リバプール・フットボールクラブでは新しい役職です・・・これを重要な役割だとあなたが感じて就任した、その理由は何でしょうか?
まず初めに、このような重い伝統と歴史を持つクラブで、そのクラブの歴史上初めての役職に就任したことを、私は非常に名誉に思い、強く誇りに感じていることをお伝えしたいと思います。オーナーとロイも同じことを感じている気がします。このクラブの中に、フットボールに関連した分野全般に関する最高の組織をしっかりと作り上げ、ロイを日々サポートできる人物を彼らはここに欲しがっていました。それは単に日々の仕事だけではなく、先ほど言ったように、未来についてもです。それは戦略に帰着します。ジョン・ヘンリーとトム・ワーナーは、我々が未来に向けて何をやるか考える人物を、強くここに欲しがっていたと思います。
LFCの魅力は何だったのでしょうか?
私が言うことは、あなたが何度も聞いてきたことかもしれませんよ。私が子供の頃のフランスでは、誰もが口にするチームが3つありました。一つは私の地元であるサンテティエンヌで、一つはリバプール、そしてもう一つがバイエルン・ミュンヘンでした。あの頃のサンテティエンヌはフランスフットボールを支配しており、もう二つのチームはヨーロッパ・フットボールを、おそらくは世界のフットボールを支配していました。フランス人である私にとっては、リバプールはまさに信じられないクラブです。その規模、その伝統、その歴史、そして私がここに来て以来、その点で落胆を感じたことはありません。この町を通して、そしてもちろん私がアンフィールドで観戦した2試合からも、それを感じられるのです。ここにいるというのはとにかくすばらしいことです。これだけの伝統と歴史を持つ、このすばらしい組織の一員となり、ケニー・ダルグリッシュと一緒に腰を下ろして、彼にクラブの過去をたずねる。どのように運営されていたか、彼がクラブに加入した時何を感じたかなどをね。とにかくすばらしいですよ。そして私のこの反応は、フランスの大勢の人々も同じように感じるでしょう。私の年代かもっと年長のフットボール人にとって、リバプールはただ一つなんです。
リバプールとサンテティエンヌは、ピッチの上で歴史を持っています・・・あなたはあのクラブに2度在籍しましたから、ここに来るために2度目の退任をするのは難しかったのではありませんか?
私はあそこで監督と非常に、非常に良い関係を築いていましたので、退任するのは本当に難しいことでした。我々は一昨シーズン、昨シーズンと非常に、非常に困難な2シーズンを送ったのですが、今シーズンはすばらしいスタートを切り、26年ぶりでリーグ首位に立ちました。私は監督やアカデミーのコーチングスタッフたちとすばらしい関係を築いていましたが、ここに来るのは私にとって大きなチャンスであると感じたのです。断ることができないすばらしいものでした。サンテティエンヌのオーナーとは常に意見が一致というわけではありませんでしたので、おそらく私が移籍を選択したのは正しかったでしょう。そして、あそこの人たちはとても良く理解してくれました。
ここリバプールでは、あなたは日々どういう仕事をするのでしょうか?
先ほど言ったように、フットボールに関連すること全てに関わります。ここであろうとチャペル・ストリートであろうと、メルウッドのトレーニンググラウンドであろうと、カークビーであろうとです。ロイとは毎日仕事をします・・・私たちは毎日話し合い、時には日に2回、あるいは3回、短いミーティングを行っています・・・もちろん、スポーツサイエンスチームやドクターとも仕事をしますし、アカデミーと仕事をし、スカウトと仕事をします。それが私がカバーする分野です。
それでは、あなたの役割は広い分野をカバーするんですね・・・
ええそうです、それが現代のフットボールクラブですからね。巨大ですよ。朝起きてスカウトからのEメールを受け、それは南米か他のどこかにいるスカウトからで、彼はレポートで「私はこの選手が本当に気に入った」と言っている。まさに1週間に7日、24時間ですよ。
ここリバプールでの、短期と長期でのあなたの目標は何でしょうか?
短期的には、私の立場では常に次の移籍市場、あるいは次の2回の移籍市場のことを考えます。これは全員の頭の中にあることだと思います。私はまだここに来たばかりで、次の移籍市場への準備期間は数週間しかありませんが、我々は次の夏の移籍市場のことも視野に入れています。それが私が短期と呼べるものですが、長期については、我々はすでに来シーズンのプレシーズンツアーのことを考えていますし、アカデミーで何を進歩させられるかもすでに考えています。イングランド国内でのターゲット、我々が獲得可能な若手選手は誰か、そしてヨーロッパでも同じことをし、我々が獲得に乗り出す選手をヨーロッパ中で見極めます。これは私がこの仕事で大変面白いと感じるものの一つです。
ロイ・ホジソンと一緒に仕事をし、彼との関係を強めて行くことについては、楽しみにしていますか?
私がスパーズにおり、彼がフィンランドやフルハムで監督をしていた時から、我々はすでに良い関係でした。私がここに来て以来私たちはかなりの時間を話し合っており、違う案件や違う問題を、一日に何度も話し合ったことも数回ありました。移籍市場やスカウティングに関わることだけではなく、私たちは全てのことを話しています。この関係はポジティブに育って行くと、私は思っています。間違いありません。私たちは物事を同じ方法で見ています。これまで議論して来たこと全てにおいて、我々は完全に意見が一致しており、同じビジョンを持っています。そのように進んで行くと私は期待しています。
彼はあなたが深く尊敬している人物ですか?
もちろんです。彼が監督して来たクラブ、代表チームを見て、フルハムで彼がやったこと、ブラックバーンでやったことがわかりますし、もちろんここで指揮を執っています。スイスではおそらく世間の人々は、彼があそこにいた時はどんなに困難であったかわかっていないのでしょう。彼は人々のメンタルを変え、戦術的に新しいものを導入し、私は彼に大きな敬意を抱いています。そしてもちろんインテルも指揮し、あそこは世界最大のクラブの一つですから、巨大なプレッシャーがかかります。彼がやって来たことには、尊敬を感じずにはいられません。
選手の獲得と補強は、誰が受け持つのでしょうか?
それは時に論争の的になりますが、私はそうあるべきではないと思います。ジョン・ヘンリーが言ったように、我々の間にはコンセンサスが作られるでしょう。それがジョンの考え方であり、私の考え方であり、ロイの考え方です。選手についての監督の決断と監督の意見は、当然重大です。私の考えとしては、そして私がこの仕事の中で常にやって来たやり方では、監督が好まない選手を獲得することはしません。それは意味がないからです。非常に基本的な話ですが、監督が好まない選手を獲得しても金の無駄になるだけですから、それが結論です。私は常にそのようにして仕事をして来ましたし、ロイと一緒の仕事も全く同じになるだろうと期待しています。
あなたがこのクラブに獲得したいと思う選手の、理想のプロフィールというものはおありですか?
その点について、ケニー・ダルグリッシュと長い時間をかけて話をしました。リバプールの選手となるための資質は何かを、私はとにかく知りたかったんです。「あなたはここの選手でしたね」と私は言いましたよ。そしてもちろん、彼はすばらしい監督でもありました。「現役選手であった頃、更衣室で他の選手たちと顔を合わせ、あなたは何が好きでしたか、監督だった時には何が好きでしたか、ここの伝統は何ですか、リバプール・フットボールクラブで成功するためには何が必要ですか?」選手の精神性や個性の面を、いろいろと話しました。
それが1点目、これは非常に大切なことです。しかし他にも重要なことがあります。それは、このクラブの未来にとって何が良いかです。6ヶ月間の応急処置を取ることはしません。この選手はここに来て我々を進歩させる、我々が物事を勝ち取る力になる、今後4、5年チャンピオンズリーグに加わる力になれる。それが2点目です。
そして3点目、これも重大なことですが、監督が何を望んでいるかです。彼はどんなタイプの選手が好きか?ピッチの上でどんなシステムを採用しているか?4-3-3か、あるいは4-4-2か、彼はどんなタイプのサイドバックが欲しいか?などなどです。この3点を全て総合しますが、監督の意見、コーチング哲学、プレー哲学は、当然我々が考慮しなければならないことです。「ロイ、あなたの好むプレー方法はこういうやり方で、あなたの哲学はこれで、我々はこの選手があなたの哲学に完璧に合うと考えます。」そう言えることが、私と、私と共に働く全スタッフの責任です。
ジョン・ヘンリーは、彼の願望は若い選手をクラブに連れて来ることだと、すでに公に発言しています・・・それはあなたも共有している哲学ですか?
ジョンと私が一緒に仕事をしようと決めた理由の一つはそれです。我々は完全に同じ意見を共有していると思います。私がスパーズにいた時にやろうとしていたことをジョンは知っており、それはサンテティエンヌでも同じでしたし、その前のアーセナルでも同じでした。私はこの哲学を強く信じています。それがフットボールクラブにとって正しいと信じているからです。何億ポンドも使う道をたどることもできれば、強い主体性、強い哲学を持っていると言える道をたどることもできます。我々は自分たちが何をやりたいかをわかっており、このクラブの持つ歴史をわかっており、過去においてアカデミーがどれほど重要であったかをわかっています。私がこのクラブに加わったという事実は、明らかにキーポイントです。私はジョンが私に語ったことを信じており、今は、リバプール・フットボールクラブとは何であるかがはっきりとわかっています。
そういう若手選手たちは、もちろん激しい獲得合戦があります・・・ヨーロッパの全トップクラブが彼らを追っています。あなたはどうやって、そういう選手たちをリバプールに連れて来るつもりですか?
ヨーロッパでは全ビッグクラブが若手選手たちを追っているとあなたは言いましたが、それはまさにその通りです。しかし我々は、若いイングランドやブリテンの選手を獲得することに、特に集中したいと思っています。アイデンティティを保ちたいと思うならば、そういう子供たちをこのフットボールクラブに連れて来るのは、非常に重要であると思います。それがまず第一です。通常、ヨーロッパ大陸のビッグクラブはイングランドに選手を獲得には来ませんから、イングランド国内での他の全ビッグクラブとの、激しい争いになるでしょう。そして、もし我々が外国に目を向けて外国籍の選手を獲得しようとするならば、それはその選手がトップクラスの才能を持つと考えるからで、その時には他のクラブとの争いになるでしょう。
二つのことがあります。我々はそういう選手を見つけなければなりません。正しい姿勢、正しいメンタリティ、正しいスピリットを持ち、我々がここで日々を過ごして欲しいとはっきりと思える選手です。それがまず一つ。そして二つめは、彼らに加入を説得することです。それには長い時間がかかり、スカウトの能力、あるいは私の、あるいはケニーの力が必要とされます。ケニーがその子や彼の両親と会えば、ものすごく大きなインパクトが間違いなくありますからね。ここは最も重要な部分と言っていいでしょう。すばらしい選手を見つけるのはさほど難しいことではなく、そういう選手を競争の中で加入を説得することの方が難しいんです。それに関して、我々は非常に、非常に上手くなければならないでしょうね。
ここリバプールのユースシステムに関しては、どの程度関わることになりますか?
アカデミーは私が権限を持つ分野で、子供たちが成長を続ける力になることを、私は本当に楽しみにしているんです。ここ12~15ヶ月間、ランク・マクパーランドとペップ・セグラは非常に良い仕事をして来たと思います。私は、コーチング・プログラムと、彼らが何をやろうとしているのかを見る機会がありました。彼らは非常に熱心でモチベーションが高く、選手たちを昇格させたいと思い、クラブにとって最高の結果を出したいと思い、ヨーロッパで最先端を行くアカデミーの一つになりたいと思っています。私はそこで彼らの力となります。私は他のクラブで得た経験があり、オランダでのやり方、イングランドの他のクラブでのやり方、スペインでのやり方、フランスでのやり方を知っています。それを最大限に生かして、彼らの力になろうと思っています。そして、あふれる才能の中から我々が選んだ選手は、間違いなく十分な力を持ち、実際に非常に優れた選手したいですね。我々はそういう選手を、リバプールのファーストチームに入れたいと思っています。
ここイングランドにはおそらく、フットボール・ディレクターという役割は機能しないのではないかという見方があります。それについて、あなたの答えはどうでしょうか?
短い答えですよ。フランク・アーネセンがチェルシーでやっていること、彼が加入して以来彼らが獲得したトロフィーを見ればいいだけです。彼はすばらしい仕事をしていると私は思っていますし、知っています。彼がリバプールに移籍した時、スパーズで私は彼の仕事を引き継ぎましたからね。彼はスパーズで非常に優秀な仕事をし、私はあの時、自分の役割をやろうと努力しました。トッテナムが現在大きな成功をおさめているのは、これまでの6、7年間にやって来た仕事と、あのクラブの組織の中の人々、正しい選手を連れて来たことなどのためです。ウェストブロムに目を向けると、彼らもフットボール・ディレクターを採用しており、非常に良い仕事をしています。彼らは降格し、その後昇格し、現在はリーグですばらしい位置につけています。正直に言って、このシステムはどこの国であろうと機能すると思います。組織構成がどうこうではなく、その組織の中で働く人間なんです。その人間たちが組織であり、それが重要なもので、彼らが一体となって働くことなんです。そして私は、我々の組織の中の人間に100%の信頼を置いています。ジョン・ヘンリー、トム・ワーナー、私自身、ロイ、アカデミーのフランク・マクパーランド、誰にもです。我々は一体となって良い仕事をし、クラブに成功をもたらすと私は確信しています。
あなたが前のクラブで一緒に仕事をして、今は大きな成功を楽しんでいる選手たちがいるはずですね。それはあなたに、自分の能力について自信を与えているに違いありません・・・あなたは明らかに、大勢の優れた選手たちを見つけ、育成して来ました・・・
まず第一に、それはいつでもチームワークなんです。私が出て行って選手を全員視察するわけではありません。その大仕事をやっているのは、スカウトたちです。グラウンドに多くの多くの試合を見に行き、その選手の情報を集めて来ます。良い環境か、悪い環境か、良い家庭か、良くない家庭か、学校では良くやっているか、学校では良くないか、などなど。これは誰にも語られることのない大仕事です。それをやっているスカウトたちは、大きな称賛に値します。そしてもちろん、監督も二つの理由から称賛に値します。一つめは、我々は絶対にこの選手を獲得すべきであると私が言った時、その私を信頼してくれたこと。二つめは、ピッチの上での日々の彼のコーチング能力が、その選手を今ある選手に育てたからです。私はその組織のトップかもしれませんし、全ては私のところにフィードバックされています。そして、監督がイエスと言う前の最終決断を下す立場いにいるのは、私かもしれません。しかし実際それはチームワークなんです。私が何をしようと、どんな選手を連れて来たのであろうと、それは私ではなく、チームの仕事と監督との連携なんです。
選手の補強に関して、NESVは統計の数値に非常に熱心で、一定の統計をベースにして選手を分析すると我々は聞いています。あなたはその手法に賛同しますか?
強く賛同します。私はそれを大きく信頼しています。私が嫌いなのは、選手について決断を下さなければならない立場にいる人間が、目を塞がれていることです。我々のレベル、我々が選手に使っている多額の資金や給与を考えると、より多くの情報やデータを集められるほど良いんです。ある案件があり、選手を見に行き、「彼が気に入った」と言う。しかしその選手がチャンピオンシップやリーグ1でプレーしているなら、彼はプレミアリーグで成功できるか?プレミアリーグの、リバプールで成功できるか?失礼ながら言いますが、異なるクラブ、力の劣るクラブにいて?彼が外国にいるなら、外国人選手としてプレミアリーグで成功できるか?それはある一面ですが、より多くの情報を集めることができるほど、その集めた情報とデータが我々が正しい決断を下すための助けとなり、よい良いんです。我々が常に正しい結論を出せるというわけではありませんが、正しい結論を出そうとするなら、正しいプロセスを踏まなければなりません。レッドソックスは常に正しい結論を出しているわけではありませんが、少なくとも彼らはそういうプロセスを踏み、それをすることでリスクは著しく減ります。それが統計を用いる原理です。
リバプールの未来に関して、ワクワクしていますか?
私のことではなく、これからクラブがどうなれるか、それに非常にワクワクしています。それについて、ジョンとトムはすばらしいビジョンを持っていると思います。ロイも完全に同じ見方をしています。私も同じ見方をしています。私たちがこれからクラブをどこへ連れて行けるか、私はそれにワクワクしています。
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彼の風貌を見ると、キングス・イングリッシュで流暢に語る姿を想像しますが、動画では英語は気持ち話しにくそうで、やっぱりフランス人なんだねと思いました。オーナーは良く「戦略(※Strategy)」という言葉を使い、「計画(※Plan)」でなく戦略ということころがアメリカ人ぽいなあと感じているんですが、きっとこの言葉が好きなんですね。フットボール「戦略」ディレクターもしっかりそのオーナーの考えを踏襲し、戦略はすなわち未来であると言っています。1秒先も未来ですから、早く彼らの戦略が形になって現れて欲しいですね!
このインタビューの中で、コモリはホジソンとの連携を強調していますね。ホジソンも同じビジョンを共有しているの?ほんと?ほんとにほんと?と疑問は尽きないですが、最初のインタビューで監督と意見が合いませんとか私が主体になってやるのですとかは口が裂けても言えないですから、まあまあ、話半分くらいに聞いとこうかな、聞いときたいな、と思います。ヨル監督がこのインタビューを聞いたら、はたして何を思う。
アカデミーには期待したいですね~、最終的にはメルウッドから練習グラウンドを移設して、最新設備が充実したSFみたいな練習場をカークビーにどどーんと建設して欲しいと思っているんですが、それはいつのことになるかなあ、まずはアンフィールド問題がありますしね。こちらは別の新ディレクターの仕事です。
冬の補強に関しては、彼は「応急措置的補強はしない」と名言しています。オーナーもそういうことを言っているので、それがクラブの方針のようですね。方向としては賛成ですが、若くて将来に期待できて、でも即戦力にもなれる選手を獲得してほしいなあ、ひとつよろしく頼んます!
話し変わって
ClickLiverpoolには、「インスーアが冬にローンで帰って来るかも?」という記事が掲載されています。ライカールトから引き継いだハジ監督が、「ローンの選手なんかいらんわ。私はガラタサライの選手でプレーしたいんじゃ」と語ったコメントが紹介されています。「いらないの?じゃあ返して?ほんとに返してお願い」と言いたいところですが、でもインスーアは実際起用されているしなあ。あくまでうわさの範囲内ですね。それに今インスーアが戻って来たとしても、現在のシステムに彼のプレースタイルは合いそうにありません。おそらく右も左もジョンソンのようになってしまうでしょう。
それから代表の話題です。スロバキア代表を外れたシュクルテルが地元メディアSITAに語ったコメントが、SKY SPORTSに紹介されています。
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●シュクルテル
(SKY SPORTS)
「(ストーク戦から)ひざと足首に問題を抱えているんだ。ハーフタイムの前に相手選手に後ろからひざを蹴られて、痛み止めを打ちながら試合を終えなければならなかった。それに加えて、足首もひねっていたんだ。これは6月のコスタリカとの親善試合からずっと引きずっているんだよ。
(ストーク戦の)試合直後に、僕はスロバキアの監督に電話をかけて、自分の状態を説明した。彼が理解してくれて、僕に休む時間を与えてくれてうれしいよ。スロバキアに飛んで、プレーできるかどうかわからない状態であそこで2日間を過ごしても、意味がなかったと思う。もしこれが予選ならもちろん僕は遠征していただろうけど、今回はリバプールに残って治療する方がいいということで、僕たちは合意したよ。」
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深刻な怪我ではないようですが、6月からずっと足首の負傷を引きずっているというのは、ちょっと気になります。アッガーはまだか。それからオランダ代表ではまたカイトが前回の右足首を痛めたそうで、代表チームから離脱しています。こちらは今日にはもう少し詳しい情報が出るでしょうが、負傷の程度は今のところ不明。ほえええぇぇ・・・。
代表で元気にがんばっている選手の話題も。スコットランド代表でウィルソンが先発デビューを果たし、何と初キャップでDFの彼が初ゴールを決めております!CBで出場して3点目のアシストもしたそうで、良いデビューだったそうです。それからケリーもU21でCBで先発出場しました。こちらは後半だけ見たんですが、イングランドは退場者を出てしまい、内容的にも完敗でした。ドイツ代表は若手もA代表と同じように、縦への攻めが早い良いフットボールをしております。ロンドン五輪は地元大丈夫かっ!
最後にちょっと気になる記事を一つ。スペイン人ジャーナリストBalagueが
自身のブログの中で、パチェコはリバプールを離れたいと思っていると書いています。ホジソンからは彼のプランに入っていると言われたそうですが、ファーストチームでのチャンスをもらえないので出て行きたがっているとか。
トムキンスの話によると、パチェコはあるリザーブの試合に遅刻して来て、罰としてそれ以来メンバー入りさせてもらえないので、それで出て行きたがっていると言っています。さらに現地情報によると、それは10月のブラックバーン戦で、昼寝していて遅れたんだとか。それで先発予定だったのがウォームアップに間に合わずにベンチになり、後半に交代で出たんだそうです。
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無題
ウィルソンはすごいですね。これからの成長にも期待です。ケリー、ウィルソン、アジャラ、ウィズダムなど有望なCBが多くて安心です。
パチェコは出て行かないで!僕もよく寝坊や昼寝で遅刻します。もう許してあげて欲しい。ニューカッスルのキャロルと比べたら可愛いもんですよ
。パチェコはもう反省していると思うのでもっと
チャンスを与えて欲しい。
みんな怪我だけはしないで!
Re:無題
長引く負傷じゃないといいんですけどね、疲労が出てしまったのかなあ。
パチェコは先日のリザーブ戦でも良いプレーをしていたようなので、ファーストチームでチャンスをあげてくれ~と私も思います。寝坊で遅刻しちゃだめですよ(笑)。
無題
パチェコが先に去る前に、ホジソンにアンフィールド去ってほしいです。
インスーアの復帰の噂のニュースを見たときは噂にすぎないのにうれしくて仕方がありませんでした。実力的にインスーア>コンチェスキーですし、インスーア21歳、コンチェスキー29歳ですからね。インスーアのオーバーラップをもう一度リヴァプールでみたいです。
Re:無題
>実力的にインスーア>コンチェスキーですし、インスーア21歳、コンチェスキー29歳ですからね。
私もそう思うんです!でもインスーアが帰って来ても、やっぱりコンチがファーストチョイスなんだろうなーと思うと、それならガラタサライで使われた方が彼のためにはいいんじゃないのって気もします。ハジ監督の発言は、ちょっと選手に配慮がなさすぎですよね。
無題
まして、当人は失言ばかりだし、自分はその後に批判した人に謝罪して受け入れてもらってる癖に…
なんて薄っぺらな監督なんだ…
Re:無題
謝罪した人には受け入れてもらったんですか!それは良かった、こじれるのはイヤですからね~。
うー
Re:うー
レッズの試合を見て、ピッチの上のチームを信頼できる日が早く来て欲しいです。オーナーには決断してもらいたいんですけどね!
無題
コモリさんのインタビューは新人教師みたいにお局教頭(ホジ)にはヨイショして様子みようって感じ・・明らかに同じビジョンは描けてないですし、自分の地位を確立したらグイグイ意見を言いそうですね。
あと、パチェコ・・スペイン人はお昼寝好きですもんね^^;罰なら先輩の肩もみ一週間!とかそういうのにです。プレーさせないのは明らかにモチベーション下げるし、出て行きたい気持ちにさせますよね;ホジ体制のままなら彼は腐ってしまいそう・・なにげに英国人の若手を優先にして見えるのは私だけでしょうか?華奢なパチェコにとっては不利のような。フニクラさんはローン反対でしたね^^私もホントは嫌ですが、可哀想過ぎるので、アジャラみたいに国内短期ローンとかならいいのかも。コモリさんが若手強化を必要としてるのに大事な宝を手放すと思えないので上手く彼の成長を手助けする助言をして欲しいです(願)(※リザーブで出てましたね・・中々いいFKとシュートしてたみたいな・・頑張れパチェコ)
あと、カイトは3回目ですよね;オランダ代表どうなってるの(怒)週末の試合微妙みたいですし、カイトが居ないとまたトーレス孤立だよ;ルーカスは休養になるだろうけど、またメイレレス休めないし;ヨバ・・使いましょう(ベンチの顔が切な過ぎる)。。アッガーも元気かなぁ;アウレリオはリザーブ復帰でコンチェとチェンジしてくれないかしら。。インスーアは監督交代したら帰っておいで。。
Re:無題
>なにげに英国人の若手を優先にして見えるのは私だけでしょうか?
いえ、私もそう見えます。その方針ははっきりとしているんじゃないでしょうか。私はホームグロウンに入る選手なら自国選手を同じように扱ってあげないと、若い時に母国を離れるという大きな決断をした選手たちがかわいそうだと思うんですよね。マヴィンガも英国人が優先されているとはっきり言ってましたし、そういう雰囲気は確実にあるんでしょう。それは絶対フェアじゃないと私は思います。若手のモチベーションに影響するし、下手をしたら選手たちの分裂にもつながりかねない。
カイトはそれほどひどくはない感じですが、今度はキャプテンが(滝涙)。トーレスやメイレレスは無事で良かったです・・・メイレレスには鉄人2号の称号を与えてもいいんじゃないですかね?彼は代表でも出ずっぱりなのに!
無題
ロイの言い訳に使われているので、これ以上増えてほしくない!と思うんですが・・・
ロイが起用法というかステアリングを変えない事には
パチェコは厳しいでしょうね。
変えないでしょうけど、彼にとっては晩年の美味しい仕事ですから・・・
なんか今年も負傷者に見舞われているような。
上手い事若手選手を使ってくれてない事も相まって
なんだか不満です。
Re:無題
ご指摘のとおり、ホジソンの今のシステムでは、パチェコの使いどころがないんですよね。彼のような選手の生きる場所がない。戦術を変えない限りこういう状態が続き、そしてホジソンが自分のやり方を変えるつもりがないのなら、やはり出て行ってもらいたいです。
無題
こうインタビューを見ると、この夏のバースロー主導の動きはコモリやオーナーの戦略とは真逆の動きだったんだなーと。半年前に来てたらと思ってしまいます。そしたらラファもいたのかな?いやなんとなくラファとコモリは衝突しそうだからないかな(笑)
そういえば、前節のバベルにはちょっと期待感が持てました!まー、期待と失望の繰り返しなんですけど。メイレレスしかり、マキシしかり、どうも小手先のテクニシャンのイメージが強いので、バベルは貴重なはず。ルーカスだって頑張ってスタメン取り戻したんだし、バベルも腐らないでほしいなー。
Re:無題
>期待と失望の繰り返しなんですけど。
これも全く同感です!やってくれるかなーと思って期待したらがっくり、の繰り返しで、もうだめなのかなあと思ってもやっぱり期待してしまう。バベルのようなスピードが必要な時は必ずありますよね。