インターナショナル・ブレーク・ニュース

インターナショナル・マッチウィークで各地で国際マッチが開催されています。土曜にスコットランド代表戦を戦ったアダムが、79分に腰部を痛めて負傷交代しました。SKY SPORTSによれば、スコットランドサッカー協会の公式ツイッターが、「チャーリー・アダムは明らかにアウト」とアナウンスしています。
チームを離脱してメルウッドに戻って来るそうなので、その診断待ちです。交代で下がる時は普通に歩いていましたから、それほどひどい負傷でないことを願っています。

試合は2-2の引き分けで、スコットランドは2位以内を取るためには絶対勝たなければならない試合でしたが、終了間際にウィルソンがボックス内で相手を倒してPKを与え、追いつかれてしまいました。でもあれ、ウィルソンはボールに行っており、ダイブだったと思います。彼は75分に交代で左サイドバックに入りましたが、CBで見たかったですね。アダムは4-1-4-1のアンカーの位置でプレーしていました。

インターナショナル・ブレークを半分終えて、リバプールの選手たちの出場は下記の通りでした。

EURO予選
オランダ 11-0 サンマリノ ･･･ カイト90分1ゴール
ブルガリア 0-3 イングランド ･･･ ダウニング90分
ウェールズ 2-1 モンテネグロ ･･･ ベラミー90分
アイルランド 0-0 スロバキア ･･･ シュクルテル90分
スコットランド 2-2 チェコ ･･･ アダム78分（途中交代）ウィルソン16分（交代出場）

U21EURO予選
イングランドU21 6-0 アルバニアU21 ･･･ ヘンダーソン90分1ゴール　フラナガン90分　シェルベイ12分（交代出場）

親善試合
スペイン 3-2 チリ ･･･ レイナ45分（後半から）
ウクライナ 2-3 ウルグアイ ･･･ スアレス90分　コアテス17分（交代出場）

今後の予定は下記のようになっています。

EURO予選　9/6
スロバキア - アルメニア
フィンランド - オランダ
イングランド - ウェールズ
デンマーク - ノルウェー
スコットランド - リトアニア
スペイン - リヒテンシュタイン

親善試合　9/5
ブラジル - ガーナ（ロンドン）
イングランドU21 - イスラエルU21

スアレス、コアテスは一足早く国際戦は終了しました。ヘンダーソンはリーグ戦の準備のためにU21の親善試合は免除され、彼も一足早くメルウッドに帰還。それから、ベラミーはモンテネグロ戦でイエローカードを受け、次戦のイングランド戦は累積で出場停止となりました。モンテネグロ戦は見ていないんですが、フィットネスはばっちりで精力的に走る彼らしいプレーを見せていたそうです。イングランド戦で久しぶりにTVで彼のプレーを見られると思っていたので、ちょっとがっかり。しかし早めにクラブに合流できるのは、クラブファン的には朗報です。

キャロルはブルガリア戦ではベンチ入りもしていませんでした。カペッロ監督が、彼についてこうコメントしています。
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●カペッロ監督（ガーディアン紙）
「彼はおそらくトップフォームにはない。私は現時点で調子の良い選手たちを選んでいるが、アンディはリバプールのこの前の試合ではプレーしていない。さらに、彼は大きい。今はシーズンが始まったところで、コンディションを上げるためには、とにかく試合、試合、試合でプレーすることが必要だ。そういう選手たち、ランパード、アンディのような選手たちがフィットしてトップフォームになれば、彼らは重要な選手となるだろう。」

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カペッロはキャロルのことを「big」と言っていますので、ちょっとオーバーウェイト気味なんですかね。3月には「酒を控えてフットボールに集中しなさい」と苦言を呈したこともありました。キャロルはクラブでも代表でも少々壁にぶち当たり中のようですが、努力と根性で打破してもらいたいですね。選手なら誰でも、そういう時期は経験すると思います。スリーライオンズのエースを嘱望されている男ですから、ここで立ち止まっているわけにはいきません。

それから、もうヨソの人になってしまったメイレレスが、移籍に関してポルトガルのラジオRTPNにコメントをしました。その内容をESPN STARが紹介しています。
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●メイレレス（ESPN STAR）
「フットボールではこういうことは起こるんだ。僕はリバプールに関しては良いことしか言えない。あのクラブですばらしい1年間を過ごしたよ。
人々は、僕はユダで、金のために移籍したと思っている。でもそれが理由じゃない、時間がたてば説明するつもりだ。今はまだ起きたばかりのことだ。
何もかもがあっという間に起こった。リバプールから移籍したことで責められるべきは、僕一人じゃない。しかし僕はあのクラブを愛することは決してやめないだろうし、あそこにはすばらしい友人たちがいる。

僕を獲得しようという彼（ヴィアス・ボアス）の意思はとても嬉しかった。最も大事なのは、いつでも自分の全力を尽くし、チェルシーがタイトルを勝ち取る力になろうとすることだ。」

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移籍の裏側に何があったとしても、彼の「クラブを愛することは決してやめない」という言葉を聞ければ、それでいいのかなと思いました。活躍を祈･･･れないところが辛い。彼は金曜の代表戦でフル出場し、鎖骨の負傷は大丈夫だったようです。