リヨン戦に向けて、記者会見に出席したラファとアッガーのコメントです。
-------------------------------------
●ラファ
「(
公式HPより、負傷者について)スティーブンはフィットしています。彼はトレーニングに参加していますから、上手く行けば明日には起用可能でしょう。シーズン開幕から何人か負傷者を抱えて来ましたから、これは重要なことです。ジェラードがフィットしているのは、私たちにとって大きな後押しになります。
トーレスはまだ間に合いません。上手く行けば週末には間に合うかもしれませんが、この試合には無理ですね。
問題は、プレシーズンに何人かの選手が間に合わず、その後シーズン開幕時にも同様だったことです。私はこの戦力に満足しており、彼らは懸命に努力をしています。私たちに力はありますが、怪我人も何人かいます。全員がフィットしたら、良い戦力を持てます。
選手たちの大多数は、昨シーズンから変わっていません。我々は昨年には86ポイントを取っていますし、良いプレーを開始すれば、同じような状況にいられると思っています。上手く行けば全員がフィットした状態になり、さらに良いプレーを開始して試合に勝利し始めることが出来るでしょう。
(今週の重要性について聞かれて)あらゆる試合が私たちにとって重要な一戦ですから、2戦目(ユナイテッド戦)のことを考えてはいられません。ですから、私たちはこの試合のみに集中しなくてはなりません。
(リヨンについて)私たちはリヨンが優れたチームであることを知っています。彼らは優れた選手を抱え、チャンピオンズリーグでの経験がありますから、タフな試合になるでしょう。私たちは彼らの試合をいくつかスカウティングしていますから、彼らが良く組織された非常に優れたチームであることを知っています。彼らがこの大会に勝ち進めば、どこにとってもタフな相手でしょう。
繰り返して言いますが、私たちは能力ある、チャンピオンズリーグでの経験が豊かな優れたチームを相手にします。そして彼らには特別なもモチベーションがあります。上手く行けば、私たちの選手にもまた特別なもモチベーションがあり、面白い試合になるでしょう。
(タイムズ紙より)全ての監督同様、私には困難な状況の経験があります。しかし今回は私たちは既にリーグで4敗し、人々はチームの能力、選手層のことを言っていますね。ですが、昨シーズンのように、肝心なのは冷静になり、懸命に努力し、問題の解決策を見つけることです。フットボールでは、それが唯一の方法です。いいプレーが出来ず敗戦すれば、そのことを1週間、あるいは10日間考えますが、今週は全てを変えるチャンスです。ポジティブな結果を出すことで全てを変えられます。
昨シーズン、私たちは引き分けが多いと言われながら、86ポイントを獲得しました。私の義務は、ポジティブでいることです。私たちには、現在見せているよりももっと能力があると思っていますからね。
2度良いプレーをすれば、上手く行けば今週それが出来るでしょうが、人々は多分私が正しいんだと言い始めるでしょう。もし私たちが勝っていれば、(首位のユナイテッドと)4ポイント差でした。それは悪くはありません。
昨シーズンは毎週のように引き分け、それはまるで試合に負けたかのようでした。最終的には私たちはユナイテッドと4ポイントという僅差でしたから、このチームと選手に自信を持ち、ハードワークを続けなくてはなりません。そして私は、私たちは試合に勝つと確信しています。
通常、シーズン後半に私たちは良くなります。ええ、私たちは今何かをしなくてはなりませんし、出来るだけ早くそれをやりたいと思っています。間違いなく、シーズンの間に私たちは進歩するでしょう。
(夏の獲得について)私たちは3人の選手を獲得しましたが、4人欲しいと思っていました。ボロニンを戻し、もう一人センターバックを獲得しました。もう一人良い選手を獲得できれば非常に重要だったかもしれませんが、私たちには優れた戦力があり、今の選手に満足しており、彼らには力があります。
アクイラーニが1ヶ月は使えないかもしれないことは知っていましたが、その後の検査の結果、もっとかかるだろうということがわかりました。しかし我々は5年契約でこの選手を獲得したのであって、5試合のみではありません。
(
タイムズ紙より、サンダーランド戦のゴールについて)彼(主審)がルールを知らなかったのかどうかはわかりません。おそらく見えなかったんでしょう。いずれにせよ、前に目を向けるほうが良いと思っています。あの主審とキース・ハケット(プレミアリーグプロ審判協会会長)はミスをしたことをわかっていると思いますが、それを非難したくはありません。彼は若いレフェリーで、世界中にはそれほど多くのレフェリーはいませんから、情熱を持ち優れたレフェリーになりたいと思う人物ならば、一番良いのは前進を続けることです。
あの試合後に、私は自分たちは良いプレーが出来なかったと言いました。あの出来事を、言い訳に使いたくはありませんでしたからね。あれは重要な状況でした。問題を抱えながら、1点少ない状況で試合を始めるというのは私たちにとって良い状況ではありませんでした。
しかしそれでも、あれは忘れなくてはならないことで、考えるべきは、チャンピオンズリーグのような試合で今は何ができるかのみです。大勢の人々が、この試合(サンダーランド戦)は再試合になるべきだと言っていますか、私たちはそれを求めはしません。」
●アッガー
(タイムズ紙)「スティービーがいることは、世界のどんなチームでも向上させるよ。彼について僕が言うことは何もない。皆が知っているからね。彼はただすばらしいフットボーラーというだけでなく、本当にすばらしい人間であり、強い精神力の持ち主だ。彼のような人がいないと厳しいよ。だから、彼が戻って来ることはすばらしい力になる。フットボールの能力だけでなく、彼の人間性のおかげでね。
彼はすばらしいキャプテンで、常に最前線に立ってチームを守り、チームのために懸命に努力する。チームの誰も、とりわけ若い選手は、彼は何としてでも自分たちを助けてくれると言うだろう。
僕は、自分がリーダーかどうかはわからない。ここに来て以来、実際そんな風に変わったことはないからね。僕は、自分のできる限りチームの力になろうと努力している。でももちろん、チームにはリーダーが必要だし、僕たちにはそういう選手が大勢いる。スティービーがまずその一人で、彼はチームを引っ張ることができ、どこからでも得点できる男だ。彼が戻ってくれたのはすばらしいよ。
僕はまだ100%じゃないし、調子が上がるのはこれからだ。手術してからデンマークで2試合と、リバプールで1試合をプレーしたけど、その3試合ともハードだったよ。怪我をして長い期間離脱するというのは、いつでも難しい。でも僕は自分で復帰の目標日を決めて、そこに間に合うように懸命に努力して来た。
腰の問題が解決されるというのに、疑問を抱いたことは決してなかったよ。2つの問題があったんだ。僕は腰の関節に問題があって注射を打たなくてはならなかったし、次には椎間板に問題を抱えた。それは直接神経に触っていたから、切り取らなくてはならなかった。
チームが連敗している時には、批判を受けて当然だ。僕たちが変えなくてはならない小さなことがたくさんある。それが長くかかるとは、僕は思っていない。いくつかのいい結果を出せば自信がつき、チームに自信がついて、幸運もついて来るだろう。」
-------------------------------------
キャプテンが戻って来られそうなのは何よりですね。願わくはスタメンで・・・タイムズ紙の記事には、リエラが練習でハムストリングを痛め、出場が難しいとあります。この試合は彼がスタメンで起用されると思っていたので、あちゃーです。しかし他の選手たちがその分も頑張ってくれるでしょう!スタメンを予想してみました。
レイナ
ジョンソン キャラ アッガー インスーア
ルーカス マスチェラーノ
ベナユン キャプテン バベル
カイト
本当はバベルの所にリエラが入ると思っていました。アッガーはまだ100%ではないそうですが、ここは頑張ってもらいたい。攻撃的に行くならルーカスのところにキャプテンで、2トップでカイトとエンゴグもいいかと思ったんですが、それは点を取りに行く時のオプションで。
ラファもコメントしているサンダーランド戦の、これから長い間語り継がれそうなビーチボールゴールですが、
BBCによれば、笛を吹いたマイク・ジョーンズ主審は、次節はプレミアリーグから降格し、チャンピオンシップを担当することになるそうです。彼のミスジャッジは元同業者たちから広く批判を受けている、と記事は言っています。
また
SKYニュースによると、あのビーチボールが入ったLFCのオフィシャルグッズ「ビーチセット」£10mが、地元でバカ売れだそうです。どうやらエバートンファンたちが、1ヵ月後のマージーサイドダービーで投げ込むためにこぞって買い込んでいる模様。ウェブサイトでは今購入できなくなっていますが、それは販売中止にしたわけではなく、売り切れたと考えられると言っています。
投げ込んだ子供の顔は、今はモザイクが入っているようですね。
ミラー紙なんかは「独占入手、実はボールを投げた人物はユナイテッドサポーター!」なんていう記事で遊んでいます。警察は、子供の身を案じて調査中とコメントをしています。彼の身に危険はないと思いますが、かなり肩身の狭い思いはしそうですね。
しかし記事の中でもリバプールファンが言っていますが、あれはどうもぺぺ自身がゴールの中に置いたようです。キックオフ直前に赤いボールがゴールマウスの背後に投げ込まれるのが映っていますが、それが試合開始後にはゴールマウス内の隅に置かれています。想像するに、リバプールファンの子供がプレゼントするつもりでボールを投げ込み、レイナはそれをはるばるアウェイに応援に来たファンからだと考え、排除せずにゴールマウスの邪魔にならないところに取って置き、それがまた絶妙のタイミングで風に流され、まるでバベルの如く絶妙のタイミングに絶妙なところにいたと。心暖まる気持ちでやったことが、あの語り草になりそうな珍事を生んだわけです。そのマヌケな話がなんだかリバプールらしくてほほえましくさえ感じてしまう、自分も相当なマヌケです。来月のマージーサイドダービーには果たして実際どれくらいビーチボールが投げ込まれるのか、楽しみにしています。丁寧に拾い集めて、試合後に活躍したレッズの選手に記念にくれればいいと思うし、できれば全員に行き渡るぐらい投げ込まれるといいですね。そのうちカーンのバナナのように名物になったり(笑)。
PR
無題
まあ優勝しちまえば笑い話ですよ◎ラファが試合結果に不満を言わないのもそこらへんの配慮でしょうか?
Re:無題
優勝して笑い話になるといいですね!私の中では、もう既に笑い話になりつつあります。