見なくてはなりません。1週間ごとに、今回は一歩前進した、今回は一歩後退したと考えていては、非常にナーバスになってしまいます。ですから、展望を維持し、選手たちに自信を与えることが大事なんです。私たちはボルトン戦でまた勝利を重ね、クリーンシートもキープしました。それはポジティブなことです。
そう、攻撃に関しては私たちが望むほどは良くありませんでした。しかし私たちは努力を続けなくてはなりませんし、自分たちがもっと改善できることを知っています。ネガティブよりも、ポジティブになることが必要です。選手たちは自分たちが改善されつつあることをわかっています。守備でははるかに良くなり、それが大きな違いとなっています。しかし攻撃にもっと改善が必要である、それは明らかです。

キャラが右サイドでプレーするのは、中央よりもきついということは私たちは認識しています。しかし彼はいつでもチームのためにハードワークをし、実に良くやってくれています。現時点での最優先は、ポジションを右サイドバックに固定することです。
ケリーが復帰し、デゲンが成長し、私たちにはダービーもいます。私たちはそこでやりくりしようとしています。しかし、最も経験のある選手はキャラです。現時点では、彼がチームにとってベストの選手です。

グレンは回復途中です。あと3、4週間で復帰できそうな感じですね。彼が離脱した当初は、2ヶ月ほどかかる見込みでした。これまで1ヶ月が経過しています。フェルナンドも回復しています。うまくいけば、彼も同じ頃に復帰できるでしょう。ヨッシはあと2週間で復帰できそうです。

（バベルについて）周囲がこの選手は多分出て行くだろうとあまりに騒ぎ、そのことが選手の頭に中に入って来るというのは、楽な状況ではありません。冷静さを保って懸命な努力を続けるのが難しくなります。しかし、それはやらなくてはならないことです。常に準備ができていなくてはなりません。今は移籍市場は閉じました。それは全員にとって重要なことです。
我々は再び集中できます。ライアンは先日プレーできましたし、彼の好きなストライカーの位置で何分間かピッチに立ちました。この2日間、トレーニングでの彼は良くなっており、おそらく私たちにとって新加入の選手のようになってくれるでしょう。

2月の始めの数日間が誰にとっても大きく変わるのは、再びフットボールにのみ集中できるということです。もちろん、ワールドカップがこれからあるというのは、それがさらにモチベーションとなる選手たちもいるでしょう。あの大会でプレーしたいのならば、彼らはクラブでベストを発揮してプレーしなければなりません。彼には速さと能力がありますが、それをピッチの上で見せなければなりません。
私たちはこの2日間彼と話し合いをしました。彼は、自分が私たちにとって本当に良い選手になれるということをわかっています。それは彼次第です。」

●サミー･リー（公式HP）
「（ダービーは）誰にとっても特別な一戦だ。コーチだろうと選手だろうとサポーターだろうと、常に参加したいと思うのがダービーなんだ。
私は常日頃、全ての試合がそれぞれの重要性と困難の度合いがあると言っているが、次の一戦は我々にとって決定的であり、重大なものだ。我々の地元のライバルと対戦するダービーであること、そして相手は現在好調であることで、とても難しい試合になるよ。非常に対抗心の強い、緊迫した試合になるだろう。そして我々は、3ポイントを獲得するために持っているものを全て出し尽くすだろう。まさに大一番で、誰もが心待ちにしている試合だ。
ダービーでは通常、その時の調子というのは消え失せてしまう。どちらがその日のプレッシャーと熱烈さに対処できるか、そにかかっているんだ。うまく行けばそれは我々になるよ。

（1980年の、彼のダービー･デビュー戦のゴールについて）私はあまりゴールを決める選手ではなかったから、ダービー･デビューで決めたゴールは本当に特別だったよ。パーク･エンドの、我々のファンの前だったことを覚えている。すばらしい感覚だった。
今は私はコーチとして、ダービー戦をはるかに評価しているんだ。選手の時には自分のキャリアの中で起こっていることを楽しめない時もあるんだが、今はもっと楽しんでいる。緊張は相変わらずだよ。それ以上かもしれないね。

結果を得ることが重要だ。ボルトン戦で最も喜ばしかったのは、クリーンシートだった。我々は常にゴールを狙う姿勢でいる。だからクリーンシートをキープするということは、今の我々に強い決意があることの表れなんだ。

このダービーで彼（カイト）がゴールを決めて、リバプール50ゴール目を記録できたら嬉しいね。しかし誰がゴールを決めようと嬉しいよ。
我々が様々なところからゴールを決めているというのは良いことだ。今まで力を証明しているフェルナンドを我々は欠いているが、選手たちは懸命に努力をしている。それにディルクのような、ゴールを決められる選手たちが我々にはいる。

今年は負傷者が多いが、彼らがトレーニングピッチに戻りつつあるのは嬉しいね。ナビルはプレシーズンから負傷していたから、彼の復帰は我々にとっては、新加入の選手が来たようなものだ。彼には速さがあり、それは相手ディフェンダーを震え上がらせる。彼の速さ、そしてクロスをあげる能力は、どのフットボールチームにとっても財産だよ。
マーティンはリヨン戦で本当に良いプレーをしたが、不運なことにそこで怪我をしてしまった。我々は彼のポテンシャルをわかっているし、彼の能力を見て来ている。マーティンは我々が希望していたよりも少し復帰まで長くかかってしまったが、今は戻って来た。これ以上の怪我を避けて成長を続ければ、彼がどこまで行けるか楽しみだね。
（ケリーのベストポジションはどこかと聞かれて）順応性のある、複数のポジションでプレーできる選手を我々は望んでいる。彼は右サイドでもセンターバックでも仕事をやれるよ。」

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守備はやっと安定して来ましたが、そうすると攻撃は物足りない。難しいもんですね。ふくらはぎを負傷していたアウレリオもダービーでの復帰が望めそうですが、いきなりスタメンはないだろうと思うので、最終ラインはボルトン戦と同じメンバーになりそうです。個人的には起用できるならアッガーを入れて欲しいし、ケリーも使ってもっと攻撃的なラインナップを希望しているんですが、なさそうですね。バベルを入れて2トップにするとか、マスチェラーノとルーカスの2人のどちらかを外すとか、もっとチャンスを作れるように何か変化を見せてくれることを希望しています。しかしまず何より、正副キャプテンが気合満載の好ゲームをしてくれることですね！

エコー紙では、21歳のブルガリア人GKニコライ・ミハイロフを、ローン中のオランダのFCトウェンテに￡1.5mで売却したと報じています。この選手はもう3シーズンローンで出ていて、どんな選手なのか全く知りませんでした。移籍金がブッチマンの15倍かあ、なんてまたしつこく思い返したり･･･。これで冬の移籍市場は結構資金を得たんですね。それはどこへ行くのか、あるいか行ったのか。ヨバノビッチの夏の加入は決定間近と言う報道がありましたが、その後彼の代理人が否定のコメントを出しています。「彼に興味を抱いているクラブは、スペインを含めてヨーロッパ中にたくさんある、まだどこともサインしていないけどもうすぐ決まるよ。」と言っているので、期待しつつ見守りましょう。

ヒックスが今度はホッケーチームを売ろうとしている、という報道が出ています。ダラス･スターズの会長は、「売却確実というわけではないですが、可能性はあります。問い合わせはたくさん受けています。」と言っています。だから売るクラブが違うって･･･。