忍者ブログ

   

FIELDS OF ANFIELD ROAD

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


FAカップ3回戦、ユナイテッド戦を前に、DAILY MAILにケニーがコラムを掲載しています。その内容です。
---------------------------------------------
フェルナンド・トーレスは、ネマニャ・ビディッチに再び悪夢を味あわせることを楽しむだろう

最近のシーズンではFAカップの重要性が、特にプレミアリーグの財政的重要性のためにその価値を落としているのは、悲しいが理解できることだ。今週末の試合前に、11日間で4つのリーグ戦が組まれていたのも、このすばらしい歴史ある大会にとっては助力にならないだろう。
多くのチーム、特にヨーロッパで戦っていたりプレミアリーグの残留争いをしているチームが、メンバーを落として来るのは不思議ではない。
例えそうであろうと、対戦日程が選手たちをほとんど動けないほど消耗させてでもない限り、マンチェスター・ユナイテッドやリバプールが今日のオールドトラフォードでの対戦で、大勢のビッグネームたちを温存したがるとは私には思えない。
どちらのクラブももっと易しい抽選結果を望んでいたのは、おそらく間違いないだろう。しかし今ここに来て、私はリバプールにとってポジティブなものを見ることが出来る。最大のライバルの一つとの対戦は、この落胆のシーズンをひっくり返すことのできる、うってつけのニンジンだ。
勝利やあるいは引き分けであっても、それが選手たちの信念や自信にどう結びつくか、想像してみて欲しい。一つの運命の転換は、悪い流れからチームを引き出すのに十分な力となり得る。

チームセレクションは常に魅惑的で、カーリングカップでノーザンプトンと対戦した時にリバプールが大きな変更を行い、そして何が起きたかを我々は知っている・・・チームはほとんど機能せず、彼らは4部のチームを相手にPK戦で大会から脱落した。最近のウルヴズ戦、ボルトン戦、ブラックバーン戦が選手たちにどれほどの被害をもたらしたかはわからないが、スティーブン・ジェラードとフェルナンド・トーレスがフィットしていて試合をやりたくてうずうずしていることを、私は願っている。これはビッグプレーヤーたちが出たくてたまらないと思うような対戦カードだ。とりわけトーレスは、今日のチャンスを楽しむだろう。

不思議なことに、特定の対戦相手が選手たちのベストを引き出す。選手はチームシートを見て相手にダメージを与えられると考え、一方でその対戦相手は再戦を恐れている。トーレスとネマニャ・ビディッチがそれだ。
このセルビア人ディフェンダーは、リバプール戦で悪夢を見て来た。彼は3回退場し、一方でトーレスはオールド・トラフォードで幸せな記憶をたっぷりと持っている。特にあの4-1の勝利、それはそれほど遠い昔ではない。

過去に特定の選手やチームを相手にやったことが、選手に自信を生み出すのは確かな事実だ。それはトーレスとユナイテッドに当てはまる。
今シーズンのフェルナンドが、リバプールでの過去数年間のように効果的でないのは事実である。しかしチームそのものがすばらしいシーズンを送ってはいない。私は批判を見聞きしているが、一部の人間が示唆しているような、彼がトップ選手として終わったとは全く思っていない。
私は彼は今もヨーロッパ最高のストライカーの一人だと考えており、この悲惨と思われるシーズンにおいてさえ、彼は6ゴールを決めてリバプールのPL最多得点者のままだ。
比べてみれば、ウェイン・ルーニーもまた叩かれているが・・・しかしフェルナンドほどではない・・・彼がユナイテッドで流れの中で得点したのは、昨年の3月以来わずか1度である。

トーレスはいくつかの試合の中で孤立しているが、チームが良いプレーが出来ていない時にはそれは起こるものだ。チームは深く引き、中盤と前線とのギャップが開く。それは運動量の問題というわけではない。
そして忘れてはならないのは、今シーズンのリバプールの良い時のほとんどは、フェルナンドから来ているのだ。チェルシー戦のすばらしい2ゴール、そしてボルトン戦でのスティービーのすばらしいパスからのあのボレーを思い出して欲しい。

私は冬の休暇で最近の試合からは遠ざかっているが、期待以下の結果しか出ていない時には、常にファンから幻滅が出てくるものだ。
ユナイテッド戦のアドバンテージはおそらく、サポーターたちが「仇敵」を相手に一体となり、我々のファンのからの熱烈なサポート以外のものは何もないだろうということだ。ユナイテッドを相手に、彼らは完璧に一体となった空気を生み出したいと思っているだろう。

---------------------------------------------
ケニーは家族休暇を過ごしていたドバイから戻って来たばかりで、このコラムはおそらく、彼の監督就任が決まる前から掲載が決まっていた記事でしょう。彼はこれまでもDAILY MAILにコラムを掲載しています。でも正式に監督になりましたから、今回で最後ですかね。

彼は中東に滞在していて最近の試合は現地で見ておらず、金曜のトレーニングセッションはホジソンが見ましたので、ケニーが指揮したセッションは移動日の土曜の一度限り。ユナイテッド戦に彼の戦術やスタイルを浸透させるほどの時間は、当然全くありません。
私は彼が監督時代の試合は見たことがないんですが、レッズでは前からハイプレッシャーをかけ、ポゼッションをキープするパスアンドムーブのフットボールだとか。ですが、ブラックバーンでは、大きい二人のターゲットマンを前線に置くダイレクトなフットボールをしていたそうです。
10年のブランクを経て彼がこれからどういうフットボールを指向するのか、それが見えてくるまではこれから時間が必要でしょう。しかしそうだとしても、今日の試合には気持ちの上でのチームの変化を期待しています。ケニーが常に求めていたという、「全員のハードワークとプレーへの情熱」が浸透して行くのを、兆しでもいいから見たいと思います。そしてトーレスですね!トーレスが加入した時から、彼とケニーの間にはある種のシンパシーがあるのを感じますので、ケニーの就任がトーレスに火をつけてくれることを、ものすごく期待しています!
状況が状況ですから勝利が非常に難しい試合であることは重々承知していますが、しかしファンが最初からあきらめていては何も始まりません。オールド・トラフォードでどちらが本物のREDか、見せつけてやれ!COME ON,KING&REDMEN!
PR
COMMENT
Name
Title
Mail
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧

初戦

ホジソンと代わって,ダルグリッシュ。戦術が浸透しなくてもいいから,とにかく熱いベンチを見せて欲しいです。スピリットがとにかくはじめは大事ですよね。ベンチ,選手,そしてファンが一体になることで,戦術も浸透しやすくなるのだから。今からはみんなが一丸になって戦えるはずです。勝って欲しい!

Re:初戦

勝って欲しいですね~。ユナイテッドはヴィディッチはいないみたいですね。残念。まあ誰であろうと、トーレスには熱い試合を見せて欲しいです!ケニー・レッズの船出ですね!

無題

>レッズでは前からハイプレッシャーをかけ、ポゼッションをキープするパスアンドムーブのフットボールだとか。ですが、ブラックバーンでは、大きい二人のターゲットマンを前線に置くダイレクトなフットボールをしていたそうです。
当時の両チームに所属していたメンバーがわかりませんが、これは柔軟な考えを持っていると解釈していいのでしょうか?選手の個性をうまく活かしてほしいですが、まずは様子を見ましょう。

>ユナイテッド戦に彼の戦術やスタイルを浸透させるほどの時間は、当然全くありません。
そう言えばそうでした!ケニーが就任したのに浮かれてそのことを全く考えてませんでした・・・しかし、期待は膨らんでしまいます!
ハイタカさんの言うとおり、まずは魂で戦ってほしいです。ケニー自身も言っていますが、今日の試合はアドバンテージなんてものはほぼないと言っていいでしょう。唯一のアドバンテージであるKOPと選手、そして新監督が一丸となり、まずは結果を気にするのではなく全力で戦ってほしいです!!でも、負けたら悔しいだろうなぁ・・・
多分勝ったら興奮して眠れないだろうと思います!明日は成人式ですが、会場で寝てしまうかもしれませんね 笑

Re:無題

私もstanleyさん同様、選手の個性を生かすフットボールをするのかな?と思いました。これからが楽しみですね。

スタメンにケリーが来ましたね、これはますます試合が楽しみになりました!ジョンソンは奥さんの出産でお休みなんですね。そこ以外はほぼ最強のメンバーだと思います。

明日は成人式ですか!おめでとうございます。stanleyさんが会場で熟睡してしまうほどコウフンできる試合になってくれることを祈ってます(笑)。

無題

ダルグリッシュが率いていたブラックバーンの試合は見た記憶があるんですが、サットンとシアラー二人のインパクトが強くて他はあんまり覚えてなかったり…ちなみにまだ若手だったシェイ・ギブンもこの時在籍してました。他にはヘンドリーやル・ソーとかバッティも居ました。

リバプールで指揮してた時は、ケニーが監督専任になった頃はまだラッシュもバーンズもハンセンも居たので黄金時代の主力は残っていましたね。

現役時代とプレーイングマネージャーの時の映像はヒストリーのビデオが擦り切れるまで見てますが、監督としての采配はハイライトだから良く分からないんですよね…

選手は偉大な大先輩に恥を欠かせない様に奮起してもらいましょうか。

Re:無題

貴重な情報をありがとうございます!大きい二人ってサットンとシアラーだったんだんですね。若かりしギブンですか・・・それはぜひ見てみたかったです!レッズでは、彼の現役時代のチームの流れをそのまま引き継ぐ采配をしていたんでしょうか。基本4-4-2という話ですが、あの頃とは時代が違うし、どんなチームをこれから作ってくれるでしょう、ワクワクが止まりません。

無題

試合開始が楽しみです。
ケニーには期待せずにはいられません。

Re:無題

もうすぐですよ!
おおー、ダルグリッシュの7!
TRACKBACK
Trackback URL:
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
(05/20)
100
(04/16)
(04/15)
(03/01)
NAO
(02/28)
プロフィール
HN:
フニクラ
性別:
非公開
趣味:
サッカーを見ること。
自己紹介:
リバプールを応援しています。
ブログ内検索
携帯はこちらから
<<マンチェスター・ユナイテッド 1-0 リバプール  | HOME |  キング・ケニー就任>>
Copyright ©  -- FIELDS OF ANFIELD ROAD --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Photo by Melonenmann / Powered by [PR]
/ 忍者ブログ