ブラックバーン戦後の、両監督のコメントです。
----------------------------------------------
●ラファ
(公式HP)「優れたチームとの厳しい対戦になるだろうということはわかっていましたので、この結果には喜ばなくてはなりませんね。後半には良いプレーが出来ましたし、特にベナユンが良く、その後はジェラードとトーレスが良かったですね。
私たちは良いゴールを決めましたから、喜ばなくてはなりません。特にあのアーセナル戦の後ですからね。あの試合で私たちは本当にハードワークをして良いプレーをし、誰もが私たちがどんなに良かったかを語っていました。次の試合に向けて選手たちを準備させておくのは簡単なことではありませんから、それが最もポジティブなことですね。
今度はフルハムに勝ちに行かなくてはなりません。その試合に勝利すれば、4位はほとんど間近です。チャンピオンズリーグというのは常に気を逸らされるものですから、可能な限り早く出場権を確保することが重要です。エバートンに何が起こるかは言えませんが、5ポイント差というのは重要ですよ。
(SKY Sportsより)タフな試合になるだろうということはわかっていましたが、私たちはフットボールを続けなくてはなりませんでした。私たちには変化をつける能力が必要であり、ベナユンがそれをもたらしてくれたと思います。
(トーレスの今シーズン30ゴール達成について)初シーズンですからね、30ゴールに私たちは本当に喜んでいます。
(
Liverpool Daily Postより、ヒックスの発言について・・・特に、「昨年のクリンスマンとの会合は、ジレットとリック・パリーもセットアップに加わり、会合に出席していた」という発言について)ピッチ外のことでは、私は自分が読んだ物に驚いています。私が知らなかった大勢が出席した会合について、私は説明を必要としています。このことについては、できるだけ速やかに役員会と話すつもりです・・・今日か明日にでも。疑問を解消する必要がありますし、私は答えが欲しいと思います。物事をはっきりとさせたいと思います。
私は本当に冷静です・・・しかし、答えを求めています。
私は、物事を明らかにするために、役員会と話す必要があります。他の監督と会合を持ったということには驚きました。私が気にしているのは、その会合に出席した人々です。
私たち(選手と監督)はプロフェッショナルであり、フットボールに集中しなくてはならないことを認識しています・・・そして、そうするよう努力するつもりです。役員会、そしてこの状況を説明する必要ある人々とともに、私はこの状況をはっきりさせるよう試みるつもりです。
これは選手に影響を与えてはいません。彼らは勝利を続けており、私たちがトップ4でフィニッシュし、チャンピオンズリーグで勝ち進まなくてはならないことをわかっています。私たちはフットボールに集中していなくてはなりません。
私はいくつか質問をするつもりです。彼ら(役員会)とこのことを話し合うつもりです。できるだけ早く・・・数日、おそらくは数時間内にです。これは私自身のポジションのことですから、私は状況をはっきりとさせたいと思っています・・・会合があったかどうかだけではなく、誰がその会合に出席していたかをです。
私は、今日そのことに影響をされてはいませんでした。トーレスとジェラードが良いプレーをしてくれましたからね・・・そして私たちは勝利しました。」
●マーク・ヒューズ監督(Liverpool Daily Post)
「我々は自分自身で問題を作ってしまった・・・避けられるはずのゴールを許し、謝ったエリアで過度なプレーをしてポゼッションを失ってしまうことでね。一連のプレーの中であれだけ連続してミスをすれば、ゴールを許してしまうだろう。
我々が許したゴールは、こちらから見ればお粗末なものだったよ。前半は私たちはしっかりと試合をしていた。両チームとも多くのチャンスは作れず、後半には何かできると強く感じていたよ。
ジェラードのゴールは我々を後手に廻し、彼らは私たちを突き放した。私は、リバプールと彼らの運動量、チームのために個々が払った努力の量に感銘を受けたよ・・・それが彼らのパフォーマンスの鍵となるものだった。
彼らは我々が働けるスペースを制限し、それがこちらにミスを起こさせた。我々は全く十分とは言えなかったよ。リバプールは非常に優れたチームであり、彼らは大きな自信を持ってプレーしている。」
------------------------------------------------
普段ならさらっとかわすピッチ外の質問に、ラファがこんな風に答えるのは非常に珍しいと思います。怒っていますね。ヒックスの言によると、クリンスマンさんとの会合には、ヒックス、ジレット両オーナーの他、パリー、ジレットの息子、ヒックスの息子が加わっていたとのこと。役員会のムーア以外全員ということになれば、「アメリカにいるからちょっと会って話を聞いた」というような類のものとは違っていたようです。
報道によると、ヒックスは水曜にSKY Sportsのインタビューを受ける予定だそうです。それが事実なら、どんな発言をしようとメディアはますます騒ぐでしょう。単に火に油を注ぐのが好きな焚き火好きというわけではないでしょうから、一体どういう意図があってこんな風にクラブやファンをかき回すのか、理解に苦しみます。それもあのヒルズボロの悲劇のセレモニーの翌日に・・・。
PR