WC予選、ボリビア戦での大敗について、マスチェラーノキャプテンのコメントです。
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●マスチェラーノ
(ガーディアン紙)「結果は痛い。しかしこれは両チームの現実を表したわけじゃない。
重要な試合だということを僕たちは認識していた。勝てば、僕たちは予選通過に近づけていただろう。ボリビアは完璧な試合をしたよ。僕たちはこの試合を全くコントロールすることができなかった。フットボールはそういうものだ。フィールド上のあらゆる場所で、彼らは僕たちよりも良いプレーをした。
スコアは開き過ぎたね。アルゼンチン代表がこれだけひどい試合をしたのは長い間を遡らなくてはならないけど、ボリビアがこれだけ良いプレーをしたのもずいぶん前のことだ。僕たちは傷ついてはいるが冷静だよ。きつい一撃だけど、チームは一つにまとまっているし、僕たちはこれを乗り越えるだろう。
(エコー紙より)僕たちの何人かにとってはこういう高地でプレーするのは初めての経験だったし、他の選手たちもそれほど経験はなかった。しかし高度のせいで負けたとは言えない。僕たちのライバルたちはもっと良いプレーをしたし、高度のせいにして何かが良い方に変わるわけじゃない。
この結果は僕たちにとって教訓になるべきだ。そして、一つにまとまってあらゆる面で成長を続けているこのグループを、間違いなく強固なものにするだろう。」
●エインセ(ガーディアン紙)
「高度は全く関係ない。彼らは完璧な試合をした一方で、僕たちは2、3のパスを繋ぐのにも四苦八苦していた。ボリビアはギアを上げてプレーしていたように見えた。こんなことになるとは全く予想もしていなかったよ。」
●マラドーナ監督(エコー紙)
「ボリビアのゴール一つ一つが私の胸に突き刺さった。」
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スタジアムの高度は3,600メートル。富士山の頂上とほぼ同じ高さでフットボールをするというのはちょっと想像がつかないですが、ボールの飛び方一つも変わってくるんでしょうね。マスチェラーノは本当にお疲れ様でした。彼は強い人間ですから精神的なダメージについては全く心配していませんが、体はきついでしょう。上手く高地トレーニングに・・・なったりはしていないですね。彼が戻って来れるのはフルハム戦の24時間前で、出場は厳しいのではないかと思います。
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