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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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タイムズ紙は、インドから2人のオーナー候補が現れており、昨夜クラブと話し合いをした模様と報じています。
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世界第7位の富豪がリバプール買収に乗り出し、トム・ヒックスとジョージ・ジレットは昨夜、アンフィールドを売却する契約を結ぶという圧力にさらされた。インド最大の富豪Mukesh Ambaniは、このマージーサイドのクラブの株買収を競い合っている、インド亜大陸の2人の富豪のうちの1人である。
サハラ・グループ会長Subrata Royと、Ambaniのリライアンス・インダストリーは、それぞれ似通ったオファーを提示している。リバプールの負債£237mを支払い、クラブの株の51%を取得するというものだ。

リバプールのチーフエグゼクティブであるクリスティアン・パースローは昨夜、両ファーに関しては何も知らないと否定した。しかしタイムズ紙は、このアプローチは早ければ11月にも始まっており、何度かの準備会談がすでに行われていると理解している。
どちらの取引も、クラブが安定した財政基盤を取り戻すために、現在のオーナーたちが今後3年間いかなる配当や費用もアンフィールドから引き出さないと誓約することを条件としている。オーナー候補のうちの一つは、サポーターにリバプールの株の10%保有を認める意思も示している。
ヒックスとジレットに近い情報筋は、この2人のうちどちらかが持ち株を全て売却するのではない限り、彼らが50%未満の株式を保有するという入札は原則的に拒否するだろうと語った。全株式の半分以上を売却するということは、彼らがクラブの支配権を失うことを意味する。

リバプールのメインバンクである、現在政府管理下にあるロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は、ヒックスとジレットに彼らの要求価格を下げるよう圧力をかけていると見られる。銀行は昨夜コメントを拒否したが、RBSに近い情報筋は、リバプールは投資家たちから多くの興味を示されていることを語った。しかしながらこの情報筋は、オーナーたちは価格についての譲歩を拒否しているため、全ての取引について交渉を停止していていると語った。
情報筋によると、銀行が2人に出している条件は、クラブの負債のうち£100mを返済し、さらにクラブに£数10mの資金を供給しなくてはならないというものである。それは、リバプールの財政を恒久的に安定させる新規投資家と、彼らが合意に達せざるを得なくすることを意図したものだ。

サウジアラビアのコンソーシアムや米国の買い手を含む数多くの入札希望者がおり、彼らはクラブの株の40%と引き換えに、銀行が要求している£100mを支払う用意ができている。

Royはさらに真剣な興味を示している。IPL(※インドのクリケットプレミアリーグ)のフランチャイズの一つの次のオーナーになるとも言われており、それは彼が会長を勤めるサハラ・グループの本拠地であるラクナウである。Royは62歳で、1987年にメディアと観光事業の会社を設立。インドのクリケットチームのスポンサーとして4年間£55mを拠出し、これが今年終了してRoyは新規プロジェクトを模索しているようだ。サハラは昨年2月にマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームスポンサーに名前が上がったが、その取引は失敗に終わっている。

Ambaniは52歳、石油化学大手リライアンス・インダストリーへの投資により、ビジネス紙フォーブスによれば、シェイク・マンスールとロマン・アブラモビッチを足したよりも多い195億ドル(およそ125億ポンド)の資産を保有すると言われている。彼の父親Dhirubhaは小さな繊維会社をアジア最大のコングロマリットにまで発展させたが、2002年に死去、Mukeshと彼の弟のAnilは経営の方向性で反目し、最終的には資産を分割した。
Mukesh Ambaniはすでにスポーツ分野で大きな役割を演じている。2008年に彼はインドプレミアリーグ(IPL)の8チームの一つであるMumbai Indiansを創設、フランチャイズ権を買い取るために£70mを支払っている。Anil AmbaniもIPLの新しい2つのフランチャイズのうちの一つに入札し、それは今月末に£140mを開始価格として競売される予定である。

ジレットとヒックスは3年前にアンフィールドでクラブを買収し、そのコストは約£300mで、うち£70mはスタジアム建設費用だったが、未だ建てられないままだ。約束したことに反して彼らはクラブにRBSからの負債£350mを乗せ、18ヶ月前の金融危機以来、その負債のやりくりに苦しんでいる。
経済状況がさらに悪化する以前、この2人のアメリカ人は、ドバイからの£500mのオファーを拒否した。この取引をしていれば、彼らは£125mの純益を得て去ることができただろう。

個人株主の経歴を持つパースローは昨年の夏にクラブに加入し、投資家を連れて来るという声明を出している。しかし、資金の到来はもう間もなくであるという報告が何度も繰り返されているにも関わらず、投資家がクラブの少数株主になりたがっていることを示唆するものはほとんどない。この最新オファーはまず間違いなく拒否されるだろうが、オーナーシップバトルのポジション争いの始まりである。最終的にはRBSが決断すべきであるかもしれない闘いだ。

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アーセナル戦に向けて雰囲気が盛り上がっているところに、ユーウツになるような記事を紹介して場違いだったらすみません。しかしパースローの話を取り上げてしまった責任上、これから他のメディアもきっとこの一部を切り取って報道するだろうと思い、気にする方もいると考えて訳してみました。インドの富豪たちの経歴のところは、やや適当です。インドのクリケットにこれほどの大金が動いていることを初めて知りました。

強欲オーナーズは、この期に及んでも少しでも大金を手に入れるべく、悪あがきをしている様子です。しかし彼らにも事情があるようです。ヒックスはテキサス・レンジャーズを売却したものの、債権者からさらにダラス・スターズを売れと圧力を受けており、相変わらず金がないようです。彼らはLFCの負債を£237mにまで減らしましたが、そのために自己資金£130mを調達して負債返済に使いました。それはおそらく個人の借金でしょう。つまり、インドの富豪にクラブの負債をきれいにしてもらっても、彼らには£130mの借金が残ります。クラブの株を全て手放すとしたら、少なくとも£400mぐらいは出してもらわないと儲けにならないわけですね。
彼らがクラブを買収した時は£174mで株を買い、同時にクラブの当時の負債£45mを返済しました。それからよくもここまで負債を増やしたもんで、その時にドバイに買ってもらっていたらと今も思わずにいられませんが、いまさら仕方のないことです。これからどうなるかは全くわかりませんが、とにかく値段を下げれば買ってくれそうな人たちは複数いる様子です。別にチェルシーとシティを足したよりも金持ちのオーナーになって欲しいとは思いませんから、クラブを愛し、投機でなく長い目でクラブを成長させようと考える人の手に渡って欲しい、望みはそれだけです。
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無題

私も同じくクラブを愛してくれる方を望みます。
それにしてもチェルシーとシティを足したよりもお金持ちってやばすぎですね。世界はやばい。上には上がいますね。彼がリバプールを愛してくれれば、、と思っているのは自分だけでしょうか?
その方がオーナーになったことを想像すると笑ってしまいます。
とりあえずは今のオーナーに早く出て行って欲しいです。借金どんだけ増やしてんだ!

Re:無題

世の中にはいっぱい金持ちがいるんですね~。私もそのぐらいあったら絶対オーナーになるのに、と思っている人間は世界に何万人もいるでしょうね。なって欲しいオーナーは、クラブを愛して、負債を全部返してくれて、スタジアムの資金を調達してくれて、選手選考に口出ししないで、夏に£30mぐらい出してくれて・・・と考えると、自分が一番強欲だなと思ってしまいました。それでもYANKSには負けるかな。

無題

Ambaniさんは早速この報道について否定しましたね。ただ、TIMESのネタですし、11月というとCL敗退の決まった後にオーナー達の置かれた状況が一転したのは確かなので交渉を持ちかけた時期がその頃だとすると符合する点があるので信憑性は高いでしょう。

条件の『現在のオーナーたちが今後3年間いかなる配当や費用もアンフィールドから引き出さないと誓約することを条件としている。』はオーナー達の目論見を見透かして釘を刺してる様な条項で笑えました。

多分、彼らはビジネスマンとしてもそういう悪評があるって事なんでしょうね。

Re:無題

「早っ!」と思いました(笑)。その否定の仕方がまた微妙で・・・何らかの交渉をしている、またはしていたのは間違いないと思います。オーナーたちは最近2人とも英国にいたようですから。これからどうなるか、成り行きを見守ります。

その誓約の話は私も同じことを思いました。なんか情けないオーナーたちですよね・・・フー。
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