エコー紙より、バーミンガム戦のトーレスの交代についてのラッシュのコラムです。
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木曜の夜のアンフィールドでは、フラストレーションをベンフィカにぶつける闘志を燃やしたフェルナンド・トーレスが見られると、私は予想している。
日曜のセント・アンドリューズでトーレスを残り25分に交代させたラファの采配が、物議をかもしている。トーレスは明らかに下げられたことに不満で、彼がどれだけ結果を気にかけているかというのを見られたのは良いことだった。
監督にとっては難しい状況だった。トーレスは疲れを見せており、何度かボールを相手に渡していた。その3日前、彼はベンフィカ戦で非常にタフな夜を経験してもいた。しかし、彼のような選手は何をやってくれるかわからない。例えベストのプレーをしていなくても、彼は何か特別なものを生み出すことができる。そして、ネットにゴールを突き刺す時には、確かに疲れは感じないものだ。
しかしながら、疲労している時は大きな怪我のリスクがつきまとう。おそらくラファは、彼が怪我をしてシーズンの残りをプレーできなくなることを心配したのだろう。あの監督は自分が何をしているかを良くわかっている。だから我々は、疑問を彼に好意的に解釈しなければならない。
トーレスと交代したダビド・エンゴグは何度かチャンスを外したが、彼の動きは非常に良く、独力で多くのスペースを作り出した。トーレスと交代して入った選手は、非常に大きな期待を受ける。そして不運なことに、エンゴグはゴール前で彼と同じような自信を持ってはいなかった。もしエンゴグがあのチャンスの一つでも決めていれば、何とすばらしい交代策だと誰もが口にしていただろう。
私は、木曜の夜にはトーレスはもっと楽にやれるだろうと確信している。ケニー・ダルグリッシュは、この時期には私に常に気を配っていた。試合と試合の間には私はそれほどトレーニングをせず、とにかく次の試合に体調を整えておくことを優先した。
セカンドレグのベンフィカ戦に向けて、トーレスにはそれほど大きな動機づけは必要ないだろうと思う。ファーストレグで彼は手荒い扱いを受け、彼らのセンターバックは、2人ともトーレスへのファウルでカードを受けたが、トーレスを蹴ろうと意図していたのは明らかだった。
私は自分のキャリアの中で何百回も蹴られたが、ストライカーはむしろそれで、ゴールをネットに突き刺してやろうという気持ちをますます強くする。ストライカーが、ああいう試合で絶対に交代で下がりたくないと思う理由はそこだ。90分間フルにピッチに立っていたいと思うのは、もしも自分が蹴りを受けていて下がったら、相手ディフェンダーは、自分は勝った、仕事をやり遂げたんだと思うからだ。
私は、木曜にはトーレスが90分間ピッチに立ち、ベンフィカにファーストレグで彼を扱ったやり方の報いを受けさせることを願っている。試合開始からそれをやれれば、我々は準決勝に勝ち進むと私は確信している。イングランドのプレーの速さは、彼らには手にあまるだろうと思う。
しかし、もしも我々が深く引き、バーミンガム戦でやったように何かが起きるのを待つならば、その時は我々は苦しむだろう。
ファーストレグでは、ライアン・バベルの退場で試合は変わった。あれがターニングポイントで、その前は我々は良いプレーをし、自信に満ちて見えた。バベルは手を上げるというミスを犯したが、ルイゾンもトーレスを蹴り倒したことで一発レッドになるべきだった。彼にはボールに行く意思は全くなかった。
レフェリーは我々に親切ではなかったが、2-1の敗戦は災害ではない。リスボンの雰囲気はすばらしく、リバプールファンはセカンドレグで鍵の役割を担うだろう。アンフィールドでまた一つ、すばらしいヨーロッパの夜になる舞台は整っている。
バーミンガムの引き分けは不満日曜のバーミンガム戦の引き分けは、本当にフラストレーションを感じた。しかし私は今も、我々は残り5試合に勝って4位でフィニッシュできると信じている。マンチェスター・シティ、スパーズ、アストン・ヴィラはポイントを落とすという自信があるし、我々はもう落とす余裕はない。
サポーターの大多数は、ヨーロッパリーグの優勝よりも4位のフィニッシュを望んでいると思う。彼らは、来シーズンのチャンピオンズリーグへの復帰を願っているからだ。
日曜の我々のスタートの仕方に、私は何と落胆しただろう。最近の試合では我々は本気を出したスタートをしていたが、セント・アンドリューズでは違っていた。40分間は、まるで練習試合のようだった。マキシ・ロドリゲスがバーを叩いて初めて、試合は生気を取り戻し、我々に切迫感が見えた。
ホジソンは一流の仕事をしている日曜にはフルハムがアンフィールドにやって来るが、彼らはロイ・ホジソンの元ですばらしいシーズンを楽しんでいる。この監督はクレイブン・コテージで信じられないような仕事をしており、彼の組織構築力は一流だ。彼らはヨーロッパでこれまで最高の快進撃を楽しんでおり、木曜の夜にはウォルフスブルクとアウェイの大一番を迎える。
リバプールにとっては楽な試合とはならないだろうが、我々はとにかく勝たなければならない。フルハムのアウェイの成績はすばらしいとは言えないが、我々は彼らとの対戦に全力を尽くさなければならない。トッテナムとヴィラは週末のFAカップ戦に勝ち残っており、4位争いのレースの中で相手にプレッシャーをかけるチャンスを我々はものにしなければならない。
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ラッシュのコラムにはとても共感できました。もちろん結果を出せなかった監督は批判されて当然ですし、トーレスは不満だったろうし、キャプテンもがっくりしただろうし、エンゴグは悔しい思いをしているでしょう。ファンの落胆も当然です。トーレスがピッチに立っていればゴールを決めていてくれたかもしれないし、怪我をしていたかもしれない。それは誰にもわからないことです。
ルイゾンは膝を痛めているとの報道がありましたが、月曜のリーグ戦にはしっかりフル出場し、問題はなさそうです。彼が出られることは、ラッシュの言うようにリバプールにとってはむしろプラスじゃないでしょうか。ファーストレグのあのことを彼が後悔するように、トーレスにはフラストレーションを思いっきり解消してもらいましょう。きっと、チーム全員がやったるという気持ちでいるはずです。
気持ちの良い試合が見たいですね!ひっさしぶりにキャプテンのドゴーンなミドルがズバゴーンと決まってKOPになだれを起こしたり、トーレスが上手いゴールを決めてあぐらをかいたらなぜか真っ先に飛びついたのがレイナだったり、バベルがスタンドで歓喜のバック宙をしたり、しかしゴールにも相変わらず仏頂面でメモを取っているラファの手元をカメラマンが目ざとく抜いたら「OOOOOOKKAAAAYYYYY」と書かれていたり、ぐらいの見せ場がないとすっきりしません。まあ実際そこまで行かなくてもいいですが、とにかく1-0狙いのしみったれた試合はアンフィールドではやらないでもらいたいです。攻めろREDMEN!
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無題
Re:無題
無題
大丈夫です。
きっとドゴーンでズバゴーンで相手はグワァ~でドヘェ~でしょう!
5-0くらいでどうでしょうか!
Re:無題
>相手はグワァ~でドヘェ~でしょう!
いいですね~。そして最後はシクシク泣きながらリスボンに帰ってもらいましょう。3-0でも安心できないようですから、おっしゃるように5-0で!
無題
少なくとも僕はかなり気合入りました!
ルイゾンにはツルツルから湯気が出まくって脱水症状になるくらいボコボコにしてやりましょう!
ジェラードのズバコーン!もトーレスのあぐらも見たいですが、バベルのスタンドでバック宙は命の危険がありそうなので勘弁してください(笑)
左サイドバックはマスチェで、ルーカスとジェラードがコンビ組んで、アクイラーニがトップ下に入るかなあと予想してます
新ユニフォーム発表は、どうなるか楽しみと心配が半々です
Re:無題
>湯気が出まくって脱水症状になるくらい
想像しちゃいましたよ(笑)。トーレスは走りすぎで息切れて貧血を起こさないよう、注意です。スタンドのバック宙はバベルの身体能力ならやれる気が!・・・やっぱり無理ですね。準決勝のピッチの上まで取っておいてもらいましょうか。ナニみたいにやりたいだろうな~。
新ユニは公式にちょこっと出ましたね!胸にこちゃこちゃ文字が書いてある感じですが、大金出してくれれば何でもOKです^^。
無題
Re:無題