リバプール移籍後プレミア初得点を決めたベラミーと、チームメートと監督のコメントです。
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●ベラミー
(TEAMTalk)「もちろんゴールは嬉しい。しかし、俺のパフォーマンスは全く望んでいたようにはいかなかった。うまく行けば、これが別の形で俺を助けてくれて、チームが良くなる助けにもなるだろう。
俺は昨シーズン、ブラックバーンでの初ゴールを決めるまでずいぶん長くかかった。確か10月の終わりまでかかったから、今回は少し早かったね。あの時は怪我のせいで出場できなかった。
ここでの俺の問題は、全て自分自身のせいだ。いいプレーをしようと必死のときは、時に厳しくトライし過ぎたり気持ちを悩ましたりする。そして、早い段階でゴールが決められないと、選手が入れ替われば少しばかりプレッシャーがかかってくる。
普段なら俺はそういう状況でも全くうまくやれるんだが、おそらくここが「俺の」クラブだっていうことが影響しているんだろう。俺が自分自身にちょっとばかり失望している理由はそれなんだ。
俺は何かの助けになるかと思って、昨シーズンのDVDを見て自分のプレーを思い出している。今度のゴールは間違いなく、俺のこれからの助けになってくれるだろう。
俺たちは今シーズンいくつかの批判を受けているが、それとうまくやって精神力を見せなくちゃならない。ここには強い精神力を持った選手たちが十分にいる。シーズン中に壁にぶつかることも少しはあるだろうが、うまく行けば最後にはタイトルとトロフィーが手に入っているだろう。」
●カイト
(SKY Sports)「僕は、彼がチャンスを得られるようにベストを尽くすつもりだ。でも彼はあまりにも速いから、時にアシスタントレフェリーが騙されてしまうことがある。
彼はパスに対して速すぎて、彼らはベラミーがオフサイドに違いないと考えてしまうんだけど、でもそうじゃない…彼はオンサイドなんだ。彼が正しい判定を受けられないのは気の毒だよ。」
●ラファ
(公式HP)「彼にとって、得点を決めることは重要でした。今は彼は得点を取るか取れないかではなく、いいプレーをすることだけに集中できます。もうこの事について話をすることはないでしょうし、チームの他の選手たちやストライカーたちのことに話題が移るでしょう。それは彼にとって良いことです。彼は得点によってさらに自信を深めるでしょうが、最も大事なことはいいプレーをすることです。
昨シーズンは、ピーター(クラウチ)はもう少し長い間無得点でした。しかしそれぞれ違うことですし、この場合は私たちはもうこのことを話す必要はありません。今はうまく行っていますし、私たちは彼がもっとゴールをあげられるか見て行きますよ。」
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ベラミーがゴールを決めた時は本当に嬉しそうでした。チームの試合内容は・・・でしたが、彼も自分自身のパフォーマンスにまだ納得していない様子。DVDを見て自分のプレーを思い出そうとしている、というところが真面目でいいですね(笑)。本人が語っているように、自分のサポートしてきたクラブに移籍して力が入りすぎていたのかもしれません。これから余計な力が抜けて、ゴールを量産してくれるのを期待します。
ゴールに嫌われている人といえば、チームにはもう一人いますね。彼のスーパーミドルもそろそろ、ボルドー戦あたりで炸裂してくれないでしょうか。
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