エインセのリバプール移籍は却下という裁定が下りました。
BBCより関係者のコメントです。
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●プレミアリーグ公式ステートメント
「プレミアリーグ裁定委員会は、双方の意見の陳述を聞き、当該選手の訴えを棄却しました。
審問会は、2007年6月13日に交わされた書面の性質と意図について、特に口頭による話し合いの状況とマンチェスター・ユナイテッドFCの移籍方針を鑑み、それが国際移籍を想定していることは明白であるという結論を下しました。
なお、審問会は、あの書面は『合意協定』の性質を持つものであり、当該選手の特定のクラブへの移籍の合意を義務づけたり拘束するものではないということを認めました。」
●Richard Green(エインセの弁護士)
「私の依頼人と私は、この訴えが移籍市場が終わるまでに決着することを望んでいましたが、それは明らかに無理でしょう。これから何が起きるか可能性を語るには時期尚早です。
これから他のチームが興味を示すかどうか、私にはわかりません。ユナイテッドの姿勢が変わるかどうか、彼らがエインセに残って欲しいかどうかも私にはわかりません。
選手は彼のアドバイザーと同様に、送られて来た一枚のファクス・・・それは議論の対象になっているものですが・・・彼にどのクラブにでも移籍できる権利を与えているものと信じています。クラブは当該選手を売ることを望んでいました。その結果として、彼の代理人は彼を買いたいクラブを探して来ました。この事が起こったのはそういう経緯です・・・彼が売却を強要したわけでも、いかなる種類の売却を工作したわけでもありません。」
●マンチェスター・ユナイテッド広報
「我々は、委員会が我々の訴えを支持したことを喜んでいます。」
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記事によるとエインセ側は提訴する予定ですが、ユナイテッドはその返答までに14日の猶予を与えられており、その期限までに移籍市場は閉まってしまいます。
個人的には半分残念、半分は余計な確執が生まれないことにほっとしたというのが正直なところですが、エインセには気の毒な裁定でした。4番は既にハーグリーブスのものになり、クラブで干されてしまうなんてことのないよう、できれば海外にいい移籍先が見つかって欲しいと思います。ユナイテッド側が意地を張らずに最初からすんなり送り出してくれれば良かったのに、というのはレッズファンの都合のいい言い分でしょうか。
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無題
好きな選手だったので、是非とも来て欲しかったんですが…
純粋に戦力面から考えても痛いと思うし、ベニテスのショックも大きいでしょうね。これから誰か他の選手の獲得に動くのかな?
無題
で、当のエインセは電光石火マドリー行きが決まりましたよ!12mユーロの4年契約だそうです。活躍の場所が決まったのはうれしいですが、裁定が下っても「リバプールしかないんだ!」みたいなこと言ってたのに、ちょっと早すぎないかと思ったり(笑)。
無題
舌の根も乾かぬうちにマドリー決定って何だそりゃ…やはり南米人は二枚舌かよ、とか思ったりしてw
まぁでもエインセとしても必死になりますよね。このままマンUで飼い殺しなんて真っ平御免でしょうし。残念だけどスペインで頑張って欲しいと思います。
にしても、このままじゃDFは不安だな~。以前名前の挙がったキエッリーニあたりにアタックするんですかね?彼もCBと左SBできるみたいだし。
無題
BではCBを勤めていたので、CBもSBもOKっていうのは魅力ですね。でも個人的にはアルベロアのCB、プレミアでどれだけできるか一度見てみたいんですよね~。