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キャプテンは今日、リバプールファーストチームで18歳でデビューしてからの10年目を迎えます。Daily Expressでのコメントです。
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●キャプテン(Daily Express)
「僕の最優先は、プレミアリーグで優勝することだ。僕たちは挑戦するのに十分な力がある、そう信じている。ここでは全員がのどから手が出るほど欲しがっているよ。僕はそのタイトルが欲しい・・・今まで勝ち取ったことがないものだからね・・・そして、それを勝ち取らないままで自分のキャリアを終えたくはない。

(YTSトレーニー時代について)ドレッシングルームに20人の練習生と20人の若いプロがいて、その冗談の言い合いっていったら信じられなかったよ。学校が終わってから毎日フットボールをしに来る、僕の人生で最高の2年間だった。
給料はあの頃の最低額だった・・・週給47.5ポンドだったよ・・・でも毎朝起きて、1つか2つのバスに乗って、メルウッドに行く、それを愛していた。あの2年間、僕はその一日一日を愛していたよ・・・勝ったり、負けたり引き分けたり。今もまだ愛しているよ・・・でもそれは勝った時だけだね。
世界の何物とも変えられないね。僕はこのクラブのキャプテンで、自分がいつもやりたいと願っていたことをやっている。年齢を重ねていくにしたがって、リバプールでプレーすることがどんなに大切かに気づくよ。始めたばかりの頃はそれをしっかり理解することはできない、だからおそらく、僕が物事をちょっと違うように見るようになったのは、それが理由なんだろう。プレーしてこそ、どれだけ多くの人々がこのクラブを応援していて、どれだけ多くの人々を幸せにできる力が自分にあるかがわかるんだ。だから勝たなくてはならないんだと知る。他の何でもなくね。

しかし、プレッシャーが『もう手に負えない』と思うような段階に来るとは僕は思わない。プレーで得られる喜びと落胆の間には、100万マイルもの差があるんだ。ピッチに出て行って、エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーを破る、または準決勝で勝利して決勝にたどり着いてピッチを降りる、そういう興奮は他の何にもかなわない。

(もう十分にタイトルを獲得したと言えるのはいつか、という問いに)獲得した時はすぐにね。例えば決勝のような大一番でプレーして勝利したら、2週間はそれを楽しめるだろう。シーズンの終わりなら、1ヶ月かもしれない。でもその後はまた、新たなスタートを切らなくてはならないんだ。それがフットボールのすごいところだと思うよ。自分が勝ち取ったものからさらに進むことを学ばなければ・・・あるいは忘れてしまったら・・・その後の未来はろくなものにならないだろう。僕のパパから昔言われたことだ。

僕のキャリアは、確実に上へ上へと進んできたわけじゃなかった。上がって、上がって、上がって、下がって、下がって、また上がって、下がって、上がって・・・。世界中を見渡して、上がってばかりのキャリアを持つフットボーラーは僕には思いつかないね。僕は、人が失敗だと見なすようなキャリアで終わりたくはない。

振り返って見ると、僕は自分がどう失敗を跳ね返してきたかに満足しているよ。まずいタックルや退場、僕が後悔しているチェルシー移籍話の時の発言の全て、そしてカップ戦決勝でのあのオウンゴール。そういう失敗がなかったら、僕は自分がこれまでのような成果を成し遂げられたとは思わない。

タイトルレースに加わってそこに留まっている、それはリバプールで僕たちが今までやってきたこととは完全に違うチャレンジだ。トップ4で終えるなら、一つ負けたとしてもそれほどひどい打撃じゃない。タイトルレースでは、二つ続けて負けたらそこでもう終わりになる。しかし僕たちはそういう中にいて、皆がシーズン最後までしっかりとそこにいたいと思っている。

10年間やって来たけど、僕はそんな風には感じないよ。飛ぶように過ぎたね。これからの5、6年も、間違いなく全く同じように過ぎるだろう。だから僕は、プレーする1分1分を最大限に生かさなくてはならないと思うんだ。」

●ラファ(テレグラフ紙)
「スティービーはまだ若く、28歳は選手として最高の年齢です。これから年齢を重ねるに従って試合を読む能力が上がりますから、さらに成長して行きますよ。彼が今の強さをどれだけ長く維持できるかはわかりませんが、今後3、4年間今の状態でいられれば、もっともっと良くなって行くでしょう。」

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彼がファーストチームデビューをしたのは、1998年11月29日、プラックバーン戦でした。10年目にして、今シーズンはタイトルに挑戦できる場所まで来ました。シーズンはまだまだ先は長いですが、彼は全力を尽くしたプレーでチームを引っ張ってくれるでしょう。キャラと共に、今年に賭ける気持ちはきっと並々ならぬものがあると思います。
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無題

私は98フランスW杯でオーウェンのプレイを見て感激して、リバプールファンになり、98/99シーズンからプレミアを見ているので、ちょうどジェラードのトップデビューと共にリバプールファンの道を歩いて来たことになります。レドナップ、マクマナマン、マカティアなど華麗だった当時の中盤の中で、デビューしたてのジェラードは、荒削りで垢抜けない(笑)印象でしたが、ダイナミックなプレイと勇気あるタックルにすごくワクワクさせられたのを覚えています。確かに1発レッドも何度かありましたね(汗)。それに意外とケガも多かった。あれから10年。。。ホント、感慨深いです。これからもリバプールをよろしく、キャプテン!

Re:無題

いいですねえ、私はその頃はリバプールファンではなかったので、デビューからキャプテンを見続けているなんてうらやましい!まさにキャプテンと共にの10年、ですね。私が彼を見始めた頃もまだ極悪タックルは健在でした(笑)。
こういう記事を読むと、あと何年赤いシャツを着た彼をピッチの上で見られるんだろう、という気持ちになります。その間にリーグカップを掲げる彼の姿を見たいです!
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