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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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シティ戦に向けて、負傷者の状況についてラファのコメントです。また、キャラガーが試合に向けてコメントをしています。
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●ラファ(SKY SPORTS)
「ジェラードは常に私たちにとって重要な選手である、そう認識しています。ピッチの上だけでなく、彼が注入する情熱、全てにおいてです。彼は全員の手本ですから、(復帰は)非常に喜ばしいニュースです。上手く行けば彼はプレーし、決勝点となるゴールを決めてくれるかもしれません。

私たちは何人か負傷者を抱えていましたが、アッガーはトレーニングを続けており、ジェラードもトレーニングを続けています。現在は、アウレリオ、グレン、リエラ、ヨッシという、起用できなかった選手たちもトレーニングに戻ってきました。後はケリーとトーレスです・・・トーレスはまだフィットしておらず、2~3週間のプログラムを継続中で、今は10日間ほど過ぎ、プログラムを継続して回復中ですが、まだフィットしていません。彼は良くなっていますが、まだ数日が必要です。
(ベオグラードでの治療について)プレミアリーグのクラブの他の選手たちが、ベオグラードへその女性の治療を受けに行っていることは聞いていました。そして、それが非常に効果的であることを聞いたんです。サバレタがリエラに教えてくれました。彼女は7年間、フットボーラーだけでなく一流のスポーツマンの治療をして来ています。ですから、彼女には経験があります。
私たちは、選手たちの何名かを送るいいチャンスだと考えました。ベナユンとリエラを送り、彼らは帰って来てすぐにトレーニングを開始できました。それで、あと2人、ジョンソンとアウレリオを送ることにしたんです。彼らにも同じことが起こりました。彼らはトレーニングを続けており、4人ともシティ戦のメンバーに入るでしょう。

アーセナルのロビン・ファン・ペルシーがもっと早くから行っていましたが、さらに数名のトッププレーヤーたちが、同じ治療を受けに行っています。シティは2人、コンパニとサバレタを送っており、彼らは数日間でプレーに復帰できました。注射はせず、プラセンタクリームを使って、圧力波が生じるマッサージ機で治療します。7年間に大勢のトッププレーヤーたちがそこで治療を受けて良い効果を得おり、安全だと私は考えています。
それは特定の負傷に効果的で、ドクターは治療及びクリームの成分について説明してくれました。私たちは満足しています。そこへ行ったほかの選手たちのことを知るようになってから、私たちは情報を集めました。その効果について驚かされたことを、認めなくてはなりません。

おそらく数週間は離脱だと予想していた選手たちが、起用可能になったりトレーニングに復帰したりしています。彼らが完全にフィットしているとの保証ができるか、ですか?それはこれから確認することになりますが、彼らは3日間残りの選手たちとともにトレーニングをし、問題はありませんでした。」

●キャラガー(Liverpool Echo)
「俺はバーミンガム戦に行ったよ。そして他の皆と同じように、あの結果に落胆した。明らかに、俺たちの今現在の流れはすばらしいとは言えない。だから、盛り返すためには勝利が必要だった。この流れが長引くほど、ただの不運とかレフェリーのジャッジと言う以上に、おそらくはもうちょっと深刻に受け止めなくてはならないだろう。俺たち全員が、ピッチの上でもっと進歩しなくてはならない。しかしバーミンガム戦を見ていて、俺たちはとても不運だった。ハーフタイム直前に相手を2-1でリードさせたキャメロン・ジェロームのゴールは、完全にワンダーゴールだったよ。しかし、プレーのバランスと俺たちが作ったチャンスを見て、俺は3ポイント獲得できなかったのは不運だったと考えながらそこから離れた。あの試合で俺たちがかかっていたプレッシャー、加えて離脱していた選手たちのことを考えれば、フラストレーションが増すばかりだった。

シティ戦で皆の話していることは変わる、そう俺は確信している。人々が俺たちを見直す一戦になるだろう。俺たちは、マンチェスター・ユナイテッド戦でやったことをまたやろうとしなくてはならない。一つのチームとして団結し、観客がしっかりと俺たちを支え、本当に良い試合をする必要があるんだ。
マンチェスター・シティ戦は、俺たちにとって大一番だ。俺たちはリーグでほんのわずかの差だ。いい結果が得られればシーズンを正しい方向に修正できる、そういう試合だよ。ユナイテッドを破った後にはそうなると思っていたんだが、そういう風にはならなかった。変えられる人間は、ピッチの上にいる選手と、監督、スタッフだけだ。
実際、フットボールには秘密なんてないんだ。トレーニングピッチで懸命に努力し、それを続けるだけだ。上手く行けば、俺たちは負傷者に関してちょっと幸運を得て、仲間のうちの何人かが復帰し、そこから始められるだろう。」

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ようやく怪我人の波も良い方向へ変わって来ました。例のセラピストのことを教えてくれたのは、サバレタだったんですね・・・ヒューズ監督に怒られてないといいですが(笑)。シティ時代の繋がりかと最初は思ったんですが、エスパニョールのチームメート繋がりですね。
このコバチェビッチさんというセラピストのことは、ファン・ペルシーの治療も関わっていて英国で大きな話題になっているようです。プラセンタ治療というのが怪しい感を増すらしく、Daily Mailは「ちっぽけなクリニック」とか「いつも夜出歩いている」「しょっちゅうクリニックを引っ越す」しまいには、「アダムス・ファミリーのモーティシア似」なんて書いて、怪しさをことさら煽る報道をしています。Daily Mailですね~。このクリニックは無許可の疑いがあり、セルビアの厚生局が調査に行ったが、クリニックは閉まっていたそうです。無許可が事実なら業務停止になり、申請におよそ2ヶ月はかかるだろうとも言っています。
プラセンタは注射で効果があることはわかっていますが、塗っても何の効果もないはずなんですけどね。しかし実際に効くなら、まじないだろうが祈祷だろうが、何でもOKです。2ヶ月営業できないのなら、いっそのことLFCで雇ってしまえば?

練習の写真を見ると、エル・ザールも戻って来ているようですね。後はトーレスとケリー、ここまで来ました!ラファの他のコメントによるとアクイラーニはどうやらスタメンはなさそうなので、今日のシティ戦のメンバーをこう予想します。


      レイナ
ジョンソン キャラ アッガー インスーア
    マスチェラーノ ルーカス
  カイト   キャプテン バベル
        エンゴグ

バベルのところは、マッチフィットネス次第でリエラかベナユンが入るかもしれません。 

ここからは、リバプールには全く関係ない話題ですので、興味ない方は読み飛ばしてください。WC欧州プレーオフ、フランス対アイルランド戦の決勝点についてです。アンリのハンドが大騒ぎになっていろんな意見が出ていますが、その中でロイ・キーンが記者会見で非常に印象に残るコメントをしています。フットボールファンの方にはできれば知ってもらいたいと思い、これをご紹介します。
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●キーン(タイムズ紙)
「アイルランドは、クローク・パーク(※ダブリンのスタジアム)でもパリでもチャンスがあったが、それを決められなかった。フランスは決めたが、アイルランドはそれをものに出来なかったんだ・・・いつもの通りにだ。
彼らはそういう次のステップに対して恐れを抱き、精神的な強さが足りなかった。彼らは言いたい不満を何でも言えるだろう。それで何かが変わることはない。フランスがワールドカップに進出する・・・その事実を乗り越えるんだ。彼らはいつものように、同情を望んでいる。いつものように引きずっている・・・それには飽き飽きだよ。

私は、この数日間の騒動に驚いている。もちろんアンリはハンドをしたが、私はそのことよりも、なぜあのボールをクリアできなかったのかということの方がずっと気になっている。ティエリ・アンリよりも、私のディフェンダーたち、私のゴールキーパーの方に怒っているんだ。アンリをゴールサイドに入らせたのは?ボールをボックスの中に入れさせたのは?

FAI(アイルランドフットボール協会)の反応はいつもどおりだ・・・『我々は強奪された』『この競技の誠実さは』だ。しかしグループ戦のある試合(グルジア戦)では、アイルランドはハンドでPKを得たが、誰もそれをアピールしなかった。あれは私が今まで見てきた中で最悪の判定の一つで、試合とグループの流れを変えた。
ロビー・キーンがPKを決めてアイルランドは勝ったが、FAIが『審判がばかげたミスをしたのは明白だ、再試合をしよう。』と発言した記憶は私にはない。彼らはそれが試合なんだと言う、その原則は同じだよ。

アンリのハンドは本能的なものだった。彼を詐欺師と呼ぶか?・・・いや、私はそうは思わない。彼はルールをちょっと曲げたのか?・・・おそらく。試合の中でごまかしはいつでも見られる。ごまかしを望んでいる人間は誰もいない。
アンリが詐欺師だということには、私は同意しない。彼はあの状況を上手く生かした、トップの、トップの選手だ。

ジョン・ディレイニー(FAIチーフエグゼクティブ)は競技の誠実や高潔のことを言ってるが、私はあの男の言うことを気にはとめない。人々は2002年のワールドカップで何が起きたかを忘れている。その男が誠実さについて話している。彼はあの時、私に電話をしてくる礼儀さえ持ち合わせていなかった。彼がインタビューで語ったことは、私が島のどこかにいるだろうということだけだった。
私は15歳の時からアイルランド代表に加わって来たが、彼は電話1本かけてくる礼儀すらなかった。私がどこにいるか、彼は知っていた・・・ホテルの私の部屋を見つけることができたんだ・・・そして彼は、競技の誠実さについて発言を繰り返している。
2002年には、彼は記者会見で15歳の時からアイルランドを代表している一人の選手について質問を受け、『彼がどこにいるかは知らない。この島にいるかどうかさえ知らない。』と答えた。私がミック(マッカーシー)と仲違いした後に、私の側の話を聞こうとさえしなかった。
彼は今もチーフエグゼクティブだ。私に電話をかけてくる礼儀もなかった人物がね。私がアイルランド代表に復帰した時でさえ、彼はホテルの廊下で私の横を黙ってすれ違って行ったよ。
しかし、この男はTVで競技の高潔さと誠実について語り、フットボールとは何かと問うている。彼はFAIのリーダーのはずだが、私が正しかろうと間違っていようと、電話をかけてくる礼儀すら持ち合わせていなかった。そして今もそうだ。

私は、この競技が傷つけられたとは少しも感じていない。この対戦の成り行きを見渡してみれば、アイルランドにはチャンスがあった。彼らは1試合目で、そのチャンスを決して決めることができなかった。それだけのプレーができなかったんだ。
初戦の後に監督が、選手は誰もカードを受けなかったと話していたのを私は聞いたよ・・・それは問題だったかもしれない。フランスの選手を妨害して、カードを受けるべきだった選手がいたかもしれない。
2戦目では我々にはチャンスがあり、それを決めるべきだったができなかった。

イングランド人の監督たちはアイルランドについて、あたかも彼らが心を煩わされているかのようなインタビューをされている。彼らがあの夜、アイルランドのことを気にして眠れなかったと思うか?ナンセンスだね。それがイングランドだったら、私は気にしないね。ばからしい話だ。アイルランドでは、いつもどおりの過剰反応だよ。彼らは守るべきだった。

我々は以前からビデオの技術を使うことについて議論しており、我々全員がそれに賛成だ。アイルランドは出場を強奪され、彼らは再試合を得られるべきか・・・NOだ。アイルランドのサポーター、監督、そしてほとんどの選手たちは、もっと違う結果に値した。しかし、FAIもそうだったかは私には確信がない。事は起こるべくして起こるんだ。

トラパットーニはトップの監督で、彼には受け入れがたいことだろう。しかしアイルランドにはチャンスがあり、それを決められなかった。キーンは過去の経験を打ち消し、いつもの攻撃力がなかった。

私は、FAIに対して個人的な反対運動をしているわけじゃない。私は15歳の時からアイルランド代表に加わって来た。24歳の時に大会の予選通過を果たしたから、それでいきなり中に飛び込んだというわけじゃない。私は生まれも育ちも生粋のアイルランド人だ。だから自分の意見を述べる資格がある。」

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これはイプスウィッチの試合前日会見だと思いますが、それをそっちのけでこの話題に質問が集中したんでしょう。彼は今もFAIと相当な確執があるみたいですが、それを差し引いてもこの発言は的を射ていると思います。そして、アイルランド代表を心から愛しているだろう彼が、この時にきっぱりとこう言い切るというのは非常に大きなことだし、勇気が必要でしょう。彼は変わってませんねえ。現役時代はいろいろなこともあった人ですが、この発言には共感させられたし、さすがロイ・キーン、そう感じました。会見の様子のビデオはこちらで見られます。FIFAはFAIからの再戦要求を直ちに却下しています。
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無題

お久しぶりです。
密かにパチェコデビューか?とか期待していたんですが…魔法使いのおかげで予想外にみんな集まりましたね。エル・ザールにもチャンスあるかな?
ベンチを含めトップチームのメンバーで埋められそうですね。カラガーの言う様に今度こそ、今度こそここで変えないと!

フランス対アイルランドの問題はキーンの言う事はもっともなんですが、あそこまでバスケ並みに手のひらではっきりコントロールしちゃってますからね。アンリは再戦してもいいみたいなこと言ってるみたいで、ほんと難しい問題になりましたね。こういうゴールに繋がるプレーや悪質なファールにだけビデオ判定を導入する分には、ゲームのテンポに大して影響しないんじゃないかなと思うんですけどね。

Re:無題

ジョンソン間に合いませんでした!結構前から大丈夫そうなニュースが出ていたので、これは意外です。右サイドバックがシュクルテル・・・?だだだ大丈夫なんでしょうか?それともキャラ?

アンリは再試合がフェアだと言っていますが、無理でしょうね~。これで再戦してしまったら、越えてはならない一線を越えてめちゃくちゃになってしまうし、第一日程が取れないのではないかと思います。こんなことで遺恨を残すことがないよう、ビデオを導入すべきですよね!もう長い間言われ続けていることなんですけどねー。

無題

ベンチがチェルシー並に豪華ですね(笑)

さっさとFIFA加盟協会の代表集めて多数決取ればいいのにと思いますけどね。これが日本代表で起こったらと思うと恐ろしいです。

Re:無題

>これが日本代表で起こったらと思うと恐ろしいです。
ねえ。日本にとって、4年の空白はアイルランドの百倍くらい大きいですからね~。キーンの発言を読んで、もし日本代表に同じことが起きたら、こういう発言をする元代表はいるだろうかと考えました。

今日のベンチは豪華でしたが、それを使える余裕がなかったです(泣)。
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