アクイラーニとリエラに関して、ラファのコメントです。
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●ラファ
(タイムズ紙)「アクイラーニは足首に痛みを訴えて、トレーニングできないと言いました。私たちはドクターと、何が問題なのかを話さなければならないでしょう。現時点では原因が不明だからです。彼には痛みがあり、私たちはドクターと共にそれを詳細に検討するつもりです。
以前彼が負傷したのと、同じ足首です。そういう痛みをおそらくどうにかして対処できる選手もいれば、傷みを抱えてはプレーできない選手もいます。痛みの度合いというのは周囲にはわかりませんし、選手個人個人によって違いますから、非常に難しい問題です。
(ベンフィカ戦で)フェルナンドを下げたのは、彼が疲労していたからです。2日間の休みを経て、選手全員をチェックし、それぞれの状況を確認するつもりです。もしも休ませなければならない選手がいれば、待つつもりです。同じレベルのパフォーマンスをキープしたいと思っていますからね。しかし現時点では、リスクのある選手は誰もいないようです。
(バーミンガムのピッチ状態について)ピッチの状態が十分ではないというのは難しいものですから、私たちは確認しなければならないでしょう。ピッチはどちらのチームにとっても同じですが、私たちはまた精神力を見せなければならないでしょうね。
(リエラについて)移籍市場が閉まるまでにはまだ少し時間がありますから、何が起きるか待つつもりです。彼の最新のコメントは確認していませんが、私にとっては、大一番の前日(※リール戦)に彼がああいう風に発言をしたということには落胆しました。彼は事実ではないことを言っていたからなおさらでした。私は本当に驚きました。
彼は、自分はプレーしたい、だから出て行かなければならないんだと発言しました。しかし私たちのファンは愚かではありませんし、彼らは何が起こっているのかを知るでしょう。今は私たちはこれからどうなるか待ちます。」
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記事のタイトルは「ベニテス、アクイラーニの精神状態を危惧」となっており、他のプレスも「アクイラーニの問題は身体的なものではなく心理的なもの」とタイトルを打っています。このヘッドラインだけを見ると非常に気になるし、ラファが彼を非難しているようにも取れますが、発言内容を読む限りはそこまでは言っていないと思います。ただ原因がわからないというのは困りものですね。今はシーズン追い込みで選手たちには疲労がたまり、1人でも多くの力が欲しい時ですから、ラファが不満を感じているのは事実なのかもしれません。困ったなー。
気を取り直して、ベンフィカ戦で活躍してくれたアッガーが、とても良いコメントをしています。彼はセカンドレグに向けてしっかり手ごたえを感じている様子です。
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●アッガー
(Liverpool Daily Post)「僕たちには優れた選手団がいるから、やれるよ。僕自身の調子はずっと上がっていて、良いところまで来ていると思う。でも、もっと良くなれるところはいつだってある。試合が終わるごとに、自分自身を見直さなければならないんだ。
ここをもっと上手くやれたんじゃないか?あそこをもっと改善することができたんじゃないか?常にそう問うことが大事なんだよ。そうすることが、成長を続け、高いレベルのパフォーマンスをしっかりと続けるための唯一の方法なんだ。
あのゴールは嬉しかったよ。でもね、時間の問題だった。ちょっと2007年(チャンピオンズリーグのチェルシー戦)みたいだったね。あれほどすごくはなかったけど、でも似ていた。バーミンガム戦では、ハードワークをして3ポイントを取れれば、誰が得点しても僕は構わないよ。
(ベンフィカ戦で、PKに結びついたFKの判定のプレーの時、カルドーソから顔面に肘打ちを受けていたことについて)僕が理解できなかったのは、何でレフェリーが5人もいながら、誰も判定を下したがらなかったのかということなんだ。ペナルティのことではなく、別のことだよ。僕たちはあんな良いスタートを切ったのに、ああいうゴールを決められてしまったのには落胆した。
ライアンがレッドカードを受けた後は難しくなったけど、僕たちはしっかりやったと思う。ペナルティで2失点してしまったけど、ああいうのはちょっとどうしようもないんだ。僕たちはセカンドレグでひっくり返せるかって?当然だよ。
僕たちのプレーのあの努力と献身ぶりを見れば、このチームなら何でも可能であることがわかる。もちろん1-0の勝利を持ち帰って来れればもっと良かったけど、2-1で僕たちはアンフィールドでの試合を楽しみにしているんだ。
僕たちが10人に減ってから、相手がボールを大幅に保持することはわかっていた。でも彼らはそれほどたくさんのオープンなチャンスは作れなかった。ぺぺが脅かされたところを僕はあまり思い出せない。簡単なフリーキックはものすごくたくさん得ていたけどね。
(4位争いについて)僕たちには目標があり、それをやれると信じている。でも目標を決めたからといって、それを必ずしも達成できるわけではないこともわかっているよ。目標を達成したいなら、努力を続けなければならない。
サンダーランド戦では、混戦を勝ち抜くために僕たちにはああいうパフォーマンスが必要だった。僕たちはお互いのためにプレーし、順位を上げるために勝利を欲していた。そして良い結果を得た。クリーンシートはいつでも力になるし、今は僕たちは信じ続けなければならない。
上手く機能する時もあればそうでない時もあるけど、(サンダーランド戦は)前半は良かったけど後半は少し落ちたと思ったよ。僕たちはいくつか試合を落としたけど、それはもう過去のことだ。僕たちは前を見て、残り数週間に全力を尽くさなければならない。」
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アッガー気合十分です。最近は揉め事にも真っ先に飛び込んで行って、ちょっと「落ち着け」と言いたくなるほどです(笑)。考えてみれば彼も中足骨を骨折した時は痛みが続いて原因がわからず、シューズを特注したりいろいろ工夫しましたがだめで、最終的には遊離骨を手術で除去することで治りましたが、それまでずいぶん時間がかかりました。アクイラーニも早く原因が見つかって、すっきりと治ってくれるといいですね。
バーミンガムは先週アーセナルと引き分けに持ち込みましたが、セント・アンドリューズのピッチ状態はベンゲル監督が「恐ろしい」というほどひどかったそうです。疲労のある選手たちにはますますこたえそうですが・・・むむむむ、そこは気合でなんとかひとつ!!!
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無題
アクイラーニは心理的な怪我・・厄介ですね。ELとリーグ戦の両方が大事な時期なので、早く原因が解って欲しいですね。リエラについては溝は埋まりそうにないですね・・いい選手なんで残念です。
あと、セント・アンドリューズのピッチ状態が悪いんですね。セットプレー大事になりますねっ。アッガーまた頼みます^^体力的には苦しいでしょうが乗り切って欲しいですね!それにしてもバーンリーもうちょっと頑張って欲しかったです^^;ゼンデンにはハグしたいですけど(笑)
Re:無題
バーミンガムのピッチはひどかったですが、それでも勝てる試合だったと思うので、すごく残念です。エンゴグがなー、決めていればヒーローだったのに(泣)。でもものすごいブーイングの中で良く頑張っていました。彼にはあと2年ぐらい、長い目で見てあげることが必要かなと思います。