ご神託「我慢じゃ」

バーミンガム戦MOTMのレイナと、キング･ケニーの2人が、今は我慢の時だとファンに向けて語っています。
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●レイナ（ガーディアン紙）
「もう今の時点で、人々がリーグ優勝やトップ4のことを考える時じゃないということを、僕たちははっきりとさせなければならない。しばらくかかるんだ。僕たちは新しい選手たちに慣れ、それからシステムに慣れなければならない。優れたチームがたくさん存在し、僕たちの目標はその中にいることだ。しかし僕たちは、現実的にならなければいけない。

（チャンピオンズリーグ出場権の獲得は現実的か、と聞かれて）わからないよ。シーズンが終わった時に、僕たちは自分たちが何を成し遂げたかがわかるだろう。おそらくしばらく時間がかかるだろうし、人々には我慢が必要だ。（世間が辛抱強くないことは）わかっている。でも僕たちは、ほんの少しだけそれを求めているんだ。
僕たちは（この夏に）大金を費やすことをしなかった。フットボールでは、他のチームと競い合うためにはそれは時に重要なんだ。僕たちにはそれができなかった。何人か選手を売却し、それを他の選手の獲得のために使った。オーナーの状況が解決するまでは、少しの間そういうことが続くだろう。

あの試合（バーミンガム戦）は、簡単に負けていたかもしれなかった。だから1ポイントに満足しなければならない。僕たちが求めていた結果ではないが、僕はリーグ戦で5年間バーミンガムを破ったことがなく、セント･アンドリューズはいつでも難しい場所なんだ。あそこでの試合は常にタフだし、僕たちはしっかりとした結果が出せていない。だからあそこでプレーするのは嫌いなんだよ。でもポジティブに捕らえようじゃないか。僕たちは1ポイントを獲得し、ここから前に進まなければならないんだ。」

●ダルグリッシュ（Click Liverpool）
「フェルナンドがこの試合の自分のプレーを良かったと考えているとは私は思わないが、それでも間違いなく、リバプールのチームの中で誰よりもゴールに迫っていた選手だった。
彼はいろいろなことを潜り抜けて来た。昨年は何度も負傷し、ワールドカップ決勝でさらに負傷してしまった。今年はそこから復帰を果たし、まだ2、3試合しかプレーしていないと思うが、ウェストブロム戦では決勝点を決めている。
あの日（バーミンガム戦）は悪い日だったかもしれないが、彼は悪い選手ではない。彼を自分のチームに欲しいと思わない人間は、誰もいないよ。

フェルナンドにとっては、仕事がうまく行かなかった日かもしれない。しかし彼は本当に良い男で、本物の能力を持つ選手だ。彼はすでに日曜のマンチェスター･ユナイテッド戦を心待ちにしていると、私は確信しているよ。あそこでの彼の記録は悪くない。

リバプールのファンは現実的だが、同時に非常にサポーティブだ。世間は時に、彼らは我慢強すぎると言うだろう。彼らがそれを賞賛と受け取るか、それとも批判と取るかはわからないが、彼らは我慢をしなければならない。なぜなら、今はクラブの過渡期だからだ。ロイがクラブに加入し、彼は尊敬を集めている、実に、実に良い男だよ。
残念ながらラファは新しいフィールドへと去ったが、そうなったことは双方にとって正しかったと私は思う。自分が出て行かねばならない時だと悟ることはあるもので、それはラファにとって良い選択であり、クラブにとっても同じだった。彼は悲しみに沈んで去って行ったかもしれない。しかし、彼は決して大きな尊敬を抱かれずに去って行ったわけではない。彼がヨーロピアンカップ、そしてFAカップを勝ち取ったことを人々は覚えており、彼がクラブのためにしてくれたことを、彼らは感謝し続けるだろう。」

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守護神と王に「我慢せよ」と言われちゃあ、ファンとしては「かしこまりましてございます」と答えるしかないですね。このコメントからわかるのは、彼らがファンのフラストレーションをひしひしと感じていると同時に、彼ら自身もフラストレーションを感じているということです。辛いんだろうなあ･･･。これから3週間のうちにオーナー問題が解決を見ればみんな幸福ですが、先が見えない状況がずるずる続くとますます辛い･･･。
しかーーし！嵐の中こそひとつになるのがリバプールの誇り！こういう時こそファンは真骨頂を見せて、選手を監督を支えねば、そう思います。我慢せよと言われればしますとも。でもオーナーズは我慢強くなくていいからね！！