TIMES紙より、ユーロ予選のイングランド対アンドラ、マケドニア戦に向けて招集されているクラウチのコメントです。
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僕は、昨シーズンにやったよりもさらに前進して行かなくちゃなりません。リバプールでFAカップに勝ち、イングランド代表でも自分の居場所を確かにしたことは実際すばらしかったですよ。でも、明らかに僕は今、もっと頑張って成長しなくてはなりません。ぼーっとしているわけには行きませんよ。頑張らないとね。
試合が始まって、クラブレベルで僕たちがやっている競争を見れば、僕がまず何よりもリバプールで成長しなくてはならないことがわかると思います。そしてさらに、イングランド代表でも僕自身の居場所を確かにしようとし続けなくてはなりません。
リバプールのようなクラブでは、すべてのポジションで競争が必要で、僕たちは今その真っ只中にいると思います。前線ではディルク・カイトが来て、健全な激しい競争が起こっていますよ。僕たち皆がプレーしたいし、僕は幸いなことに(土曜の)ウェスト・ハム戦ではスタメンに入れました。ディルクのことも僕はうれしかったですよ。彼は交代で入ってすばらしいプレーをしました。
プレッシャーは大きいですし、競争は厳しいですよ。ひとたびピッチに立ったら、いいパフォーマンスをしてゴールを決めなくてはならないとわかっています。今の所はうまく行ってますし、願わくばイングランド代表に入ってもさらにゴールを決めたいですね。
アンドラのようなチームと対戦するときは、人々は多くのゴールを期待するでしょう。でも、トリニダードはワールドカップで、それがいつも簡単なことではないということを見せました。相手チームを破るのはハードなことですし、最初のゴールが決まるまではすべてが難しい試合になると思いますよ。僕たちはそういう風に思わなくてはならないんです。
(マクラーレンが最初の試合でアシュトンを使いたかったのでは、という問いに)よくあることですよ。僕から見れば、僕はイングランド代表の最近何試合かはプレーしてきましたし、そのレベルでゴールもあげて来ました。12試合中8点です。その記録を続けて行きたいですよ。今シーズン、僕はいいスタートが切れています。ゴールをあげていれば、チャンスが巡ってきたときに、自信を持ってそれを掴めると思います。基本的に僕しだいですよ。
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カイトの評価がたった40分のプレーで急上昇なのに反して、クラウチはクラブでも代表でも得点を決めているにもかかわらず、評価はあまり上がりません。本人はもちろん危機感を持っているのでしょうが、根がいい人なのかそれとも見た目のせいなのか、いまいち気迫が伝わってこないのがせつないところです(笑)。
カイトはもちろんいい選手ですし、あのプレーを見たら期待を膨らませてしまうのですが、フェイエノールトでの試合ぶりを見た限りでは、まだコンスタントに結果を期待できるまではいかないと思います。
しかしFWが多くて使い方に迷う日が来るとは、2年前のシーズンからは想像もできなかったですね・・・。
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