キャラ 14周年記念試合

キャラの記念試合はリバプールが4-1でエバートンに快勝しました。得点は、リバプールがルイス･ガルシア、キャラ（PK）、J･コール、エクレストン。エバートンのゴールは、キャラが与えた（？）PKをキャラ自身が蹴ってのOGです。試合後の、キャラと急遽参加したキャプテンのコメントです。
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●キャラ（公式HP）
「いい午後だったよ。とにかく楽しい一日だった。エバートンが参加してくれたことは嬉しいよ。良い観客が集まり、皆が楽しんだ。
ちゃんとしっかりとした試合だったよ。大勢の選手が交代し、エバートンは大勢の若手がプレーし、後半の俺たちもそうだった。彼らが全員試合のピッチに立てたことはすばらしかったと思うよ。うまく行けば、このことが両クラブの将来にとって良い前兆になるだろうね。
仲間が戻ってくるのを見るのは、いつだっていいもんだよ。彼らみんなが参加してくれたことが嬉しかったね。うまく行ったことを、彼らのためにも喜んでいる。
この2、3週間はいろいろあったんで、俺はこの試合を楽しむつもりだったし、それができたと思う。

（2本のPKについて）俺はあんまりゴールを決めることはないんだが、1本目のペナルティは実際、マイケル･オーウェンに蹴って欲しかったんだ･･･皆が俺に蹴って欲しがるなんてことは、完全に忘れていたよ。2本目のペナルティに関しては、俺は子供の頃は大のエバートンファンで、彼らのためにゴールを決めたいといつも思っていたんだ。だから今はそれを成し遂げて満足したよ。」

●キャプテン（公式HP）
「楽しかったよ。試合はちゃんとした速さでプレーされたね･･･通常は、記念試合というのはのんびりしたペースでやるものだ。しかしエバートンのおかげだね。彼らがしっかりしたチームを出してきてくれて、皆が楽しんでプレーできたよ。
この試合に参加するのは、僕にとって大事なことだったんだ。僕はジェイミーと、単にチームメートとしてだけではなく、友人としてもとても親しいからね。僕たちはとても長い間を一緒にやってきたから、あそこで彼とこの機会を共有したかった。土曜にイングランド代表でウォームダウンをし、それからその日はオフを与えられることになって、それでこの参加を思いついたんだ。飛行機でとんぼ帰りをしてちょっと出場することに許可を申し出て、ファビオ（カペッロ）は快諾してくれたよ･･･でも彼の決断には、まずブルガリア戦の4-0勝利があったからだというのは間違いないね！
ジェイミーはこの試合を堪能したと思う。彼にとって完璧に進行したし、彼は確実にそれに値するよ。ジェイミーの貢献にクラブが感謝を述べる、すばらしいやり方だ。

（オーウェンについて）ああいうブーイングと応援の混じった複雑な歓迎を受けることを、彼は少し心配していたと思う。しかし彼はジェイミーのために参加した。彼がクラブにいた時に彼ら（ファン）はとても近い存在で、今もそれは変わらないんだ。だからマイケルはよく参加してくれたと思う。
長い間僕が会っていなかった選手たちにまた会えたのは、すばらしかったよ。それに、僕がまだほんの駆け出しの頃に一緒にプレーした、ギャリー･マックやジェイソン･マカティアのような選手も参加した。ジョークがそこら中で飛び交っていて、その中に加わるのはすばらしかったよ。

（自分の記念試合のことは）いつになるかな･･･クラブに聞いてみてよ。10周年記念というのはあるけど、僕はもうそれは終わったからね。でも急ぎはしない。明らかに、僕には心配すべきもっと重要なことがある･･･でもそのうちいつかはやるだろうね。いつになるかな。」

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キャラのチャリティマッチは、レッズファンにはたまらない試合になりました。ルイス･ガルシアの左足ファインゴールから始まってキャラのPK、バベルがお膳立てしたJ･コールのゴール、エクレストンの気合の一発で4点、さらにあらかじめ審判にお約束済みでエバートンが得たPKを、キャラがヤクブから横取りしてのオウン･ゴール。後半開始前にキャラがコンチェスキーと話をしていてコンチェスキーが大爆笑していたんですが、もしかしたらこの段取りのことを話していたのかもしれません。

試合の前にはツイッターで、アロンソが「今日はキャラドーナの記念試合。LFCのレジェンド！！おめでとう。参加できなくて残念だよ。」アルベロアが「キャラおめでとう！君の日を楽しんでくれ！君の叫びが聞けなくてさみしいよ。YNWA」と流していました。人徳ですね（笑）。

試合開始のメンバーはこうでした。

　　　　　　　デュデク
フィナン　S･ライト　キャラ　ウォーノック
L･ガルシア　　キャプテン　スピーリング　J･コール
　　　　ヘスキー　オーウェン

キャプテンは10分過ぎにマーフィーと交代。
後半のメンバーはほとんど入れ替わって、下記のようになりました。

　　　　　　ジョーンズ
ウィズダム　キャラ　アジャラ　コンチェスキー
アモー　シェルベイ　スピーリング　J･コール
　　　　バベル　エクレストン

前半がなつかしのレッズ、後半はこれからのレッズという感じです。これをアンフィールドで見られたファンは、楽しかったでしょうね～。後半は次々と若手が投入され、フラナガン、トンプソン、スーソ、コーディー、ベックフォード、スターリング、ロビンソンが入りました。それから残り15分くらいで、中盤にマカリスターとマカティアが！若者の中におっさん2人、良い絵でした。

ルイス･ガルシアのファインゴールとセレブレーション、フィナンの赤いシャツは似合いすぎ、オーウェンは良く来てくれました、ヘスキーは相変わらずのヘスキー･シュート、など見所満載。時計の針を逆に戻すことはできませんが、わずかの間だけそんな気分にさせてくれた素敵な試合でした。