ヒックスオーナーがダラスのメディアに、「金がない」とコメントしました。彼はダラスに"Glorypark"という住宅やオフィス、レストラン街を含む複合施設の開発を計画し、£257mをかけて2010年3月のオープンを目指していましたが、資金不足から計画はストップしたと表明しました。エコー紙より、オーナーと関係者のコメントです。
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●Les Lawsonリバプールオフィシャルサポーターズクラブ書記
(Liverpool Echo)「ヒックスがクラブを買収してアンフィールドに来た時、彼は60日以内にスタンリー・パークで着工に入ると言った・・・そして18ヶ月が経ち、僕たちはまだ待ち続けている。
今日のダラスからのニュースは、僕たちの懸念をさらに増すものでしかない。彼がUSAでもっと安い開発の資金を賄えないなら、どうやってここのスタジアムの資金を賄うんだろうか?
懸念は新スタジアム建設のことだけじゃない。ラファ・ベニテスの移籍市場のプランは?どうやって資金を供給するんだ?
あのアメリカ人たちが、クラブをトップに返り咲かせるために必要な資金を賄えないなら、彼らはそれが出来る誰かに道を譲るべきだ。」
●ヒックスオーナー
「我々は、過去20年間経験したことのない非常に深刻な貸し渋りに直面している。アーリントンのレンジャーズ野球場と新しいカウボーイスタジアムの間に予定されている複合施設の資金繰りと建設は、こういう特異な状況のために保留される。
我々はGloryparkに莫大な時間と資金をつぎ込んで来た。結局は、適切な資金調達なしには、夢を実現することはできない。我々は代わりとなる資金を探すことになるだろう。
私の家族がレンジャーズを買収した時、我々は野球場の付近の開発に投資することを誓った。それを忠実に実行して来たが、こういう市場の状況が続くならば、何を建設すべきか、何を建設できるかを再考しなくてはならないかもしれない。」
●情報筋の話
「どちらかと言えば、今はUSAよりもこの国での方が、この種のプロジェクトを始めるのはさらに困難だろう。
まず第一に、UKの金利は現在USAの倍だ。向こうでは2.5%に対し、こちらでは5%になる。大西洋のこちら側では、資金を借りるのははるかに高額になるわけだ。新しいスタジアムを建設するというような大規模な資金計画では特にね。
さらに、貸し手は借り手に対し、1年前よりもさらにしっかりとした担保を要求している。それが借用がこれほど難しくなっている主な理由の一つだ。
最後に、資材の高騰という問題もある。これは新スタジアムの建設コストに必ず大きく影響するだろう。」
●ロンドンのヒックスの広報のコメント
「スタジアムはプランに沿って進行します。」
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グローリーパークってすごい名前ですね、誰が住むんだろう(笑)。お金がないならリバプールを売れば良いんじゃないでしょうか。そうすれば彼が誓約したその施設の建設資金を賄えて、ヒックスはハッピー、ダラスの人々もハッピー、リバプールの人々もハッピーです。大団円じゃないですか!善は急げ!!
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無題
ヒックスは勿論最低だと思いますが、こんな人間にクラブを売ったムーアズやパリーもどうかと思います。
DICはいろいろキナ臭い話も聞きますし、他に良いオーナーになってくれそうな人はいないのでしょうか。
無題
DICが短期の利益ではなくリバプールを大きく育てるつもりがあるのなら、個人的には彼らで十分です。クラブを愛してくれるオーナーなら多少資金不足も許せるんですが、今の、金もない愛もない理解もリスペクトもない、空気も読めないじゃどうしようもないですね(泣)。