公式HPより、ケニーのインタビューです。
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マンチェスター・ユナイテッドとの試合を避けて、水曜のブラックバーン戦から指揮を執ろうかというお考えはなかったんでしょうか?
このフットボールクラブで誰かが困っている時、彼らを助けるのが自分の仕事だ。いろんな意味で、マンチェスター・ユナイテッド戦には加わらないほうが簡単だっただろうね。しかし、選手たちがマイク・ケリーとサミー・リーと共にしっかりと準備をしているとしても、私が姿を現してあの子たちの側に立つことが、私自身にとって重要だと感じたんだ。そこにいるのが、私にとって正しいことだと感じた。我々全員がこの中で一体となり、我々は一体となってやり遂げるつもりだよ。
フットボールから一歩退いていたことが、クラブを監督するための助けになるだろうとお感じですか?
それが力になるかどうかはわからないが、私が以前にここで仕事をしていた時よりも、監督への要求とプレッシャーがはるかに増しているのは良くわかっているよ。一度中に入れば、それを実感するものだ。しかし、今もボールは丸いのだし、今もハーフは45分間だ。もしこの競技からこれほど長く遠ざかっていたことで私に何か欠点があるのなら、スティービー(クラーク)とサミーが私を正してくれるだろう。
現在の選手たちのグループについて、あなたの第一印象はどうでしょうか?
私が見る限り選手たちは、彼らが望んでいること、前進し上昇することに100%献身しているよ。選手たちが実際、敗北を喜んでいると思うかい?私は日曜の彼らの顔にそれは見えなかったし、私にとって良いスタートだった。分裂も溝も存在しない。
選手たちとの関係を構築することならば、あなたはリバプール・フットボールクラブそのものですから、それほど難しくはないでしょうね?
自分がこれまで勝ち取って来たものを人に見せることと、自分がこれからやろうとしているもののために彼らの尊敬を勝ち取ることは、全く別物だよ。選手たちの尊敬を得る唯一の方法は、彼らとともに仕事をし、彼らの信頼を得て、願わくは自信のレベルを上げ、2、3の勝利を獲得し、そうやって得られるんだ。
状況を好転させるために、何をしますか?
全てのクラブにとって、フットボールとは自信なんだ、そうだろう?選手たちが必要としているのは、正しい方向を指し示すことと本物の勢いだ。ほんの少しの自信と2、3のゴールが、彼らの流れを順調にさせないわけはないだろう。それに2、3の勝利がついて来れば、彼らはそこから大きく勢いをつけると確信しているよ。このフットボールクラブには本当に優れた選手たちが大勢いるが、彼らは自分たちが優れた選手であることを、良いふうに信じなければならない。自分たちがやっていることに自信を持ち、この仕事をやっていることに幸福を感じて欲しい。彼らは大丈夫だと私は確信しているよ。私たちは、かけられている期待に対処しなければならない。正直言って、今はちょっとロマンチックなんだ。ロマンスとはすばらしいものだし、私にとって復帰はロマンティックで、それはサポーターたちにとっても同じだ。しかし結局のところ、この競技はロマンスはなく、厳しい現実で成り立っている。そして厳しい現実とは、私たちは試合に勝ち始めなければならないということだ。ロマンスから抜け出した時、我々は仕事に取り組むことができ、そこからどこまで行けるかを見ることができる。
これまでは存在したことのなかった、フットボールディレクターと一緒に仕事をして行けるという自信はおありですか?
そういう立場にいて人々を積極的に組織し、このクラブが興味を持つかもしれない個々の選手たちの情報が含まれたチームレポートや試合の報告を統括する人物がいるというのは、重要なことだよ。それはすばらしい力になると思うし、ダミアンと一緒にやることに問題は全くない。彼の見解も同じであるといいね。
オーナーたちからは、若い監督を望む発言もありました・・・あなたの年齢は問題にはなりませんか?
ハリー・レドナップはトッテナムですばらしく良くやっている。ファギーは30年間仕事を続け、最初の数年間を除いてユナイテッドで常に成功を収めて来た。それは個人個人により、皆がそれぞれ違うのではないかと思うよ。経験を持っているというのは非常に良いことであるのは間違いないが、時には経験が知識を得るのに不要な場合もある。私たちは、とにかく前進し上昇したいと思っているよ。(オールド・トラフォードでの)選手たちの仕事ぶり、そこから何かを勝ち取ろうとする彼らの固い決意は大きな賞賛に値した。年齢が違いをもたらすかどうか、それが力になるのかあるいは妨げになるのか、私にはわからない。私が初めてここで指揮を執ったのは34歳の時で、その時は本物のフットボールの知識は持っていなかったよ。
1月の移籍市場で、今のスカッドを新たにしたいという気持ちはおありですか?
私にとって最も重要な人間は、今ここにいる人間だよ。私たちは彼らに集中するつもりだし、全員がチャンスを得るだろう。もしクラブにとって魅力的なチャンスが現れたら、その時は私たちはそれを掴むかもしれないね。何にせよ、今何かを言うのは不可能だ。
新オーナーの元で、現在のクラブはより落ち着いたと感じますか?
このフットボールクラブの中には、いかなる溝も全く見受けられない。オーナーシップが変わり、新しい人々が入って来た。私が見る限り間違いなく溝は何もなく、彼らは非常に良い男たちだ。このクラブを前進させようという決意と努力には、何一つ違いはない。クラブを所有する人々はこのクラブの成功を望んでおり、監督を解任して決して誰も喜んでいはいないだろう。特にロイ・ホジソンのような高潔な人物をね。オーナーたちはその件についていかなる喜びも見出さなかったし、私も当然喜ばなかった。
スティーブン・ジェラードとジェイミー・キャラガーは、あなたのこの6ヶ月間にとってどれくらい重要ですか?
スティーブンはすばらしい、このフットボールクラブにとって信じられないほどの存在だ。彼が首根っこを掴んでもぎ取った試合、敗北に直面しているように見えながら我々が取り戻した試合が、これまで幾度となくあった。選手たち全員が非常に、非常に重要な存在だが、間違いなくキャプテンとして、スティーブンは物事を前進させる力となる、ちょっと特別な重要性を持っている。そして私は、彼はそれをやってくれると思っているよ。彼はこの競技の中で、そしてドレッシングルームの中ですばらしい尊敬を得ており、それはキャラも同じだ。彼らはチームの中に非常に大きな影響をもたらすだろうし、それは私たちにとって非常に大きなボーナスだよ。
マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイ戦、ブラックプールとのアウェイ戦、ホームでのエバートン戦・・・もっと楽な3試合も、もちろんあったかもしれませんよね?
その対戦カードを見事に組んだのは誰だろうね?
あなたの役割はトレーニンググラウンドに集中することか、それともモチベーションとメンタル面の方が大きいのか、どうお考えですか?
それは同じことだよ、本当にね。トレーニンググラウンドでやって学んだことをピッチの上に持ち込み、ピッチの上で得たものが自信に繋がる。だから、どちらがより重要ということはないんだ。最初に始まる場所は、トレーニングピッチなんだよ。
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このインタビューを読んで、クラークの加入が良かったなと改めて思いました。ケニーが言っているように、新しいトレーニングメソッドや戦術など、彼のブランクをきっとクラークが補ってくれると思います。オールドトラフォードからの帰り道に話を通して、サクッとクラークを連れて来たのはコモリの良い仕事ですね。これからもよろしく頼みます。1月の移籍市場の話し合いも、これからかな・・・。
ファンサイトによると、コモリはマシアの他にラファ時代の5人のスカウトを解雇したそうで、その中にはリザーブGKであるハンセンの父親も含まれているそうです。父親はデンマークのメディアに、「トップが変わればこういうことがあるのは当然。」とコメントをしています。息子のハンセンは昨日のリザーブリーグで、PKストップというすばらしい一仕事をし、その後で今度は相手を引っ張って倒してPKを与えて一発退場という、非常に浮き沈みの大きいプレーをしました。しかしあの退場は、パルソンのすごく不注意なプレーをカバーしようとして起きたものでした。パルソンも久しぶりに戻ってきましたからね、これから頑張れ。
試合はパチェコとサリッチのゴールで2-1で勝利しました。パチェコとスピーリングはやはり一つ抜けていましたね、彼らはこの試合フル出場しましたので、水曜の試合には帯同していません。この試合はケニーやサミー・リー、クラークというお歴々がずらり並んで観戦していましたので、若手たちの良いアピールになったんじゃないでしょうか。おそらくは怪我でしょうがベンチ入りしていなかったアーウィンが、ケニーと並んで盛んに言葉を交し合っていたのが印象的でした。実況が「ケニーは若手たちとも非常に気軽に言葉を交わす人です」と言っていました。それからケニーは試合を見ながら皿に入った何かを食べていて、何だろうとどうでもいいことがすごく気になってしまいました(笑)。忙しいんですかね~。
移籍に関して、以前からうわさにあがっているユトレヒトのヴォルフスヴィンケルについて、彼のエージェントがコメントをしています。
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●Louis Laros代理人
(Sport.co.uk)
「リバプールからの正式な電話は、我々はまだ受け取っていません。彼らが彼に興味を持っており、動向を追っていることを私は知っています。彼らは彼を将来獲得しようと考えていると思いますが、それは可能性であって今すぐにではありません。さらに、彼の負傷が移籍に関して問題となる可能性を忘れないでください。今回の移籍市場では、リバプールからの正式なオファーは来ないだろうと思います。
リバプールはリッキーを追っている一番のクラブですが、彼は他にもヨーロッパのいくつかのビッグクラブから追いかけられており、もちろんその中にはイングランドもあります。しかし疑問の余地なく、リバプールはリッキーにとって興味深いクラブです。ですが現時点では、我々は彼の選択肢をオープンなままにしておき、成り行きを見守ることになるでしょう。」
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ヴォルフスヴィンケル君は12月のリバプールとの試合で
肩を脱臼鎖骨を骨折し、手術を受けて復帰は少なくとも1月いっぱいはかかると言われています。彼は以前リバプール移籍に前向きな発言をしており、もしクラブが獲得に動けば決まりそうな感じですね。獲得候補の一人ではあるんでしょうが、負傷も影響してこの冬の獲得はないか。
それから、元レッズのアダム・ハミルがプレミアのクラブに移籍しそうで、複数のクラブが興味を抱いており、バーンズリーの監督は
SKY SPORTSに「彼をとどめて置けそうにない」と発言しています。1週間前の記事にはカーディフ、ノッティンガム・フォレスト、ウィガン、ウルヴズが興味と書かれていて、楽しみなのと悔やむのと半々という気持ちだったんですが、今度はエバートンも獲得に動いているといううわさが!ええーーーお隣に行っちゃうのと思うと、非常に複雑です。放出してしまったんだから仕方ないですけどね・・・復帰の可能性はないのかなあ、ないですよね。彼がプレミアで活躍の場所を得られればすごく嬉しいですし、例え青いシャツであってもPL移籍が実現することを祈ります。
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無題
FWの補強はどうするのでしょうか?トーレスが完全復活するとしても1枚は加えておいた方が良いと思います。最近ルカク、ウィッカムの噂を見るのですがフニクラさんは誰を獲得するのがベストだと思いますか?ヴォルフスヴィンケルも怪我さえなければ、彼の獲得が一番可能性あるのかな?
今日はアッガーの先発は絶対としてヨバにはぜひチャンスを!ホジソンはいくら願ってもヨバとパチェコに全然チャンスくれなかったなぁ~。
3-0トーレスハットトリックで勝利!
Re:無題
ルカクを獲得できたら、そりゃあもうびっくりだし理想的でしょう。この人17歳ってね、何がおかしい。
無題
これでアーウィンも使ってもらえるように祈ってます。あと、ケニーが継続なら来シーズン、ダービーも使ってくれる可能性がありますが、どうなりますかね?
アーウィンとダービーは期待している選手なので頑張ってほしい。
確か二人とも地元出身だったと思うのですが、フニクラさん、教えてください。
Re:無題