「痛手でした」byトーレス

今シーズンのチームの不調についてトーレスのコメントと、ベンフィカ戦に向けてのラファのコメントです。
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●トーレス（ガーディアン紙）
「重要な原因はいろいろとあった。僕たちがあまりにも早く、順位表の首位から遠ざかってしまったことなどがね。それは心理的に僕たちを殺し、そういう状況を変えられなくしてしまった。その後で負傷者が続出して僕たちを激しく打ちのめし、僕たちはそれをひしひしと感じたよ。１年前の良いシーズンの後で、チームはある程度の補強をして団結させ続けることを必要としていた。でも状況は僕たちに選手を売却することを強い、全てが台無しになってしまった。

アルベロア、ヒーピア、アロンソを売却したことは大きな損失だったよ。アルバロは僕たちのために欠かせない仕事をしてくれていた選手で、常に高いレベルでプレーし、彼のユーティリティ性はとても大きなプラスだった。サミは毎週はプレーしていなかったかもしれないけど、彼はピッチの上でも外でも10のうち10の力を尽くし、グラウンドに落ち着きをもたらして皆の賞賛を受けていた。
そしてシャビ･･･シャビのような選手は本当に稀なんだ。彼はこのチームのエンジンであり、知っての通りエンジンが変われば、それが再び機能するまで時間がかかるんだよ。

（アトレティコとリバプールの2つのクラブを）比較するのは難しい。期待のレベルや目標の種類が、個人としても集団としても感覚的に完全に違うんだ。でもそうだね、似たような状況は、中でも今年の場合はあったと言えるね。

ラファが昨年の夏に5年契約にサインしたのは、彼がこのクラブを進歩させたいと思っているからだ。だから、ラファの新時代は今始まったところだと僕は思う。ヨーロッパのビッグクラブというのは、まるでトンネルの先の光がどこにも見えないような困難な時期を経験するものなんだ。でも彼らはビッグクラブであるゆえに、常にそこから復活して激しく盛り返す。それは単に時間の問題だよ。」

●ラファ（タイムズ紙）
「多くのことに関して、私はフェルナンドと同意見です。彼は、我々は昨シーズンは86ポイントでフィニッシュし、そこからさらに成長できなかったのは残念だと発言しています。私たちはもっと選手の獲得を必要としています。ある程度の資金の投入が必要です。私たちは投資家を必要としており、そうすることでもっと良い方法でチャレンジできます。

選手たちは懸命に大きな努力をしており、彼らは、自分たちはもっとやれると感じています。フェルナンドは先日（バーミンガム戦）は非常に疲れていました。彼は努力し、他の選手たちも努力していましたが、私たちに投資家が現れなければ、一歩前に進むのは難しいでしょう。

明日は勝利のために全力を尽くすつもりです。上手く行けば、私たちは今年の帳尻を合わせることができるでしょう。今はピッチの上でよいパフォーマンスをし、新規投資家のためにもっと良い状況を作り出す必要があります。
私たちはホームで本当に良い成績を上げており、最近のリーグ戦とヨーロッパリーグ戦では特にです。私たちはベンフィカを倒せるという自信を持っています。今は優勝カップを勝ち取るチャンスであり、ここにいる人々全員、ファンとクラブのために勝利が重要です。
チームを支えるファンは結果を出すための最良の力ですから、彼らがチームを支えてくれることを願っています。

（公式HPより）今日は私たちはスリーバックと、いろいろな選手を違うポジションで試しました。明日はどういう風にやれるか見てみるつもりです。

彼（トーレス）は膝の手当て必要でしたが、今は大丈夫で問題ありません。インスーアは怪我をしていますが、いずれにせよ彼は出場停止です。ファビオ･アウレリオ、シュクルテル、ケリーは依然として負傷中です。

（ファーストレグと）状況は完全に違います。私たちはアウェイゴールを決めており、今ははるかに良いチームを組めます。ですから、上手く行けばもっと良いやりかたでやりくりができるでしょう。
相手はバランスの取れたチームです。彼らは攻撃と守備に優れ、自信を持っていますから、私たちにとってタフな試合になるでしょう。しかし私たちは、特にここ最近はホームで好調です。ベンフィカが優れたチームであることは知っていますが、私たちは彼らを倒せると自信を持っています。

（バルセロナのメッシについて聞かれて）メッシはすばらしい選手です。上手く行けば、明日のトーレスも同じことができるでしょう。」

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トーレスのコメントは、スペインのフットボール誌Don Balonのインタビュー記事の抜粋です。他にも、ルーニーがすごいということや、リーグの優勝予想などを語っています。彼の予想はラ･リーガはバルセロナ、プレミアはチェルシーだそうです。

今日の試合でラファは3バックの採用も示唆していますね。3バックならどういうメンバーになるか、考えてみました。

レイナ
キャラ　キルギアコス　アッガー
ジョンソン　マスチェラーノ　ルーカス
キャプテン　アクイラーニ
カイト　トーレス

ルーカスのところはベナユンが妥当かもしれませんが、3バックだとどうしてもサイドが薄くなるし、ベンフィカのサイドは強力ですから、もしディ･マリアに右に回られたら恐ろしいことになりそうで、ルーカスにしてみました。リエラは練習風景の中に姿が見つけられません。ロシアの移籍市場は今日までですが、彼はどうしているんだろう。

今日のユナイテッドの試合を見ると、例え前半で3-0にしても安全ではないようです。怖ええ。若手と万全ではないエースに託した監督采配は前半40分までは世界中で大絶賛されていたでしょうが、最終的には裏目となりました。監督というのは、ぎりぎりの細い橋を歩く賭博師のような仕事だなあと改めて思いました。
ベスト4からプレミア勢が消えてフランス勢が入り、某会長は「計画通り」とニヤリとしているでしょうか。ELの方はプレミア同士の決勝となってもらいたいところです。