チェルシー戦について、選手たちとラファのコメントです。
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●レイナ
(ESPN)「僕たちがフリーキックからゴールを許した時は、いつでも同じだ・・・人はマンマークとゾーンディフェンスのことを言い出す。しかし僕たちは5年間それを続け、数字のことはわからないけど、僕たちがその間にセットプレーからの失点が最も少ないチームの一つであることは知っているよ。
今はトロフィーを勝ち取るのがはるかに厳しい状況で、3-1か3-0で勝たなくてはならない。しかし僕たちはどんなスタジアムでもそこに行って勝てる。オールド・トラフォードでの4-1の勝利はもちろん僕たちに希望を与えているよ。それは、僕たちがどんなスタジアムであろうと勝てるという証明だ。オールド・トラフォードでああいうことがやれて、それをスタンフォード・ブリッジで出来ない理由はないだろう?
そのためには完璧なパフォーマンスが必要だ。僕たちはすばらしい日でなくてはならず、相手は最悪の日でなくてはならないね。おそらく今はチェルシーが勝ち上がる可能性は85%、僕たちはわずか15%というところだろう。厳しいということはわかっている。チェルシーはとても良いプレーをしたから、僕たちは彼らを称えなくてはならない。しかし僕たちはあまり良いプレーが出来ず、状況を支配することが出来なかった。
僕たちはディフェンスに問題を抱え、彼らの方が良い状態だった。相手が自分たちよりも良いプレーをする日、それは注意しなくてはならない日だ。チェルシーは僕を驚かせはしなかったよ。彼らは優秀なチームだし、僕たちは彼らに試合をコントロールさせてしまった。
僕たちは良いスタートを切ったけど、前半のその後は全く試合をコントロールできなかった。
僕たちは彼らを全くコントロールすることができなかった。今は状況は悪く、ホームで3-1の敗戦というのは挽回するのはとても難しい。しかし僕たちは、自分たちがやれるとわかっている。
次の試合にジョン・テリーが出場停止というのは、チェルシーを悩ませはしないだろう。彼らは驚異的な選手層を抱え、彼の代わりができる選手は大勢いる。
僕たちはリバプールだ。誰がプレーしようと、クラブのためにすばらしい仕事をしなくてはならない。僕たちがこれだけ優れた選手を抱えているのはそのためで、どうやって挽回するかを僕たちはわかっているし、チームの中に入っていく時は何が必要とされるかわかっている。」
●ラファ(ESPN)
「マンマークのプレーでも毎週多くの失点が見られます。私たちは今シーズン、もしくはここ数年、セットプレーからそれほど多くの失点はしていません。このシステムは機能しており、私たちにとって非常に効果的なものです。
システムのせいではありません。選手たちのミスによるものです。チェルシーを分析してみるなら、彼らにはドログバ、テリー、アレックス、バラック、エッシェン、イバノビッチがいます・・・その全員が、セットプレーで止めるのが非常に難しい選手たちです。彼ら全員が長身で、もしミスをしたらやられてしまいます。このシステムは非常にうまく機能してきました・・・私がいる間でのセットプレーからの失点数がどれだけか見てみるだけで、ほとんどのチームを上回ってはいないとしても、同じぐらい良いということがわかります。
しかし誤りは、選手たちが自分たちの周りで起こっていることを認識していなかったことです。一人の選手をああいう風にフリーに入らせてしまっては、ゾーンを全てコントロールするのは非常に厳しくなります。それは大きなミスでした。
試合後には、チェルシーのことを考える前に、まずは次の試合、リーグ戦に集中しようと話しました。私たちは良いプレーを続けていましたし、自信を持っています。次の試合に向けて立て直せるでしょう。
チェルシーには能力があり、彼らは非常に優れた選手を擁してフィジカル的に強力です。彼らはとても良いプレーをし、もしアンフィールドで見せたあのレベルのパフォーマンスを続けるならば、セカンドレグは非常に難しいものになるでしょう。
我々はロンドンで先取点を決めることが必要です。イスタンブールで、私たちがとにかくまずは1ゴールを返すことに集中したのと全く同じようにです。チェルシーは自信を持っていました・・・彼らにとって明らかに、チャンピオンズリーグは今は非常に重要な大会です。
彼らが断固たる決意を持っていたことは見て取れました。全てのチャレンジに非常に強力で、おそらく彼らは、今年はチャンピオンズリーグだと考えているでしょう。しかし私たちは、何でも起こり得るんだということを信じなくてはなりません。」
●アウレリオ
(Liverpool Echo)「僕たちは本当に落胆している。あの試合では良いスタートを切っただけに、特にだ。僕たちは良いゴールを決め、試合をコントロールしていた。しかし追いつかれてからはコントロールを失い始めた。
ディルクは1対1の絶好機があったけど、残念ながら彼は決められなかった。あれが入っていたら、試合は変わっていたかもしれないと思う。しかしチェルシーを賞賛しなくてはならないね。彼らは本当に良いプレーをした。後半は特にで、彼らはさらに効果的にプレーしたよ。
逆転されてからは、おそらく僕たちはセカンドレグでのチャンスを増そうとしてゴールをほんの少し焦り過ぎた。ボールを簡単に相手に渡し始め、それは彼らに、彼らの強みの一つであるカウンターアタックを許してしまった。
今は僕たちにとって本当に難しい状況になったことはわかっている。昨夜は僕たちは本当に優れたチームと戦った。しかし諦めはしない。
僕たちは最後の最後まで戦うつもりだ。今シーズンはの僕たちは、追い詰められた状態から何度もそれを覆してきたからね。 最後の最後まで戦うべきなんだということだ。
難しいだろうということはわかっている。しかし僕たちは切実に勝利を願っているし、そのためにあらゆることを試みるつもりだ。」
●アルベロア
(公式HP)「僕たちはやれる・・・そうじゃない理由はない。やれると信じている。敵地に赴いて僕たちは戦い、まずは1ゴールを取りに行かなくてはならない。もう1点を考えるのはその後だ。
リバプールは45分間で3ゴールを決めて、チャンピオンズリーグの決勝で勝利した。だから90分で3ゴールを決められないわけがないよ。僕たちはイスタンブールを思い出し、そして信じなくてはならないと思う。スタンフォードブリッジでチェルシーを倒すことが難しいのはわかっているけど、まだ終わったわけじゃない。
おそらく、先制点の後で僕たちは深く下がり過ぎてしまったんだろう・・・それが彼らにボールを渡し過ぎることになった。失点したのは痛かったね・・・そして再び失点してしまった。」
●ルーカス(公式HP)
「難しいということはわかっているけど、不可能じゃない。チェルシーはここに来て3点を決め、僕たちには同じことをやれるだけの力がある。スタンフォード・ブリッジでは最後の瞬間まで努力しなくてはならないだろう。完璧なパフォーマンスが必要だと思う。試合は違うけど、今シーズンの僕たちは、オールド・トラフォードのような場所で自分たちが4-1で勝てることを既に証明している。
僕たちは本当に落胆しているけど、土曜には本当に重要な一戦があるんだから、今はこの試合のことは忘れなくてはならないね。2日後には大一番が控えているんだから、今はチャンピオンズリーグのことをあまり話しているわけにはいかない。
家に帰った時には、この試合のことを考えないでいるのは不可能だろう。でも明日のトレーニングではブラックバーン戦に集中しなくてはね。上手く行けば、僕たちは同じミスを犯すことないと思う。タイトルレースのチャンスはまだあるんだからね。」
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諦めるチームはリバプールじゃない。選手たちはやってくれる、そう信じます。しかしまずはブラックバーン戦、YNWAを歌ったホームのKOPたちに、水曜の落胆を払拭するような気合の入りまくったパフォーマンスを見せて欲しいと思います。
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