キャプテンがハムストリング負傷

シーズン中の親善試合なんて、全て滅びてしまえ（真顔）。キャプテンはフランスとの親善試合の最中に、右のハムストリングを痛めてしまいました。カペッロがコメントをしています。また、カイトの負傷について、ファンマルバイク監督のコメントです。
-----------------------------------------------
●ダレン･バージェス　LFCフィットネス･ヘッド（テレグラフ紙）
「SG（キャプテン）の負傷については、イングランドとイングランドFAの関係者の何もかもが信じられない。合意事項も過去の歴史も、完全に無視された。完全に素人だ。これから我々は、彼らの無能の代償を支払うことになる。実に恥ずべきことだ。
彼らは、可能であれば彼を1時間プレーさせてもいいかと聞いて来ていたんだ。」

●カペッロ監督
「彼ら（LFC）は、代表チームの選手が何分プレーするかは決められない。可能であれば、彼は1時間プレーしていただろう。彼らが動揺している理由は理解できるし、私も動揺している。問題は、プレミアリーグやヨーロッパリーグ、あるいはチャンピオンズリーグで数多くの試合をこなした後に、水曜にこの試合をプレーすることなんだ。選手が負傷するかもしれない、その可能性はある。プレミアリーグはいつであっても、選手にとってタフなリーグなんだ。

負傷後に私は彼を下げた。リオが下がり、バリーが下がり（※二人とも負傷）、ピッチの上に私のキャプテンが必要だったんだ。しかし起きたことには動揺を感じている。

我々はスティービーとあらかじめ話をしており、彼は1時間プレーする予定だった。しかしバリーが怪我をして、我々は問題を抱えてしまった。彼がピッチの上に残っていたのは、それが理由だった。もし可能であれば、あの選手は我々がクラブと合意していた時間だけプレーしていただろう。しかしバリーが実際に怪我をしてしまい、我々には経験ある選手がピッチの上に必要だった。本当に若いチームだったからだ。彼は調子は良いといっていたから、そういう訳で残したんだ。スティービーに起こったことにはもちろん、我々は動揺している。」

●ファンマルバイク監督（Liverpool Echo）
「（※試合前のにカイトの離脱が決まった時のコメント）ディルクはこの親善試合を欠場することになる。彼は足首に非常に強い痛みを感じている。彼が出場できるかどうかは、非常に厳しい時間との競争になるだろうと私は認識していたんだが、彼自身は大丈夫だろうと考えていた。彼は本当にプレーしたがっていたんだ。それは、彼の姿勢を大きく物語っている。しかし、チームから離れることが彼にとってベストであると判断した。」

-----------------------------------------------
カイトは足首に痛みを抱えたまま、代表に合流したようです。痛くてもプレーできると考えていたんでしょう。代表監督が外すと判断してくれて良かったです。土曜のプレーに問題ないかどうか、おそらく今日にまた情報が出ると思います。
キャプテンの怪我はまだ状態はわかっていませんが、おそらくハムストリングでしょう。決して無理をさせられない箇所なので、週末はまず欠場だと思います。復帰がいつごろになりそうか、それも今日か明日にはわかると思います。カペッロ監督には彼を長くピッチに立たせないで欲しかったし、その言いようはちょっとムッと来るところもありますが、それでも責められるべきは、こんな国際Aマッチデイを組んでいるFIFAだと思います。正直言って考えられんわ。キャプテンはFA所属の選手なので、いちおう負傷離脱の間は給与の半額が補償されます。いくらもらったからって合わないですけどね。他の協会のように一銭も補償されないところに比べれば、まだましか。

メイレレスとルーカスが90分間、ポウルセンが68分、ケリーが78分、エンゴグが61分、ウィルソンが59分、それぞれ先発出場してプレーしています。また、交代出場で出た選手は、トーレスが後半から45分、バベルが4分でした。誰か負傷したという情報はありません。