クラブファンをやきもきさせるインターナショナル・ブレークが終了しました。9/6のユーロ予選に出場した選手たちの出場時間は、下記の通りでした。
スロバキア 0-4 アルメニア ・・・ シュクルテル90分
フィンランド 0-2 オランダ ・・・ カイト90分
イングランド 1-0 ウェールズ ・・・ ダウニング78分 キャロル2分
デンマーク 2-0 ノルウェー ・・・ アッガー90分
スペインのレイナ、スコットランドのウィルソンはそれぞれベンチ入りしていませんでした。レイナはともかく、ウィルソンはメンタル大丈夫か?うーん心配。
イングランド代表では、ダウニングが決勝点をアシストしています。彼は右サイドでプレーし、ドリブルで相手を一人かわしてゴール前に入っていたヤングに絶好のグラウンダーのパスを渡しました。旧ヴィラコンビのあうんの連携です。キャロルはほんの少しだけピッチに立ちましたが、特に見せ場はありませんでした。
キャプテン・アッガーは大一番を制し、これでデンマークは2位以内がぐっと近づいています。しかし10月のインターナショナル・ブレークの2試合最後まで、気の抜けない状況です。心配は続く・・・。今日の試合では、ゴール前でこぼれ球にドフリーになり、これを決めなきゃというところでものすごいあさっての方向にふかしましたが、体を張ってピンチを止めたりもしていました。シュクルテルのところは何やってんだよう。
選手たちの出場時間合計は、多い順から下記の通りでした。
シュクルテル、カイト 90分+90分
ダウニング 90分+78分
アッガー、ルーカス、ベラミー、ヘンダーソン、フラナガン、スアレス 90分
アダム78分 シェルベイ45分+12分、レイナ45分 ウィズダム45分
コアテス17分 ウィルソン16分 キャロル2分
ヘンダーソンを一足先にクラブに帰してくれたことについて、ケニーは感謝のコメントをしています。
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●ケニー
(Liverpool Echo)「こういう配慮に私たちはとても感謝しており、非常に高く評価しているよ。スチュアート・ピアースの良識ある行動だった。親善試合だったため、彼はジョーダンをスカッドに留めておくよりも、何人か選手を入れ代えて見るつもりだった。それで彼を戻してくれた。
クラブと代表監督が協調するのは大事なことだ・・・架け橋を築くというのはね。賢い決断で、私たちは彼に感謝している。ジョーダンはU-21でとても良いプレーをした。私たちは彼についても喜んでいるよ。
チャーリー(アダム)は戻って来ており、私たちは治療してどう回復するかを確かめなければならないだろう。週末のことを話すのはまだ早すぎるね。」
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今回のインターナショナル・ブレークで負傷したのは、どうやらアダム一人のようです。ストーク戦に間に合うかどうかという軽傷の様子で、その点は良かったです。疲労の方も気になりますが、180分出場したシュクルテルはマッチ・フィットネスが欲しい頃なのでちょうど良かったのではないかと思います。ダウニングは結構使われましたね、とうとう代表で定位置を確保したか。これが良いモチベーションに繋がってくれると嬉しいです。
そしてカイトは相変わらず使われますねえ。監督が使いたくなる気持ちはよーくわかりますが、少しは遠慮して?
代表監督と仲良くしておくとちょっとした配慮をいただけるようで、ケニーはしっかり感謝のコメントをして、「今後ともよろしくね」と言外に匂わせています。オリンピックがありますからね、さすが。コモリの方は、ウルグアイのクラブ・ナシオナルとこれからも仲良くすると言っています。
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●コモリ
(公式HP)「ナシオナルの人々に、取締役たちと会長に感謝を言わなければなりませんね。彼らは非常に協力的でした。選手(コアテス)がここに来たいという自分の意思を貫くのを、彼らは助けようとしてくれました。移籍が実現するように、私たちのために解決策を見出そうと努力してくれたのです。今は、私たちは彼らと強い絆を築いています。ルイス・スアレスとセバスティアン・コアテスの二人ともこのクラブの出身で、彼らのアカデミーで育った選手ですからね。
私たちは彼らとの提携について話し合っています。今後3、4、5年間に渡って提携し、さらに才能ある選手が出て来るかどうかを見てみたいと考えています。おそらく、我々は彼らのスタンダードを引き上げ、その代わりにここに彼らの才能ある若手選手を連れて来ることができるでしょう。
コパ・アメリカでは、(ウルグアイ代表の)23人中14人が、どこかの時点でナシオナルでプレーしていたか、あるいはナシオナルで育った選手でした。彼らのアカデミーのすばらしい業績です。つまり、我々にとって非常に興味深いことです。私たちはすでに、ルーカス、マキシ、ルイスを通じて南米と強い絆を築いています。
ルイスでこれだけの成功を収め・・・そして私はセバスティアンもそうなると確信していますが・・・ナシオナルからさらに選手を獲得し、もっと大きな成功を収めようとしない理由がありますか?」
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タイトルは「ネクスト・スアレスを視野に」なんて書いてますが、さすがに彼のような選手はなかなか出てこないでしょう。彼の場合、本人も言っている通り、オランダでワンクッション置いたことも良かったのではないかと思います。しかしこのコネクションは大事にしてもらいたいですね!ウルグアイ代表を見ると特にそう思います。
それから、キャプテンは火曜日に「ウォームアップだけ」練習に参加したそうです。フルトレーニングまで間もなく。
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