マージーサイドダービー戦後の、両監督のコメントです。
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●ラファ
(SKY SPORTS)「彼(トーレス)がダービーで決めた2ゴールは、彼と私たちにとって重要なものでした。非常に大きいですね。その後相手はゴールを必要として前に出て来て、私たちはさらにスペースを時間を得られました。
(ケイヒルのレッドカードについて)まず最初に私が言っておきたいのは、あの退場で何も変わらなかったということです。あの時点で私たちは既に彼らを上回っていました。悪質なタックルでしたが、私はそれをはっきりとは見ていません。
(公式HPより)チームは良いパフォーマンスをしましたし、フェルナンドは本当に良かったですね。私たちには、キーン、ジェラード、カイトのような、チームとディフェンダーたちのために良い仕事をしてくれる選手が大勢いました。しかし私はチームのことと、私たちが今日どれだけ良くやったかについて話す方がいいですね。私たちはその両方を本当に良くやりました。
こういう類の試合では、情熱を持ち、なおかつゲームインテリジェンスを持ってプレーしなくてはなりません。ですから、頭脳と筋肉の両方を使ったプレーが必要です。私たちはそのどちらも本当に良くやりました。
私たちはユナイテッド戦で本当に良いプレーをし、今日も再びそれをやったと思います。この試合は非常にポジティブなパフォーマンスでしたし、チームは良く組織され、私たちはやるべきことをわかっていました。
明らかに、私たちにはフェルナンドのような、ゴールで試合を変えられる選手たちがいます。それはチームに自信を与え、私たちが良いプレーをしてボールをキープすることをさらにやりやすくしてくれます。トーレスは常に相手ディフェンダーの脅威になっています。
(トーレスが昨シーズンの32ゴールを上回れるかということについて)彼が自信を持っているのはポジティブなことだと思いますが、私はチームの勝利を見るほうがいいですし、それで彼が32ゴールでも嬉しいですよ。
ロビーはチームのために良い仕事をしてくれましたし、2ゴールの両方で彼の役割を果たしてくれました。チーム全体が本当に良い仕事をし、それぞれの選手が自分たちの仕事を実に良くやってくれたと思います。
私たちは順位表のトップのチェルシーとポイントで並び、本当に満足していますし、この位置に長い間留まれることを願っています。次の試合にさらに自信を持って挑めますね。私たちには自信があり、チームは良いプレーをし、良いバランスが取れています。ディフェンスは強力で、攻撃においては自分たちがチャンスを生み出せるとわかっています。これは非常に重要なことです。良いプレーをしていれば、私たちはどこであろうと倒せるとわかっています。」
●モイーズ監督
(SKY SPORTS)「(ケイヒルの退場について)私には見直すチャンスがあったが、退場になるようなタックルは私には見えない、何もね。あれはイエローカードのプレーで、今日の試合の中での最悪のタックルというわけではなかったと思う。あれが退場になったことに、我々の誰もが本当に驚いたと思うよ。
私は、最近のパフォーマンスを踏まえて自分たちがチャンスだと思っていたし、足がかりを得たいと思っていた。そしてそれはやれたと思う。実際、我々は特にハーフタイム前は非常に良く守っていたと思うよ。彼らにほとんどチャンスを作らせなかった。だから後半の早い時間に2失点してしまったことには落胆したよ。トーレスに向かって落ちてきた二つのチャンスを、彼は冷静に決めた。」
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ケイヒルの退場については議論を呼んでいるようです。確かに彼のタックルはレッドカードになるほど悪質なものではなかったと思いますが、その前にアルベロアともめていたことや、主審がカード提示に呼んだ時に来なかったことが影響したのかもしれません。まあ、ライリーさんはいろいろありますから(苦笑)。それにラファの言うとおり、彼の退場は試合の大勢にはもうそれほど影響がなかったように思います。
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